第836話 韓国ドラマ『チュモン』の男主人公がいろんな意味ですごいと思った話。
韓国ドラマ『チュモン』の男主人公がいろんな意味ですごいと思った話です。
『チュモン』ってドラマのタイトルは漢字なんですけど、いちいち調べるほどの愛着が無いのでカタカナで表記してます。
韓国ドラマ『チュモン』の男主人公の登場シーンは、神殿の可愛い巫女たちが着替えをしているところを覗くシーンです。
覗き男が、男主人公って……。私、びっくりしました。
しかもチュモンは、清い身体であることが義務付けられた巫女見習いの可愛い女子を口説くんですよ!! その顔で!? みたいな。
巫女見習いの可愛い女子は当然、断るんですけど、チュモンは王子という身分をたてに彼女に迫るのです!! ストーカーじゃん。気持ち悪い……。
そして馬鹿男チュモンが巫女見習いの可愛い女子を部屋に連れ込み、話をしていた(一方的に言い寄っていた)その時、見張りの兵によって部屋の鍵が外からかけられて閉じ込められ、王族が出席しなければいけなかった祭祀に出席できず、それを王や異母兄弟の王子たち、生みの母親である側室のユファ姫に知られて『棒叩き20回』の刑を言い渡されます。
もう本当、いいところ一個も無い……という男主人公の韓国ドラマですが、ご都合主義満載で、たまに面白いです。
なんだかんだあって、男主人公が異母兄(正妃の子)二人と国の『神器』(弓)が祭られている山の洞窟を目指して旅に出ることになります。
なんで『神器』(弓)が王宮じゃなくて山の洞窟に祭られているのかとか全然わからないんですけど。
王子たちは供も連れず、旅の道中では自らを王子と名乗ってはいけないという命令を受けて山に向かって旅をするのですが、途中の森に霧がかかって視界が悪くなったところでなぜか底なし沼に嵌まった男主人公を、異母兄二人は見捨てて去ってしまいます。助けを求める男主人公の手を、ちょうどよく通りがかった隊商の二人が助ける……というご都合主義展開。
視界が悪い霧の中で、沼から出た手だけをめがけて縄を投げるって……。
そもそも霧で見えなくない?
荷物が全部泥まみれだったはずなのに、隊商と別れて洞窟に向かう男主人公の背中には綺麗な状態のリュックがあるし……。とにかくすごい。いろんな意味で。
異母兄二人もそうですけど、男主人公も、暗い洞窟でたいまつを持っていて、それはどこから出て来たのか……。ドラマの作りがめちゃくちゃ雑なんですけど「雑でもいい!! 気にしない!!」とばかりにストーリーがどんどん進んで行きます。
今(2023年11月中旬)私、見るドラマが少ないから見るけど、おすすめはしないかなあと思います。でも、もしかしたら面白くなるかもしれない。
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