第9話

放課後になって。

俺の教室にギャルがやって来た。

教室にはまばらに残るクラスメイト。

俺がギャルと喋ってるのでなんか好奇の目で見てた。誤解すんなよ皆の衆。

ただ、彼女は

俺に空のお弁当を返しにきたのだ。

それだけのことだ。

「山吹くん!ありがと。全部食べたよ」

「あ、それはよかった」

「それにしても山吹くんのお母さん、料理上手なのね?」

「いや、あれ、俺が作ったんだよね...」

「そ、そうなの!?それは意外だわ...!!」


ちょっとした間。


「ねぇ。今日一緒に帰らない?

私、この街のこといろいろ知らないの。

ちょっと案内してほしくてさ」

「え」


なんか俺、誘われたっぽいぞ。

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