48日目(5/30)ワトソンくん、胸を貸したまえ

 5月30日。晴れているものの、日陰はちょっと肌寒い。


 そろそろ日記が飽きられてるんじゃないかという今日このごろである。


 今日は副反応と生理のダブルパンチにやられて教習所を休んだ。お腹痛いし熱あるしでしんどかった。行こうと思えば行けたけど、ここで無理をしてはいけないと学んだ。無理はしない。


 相変わらず今日も小説を書くマシンである。


 午前中はBL小説の事後の話を書く。行為が終わって実はちょっとほっとしている(まだ続くけど)。シガーキスってセックスよりえっちだと思う。


 午後は「百合小説が読みたい」と熱いご所望に答えて、以前から温めていた(というか書きあぐねていた)頭の悪い百合を書く。探偵さんが推理をするときにする特定の動作(コーヒーミル回すとか)を「胸を揉む」にしたやつ。男女だとあまりに生々しいので百合になったやつである。決め台詞は「ワトソンくん、胸を貸したまえ」。胸をもみしだくのはホームズの方だけど、ベッドではワトソンくんが攻めなのは私のこだわり。


 ノリと勢いとやけくそだけで書いた小説だったが、「めっちゃ好き」と言ってくれる人が思いのほか多かった。「登場人物がみんな頭おかしい」と、普段はいただかない評価もいただいた。普段の作風とあまりに違いすぎて「本当に同じ人が書いてる?」とゴーストライター疑惑まで立った。


 ごめんね!!!私があまりに天才だから!!!!

 引き出しが広すぎるから!!!!


 へん。


 読者から続編を期待されてどうしたものかと考えているゆきこである。


 明日から6月。

 残りあと17日。

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