お嬢様の休日

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お嬢様の休日

(執事に言ってる)それじゃあ行ってくるわね。あっ、車は用意しなくていいわ。今日は電車で行くから。

…そう。お父様の誕生日がもうすぐだし、その為の準備。くれぐれもお父様には内緒にしててよ?

お夕食の時間までには帰るから。それじゃあ、いってきま~す。


はぁ〜(´Д`)お父様の為とは言え、ケーキ屋さん5軒はしごはさすがに足が痛くなってきたわね。

【雨が降り出してきた】え?雨?もぉ〜今日、雨降るなんて言ってなかったのにぃ。


【雨の中を走る→雨宿り】やだっ、なんでバックのポケットが開いてるのよっ!も〜スマホが水浸しじゃないのー。初めて来た場所なのに、地図アプリなかったら家に帰れないじゃない。


あれ?ここって○○(執事の名前)の家の近くじゃないかしら?

…そうそう、あのオレンジの三角屋根のお店、見覚えあるわ。間違いない。

○○、あの頃から引っ越してなければいいけど…

あっ、あったわ。可愛い水色のアパート。確か二階の一番奥だったわよね。

【階段を登る→表札を確認】うん。合ってる。

【玄関ベル・ピンポーン】【玄関ドアが開く音・ガチャ】はぁ〜良かった。…あ、傘持って無くて…スマホも水浸しになっちゃって困ってたの。○○が引っ越してなくて良かったわ。

…え?シャワー貸してくれるの?服まで乾かしておいてくれるの?ありがとう。本当助かったわ。


はぁ〜暖まったわーありがとう。あれっ?そういえば○○、昨日と今日って連休だったのよね?休日なのにお邪魔じゃなかったかしら?…大丈夫?午前中にゆっくりできたの?そう、それなら良かった。


あっそうそう。もうすぐお父様の誕生日だから、お父様の誕生日ケーキを決めようと思って、おいしくて有名なケーキを色々と買って来たの。○○も一緒に味見してくれないかしら?…いい?良かったぁ。私一人でこんなにたくさん食べ切れないし困ってたの。紅茶も買って来たから、ケーキと一緒にいただきましょ。


じゃあ買って来たケーキ、箱から全部出してみるわね。…さすがに有名なケーキ屋さんなだけあって、全部見た目が綺麗だしおいしそうね。…え?お父様が□□のケーキが好きって聞いた事があるの?そうなの?じゃあ○○に聞けば良かったわね。□□のケーキならこれ1個だけだし、これに決まりね!それじゃあこのケーキからいただきましょ。…うん!おいし〜!これならお父様も喜んでくれるわ。…残りのケーキ?そうねぇ。あとはお父様に見つからないように執事とシェフに食べさせるわ。


お時間大丈夫ですか、って?あ、そうね。そろそろ帰らないとね。え?○○が家まで送ってくれるの?いえ、そんな、何から何まで悪いわ。…○○からお父様に直接渡したい物があるの?そう?それなら送ってもらってもいいかしら?今日は○○がいてくれて良かったわ。本当ありがとう。

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