第152話 『小説のレビューで、小説の内容の注意喚起をしないでください』という書き手の方の訴え、どう思いますか?
『小説のレビューで、小説の内容の注意喚起をしないでください』という書き手の方の訴え、どう思いますか?
私『小説家のなろう』様のエッセイランキングに掲載されていた『小説のレビューで、小説の内容の注意喚起をしないでください』という書き手の方のエッセイを読んで「そんなことがあったんだなあ」と思ったんですけど……。
エッセイの内容は『ほのぼのストーリーから虐殺に走る』等『人を選ぶ』ストーリーを書くのが好きな方の作品を(おそらく)その書き手の方の作風に対して何の予備知識もない方が読み「こんなストーリー展開はひどい!!」的な感想を抱いて、その注意喚起を『小説のレビュー』に記載した……ということのようでした。
その書き手の方は「不満や反論があるなら、書き手側の意見を記載できる『感想』欄に書いてほしい。書き手が一切反論できないレビューに記載しないでほしい」と訴えていました。
これ、論点違う……よね?
その読み手の方は「その小説の特徴や読む際の注意点を、読み手の方に広く周知して、自分と同じ嫌な思いをするユーザーを減らしたい」と思ったから『レビュー』で注意喚起したんじゃないの……?
感想欄に不満を書いても「小説を読む前のユーザーには届かない」と判断したのではないでしょうか。それかレビューを書いた方が、小説の内容に対してめちゃくちゃ怒ってるとか。
人を選ぶ作風の方が「好きなように自由に」小説を書いて読み手から文句を言われないのって難しいと思うんですよね……。
なぜなら読み手にも「好きなように自由に」読む権利があるからです。
書き手の方だけが「好きなように自由に」書いて、読み手には「嫌なら何も言わずに離脱するように」と強要するのって、なんかアンフェアだと思うんですよね……。
「好きなように書く」ということは、何かを言われても「好きに書けばいい」のでそれでよくない……?
最終兵器『削除』と『ブロック』があるので、書き手の方が誹謗中傷に耐え続けなければならない事態にはならない気がします。
私も『清楚系良いお姉さん』だと思っていた姉キャラが『実はヤンキーと暴力で渡り合える』バイオレンス系だと提示されて小説を読むのを嫌になったり(書き手の方にクレーム等は言っていません。静かに離脱しました)『地味系女主人公が微妙なスキルを創意工夫で育てて生活環境を改善する話』だと思って楽しく読んでいたら『実は女主人公は美少女でスキルはチートだった』ことが判明して「なんで!?」と思った小説を読むのをやめたりしたので「実は〇〇でした」系は諸刃の剣ではないかなあと感じています……。
異論は認めますー!!
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