第28話 小説のキーワード、多い方がいいですか? 少ない方がいいですか?

小説のキーワード、多い方がいいですか? 少ない方がいいですか?


斑猫様のコメントで『「人間として育った半妖の青年がハーレム構築+世界最強の野望を抱いて活躍する」という小説を執筆している』と教えて頂いたことで思い出したことがあります。


ずいぶん前に、当時、ゲーム制作を通して仲良くしてくださった方がいたのですが、その方が『三種類の同人ゲーム』をセットにして販売したことがあったのです。

『別々の三種類のゲームが一度に遊べてお得ではないだろうか』という趣旨で、私も『お得』だと思ったのです。だって、一個でも好きならお得ですよね?


でも結果は違いました。

その三種類の中の宿屋経営RPGが人気で、ホラーゲームが不人気だったのです。

プレイヤーの方の感想(複数)は『宿屋経営RPG単体で販売してほしかった』でした。


そうなんだ……!!

私は学習しました。

ゲームの構成要素を増やしても、プレイヤーの方は喜ばないのです……!!


おそらく、小説も同じだと思います。

小説のキーワードが増えれば増えるほど、苦手なキーワードに行きあたって小説をスルーする人数が増えるのではないでしょうか。


カクヨム様の小説のキーワードは、潔く一つとか、二つの小説も多く見受けられますが、その理由は『多数の方に一度小説に目を留めて頂けるように』ということなのかなと思います。


私はキーワードの中に一つ以上好きなワードがあり、嫌い/地雷なワードが一つもない小説を、タイトルとあらすじを確かめてから読み始めます。

テンション高めの一人称のあらすじがあると、キーワードに問題がなくてもスルーします……。


でも、多彩なキーワードの全部が好きなら、たぶんその小説はすごく好みな内容である可能性が高いので、小説のキーワードが多くても少なくても、私は頑張って好みの小説を探します……!!



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