うーむ、確かに、これは密室殺人ではないかと、勝手に考えてしまいました。しかし問題編をよく読むと、そうではないことが分かります。
しかし部屋の内側のドアノブに血をつけ忘れたり、エレベーターに乗ってしまったりとお粗末な犯行であった。
→部屋の内側のドアノブに血を付けるのは、犯行が室内で行われたことにするためだと思われます。うーむ、なるほど。これも面白いです。
できれば、このような犯人当ての小説をもっと書いていただきたいと思いました。
作者からの返信
3話ともに真摯な推理をしていただいて本当にありがとうございました。感動しております。
拙い作品ではありますが、トリックが思い付いたら書いてみようと思います。
ありがとうございました。
鍵が開かれたときしか犯行のタイミングがないかな、というところまでは行けましたが、そっから先には進めませんでした。死体を移動させたという事は、車いすの妙には無理そうだなとは思いましたが、推理小説好きとしては、車いすの人物が出てくると、まず本当に足が悪いのか疑ってしまいますね。
冒頭のエレベーターのシーンですが、二階から降りてくるのが伏線だとは気づきませんでした。確かに重要なシーンですね。
あと、部屋を調べる時にわざわざ本棚を動かすシーンを入れたのは、里美には力が無くて動かせなかったけど、憲武は動かせたというところから、死体を移動させるだけの力があるという推理に持っていくためですかね。
女性が男の死体を引きずるのは不可能かどうかは微妙かもしれないとは思いましたが、憲武が犯人なのは蓋然性が高いでしょうし、色々とお粗末な点があるので、警察が来たらすぐに逮捕にはなりそうですね。