白いカップ

テーブルの上に残された白いカップが作る影

さっきまで満たされていたはずなのに

カップの底に残る丸い跡

いつまでも続くと思っていた

満たさていていたあの時の記憶

カップの縁に残る唇の跡

触れ合っていた時の確かな記憶

いつか真っ白に消え去って

忘れる日が来るのかな

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