真相
「しかもな、知らないやつが聞けば本当かと思うようなこと言うのやめろよ。
無理矢理キス?は、俺が悪いみたいに言うのやめろよ。実際は、真実はよー、
いいか、陰キャくん、、
ヒナタのやつが同意のうえ、俺にキスさせたの。大体な、俺の噂知ってんだろ。
キスがうまい、イケメンの藤島くんって通り名をさぁ」
俺の名前は陰キャくん、ではないが、
ここは藤島くんの話に耳を傾けてやることにした。
「つまりな、俺にキスされてみたくて
おまえの幼馴染はキスされたわけよ。
だから、無理矢理俺がキスした、とか
デタラメ言うのやめろや」
ヒナタをチラリと見ると、
顔が真っ赤になってた。
「あー、ヒナタ。俺に嘘ついてたんだ。
無理矢理キスされたってのは、口から出まかせだったのな…」
「…っ!!」
藤島くんはペラペラと真相を喋り、
真実を知った俺は、このあと、
ハルの待ってる校門に迷いなくかけていくことができるのであった。
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