第928話 ドラマ『さよならマエストロ』最終回の一回手前の回が面白かったです!!

ドラマ『さよならマエストロ』最終回の一回手前の回が面白かったです!!

びっくりするくらい面白かったので、冗長で切っちゃった方は、気が向いた時に見てみてください。

正直、マエストロの過去回と最終回の一回手前の回だけでもよかった気がする……。


幼い頃から美しい音楽に囲まれ、大好きな両親と弟、指揮者の父親を訪ねる偉大な音楽家たちのセッション、振るように豊かな音楽が溢れていた少女時代の描写が美しく、そして成長するにつれて、自分より上手にヴァイオリンを弾く同年代の少女に「指揮者の娘は得だよね。うちは貧乏だからそんなに高いヴァイオリンは買ってもらえない」と傷つく言葉を投げかけられ、優勝していたコンクールに勝てなくなって、それでも父親と一緒に舞台に立つという夢を叶えるために死に物狂いにヴァイオリンを練習する日々。


念願叶って、コンクールの予選で会心の演奏ができた直後、父親から賞賛と共によりよい演奏をするためのアドバイスを貰ってしまって「これ以上の演奏はできない」と心が折れ、音楽をやめてしまったこと。


そういう印象的なシーンが本当に素敵でした。

今のところ、私の大好きなドラマ『マルモのおきて』や朝ドラ『あまちゃん』のテイストに近いのはドラマ『さよならマエストロ』かなあと思います。

ドラマ『厨房のありす』も好きですけど。


ダメなのはドラマ『院内警察』とドラマ『不適切にもほどがある』かなあ……。

どっちも最終回まで見ますけど。


ドラマ『院内警察』はドラマ『救命病棟24時』と比べてしまって、ダメさが際立つというか……。

私はドラマ『救命病棟24時』の香坂たまき先生がヒロインのシリーズとユースケ・サンタマリアさんが医局長を演じているシリーズが好きです。


ドラマ『院内警察』は男主人公が自分の恋人の死の真相を突き止めることだけに注力しているのが、見ててすごく嫌な感じがする。

恋人以外の、不審死というか、医者のエゴで死に至った感じの患者さんのことを利用して、院内のアクセス権を得たこととか……。


ドラマ『不適切にもほどがある』は、映画『ローマの休日』を引き合いに出して来たんですけど、映画『ローマの休日』の王女と新聞記者は状況が許せば、明日もあさってもずっと一緒にいたかったと思うんですけど、ドラマ『不適切にもほどがある』の美容師と男主人公の娘は、今日は一緒にいて楽しいけど、別に明日一緒にいたいと思わない(お互いの恋人がいるし)という茶番で、本当に嫌な感じでした。

茶番なドラマって、見終わった後に「茶番じゃん」って思うよね……。

せめて美容師には彼女いない設定にすればよかったよね……。


なんで朝ドラ『あまちゃん』みたいな素敵なドラマにしてくれないんだろうなあ。脚本家は同じなのに……。

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