第14話
「あ、相変わらず気が利くじゃん!シンジ」
「ったりめーだろ。何年おまえの幼馴染やってっと思う?」
「幼稚園時代からだから、かれこれ10年以上にはなるわね」
「そのくらい付き合ってたらそりゃあ手取り足取りおまえの望むことがわかるようになるわな」
「じゃ、じゃあ、わかってると思うけど...!」
「あー、ノートだろ。数学のノート。それからおまえの苦手な理系科目のノートを二冊用意しといた。つまり、あとは化学のノートな。ほらよ、ありがたく写しとれ」
「ちっ、違うわよ...!それも大事だけれど
私の気持ちに気付いているんでしょ...??
長い付き合いなんだからさ...」
「うーん...俺、かなり鈍いからなぁ」
「おまえの口から聞かないとわからんなあ」
「なっ...!」
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