無職の英雄譚~英雄と呼ばれた者達が職業『無職』になった理由とは?~【無職無双】

あずま悠紀

第1話


「うぉおおーー!!!無職にだってやれるんだ!!」そう叫び俺は目の前にいる巨大な黒い犬型の魔獣に飛び掛かった。奴の顎にアッパーを食らわせる。魔獣は大きく後ろに吹っ飛んだ後そのまま地面に倒れた そして倒れている魔獣の上に飛び乗りとどめを刺そうとした時、突然俺の背後に何かが凄い勢いで落下してきた。それは地面を大きく揺らした。俺は何が起きたか分からず振り向くとその視線の先には、全長20メートルはありそうな白銀色の竜がいた。



「おま!!?何だよこれ!!?」

あまりの大きさに唖然としながら叫んでいるとその声を聞いた白銀竜も驚きながらこちらを見た。

(なんだコイツ!?)と思いながらもその美しさに見惚れていたその時、後ろの方で声が聞こえた。振り返るとそこには一人の少年が倒れていた。

(まさかアイツもさっきの落石にぶつかったのか?)と思っているとその横に一人の女が降りてきた。その女を見て更に驚く。何故ならその女の背中には翼があったのだ。つまりこいつらは人間じゃない、おそらくこの世界では珍しい種族である亜人だと思われた。

だがそれよりも気になることがあった。その女はなんというか非常に美しかったのだ。

「えっと君は一体誰だい?」と聞くがその少女は自分のことを無視して倒れてる少年に向かって話し掛け始めた。その様子に少しムッとするが一応返事が来るまでは黙ってみておくことにする。

「おい!しっかりしろ!」と心配している様子を見てやはり先程の落下が原因かなと思ったその時少女は少年に向かって言った。

「起きろバカ者!!!」と。

「誰が馬鹿じゃあああ!!!!!」と言って立ち上がってきた少年の様子にまた驚いた。普通あんな衝撃を受ければ骨とか折る筈なのに何故か無傷でピンピンして立ち上がったからだ。それだけではなく、あの衝撃でも気絶していなかったようだ。

(こいつは一体どんな身体の構造をしてんだよ!!)と内心思いつつ、もう大丈夫だろうと安心しているとあることに気づいた、二人の周りに光り輝く輪のような物が見えたのだ。

俺はその不思議な光景をただ呆

「なあ、お前たちは何者なの?」と言うとその二人の少女がこちらを向いて聞いてきた

「私達は『天魔の一族』という一族の末裔よ。あんたはこんな所で何をやってんの?それにそっちの男は見慣れない顔だけど一体どうゆう関係なのかしら?」と言われた俺は少し考える。この世界の人達はこの力を無能と呼んでおり使えないと嘆いていることを、だからそんな無能と呼ばれてしまった自分達の力で世界を変えようとしているということなどを話す。それを静かに聞いていた二人は、俺の話を聞いて納得したように何度か相槌を打ったあとこう話を切り出した

「分かったわ、貴方の言っていることは本当かもしれないけど、正直信用出来ないの。だから証明して欲しいんだけどいいかしら?」

そう言って俺の目の前に立った。

(俺の力を信じてもらえるのは嬉しいが、証明っていったいどうやって?)と思っていたその時だった、突然頭に言葉が浮かんできた 〈ステータス開示〉 そして目の前に大きな文字が現れた

(え?これがステータス表示?)と思ってすぐに開いてみる。

==

職業:勇者

Lv:103/100

Skill :全能力強化

スキル詳細検索(発動中):【無詠唱】

魔法一覧

称号効果上昇:【全耐性】【自動再生】【物理攻撃無効】【魔法攻撃力増加】【体力自動回復】【気配感知

「なっ、なっ、なっ、なんじゃこりゃああぁーーーーー!!!!?」

あまりの事に叫ぶが俺よりもその叫び声に反応した女の子達が驚いていたので一旦落ち着かせるため冷静になって考え始める まず【ステータス開示】というのはおそらくこのスキルの事だろう。これは多

「おい!うるさいぞ!!」と怒鳴られ思考を中断させられる

「いや悪い。ちょっとびっくりすることがあってね」と言い返すと怪しむ様な目をされたがそのまま続ける 次に【魔法一覧 】とは恐らく魔法について説明してくれる機能だと思われ、これも間違いなくこの魔法の事だ。しかしここで一つの問題が浮かび上がった 俺が無職であることの説明が全く出来ないことに。そこでとりあえず何か適当なものを選んでみることにした。

