第6話 加護騎士団長 [クサナギ]&[ティアポリア]&[アルス]

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レヴィアが生まれる6年前、[ヘリオス]の山岳部の鳥人の村にフラミンゴの女の子が生まれた。

名を『瓈梨夜』といった。


少女は力は弱いがとても動きが早く4歳の時点で村の大人たちよりも早く飛べた。

力も他の同年代よりも強く周りからは、高位の加護を持っているのではないかと期待されたが

少女の村には神殿がなく加護レベルを計ることができなかった。


少女は速さと力をさらに伸ばし16になると幼馴染を伴い街に出て冒険者になった。


僅か二年弱で上位竜狩りにまでなり、獣王に呼ばれ直々にお褒めの言葉を賜った。

その時に加護レベルを尋ねられ、村に神殿がなく調べたことが無い事を告げると、

「神官長をここにっ!いますぐだ!」とそのまま測定することになった。


「この水晶に手を翳してください」

彼女が水晶に手をかざすとものすごい光が玉座の間を包み込んだ。


光が収まり表示されたレベルを見ると、

《ヘリオスの加護Lv9》《武神の加護Lv8》


二柱の加護をどちらとも高位で持っている


その場で騎士団への入団を打診され、彼女はその場で騎士となり

幼馴染の少女は従者の道を選んだ。



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ガルス パルクは海底都市ゼルムで生まれた。

少年は力がとても強く5歳での測定前に大人に腕相撲で勝ってしまった。


少年の加護レベルは、、

《ティアポリスの加護Lv9》《筋肉神マスルウの加護Lv7》《斧神バルバードンの加護Lv9》


筋肉神の加護は筋トレをした時にStrの伸びに補正がつくなど様々な恩恵があり

筋肉国マッスラー以外ではかなり稀な加護である


彼は斧を得意とし、ティアポリア最強の騎士として加護騎士団長に就任した。


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クトラ エリルは第二森林都市フォリーストで猟師の家の三女として生まれた。

彼女は脚力にたけていた、エルフは多種族よりも寿命は300~500と長く幼少期の成長が遅いため、加護Lvの測定が10歳になるのだが、七歳のころには大人に混じり木々の間を跳び回り短剣と弓を使い狩りをしていた。


測定では《グズロノフの加護Lv9》《弓神アルトロスの加護Lv10》を所持


武神の下につく中位神とはいえLv10はかなり異例なものである

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