「お読みいただき」の不思議
ヘツポツ斎
いただき? くださり??
えーどうも。敬語とか煩雑だし滅んじまえばいいんじゃな委員会会員、俺です。言葉なんてコミュニケーションのためのものだし、話者双方の意思伝達さえうまくいきゃいいんじゃな委員会会員でもあります。「正しい言葉遣い」警察マジ鬱陶しいよね。
ところで一切納得行ってない表現があるんですけど!(盛大なる矛盾)
何かって言うとですね。小説サイト界隈に伝わってる、「お読みいただきありがとうございます」なんですよ。
尊敬の念見えるよね?
通じてるよね?
だから、いい。いいはずなんです。けどなんか魚の小骨が喉につっかえててさー。
で、これの理由。ようやく見えてきたんです。
「お読みいただく」って、ナチュラルにつなげると「お読みいただければ幸いです」、つまり未来の行為に対する敬意表現なんですよね。
対して「お読みくださる」は、「お読みくださって幸いです」じゃないでしょうか。つまり過去、すでに受け取り済みの行為に対する敬意。
なら、自然なのは「お読みくださり」なのでは? って思うんですよ。ただ、「くださる」って言葉だと、ややネガティブなイメージがつきまとう気もする。だから避けたのかなぁ。
この表現、管見の限りだと「言葉の絡む創作界隈」に見えるんですよね。特によく見るのが小説と、あと脚本のある動画界隈。
この辺りがどういう発祥なのかとか、みなさんがどう認識されてるのかとか、伺ってみたくなりましたる次第。よろしければコメント等でお教えいただければ幸いなのです、よろしくおねがいします!
あれ? けどお教えくだされば、でも通じるな? 尊敬語と謙譲語ちゃんと調べればなんか見えてくる?
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