閑話 ピクミンブルーム

 ポケモンGOと同じく、ナイアンティック(アメリカの会社)と任天堂コラボのゲームなので、リリースしてすぐくらいにやってみました!


 私個人のピクミンの知識は、家庭用ゲーム機でのピクミンが出てすぐの、歌詞が可愛くてシュールなCMのみ。


 いったいどんなゲームなのかと思ったら、ピクミンブルーム(スマホゲーム)は、『リアルに歩くことでゲーム画面上に花のもとをまいてゲーム上の街(リアル遵守)を花でいっぱいにする』ゲームでした。


 自分のキャラクターを作成し(任天堂家庭用ゲーム機をすでに使っていれば共通アバターを使うこともできる)、もともといるピクミンにご飯をあげて、ピクミンから光る玉みたいな花のもとをもらって、そのどれか(花の種類と色が違う)を歩く時にまくように設定し、リアルで歩きます。すると歩いたところに花の道ができるという! うーん、メルヘン。


 ポケモンGOでポケストップかジムのあった場所に大きな芽があって、ユーザーがその周辺を歩くことで芽に花のもとがたまり、芽は大きなつぼみに成長して、集まった花のもとの種類によって、大きな花を咲かせます。

(何色のどんな花が咲くか事前にわかるときとわからないときがある)


(私が遊んでいた時は普通の花とバラとパンジーしか種類がなかったけど、季節ごとに少しずつ増えてるっぽい)


 他の人が植えた花も見えるので、散歩に最適なうちの近所はすでに花だらけ。


 ピクミンにご飯をあげたり、ピクミンから花のもとをもらったりする時の仕草も可愛いのですが、いつでも花々の間でくつろぐピクミンたちを見ることができます。それがいちいちファンタジックな一枚絵のような光景で。


 半分透けた花びらのあっちとこっちで追いかけっこしていたり、ひょっこり顔をだしたり、横になっていたり、ほっこり状態を見るたびに癒されていました。


 しかもうちはスマホの電波の入りが微妙でよく時空を越えていたので、実際に妖精界に入り込んだみたいで面白かったです。


(今いる場所ではなく、見知らぬ花だらけの土地が画面にランダムで表示されていた。大きな花をタップして、そこに表示されたリアル建物の写真と名前から、二駅先だったり、ちょっと離れた近所だったりするのを知るのが面白かった)


 花の元をくれるピクミンを増やすには、あちこちに落ちているピクミンの苗?(鉢植え)を拾ってきて、リアルで歩いた距離で孵化?させます。


 鉢植えの色や形でピクミンの種類が違い、落ちていた場所によって後からつくピクミンの飾りが決まります。


 ピクミンのご飯になる果物もあちこちに落ちているので、今一緒にいるピクミンに頼んで、苗や果物を自分のいる場所まで持って帰ってもらいます(おつかいに行ってもらう)。


 協力して運んでいる様子がまた可愛くて、ついついじーっと見守っていました。


 ポケモンGOのジムかポケストップのある場所にキノコがはえていて、自分のピクミンと誰かのピクミンと協力してキノコ狩りができます。タイムが良いともらえるピクミンのご飯が多くなります。


 一日の終わりには、今日はどれだけ歩いたよ、ピクミンはここにおつかいに行ったよ、というのが、おつかい中のピクミンが写っている写真(自動で追加される。ピクミンがそれぞれポーズとっててめちゃ可愛い)も交えて、スクラップブック風に表示され保存されます。


 その日に自分でもスマホ写真をとっていれば、その写真が自動で追加されることもあるし、自分で選んで追加することもできます。

(ポケモンGOと連動しているのか、GOで撮った相棒ポケモンの写真が使われることもあった)


 このまとめ画面も好きでした。

 自分がリアルで行った場所が、ゲーム地図上で色づいていくのも嬉しかった。


 なんとも平和なゲームなのですが。


 とにかく歩かないとなのと、キャラクターがスキップしながら花だらけの街を歩くからか、リリース直後だったからか、私の最新ではないスマホでは重かったのと、文字が思っていたよりも小さかったことと、先にポケモンGOをしていた自分からしたら、ピクミンの種類が少なかったのかもしれません。


「どうせ歩くのならばポケモンGOとピクミンブルーム同時にできていいじゃん!」


 と思っていたのですが、ご飯をあげたり、花のもとを回収したりがだんだんわずらわしくなって、やめてしまいました。


 すみません~~m(_ _)m。

 雰囲気は好きだったんですよ!!

 今でもスクショを見ては癒されています。


 だから逆に、


「ポケモンGOはイベント多すぎてしんどい」

「可愛い生き物がバトルとかないわ~」

「歩くのメインでのんびり楽しみたい」


 という方には、ピクミンブルームの方があっているのかもしれません。

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