俺は手始めに一番最初に目に止まった【称号効果上昇】を選ぼうとしたその時、いきなりステータス画面に変化が起こった それは俺の手が画面にめり込んでいったからだ。慌てて離そうとするがどんどん入っていってしまい手が抜けなくなってしまった

「なんだ!?なにが起きてるんだ!?!?」と焦るがそれでも何とか腕を引き抜くことに成功して自分の体を見回す するとそこには俺の右手が消えてしまっていた。しかも肘まで。血も出てなければ痛みもない、まるで元から無かったかのように そこで先程頭に浮かんできたステータス確認の言葉を思い出し試してみた そうすると今度はちゃんと右腕が表示されていたのを確認してから改めてステータスを覗くと【称号効果上昇】の横に新しいボタンが出現しており押した すると同じように変化があったのだがその変化に

「はあ!?なんだこりゃ!?」と思わず声が出たのだがそれも無理はないと思う

なぜなら俺のレベルと能力値が桁違いの数値になっていたからだ ちなみに俺がさっき使ったレベル1のステータスはこんな感じだった 名前 黒石雄二 Lv:5/30

Skill : 《 》 称号詳細 職業;

無職Lv.1 状態異常 無し 固有スキル

「解析」

獲得スキル 経験値倍増III、言語理解II 装備武器 木刀+50、防具一式 +150、グローブ 100 所持金 0G、0ZP == だが今回のはさっきよりさらにおかしい。能力が全部100超え、スキルが「経験値倍増III」「全能力強化」、「言語理解II」という物しか存在しない この二つの項目の効果が凄まじい。「全能力強化」(この効果は全ての身体能力が上昇する。更に筋力だけでなく知力、魔力などあらゆるステータスが上がるというものだ。「言語理解」(このスキルがあると相手の言っている事が理解できる。

「称号効果上昇」はおそらく「全能者」→「全職業補正 → 勇者 ⇒ 魔王」→「武神」→ 神王」というふうになっている筈だ。そしてさっき新たに現れたこのボタンを押せば、もっと詳細な情報が出てくる筈なのだが今はそんなことを気にしている場合ではない

「一体どうなってるのよ!?それにそっちの男も何者よ!」と言われても、何と答えたら良いか分からず困惑していると突然横から何かを殴ったような音が聞こえそちらに視線を向けるとあの少年が拳を前に出して立っていた

「何すんだよ!」と言ってるのが聞こえたので、あの少年は今殴り飛ばされたのだと悟った

(コイツ本当にどんな身体の構造してんだよ!?さっきのパンチも絶対ヤバいだろ)と思いながら俺は少年の方を見る するとその少年の顔を見て絶句してしまった 何故ならその少年は笑っていたのだ。口を大きく開け、目はキラキラさせてとても楽しそうな笑顔を見せていた その表情を見て、何か嫌な予感を感じた俺はすぐにその場を離れようとする

「どこ行くんだ?」と後ろから聞こえると、後ろを振り向く間もなく少年は走り出しこちらに向かってきた 少年は凄いスピードで走ってきていたが突然その場で跳躍し上空に飛び上がる そして空中で前宙回転をしながらそのまま踵落としの体制になりながら落下してきた

(コイツ!何をしてくる気だ!?)と疑問に思ったその時、またあの時のように言葉が頭の中に響いた 〈身体強化I〉

「なんだ!?なんだこれ!?体が!?!?熱い!!力が溢れてくる!!!!」と叫ぶと俺は自然とその言葉を声に出していた 〈火魔法〉〈土魔法〉 その声と共に、手に炎が灯り目の前に巨大な岩が現れそこからマグマのようなものが噴出される 少年は「おお!!なんだこりゃあ!!」と言っていたが俺は咄嵯の事で避けることも出来ずまともに食らってしまった

「うぎぃやああああぁーーー!!!!」

俺はその熱さに絶叫を上げ地面を転げ回った後気絶した

「えっと君たちは一体誰なんだい?」と言うとその二人の少女がこちらを向いて聞いてきた

「俺の名前は黒石雄二、君は?」と聞くと二人はお互い目を合わせた後に答えてくれた まず先に俺の質問に答えたのは翼のある少女だった。

「私は白銀の翼を持つ一族の巫女で『レイラ』というわ。それでこっちにいる男の人が私の夫であり、次期白銀竜族の族長である『ルーク』という人よ。それで貴方達の名前は?」と言われたので素直に本名を名乗ることにする。

