第5話
私は様々な人格を持つ人間だと
思う。多重人格かもしれない。
今からは私の中のAさんが叫んでいる
言葉だ。綺麗事を言うんじゃねえ!
「綺麗事を言う人間が
私は一番残酷だと思う。
才能、知性、努力、経済力、人間関係、技術に関する知見、語学力、発信力、肩書き。
全て揃っていても
簡単には、ピカソやゴッホのようには
なれないんだよ。
綺麗言うなよ。
肩書きなんか、
いらない。
それで、責任取れるのかよ。
私は、綺麗事で
中途半端に夢見させる
大人が嫌いだ。
本物しか
残らない世界。
人間関係だって
世界を動かしている人達や
王様など巻き込めないと
時代には
残らない。
漫画やアニメは別。
だけど、
絵画の世界は
作品がいい、
だけでは
少なくとも2022年は闘えないよ。
美大、東京藝大。
関係ないよ。
己の作品で
一人の人間の人生変えられるか。
そのくらいのエネルギーがあるかどうか。
甘ったれんな。
レールに乗って
安心するな。
その先に
レールの続きなんて…
あるのか、ないのか
感じとれよ!」
私の中には
複数の人格がいると思う。
これが、私の中のAさんの
気持ちだ。
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