思案

結論は急がずともほっといても出る感じだった。

その場では回答せずに、放課後まで待って成り行きに任せるのも

ありかなと思う。

さて。

時間はながれハルとともにハルの家に向かうことになった。

とその前に下駄箱のところで幼馴染に出くわした。

「待ってよ、まさかこれからイチャラブしようなんて腹積もりじゃないでしょうね?」

「そのまさかだよ」

「は!?マジ??」

「うん、これからハルの家に行くんだ」

「えええええ」

「止めるなよ、お前には藤島くんがいて、俺にはハルって彼女がいる。

それだけの事」


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