そして自己紹介が終わった後、少し間を置いて俺達は話し始めた。まずは俺の力のことを説明したが信じて貰えなかった。

「じゃあその証拠を見せてあげる。ほらいくぞ!!〈身体強化I〉」と叫ぶ

「なんだ?何も起こらないじゃないの。やっぱりあんたが私達の力を使えるわけがないのよ!」と言われた。その言葉を聞いてムッとしたが事実なので言い返せないのも事実だ。そこで俺はこう切り出した

「それじゃあ証明のために模擬戦しようよ」と言ってみると「別にいいけど私達は本気出すけど大丈夫かしら?」

「構わないよ、むしろ本気でかかってきてくれないと困るから」と言って俺は構えを取る その俺の様子を見て二人は笑い始める

「あははは、確かにこの男は強いみたいだけど流石に今の貴方程度ならこの二人だけでも充分勝てるでしょうね」と、馬鹿にするかのように言う そう言われた瞬間俺は怒りを覚えてしまう。今までのこの世界では俺がどれだけ必死で鍛えてきたと思っているんだ。この世界で最強になったこの力をバカにされ我慢出来なかった だからつい感情に任せて言ってやった。この二人に 俺の

「無職の力を見せてやる」と言った そう言った瞬間俺の全身を謎の光が包み込む それを見た二人の少女はその現象について驚いていたが、俺はそんな事は構わず続けて話す

「お前らが俺の力を認めてくれるまで俺は全力で戦い続ける。覚悟しろ。これが『無職』の強さだ。そしてこれが本当のステータスだ!!!」と言い放つ そこには驚愕の数字が書かれていた そして俺はその力を振るい続けた その結果俺の目の前には、傷つき倒れる二人がいた。そしてその倒れている姿を見て俺の怒りも治まった

「認めない、こんな力絶対に認めたくない」と言いながらも立ち上がるその姿を見て俺は

「そういえばさ、まだ名前も知らないんだよね。教えてくれないかな。あとどうしてあんなことになってたのかも知りたいからさ」と言うと二人は

「分かった。まず最初に貴方に聞きたいのだけど貴方は本当に何者なの?ただの人間とは思えないんだけど。さっきの技も凄かったし。それと貴方はなんで私達にそこまでするの?」と聞かれてしまった どうするべきか悩む、普通なら自分の正体を話すことは躊躇うものだがこの二人ならば信頼しても問題ないと俺は思っている なぜなら俺がここまでボロ負けしてしまっていたのに俺のことを一切見下さずに

「本当に無職なのか?」と何度も尋ねてきてくれていた。それが嘘をついてるような人間の態度に見えるか? そんな奴がいたとしたら俺だったらもう関わり合いになんてなりたくなくなる だがそれはこの世界の価値観によるかもしれない この子達がどう思うかまではわからない でも俺はこの子達が信頼できると思った。理由は分からない いや正確には分かっている 俺には無かったからだ。俺のステータス表示画面にも、この世界に生きる人々のステータス画面と同じ物が表示されていて 俺が見たことのない物が一つあった それは「称号」の欄だ そこに「全能者」という物があるのを見つけた。俺が持っている「解析」が進化した「全知全能」

「称号効果上昇」は「全能力強化」となり「称号」に新しく追加された「勇者」、「魔王」、「神王」という3つの称号の効果が「神王」によって大幅に向上するようになっていた それに俺には全く心当たりが無いがこの二人は何か俺に対して警戒をしている様子が見られた。

それにさっきの戦闘中も明らかに

「何かが可笑しい」というような反応をしていたので、恐らく俺に何かを隠しているのだろう 俺は自分のステータスを見られれば確実に俺がどういう存在かを分かってしまう だからこそ、ここで下手にステータスを見せないようにしないといけないのだが

「そうだな、俺はさっきステータスを見せた通り普通の男だ。ステータス画面に書かれているような「職業:無職」っていうふざけた奴だが それだけだ。それ以上もそれ以外も無い」と俺ははっきりと告げた

「本当に、本当に無職ってだけでそこまで強くなれるものなの!?だってそんなはずは無い!無職がそんなに強くなれる訳がない!」と言ってきた その言葉に少し考え込むが

「悪いがこれ以上の話は今は出来ないんだ。だからこの話は後にして欲しい」

「そんな事言わずに話しなさい!もしどうしても駄目だというのなら力ずくで聞かせてもらうから」と白銀の翼の少女が言っている横からもう一人の少女も

「レイラちゃんの言うとおりだよ!貴方が何者かを早く教えるべきだよ!」と言っきたので、これは俺の負けだな 仕方ないので話すことにした。

「分かった。今はまだ詳しく話すことは出来ない。でもいつか全てが終わった時に必ず話す。その時が来るまでは黙っていて欲しい。俺の願いを聞いては貰えないだろうか?」と頭を下げながら頼んでみた 二人は少しの間悩んだ末に了承してくれた とりあえず今日はこの森を出ようと決めて出口に向かう途中で白銀の翼を持つ一族と別れる事になった どうやらここからは一人で行って欲しいということらしい そして森の中を歩いて

