前のエピソード――第31話　書きたいシーンから書きますか？　物語の起点から書き始めますか？

怪しい出版社？　の誘いのメールを受け取ったことがありますか？

私は趣味で同人ゲームの制作と販売をしているのですが、ある時、怪しげな出版社からメールが来ました。

ずいぶん前の話で、そのメールはもう削除してしまったのですけど……。

その内容が『あなたの同人ゲームのシナリオを小説にして販売しませんか？』というものでした。

私は『はあ？　この人なに言ってるの……？』と思いました。

なぜ音楽と背景画像と立ち絵グラフィックとスチルが揃った同人ゲームを単なる小説にして販売しようと言ってくるのでしょうか。

しかも『小説が売れたら対価は折半』的なことを言ってきて、本当にわけがわからなくなりました。

『完成品（販売している）を無料で利用した上にさらに利益を得ようとしてるの？　本気……？』と思ったので『貴社が利用料を払った上で、著作権は私のサークルが所有。あとは契約書で応相談』的な返信をしたら、その後一切連絡が来ませんでした。

でも、その怪しいメールはフリーゲーム（ゲーム制作者様が頑張って作ったゲームを厚意で無料で遊ばせてくれるゲーム）制作者様複数のところにも行っていたらしく、数人のゲーム制作者様は、その誘いに乗って、ゲームシナリオを小説に書き直してデータを用意していたらしいのですが、怪しい出版社的な人と連絡が取れなくなったと書いてありました。

あの怪しい人、今、どうしているのでしょうか……。

変な出版社（的な人）からのメッセージが来たらどんどんガンガン公開して、みんなで追い詰めてやりましょうー！！　と思います。

出版社の名前とか相手の方の氏名を許可なく公開するとまずいことになると思うので、内容はぼかした感じで、でも『コイツだ！！』とわかる感じでどんどんいきましょう。

偉そうな出版社の編集の方に傷つけられた作家様の話も読んだことがあるので、そんな嫌な奴はどんどんネタにしてＰＶを稼いでほしい！！　私も読みます！！