第7話 どのくらいの割合で、自分好みの小説に出会えますか?
読み手の方、どのくらいの割合で、自分好みの小説に出会えますか?
私は、この前、カクヨム様でない無料小説サイトでキーワード検索をしたら、約3000作品提示され、そのうちで読みたいと思った小説は数作品で、最終話あるいは最終更新分まで読めた小説はその半数程度でした。
少なすぎる……!!
だってキーワード検索で3000作品も出てきたんだからせめて三分の一の1000作品くらい私好みの小説でもよくない!?
なんで……なんで数作品しか読みたいと思える小説に出会えないの……!!
本当に、私は、好きだと思う小説の範囲が狭いのです……。
だから読む小説を探すのが、本当に大変なのです……。
たとえば、女性の読者様に人気の『聖女主人公』と『魔王が恋愛対象』の小説。
基本的に、私……読めません……。
だって!!
魔王ってRPGのラスボスなんだよー!!
魔物か盗賊に滅ぼされた村から出発して、雑魚戦闘を頑張らされて、武器や防具を頑張って揃えたらダンジョンに設置された宝箱に入っていた素敵な装備品以下だと判明して泣き……。
「もう仕掛けとかわかんないー!!」と嘆きながら攻略情報に頼りつつ踏破したダンジョン、数々のイベント戦闘を経て、その果ての『魔王城』にいる存在、それが魔王なの……!!
ラストバトルは人型の魔王をやっと倒したと思ったら、たいてい第二形態とかになって「なんでそんなに巨大なの……!?」という化け物グラフィックになって、ラストバトルにまで温存に温存を重ねていたエリクサーとか使い果たしてやっと倒す存在なの……!!
それなのに!!
なんで魔王の敵側の聖女が、すぐに魔王に会えちゃうの……!!
と思ってしまって……読めないのです……。
ゲーム脳の弊害なのです……。
時々、私でも楽しめる聖女主人公の小説もありますが、魔王とは出会いません……。
だから小説のあらすじに「聖女として召喚された主人公が魔王と出会い」って書いてあったらお別れです。
悲しい……。
聖女あるいは勇者側の登場人物が魔王に出会うには5時間から10時間、あるいはそれ以上のプレイ時間が必要なのです。
そう思ってしまうゲーム脳……。
魔王城は、敵の本拠地だから宝箱を設置しない派のゲーム制作者様と、魔王城だけどめちゃくちゃ強い武器が入っている宝箱を設置してくださるゲーム制作者様がいて、それだけで性格がわかって楽しい……でも易々とは魔王の居場所にたどり着くことはできないのはどのRPGもだいたい同じ……。
私、ゲームで遊ぶのすごく好きなので、ゲーム要素がある小説を読むのが大好きなのです!!
でも男主人公のゲーム要素がある小説の多くには『ハーレム』がついてくるの……!!
カクヨム様は『男主人公』『ハーレム』好きの読者様が楽しめそうな小説がたくさんあって本当に羨ましいです。
私も『男主人公』『ハーレム』キーワードの小説を楽しく読めたら、こんなに頑張って小説を探さなくてもいいのに……!!
私が楽しく読める小説は、私が頑張って探して、私が読んでみないと判断できないので、これからも頑張って探します。きっと見つかるはず……!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます