【書き手と読み手】それは嬉しいですか？ 傷つきますか？

第286話 本編に長文の宣伝をしまくっている長編小説を読んでいたことがありますか？

本編に長文の宣伝をしまくっている長編小説を読んでいたことがありますか？

私、今（2022年9月16日現在）は本編にすさまじく長い宣伝文がある小説とか、過剰なうっとうしい『ポイントクレクレ』からは★3評価と文章レビューを削除して逃げるくらい無理なんですけど、一時期は『無料で小説を読ませていただいているのだから、過剰な宣伝文があっても我慢しなくちゃ』と思いながら読んでいた時期がありました。

私が『もう絶対！！　絶対に長文の宣伝文を我慢しながら小説を読んだりしない！！』と決意した一端となった小説があります。

私は長編のファンタジー小説を読むのが好きなので、その小説を見つけた時は嬉しくて、楽しく読んでいたのです。

最初は本編に、余計なことは何も書いてなかったの。

だから、どんどん読み進めていったのです。

そうしたら『書籍化決定』ってなって「よかったね」と思いながら読んでたら、ものすごい宣伝文が、小説本編に頻繁に入って来るようになったのです……。

それでも「ここまで読み続けてきたんだし、宣伝文を我慢しながら読もう」って思いながら読んでたら、そのユーザーの方の別作品の書籍の宣伝（長文）も入ってきたんですよ！！

私は『今』自分が読んでいる小説の宣伝だから、長文の宣伝でも我慢してたのに！！

読む気も興味も全然好きでもない他作品の宣伝するとか有り得ない！！　と思って！！

なので、それからは、本文を読み終えて宣伝に突入する前に『目次に戻って』次の話を読んでいたんです。宣伝はもう一文字も読みたくなくて。

だけど『本文を読み終えて宣伝に突入する前に『目次に戻って』次の話を読むという面倒くさいことをするほど、この小説は価値があるだろうか』と我に返り、その時に最終更新分まで読み終わったのです。

それで、最終更新分だから久しぶりに宣伝文を読んだら『コミカライズの更新に合わせて小説を更新します』って大量の宣伝文とともに記載してあって「無理……。小説の更新を待つだけでもストレスなのに、小説が更新されるたびにこんな長文の宣伝とか無理。私は漫画は全然今は読みたくなくて、小説だけ読めればそれでいいのに……無理……」と思って、そのユーザーを『もう一生読まない』カテゴリーに分類し、立ち去りました。それから、ユーザーネームを見るたびに避けるようにしています。

このことで実感したんですけど、私（読み手）に『小説を読む』以外のことを要求するユーザーって、際限がなく要求してくることが多いと思うのです。

『ポイントクレクレ』もそうなんですけど、一回我慢しても、またやられて嫌な思いをするし『応援してください』もそうです。

私が★3評価と文章レビューを削除して逃げた小説の本編には『主人公や登場人物たちの活躍を見たければ評価等で応援してください』的な要求が書かれていて、それを読んだ時に、私は「私の★3評価と文章レビューだけじゃ足りないユーザーなんだな」と思って、私の★3評価と文章レビューを取り上げることにしました。

一応『評価やレビューは嬉しい』と書いてあったんですけど、嬉しかったならもっと要求するなんてこと有り得ないから。

そして『アクションもあるのでお楽しみに』と書いてあったんですけど、私、アクション要素嫌いです。

本当、余計なことを書かないでいてくれたら、楽しく小説を読めるのになあって思います……。