第693話 ドラマ『育休刑事』最終回まで見ました!!
ドラマ『育休刑事』最終回まで見ました!!
れんくん(あかちゃん)が可愛かったです。
最終回までおままごと感が抜けない感じのドラマでしたけど、適当に見るのはいい感じな気がしました。そしてドラマ『育休刑事』を見たら、ドラマ『マルモのおきて』のすごさがわかる……。
ドラマ『マルモのおきて』は、私の中では最上級のドラマの一つです。
独身・彼女無しの中年男性・守(マルモ)が、中学時代、野球部でバッテリーを組んでいた親友が亡くなったことを知り、ショックを受けながらお葬式に行ったら、親戚が、彼の双子の子(ドラマ開始時、幼稚園の年長さん)の押し付け合いをしていることを知ります。
それで、結局『一人ずつなら引き取れる』という話になって、双子は離れ離れにされてしまうことになります。その時、守は親友が「子どもたちは双子でよかった。二人一緒なら、どんなことでも乗り越えられるから」と言っていたことを思い出します。
それからなんやかんやあって、守が子どもたちの面倒を見ることになるんですけど、そもそも一人暮らしの独身男性のところに子どもが二人も転がり込んでくるから、もう大変なわけですよ。
すごく狭い部屋(ベッド/棚/小さなテーブル・一人用/小さいキッチン/おそらくユニットバス)に、ベッドに子ども二人を寝かせて、自分は大家さんから借りた? 布団をベッド脇に敷いて寝るんですよ。
ご飯は、炊きたてのご飯にごま塩をかけて食べる。以上。という朝食。
子どもたちが栄養失調になっちゃう!! と心配した視聴者のために、大家さんは一階で喫茶店を営んでいるこわもてだけど優しいシングルファーザーの親父さんで、守(マルモ)のことも可愛がってくれているのです。子どもたちは守(マルモ)が会社に行っている間、喫茶店でご飯を食べさせてもらったり、夕飯はいつも親父さんがおいしくて可愛くて栄養満点のお子様ランチを作ってくれたりします。
ドラマ『マルモのおきて』は、とにかく、子育てにものすごく忙しくて、そこがすごく素敵だなあと思いながら見ていました。
でもドラマ『育休刑事』は、なんというか、暮らしている感じが全然しなかったです。
生活感が無い、綺麗に暮らしているドラマを見たい視聴者も一定数いるのかなあとは思うんですけど。
ドラマ『育休刑事』で一番違和感があったのは、男主人公の妻が、妊娠・出産を経ている期間にも「捜査一課長」というところです。
ドラマ『ラストマン』では、美人で優秀でものすごく仕事に没頭していて、上司にも部下にも「捜査一課長」にと望まれているのに、それでもガラスの天井に阻まれて女性初の「捜査一課長」に届かないサクラ刑事がいるのになあ……と思って。
ドラマ『育休刑事』の女性刑事のようなぬるい働き方をして「捜査一課長」って言われても、おままごと感がすごい。
でもれんくん(あかちゃん)が可愛かったので、見て良かったです。
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