第647話 『フリーゲーム制作者様の対応がすごい!!』と思った話。(2023年5月20日)

『フリーゲーム制作者様の対応がすごい!!』と思った話です。(2023年5月20日)


私はフリーゲームの感想を読むのが好きなので、自分がプレイしていないゲームの感想も楽しく読ませていただくのですが、そのフリーゲームの感想に……。


『道が狭くて敵とすれ違えなくてエンカウントするのに、絶対に逃げられるってゲーム紹介文で謳っているいるのはどういうこと?』的な内容をキツめの言い方で記載している感想があったのです。

そのフリーゲームは私がスルーしたRPGで、スルーした理由はR18男性向け作品……? と思うようなゲーム画像が掲載されていたからなのですが、ゲームの感想は読んでいたのです。


それで、その後のフリーゲーム制作者様の対応がすごかった。

『道が狭い』と指摘があったダンジョンを作り直してくださったのです!! すごい!! ゲームの更新履歴を見て、私は感動しました。すごい。


感動したから、そのフリーゲームをプレイしてみました。そうしたら綺麗で歩きやすいダンジョンで感動しました。でも……!!


私、そのフリーゲームに飽きました……!!

頑張って楽しくプレイしてエンディングに到達し、そのフリーゲームを褒め称えたかった。でも飽きた……。


そのフリーゲームには『称号』システムがあったんですけど、称号をレベルアップさせる方法が面倒くさくて、それなのに『新たに有用な称号を得たら』これまでレベルアップさせた称号がもったいないと感じてしまいそうだなあと思って。


あと、そのフリーゲームが『一本道』な感じが強かったのが、私には合わなかったです。あっちに行け、こっちに行け系のRPGはあんまり好きじゃない。


全然話は変わりますが、韓国ドラマ『悪の花』が本当に怖すぎる。

今回の事件は正統派なミステリーで怖くて面白かったです。

事件の概要をご紹介。犯人は誰か、動機は何か推理してみてくださいー。


・長い階段を上がった先にある家に住んでいる富豪の老婆が殺害される。

富豪の老婆には一人息子がいて、一人息子はギャンブルに溺れている。

富豪の老婆殺害の第一発見者は、老婆と親しい社会福祉士の女性。


・富豪の老婆は高額寄付者で、寄付の遺言書を作成済み。

社会福祉士の女性は『高額寄付者の老婆の要望で』世話を焼いていた。

彼女は「高額寄付者には逆らえない」と証言。

社会福祉士の女性は富豪の老婆が寄付の遺言書を作成したことを息子に伝えている。


富豪の老婆の犯人は『一人息子』か『社会福祉士の女性』のどちらかです。

さて、どちらでしょうか……!?


ここからは『悪の花』のドラマの映像の話なんですけど富豪の老婆が住んでいる家まで続く階段が、お寺とか神社の途方もなく長い階段を思わせるくらいに長い階段で、映像を見た私は「階段を見上げるだけで心がくじける。帰りたくなる。買い物大変そう」と思いました。


では、犯人の答え合わせです。犯人は……。


『社会福祉士の女性』でした!!

殺害の動機は『長い階段を上がりたくないから』です。


富豪の老婆は高額寄付者で社会福祉士の女性は、老婆に親切に対応するしかなかったのですが、老婆は社会福祉士の女性の苦痛を全く知らず(感じよく対応してもらっていたので、自分を好きで親切にしてくれていると誤認してもしかたないのですが)「私は多くは望まない。あなたが毎日私を訪ねて話し相手になってくれたらそれでいいのよ」と言って、老婆のためにりんごを剥いている(手には果物ナイフを持っている)社会福祉士の女性に背を向け「背中が痒いからかいて」と言ったのです。


その背中に……果物ナイフが突き立てられて老婆は殺害されたのでした……。


私、最初、ドラマで社会福祉士の女性を見た時は全然犯人だとは思わなかったんですけど、警察の捜査が進んで、その女性が住んでいるマンションの防犯カメラの映像で「朝の服装と帰宅時の服装が違う(帰宅時は服を裏返して着ている)」が出た時に「犯人は第一発見者という王道……!!」と思いました。凶器や証拠も、隠された場所だと納得できるところから出てきたので面白かったです。怖かったけど。

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