レヴィア戦記

第1話 世界レイルーン

世界には、世界間の衝突や歪から生まれた力に、人の負の感情が合わさって生まれる、

「魔物」が存在しており、それぞれの強さごとに

子供でも対処可能な「低級下位魔物」

一般人でも対処可能な「低級中位魔物」

多少の訓練を受けた人ならば対処可能な「低級高位魔物」

訓練を受けた兵士が一人で対処可能なものを「中級下位魔物」

訓練を受けた兵士が数人で対処するものを「中級中位魔物」

熟練の兵士数人で相手にするものを「中級上位魔物」

さらに上には上級の下位から最上位の四段階

上級最上位は英雄級が単体で討伐可能

その上には災害級そして厄災級と神話級、これらが存在し、

災害級ならば英雄格が数人

神話、厄災級になると英雄と呼ばれる人外の強さを持った者たちが、数多くの犠牲を出しながらようやく討伐できるレベルである

国に属さず世界を旅しながら活動する冒険者の強さは基本的に魔物の名前で区別される

登録初期は「小鬼狩り」次に「豚鬼狩り」、「鬼狩り」、「オオトカゲ狩り」、「下位竜狩り」、「中位竜狩り」、「上位竜狩り」、「下位龍狩り」、「中位龍狩り」、「上位龍狩り」、最上位ランクだけは魔物の名前ではなく、過去の英雄の名で「天華」と表記される。

世界には各神を信仰する国家が存在する。

特に大きな国は

太陽と炎の神、「ヘリオス」を信仰する獣人たちの国、神炎国家[クサナギ]

海と水の神、「ティアポリス」を信仰する海人族の国、海上国家[ティアポリア]

天候と緑の神「グズロノフ」を信仰するエルフの国、森林国家[アルス]

大地と岩の神、「アルガルス」を信仰するドワーフの国、地底国家[アルドギア]

大空と風の神、「ナキリア」を信仰する飛人族の国、天空都市国家[ルカニール]

絶望と闇の神、「ヴィダール」を信仰する魔族の国、魔界国[ベルゼキア]

希望と光の神、「エリシュオン」を信仰する人族の国、神聖国[エリリューシュ]

混沌と狂気の神「ワンダレル」を中心とした並ぶものなき圧倒的な平和による混沌の集まりによる学園型国家「私立ダレルスクール」

宇宙と兵器の神「星ノ宮 阿頼耶」の星螺世界

幻影と無限と虚ろの神、「ネフィストス」を信仰する多種族国家、夢幻国[ネフィストラニアス]

これらの大国と細かな数十の国が溢れる

それがこの世界、レイルーンの国の現状である

それぞれの国が、通常の騎士団のほかに、

信仰する神の加護を受けたものだけで構成される精鋭部隊が存在し、

加護騎士と呼ばれる彼らは、一人ひとりが英雄級の実力を持つとされている。

各国の加護騎士の代表は

[クサナギ]の神炎加護騎士団 団長の『瓈梨夜 暁月（ リリヤ　 アカツキ）』

[ティアポリア]の海神騎士団 団長の『ガルス パルク』

[アルス]の自然騎士団 団長の『クトラ エリル』

[アルドギア]の地神兵団 団長の『ガイアス ガルガルス』

[ルカニール]の空騎士団 団長の『エアリス キルス』

[ベルゼキア]の魔攻師団長 『アースノルド レイド』

[エリリューシュ]の奇跡の騎士団団長の『ゆらいず ゆーらいず』

[私立ダレルスクール]の魔導鎧騎士団 団長の『アレルヤ』

[ネフィストラニアス]の幻夢魔導士団 団長 『レヴィア』