33日目(5/16)路上教習スプラッシュマウンテン

 5月16日。今日も雨で寒い。


 いつもの時間に、いつも通り教習所へ。今日から路上教習が始まるが、あいにくの雨である。

 車の部品やらなんやらを説明され、いざ路上へ。今まで守られた場所でぬくぬくと運転していたから、路上は怖い。何があるか分からない。教習所のコースでは平均時速20kmくらいで運転していたのに、急に50kmだの60km出せというのも怖い。1時間目はハンドルをギチギチに握りながら運転する。速度を一定に保つのも難しい。「いやー怖かったです」と帰路に言ったら、「そうですか? 落ち着いていたように見えたけど」と教官の人に言われたが、全然そんなことない。

 そのまま連続で2時間目へ。この島はやたら起伏とカーブが多い。カーブのたびにチキってスピードを落としすぎる。おまけにこの雨で、古い道路になると水たまりがすごい。何回もバシャーンと派手に飛沫をあげる。「こういうときは、対向車がいなければ避けてもいいんですよ」と言われても、スピードが出ているからハンドルを切るのがおっかない。

 何度か水たまりを避けようとこころみるも、うまくいかず。一度、でかい水たまりに正面からつっこんで、またもやバシャーン。スプラッシュマウンテンみたいになる。教官からは「わざとやってる?」と笑われる。違うんです。「水たまりで遊ぶ子どもじゃないんだから」など散々な言われようである。

 そんなこんなで冷や汗びっしょりで初めての路上教習が終わる。2時間目にもなると少しずつ慣れてきて、速度を少しずつ一定にできるようになったのは成長。


 さて、今日は1時には教習が終わるので、そのまま直帰で昼ご飯を食べる予定だった。そこで事務の人に送りの車の時間を確認すると、「4時です」と言われる。

 

 4時?????


 3時間の空きを空腹で過ごすのはつらい。しかもノートパソコンの充電ケーブルをもってきていないから作業も怪しい。ここで母に泣きついて迎えに来てもらうことになった。


 帰ってからお昼ご飯(親子丼)を食べると3時である。すぐにチビたちが返ってきて、おやつの時間になるも、おなかがいっぱいである。つらみ。


 その後は学科教習を消化しつつ小説を書く。今日のところは本当に上手く書けたと思う。読み直してて自分でちょっと泣きそうになったくらい。

 今度のバンドの小説は本当にいい出来だと思う。今まで以上に人物造形が生々しくリアルにできている気がするし、うまいこと「青春の終わり」みたいなエモを凝縮できている気がする。同人小説で出版する予定なのでぜひ買ってください。宣伝です、はい。

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