「やっと着いたな。ここに俺の仲間がいる筈なんだ。おーい、いるかー?」

と言ってからしばらくすると一人の青年がこちらに向かって走ってきた

「雄二!!大丈夫か!?いきなり消えてしまったと聞いて心配してたんだぞ!!怪我とかしてないか?」とかなり焦りながら言われてしまった

「俺は大丈夫だ。ところでその隣にいる女の子は誰だ?」と言うとそいつは不思議そうな顔で「何をいっているんだ?」と言われたのでもう一度聞く

「いや、誰だ?」と するとそいつも驚いたように俺に問いかけてくる

「まさかとは思うけどお前何も覚えていないのかい?僕の名前は佐藤真だ」と言われ俺はその名前

「さとうしん」という名を口に出すが聞いたこともなければ見たことも無かった いやまてよ、「佐藤」という苗字に俺は少し思い当たることがあった

(もしかしてこっちの世界でもあいつらと関わってしまったんではないか?)という考えが浮かんできたが、それを気にしていてはきりがないし俺の記憶に残ってない

「あぁ思い出したよ。確かお前と俺と一緒にあの遺跡の入口まで来てそのままはぐれちまったんだったよな。」

「そうそう、全くどこに行ったんだよお前は」と怒られたが「ごめん」と謝る

「それよりもお前は一体誰なんだ?何故僕の名前をしっていたんだ?」とまた疑問を俺に向けてきた

「実は俺には記憶がないんだ。名前しか分からなかったんだ。そして俺にはある力が使えるようになったみたいなんだけど使い方が全然分からないんだ。この力を試したくて俺はさっきの魔獣に挑んだんだけど見事に返り討ちにあってさ。その俺を助けてくれたのがその子達なんだ。俺にもよくわからないんだけど俺の中に何かの力があってそれが彼女達の使う力に似てたんだ。それでその力が使えるかどうか試していたんだ」と説明した その説明を聞いていた彼は少し難しい顔をした後に俺の頭を掴んできた

「痛っ、何すんだよ!」と言うとこう言われた

「お前は確かに無職で俺達の敵になる存在だけど、その力は間違いなく本物だ。その力をうまく使いこなしてくれよ」と言われた

「ちょっと待てよ。それじゃまるで俺がお前達の敵になったみたいじゃねえか。それじゃあ俺はお前らを殺そうとするかもしれねーだろ。そんなことしてたまるか。俺に戦う理由なんて無い。」と言うとその子は俺の手を握ってこう言ってくる

「君が何者でどうしてそんなに強い力を得たのか分からない。もしかしたら君はとんでもない悪なのかもね。だけど私達に危害を加えてくるなら、私は君を殺すかもしれないけどいいかな?」と笑顔で言われてしまい俺は返す言葉を失ってしまい。その言葉を受け入れるしかなかった

「まあ今はその力を完全にコントロールできるように頑張ってみてよ」と言われ俺はこの力を上手く扱えるようになろうと心に誓った。

「そういえばまだ名前を言って無かったな、俺の名前は鈴木 良介、宜しく頼む」と言うと二人も名前を名乗ってくれた。

それから俺は自分のステータスに書かれていた称号が気になり二人に尋ねてみる 二人も俺と同じように称号を持っているのならこの世界についても知っているだろうし何か分かるかもしれないと思い俺は質問をした。だが返ってきた答えはあまり参考にはならなかった

「僕は『魔王』、『英雄』の二つの称号を持っていたみたいだ」

「私は『勇者』、『聖女」の二つね」と、言われたので「え?どういうことだ?称号の効果が上昇してるのは同じなのか?それともその効果は個人によって変わるものなのか?というか『勇者』ってお前らの一族って『白銀竜』って種族だっただろ?その『勇者』の称号も持っていたっていうことか?それとさ、『英雄』『聖王』なんて持ってないぞ?」と、混乱しているのを見て二人は笑いながらも

「称号に関しては、それぞれ効果が違いますよ。例えば称号の中には「大魔王」、「破壊王」、「天変地異」、「龍王」、「精霊王」、「神王」という7つの称号がありました。「大魔王」はそのまんまで全ての魔物の頂点に立ち全てを支配することが出来る「王」の称号ですよ。それと他の4つは、この世界を闇から救うために召喚

