「幼馴染ちゃんと何喋ってたの？

なんか彼氏も一緒だったっぽいけど」

「あ、別に大したことないよ」

「んー、なんか気になるな。

話せない内容なの？」

校門のところでしばしそんな立ち話をしてから歩き出した。

女的には俺が幼馴染と話してた内容とか気になるもんらしい。ハルはそーゆーの気にしなさそうだけど、気になるらしい。

「藤島くんに無理矢理キスされたってのはどうも嘘らしいんだ」

「へー、嘘ねぇ」

「両者の同意があったみたいでさ」

「それなら、シンジ的には幼馴染ちゃんを

キッパリ振れるわけだよね？

ま、もうその顔はあんまり過去のことに気が

ないみたいな、清々しい顔してるけど、

そーゆー意味にとっていいってこと？」

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい