第406話 ゲーム部分がすごくよくできていて面白いのに、テキストがひどいフリーゲームに遭遇した場合、どうしますか?

ゲーム部分がすごくよくできていて面白いのに、テキストがひどいフリーゲームに遭遇した場合、どうしますか?


私、FEライクなファンタジーSLG(SRPG)が好きなので、そういうテイストのゲームを見つけたら( SRPG Studio制作であれば)とりあえずプレイしてみることもあるんですけど、ゲーム部分は面白いのに、テキストがものすごくひどい(日本語が崩壊している系、ノリと勢いだけっぽい文章)作品があって、私は「ゲーム部分は面白いのにもったいないなあ。残念」と思いながら静かに立ち去り、沈黙を守ったんですけど、そのゲームの感想にすごい意見がついたのです!!


「ゲーム部分は面白いのに、テキストがひどすぎる。テキストは他の人に書いてもらってゲームを作った方が良い」的な……!!


事実だけど、それ言っちゃダメなやつー!! と私は思いました。

ひどいテキストだけど、絶対に、そのゲーム制作者の方は、自分で文章を書きたいタイプの人だと思うのです!!

そうじゃなかったら、あんなにひどい、長い文章は書かない!!(一章だけでも長かったので)


そうしたら、数日後、私が見た「ゲーム部分は面白いのに、テキストがひどすぎる。テキストは他の人に書いてもらってゲームを作った方が良い」的な意見は消えていました。

おそらくゲーム制作者の方が削除したのだと思います。


私も以前、同じような失敗をしたので、本当、自分が大好きなゲーム以外には感想は送らないようにしよう!! と思っています。(2022年11月27日現在)


私がした失敗というのは、ゲーム部分の面白さが80点/テキストのひどさで0点という印象のRPG(フリーゲーム)があって「キャラの会話が無いゲーム部分だけは面白いのになあ」という感想を抱いたことがあったのです。


当時、私はまだ「軽い気持ちで」ゲーム制作者の方に感想を送るタイプのプレイヤーだったので「ゲーム部分は面白かったので、テキストを見直してもらったら、さらに作品としてよくなるのではないかと思います」的な感想を気楽に送ってしまったのです。


そうしたら数日後、そのゲーム制作者の方から『そのゲームの二次創作をする場合の注意点』が書かれたメッセージが送られてきて「えっ!? なんで私がそのゲームの二次創作をしたがってると思ったの!? 心外!!」と思ったので「私はあなたのゲームの二次創作をしたいと思ったわけではないです。ただ、日本語が間違っている部分が多かったので、どなたかにテキストを校正してもらったら良いゲームになると思っただけです。すみません。私は二次創作はしませんのでご安心ください」というようなメッセージを送りました。


そして、思いました。

自分の日本語が間違っていることを認識せず、間違った日本語で構成されたテキストのゲームを、自信満々で『二次創作してもらえる』と思っているゲーム制作者の方がいるんだ……と……。


せめて「あなたは私のゲームの二次創作をご希望ですか?」と確認すれば「いいえ。私は二次創作をしようと思っていません」だけで済んだかもしれないのに……。


その後、私は『ものすごく面白くて大好きなゲーム』に限り、自分がどうしてもゲーム制作者の方に直接感想を届けたいと思った時に、ゲームの感想を送るようになりました。

もう気楽にゲームの感想は送らない……。誤認されると困るから……。

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