「神王」に呼ばれた人達に与えられて、それぞれが「救世主」、「覇王」、「魔王」、「賢人」と呼ばれていたんですよ。そして僕の称号には「勇者」・「覇王の二つが付与されています。これは歴代の『勇者』・『覇者』の中でもトップクラスの効果を秘めていたんですが 何故か「覇王」だけが発動できなくて、その代わり「賢者」の能力も使えなくなっていたんです。多分貴方も「覇者」の称号が使えるようになると思います」と、教えてくれた。

「俺の持っている称号も「勇者」や「覇者」だけなのか?もしかして「解析」も使えなくなってたりしないだろうな?」

「安心しろ「覇王」以外の能力はちゃんと使えるようになっています

「でも貴方の「覇者」って言うのは、おそらくこの世界の物ではなく、貴方がいた世界の物でしょうから恐らくこの世界の物は使用できないんじゃありませんか?貴方のスキルはどれも見たことのないような力だったのと称号の力が異常だったから」

「そういう事なのか」と思っていると「でも本当に「覇王」なんていう称号を貰ってるのなら貴方はこの世界で相当強いってことになるのよ。だから、そんな人が私たちの敵になんてならないことを祈っておきましょう」と言ってきているのを横から聞いていた「真さん。あんまりそいつのことを信用しないほうが良いと思うぜ。俺達もこいつの力についてよく分かってないし、何よりこいつ自身が自分の事を分かっていないんだから、下手をしたら大変な事になるかもしれない。もしそうなったらその時こそ、その時は全力で俺達が止めるけどさ」と真剣な顔つきで言っている。俺はそんなに危険な奴に見えるのだろうか

「とにかくだ!俺はしばらくここにいて、この世界のことについて色々知っていこうと思う。それに、お前らの敵になることも無いだろうし、もしそうなりそうになっても俺は俺のしたいように生きるだけだ。それに、俺はお前らと仲良くなりたい。これから一緒にいる時間が増えるんだからな。」

と言ってみたら二人が驚いている様子で俺を見ていたがそんなに驚くような事言ったか?と、思って聞いてみると、二人は少し恥ずかしそうにしながら話

「だって、そんなに素直な人は珍しいじゃない?だから少し驚いたわ。こんなにも人に懐かれるのも珍しい事だし、そもそも初対面でそこまで人と関わりを持とうとするのも普通ではない事よ」

と言われてしまった。確かに俺の態度は少し軽すぎたのかも知れないな。もう少し考えてから行動すれば良かったかもなと、今さら思ったが時すでに遅し

「それじゃあとりあえず今日はもう夜になるんで休みませんか?」

と真に提案されてしまったので仕方なく従うことにした

「今日はここで休んで、明日また進み始めるとしよう」

と真は言い出してテントの準備を始めて俺達はそれを手伝った後、真が

「それでは僕達はそれぞれでテントを使う事にしますね。雄二は僕の横で寝て下さい」と言い出し俺が「俺はお前の横で良いのか?」と聞くと

「当たり前でしょ。他に誰がいるんだよ?」と言われた。どうやら俺は女性と同じ布団に眠ることは許されないようだ。別に残念だとは思わない。むしろ嬉しいくらいだ。だが、俺と真が一緒で白銀の翼の少女二人は別々に寝るのが当たり前のようでそのことに俺は少しがっかりしてしまった

「そんなに落ち込まないでくださいよ。一応これがあるんだからさ」

と言って、彼女はポーチのようなものを渡してきた。

俺はそれを受け取り中を見ると中には「回復薬(小)」と「水」が入っていた

「これは?」

「これは「収納袋」と呼ばれるもので無限に入る事が出来るのよ」と説明を受けたので早速使ってみることにした。

(よし!!それじゃあまずは「収納袋」の中に入っている「食料」を取り出してみるとするか)と思い「食材 肉」と思いながら取り出すイメージをすると、手の中に先程見たものよりも明らかにデカい「猪」としか言えないようなものが出てきた。

それを見た真はかなり驚いていたようだった。ちなみにこの「猪」は「オーク」と呼ばれるものらしく「Bランク魔獣」で、「牙山猪」と呼ばれている種類でかなり凶暴

「ちょっと良介さん?なんでいきなりそんな大物が?いやまぁいいですけど、僕たちの中で料理出来る人はいないので全部食べられるところまでは焼くしか無いんですけどね」と言われて、そう言えばこいつらはこの「ボア 魔獣」を食べることは出来ないんだったよなと思い出しつつ、俺は俺の「スキル創造」の力を使ってみることにする。俺は【解析 】を使えるのならこの【アイテム

「収納」機能付き バック 全 能 者 道 具作成機 神級 収納数∞/10000000 製作者 鈴木 良介

「創造

「能力」

一覧」

】の中にあるこの道具に

「火」「光」の能力を付与させれば

「魔法石」

という ものが作り出せるのではないかと思った。試しにやって見ると

「おお!出てきた。それじゃあそれを「魔力炉」にセットっと、出来たぞ!!」

真は出来上がったそれを見ながら興奮してたみたいだったが、すぐに冷静になった後に

「ありがとうございます、これで今日のご飯は困らないはずですよ。それじゃあ僕はこっちの鍋の中に「オーク」を入れていきますね。あっ!でも僕は「無職」なのであまり期待はしないでおいてくださいね」と言われた。

俺は言われた通り、この世界に来てからは使ったことがないのであろう火の「炎魔法」を発動させると薪木を燃やし、その薪木の中に先ほど出した「魔法鉱石」という物を放り込み「火属性魔法」を使い続けた。しばらくして真と白銀の髪の少女達が帰ってくると、俺はその「調理器具」から出ている熱した油の上に「豚」を乗せて食べ始めた それから俺は二人と

「良介さんは本当に「覇者」を持っているのですか?正直まだ疑っていますよ」

と言われてしまう。そこで俺は自分が「勇者」であり「覇者」の称号を持っていることを話す

「やっぱり僕が思っていた通りの人だったよ。本当に凄いな、僕が憧れていた存在なんだから」と真が尊敬の眼差しを向けてくる。俺は照れ隠しに「そんな事ねえって、それよりも飯食い終わったら色々と話してくれよ。どうしてあの洞窟で倒れていたかも含めてさ。まだ全然お前の事知らねえんだしよ。」と言うと、彼女達はまだ警戒していたようだった。

まあそうかと俺は思いつつ仕方ないかと思い話を聞こうとした

「そうですね、まずはそこから話しましょうか。」と言って俺達の知らないこの世界の歴史について教えてくれた。

俺と真と、そしてこの白銀の髪を持つ少女二人は「魔王城 」と言われる所を目指して旅を続けていた。その途中で立ち寄った村で出会った人達の話によると魔王と呼ばれる者は数百年前に現れた一人の男でその男が全ての魔物を支配しているという話だった。その魔王が何故「王」

「覇王」

「大魔王」の称号を手に入れたのか?それは俺にも分からない。なぜなら俺はこの世界にやってきてからその王と覇王以外の称号を手に入れる事が出来なかったから 俺達が目指している場所は、王である魔王が住むという場所の「玉座の間」と呼ばれている所でそこを守るように立っている巨大なドラゴンを討伐することだった なぜ、そんなことをする必要があるのか俺達にはわからない。ただこの

「天魔の一族」は昔、神に力を授けられて世界を闇から救うために生まれた一族らしい だから、そんな一族の俺達に助けを求めて来たのだそうだ。でも俺はそれを受けることは出来なかった。

なぜか?それは俺達三人は「勇者」・「覇者」・「覇王」という三つの称号を持っており、しかも「覇王」だけは使えず、その他の称号は使える状態だったから、もしかしたら他の人が「王」や「覇王」の力が使えるようになっているかも知れないと思っていた。

そんな時、突然背後から声をかけられ振り返るとそこには見慣れない服を着て仮面をつけた男と白いフードをかぶった謎の人物が立っていた そいつは俺が今まで見た事がないくらい綺麗な声で

「こんにちは。初めましてかな?」と言った。その言葉はまるで女性のような優しい響きで俺達三人とも驚きながら

「ああ、始めましって!!お前はまさか?」と、雄二は俺が言いたいことが伝わったのか

「多分お前と同じだ。俺達もさっきまではそう思ってなかったんだけどな」と真剣な表情で言うと、目の前にいる女みたいな男の方はクスッと笑った後で

「うん。さすがだね君たちは、私の力を感じ取れるんだから。私はある人から「勇者 佐藤 悠太」の力を受け継いだ「勇者」だ。これから宜しくね。ところで、その隣の可愛い子、君の名前はなんて

「私の名前?」

「名前」

「そうね、私が知っている名前は今は「白銀の女神」だけだけど。これから一緒に戦うことになる仲間に偽名で呼びたくないわ。」

と彼女は答えた

「ふむ。そうか。ならば我と貴様が初めて会った時は、お互いの名を知るために一度本気で戦おうではないか。それが一番手っ取り早いだろう。その時までに、しっかりと鍛えておくがいい」

と言って男はその場から消えてしまった

「そうか、分かった。それまでお前もしっかり準備しとけよ。俺もお前の全力と戦ってみたかったからな」

と言い俺達は握手を交わし別れた。その時は、俺達はこの先にどんな敵がいる

「あれはいったい誰なんだろうな?」

「分かりません。でもあいつが言っていたことが全て事実だとしたらとんでもないことになります。だって今のこの世界の戦力であの「白銀」に勝つことは絶対に不可能です。それこそ「覇王」でも使えば別でしょうがね」と言われたのだった。

それから俺達は「魔王 白銀の悪魔」の元まで辿り着くことが出来ましたが、「魔王」が作り出した強力な魔物に阻まれて、結局最後の最後まで倒す事は出来ませんでした それで僕たちは仕方なく撤退することにしました。僕達が戦った相手は

「死の王」

と呼ばれる「Sランク 魔獣」

「死神」でしたが、こいつはとにかく強い

「ステータス」は僕が「覇者 スキル 」のおかげでなんとかなったが、「称号」に関してはかなりヤバかった。

僕は、その魔獣が放った魔法を避けようとして失敗し直撃を受けてしまい瀕死になりかけた。その時僕の前に立ちふさがるように、僕の命が終わるのを必死で阻止してくれた。

「お前は俺の仲間に手を出すんじゃねぇ!!喰らえ!!「龍撃波」!!おらあぁあ!!」と雄叫びを上げ、「死の王」を消し飛ばしてくれた。

僕は死ぬはずだった、でも助けられた、それに今ここで僕は死んでしまったらこの先、もうあの人には会えないかもしれないと思ったんだ。

「あの、ありがとうございました」

「いや、礼はいらん、たまたま通りかかって気になって寄っただけだ」と言われた そう言われた時に僕と彼はお互いに自己紹介をしあった 僕の名前は「佐藤 真 」年齢は16歳職業は 無職 です

「へえ、無職なのか、無職とはまた面白そうな奴が来たもんだな」と言われ僕は自分の持っているスキルのことを彼に話した。「なるほどな。確かに無職ならそれもあり得るかもな、ちなみに「ステータス」見せてくれるかい?参考になる」と言われたので僕が自分のスキルを見せてあげると彼も自分のスキルを教えてくれて、その後色々と話しをした。そして別れ際になると

「もし俺に会うようなことがあれば気軽に話しかけて来な、俺はいつでも暇だからな」と言って去って行った その数日後 僕がいつものように一人で歩いていると、一人の青年と出会いました。その人は黒髪で少し細身だが身長はかなり高くて、どこか品格のようなものを感じた。

その人は

「よお! 久しぶりだな!俺は雄二っていうんだよろしく頼むぜ!お前さんの名前を聞かせてもらえるか?」と言われ、僕は名乗る前に彼の方から名乗り出てきたのにびっくりしながら、つい本名を名乗ってしまい、僕は「あ! すいません! ぼ僕は真って言うんです。よよ、宜しくお願いします!」と答えると、雄二さんはいきなり頭をかきながら謝ってきて、どうしようかと考えているみたいで、とりあえず「俺と一緒に魔王のところに行ってくれると助かるんだよ。」と言われたので僕は了承して一緒に行くことに決めて、僕と、それからもう一人の少女と雄二さんの三人で魔王城を目指した。

その途中 僕はこの世界で何が起きたのかを聞きながら、二人で話し合っているうちに仲良くなって色々と情報を交換し合った

「じゃあ雄二さんはその

『大賢者』のスキルを持っているからそんなに強いってわけじゃないんですよね?」と聞くと彼は笑って

「ハハッまあその通りだ。ただ俺はこっちの世界に来る前までは普通に生活をしていた普通の人間なんだ、まあお前はそんなこと気にせずに戦ってくれればいいさ。それより真って言ったよな、これから一緒に旅をすることになるけど、一つだけ約束をして欲しいんだ」と彼が真剣な表情になったのを見て何か嫌なことでも言われるのかと思いつつも僕は返事を返した すると、

「これからお前は自分の力をどんどん強くすると思う。そしたらお前の力で仲間を守ってやってほしい。お前には俺と違って守る事が出来る強さがあるから、頼めるか?」と、そして続けて「それとな、俺達3人が揃った時は必ず、俺達は負けることは出来ない、そして勝てる見込みはないかもしれないが、その時が来た時が俺達にとって一番大切な時間だと思うから。」

その話を聞いた時、正直僕は不安で仕方がなかった、そんな事を言われても、まだこの

「勇者」という称号に慣れていないからだ。そんな事を考えながら僕達は魔王城に向かった 魔王城に向かう途中にも様々な敵が居て僕と雄二は手分けをして魔物を倒す事になりました

