第482話 病院食のご飯っておいしくならないのかなあ……と思ったことはありますか?

病院食のご飯っておいしくならないのかなあ……と思ったことはありますか?


私は2023年の1月19日から2023年の1月27日まで入院していたのですが、その際、人生でこんなに米飯(ごはん)を連続て食べたことはないというほど、病院食でご飯を食べました。


おうちにいると、パンとかパスタとかラーメンとかピラフとかチャーハンとか、そういうのいろいろ変わるじゃないですか。

でも私はずーっと米飯だった……。たまにカレー風味の焼きそばとか出てきたから、食べたけど……。


病院食のご飯はプラスチックの器に盛られていて『常食』はご飯150gだったんですけど、お米の粒がプラスチックの器にくっついてびっくりしました。

退院後に食べた、炊飯器で炊いた炊き立てご飯は、ご飯粒、器にくっつかなかったよ……。


私は病院食で重湯とおかゆも食べたんですけど、病院食のおかゆがだまになっている部分があってびっくりしました。おかゆがだまになってるってある……?


病院で話した患者さんも「病院食はまずいから残しちゃう」って言ってて、私は朝ご飯と昼ご飯は頑張って完食出来る時もあるんですけど(特に朝ご飯はシンプルなメニューが多かったので)晩ご飯に変なごった煮とか、全然おいしくないビーフストロガノフとかでてくると厳しかったです。


一応、入院期間中に、パン食か米食か選ばせてもらえる機会があったんですけど、私、ふりかけや味付け海苔、韓国海苔は持参していたのですが、パンに対応する、パンをおいしくする物は全く持っていなかったので、パサパサのパンが出たらどうにもならないという危機意識に基づき、延々ご飯を食べ続けました。

でも、ふりかけも続くと飽きるんですよね……。私、家で、ほとんどふりかけ食べないので。


梅干しと納豆と、たくあんの細切りと大根ときゅうりにマヨネーズ掛けて和えたもの、そしてシャケフレークはおいしかったです。

あと魚もおいしかったー!! 焼き魚も味噌煮も西京焼きもおいしかったです。


私が入院した病院食の、ご飯を炊く担当の人が、実力と技術と情熱と思いやりを持って、ご飯を炊いてくれたらよかったのになあ……。

毎食ご飯の味が違って、全部まずいのってすごくない……?

たまにおいしくて、たまにまずいとかならわかるんだけど……。


ドラマ『孤独のグルメ』とかで病院食を取り上げてくれないかなあ。

病院食がおいしい病院なんて、入院してみないとわからない……。


病院食のメニューを考えてくれている方は頑張ってくれた気がしています。

寒天を使ったコーヒーゼリーとか、ヤクルトとかカゴメの鉄分入り飲み物や牛乳をつけてくれたり、煮リンゴとサツマイモにレーズンを加えたものをつけてくれたりしたので、食事を楽しませてあげよう的な心意気は感じました。


でも、まずいご飯150gより、おいしいご飯80gの方が私は嬉しかったなあ。

そういうのできないのかなあ。

病院食がまずくて残してしまったら、結局栄養取れないと思うんだけどなあ……。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る