終末期-レッドポット-

七星北斗(化物)

プロローグ 今日の僕と、明日の僕は違う。

 その日、流星群が降った。


 世界全てが溶けるように流星群に包まれる。


 津波が押し寄せ、全ての国は滅んだ。


 しかしある一ヶ所だけは無事だった。


 その場所は、高遠神社。


 巫女装束の黒髪の美しい、年若き少女が舞う。


 すると、時間が遡るように世界の変化が修復されていく。


 まるで夢でも見ているのではないかと錯覚を覚える。


 それは世界の変化の修復ではなく、舞う少女にだ。


 どこか浮世離れした巫女装束の少女。


 何が起きているのか?何故、この神社だけは無事なのか?


 少女は一体何者なのだろうか?


 そして僕を壊すように感じる心臓の鼓動は?

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終末期-レッドポット- 七星北斗(化物) @sitiseihokuto

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