一人芝居
寄る辺なきこの想いを煮詰め
蠱毒となれりわが心
沼の淵にて糸を垂れれば
縋るものはいつかの自分
よすがなきわが身を余し
天より垂れる麻の糸
映る景色は幾つと知れず
己が慰めに縋るのみ
一人芝居を続ける脳髄
醒めぬ夢に泥むこころ
されどそれは救いであったか?
されどそれは想いを遂げたか?
さあさあ忘れよ春の暁に
筏葛さえ
パンタグラフのテンポに合わせ
バル・ミュゼットを踊りましょう
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