「よし、ここは終わった。次はお前がやれよ」と声をかけられた

「はい。」と言って、その声の方へ向かうと雄二ともう一人の女の子の姿が見え、彼女も無事に戦闘が終わったのだと思い安心しました。その日はそのまま魔王城に辿り着き、魔王と戦うために魔王の間に入りました。そこには巨大な魔王とその取り巻きである魔族達が待ち構えていました。その圧倒的な威圧感は、とても僕達では手に負えるものではなかったのですが僕達が戦う

「魔王」はとても弱くて、簡単に討伐することが出来ました。

「ふう、楽に終わったね。早く次の町に向かって進まない?」と、もう一人の子が言い出してきたのだが、そこで急に僕達のいる場所に黒い渦が出現し、その中から見たこともない生物が出現したのだ。

そいつらは突然現れて僕らに攻撃を加え

「やべっ!!」と言いながら 雄二は、すぐに回避したが、もう一人の子はまともにくらってしまったようで吹き飛ばされてしまった

「おい大丈夫か?」と声をかけると「え?うん平気」と返ってきたので僕は

「ちょっと離れててください、すぐ終わらせます」と言ってからそいつらと戦ったがそいつらの動きはかなり速く 僕は、かなり苦戦を強いられてしまった しかしその時僕の体から凄まじい光が放たれた それは雄二も同じようだった そして、僕達は その力を解放し「ステータス」を表示させてみるがそこには、僕の知らない文字が現れていたのだった

「勇者」「覇王」「天魔王」「魔剣士」「無能」など、どれも僕達にはまったく分からない力ばかりだった。そんな中

「俺とこいつは、お前らの敵にはならない。俺達の仲間になってくれ」と 雄二さんが言い出して僕は焦り

「あのーさっきの奴らに攻撃されそうになったんですけど?」

と言うが、それでも彼は「俺を信じてくれないか?」

と言われてしまうが、僕が答えに困っている間に「私はあなたについて行きたいと思います」と言われて僕が困惑していると、雄二さんが説明してくれた。それによると彼らは元々同じ世界の人間だということ それから彼らが元の世界に戻るための鍵は彼ら二人が揃うということ。僕は、彼らの目的に同意することになった そうこう話をしている内に、今度は謎の仮面の男が出てきて、僕たちに勝負を仕掛けて来た

「俺の名は、ジョーカー、この世界の真の黒幕だよ」と言いながら攻撃を仕掛けてきた。その姿は異質なもので明らかに常軌を逸したものが溢れており、まるで人のようでありながらも人では無いようなものを醸し出している 僕たちが応戦しようとしたとき雄二が

「俺に考えがある!真!お前も俺に合わせろ」と言ってきたので僕は彼の作戦にのることにして

「分かりました。」と言い戦いを開始した。

雄二がまずは攻撃をして相手をけん制し動きを止めようとした 相手もそれに答えるかのように剣を抜いた 雄二はすかさず「スキル 魔導王」を使って相手の足に鎖を巻き付けて動けないようにした。

僕はそれを見逃さずに「魔眼 鑑定」を使うと「名前;魔王(真)」となっているのを確認して、僕はその相手に近づき一撃を叩き込んだ。すると相手はすぐにその場を離れ距離を取った。僕たちは、そこから少し間を置いて再び構えなおすと魔王は僕たちを舐めているような目をしながら

「ふははははは!!なかなかやるな! 私を相手にここまでのダメージを与えることが出来るなんて思ってもみなかったぞ。」と喋

「お前の目的は一体なんなんだ?」と僕たちは聞いてみると、「俺の目的か? 俺の目的はお前らと同じで、元の世界に帰りたいんだよ!」と魔王が言っているときに雄二が不意打ちをしかけるも 相手はその攻撃を受け止め「ふん、やはり俺の力はこの世界では最強らしいな!まあいいだろう!俺の名前を教える代わりに、貴様らの名前は教えない。なぜならば俺は誰ともつるむつもりはない。それにお前たちの目的は、どうせもう達成出来んだろうからな」と僕に言ってきました。僕は何も言えずにいると

「真くん、もう魔王とは戦わないでください!私たちだけで倒しましょう!」

「分かった!雄二さん!お願いします!」

と僕たちは魔王と戦い始める 魔王はかなり強かった だけど僕と雄二さんは魔王に少しずつダメージを与えて行き魔王もそれにイラついたのか「くそう!!!」と叫んだあと、今までとは全く違った動きを見せてきて、その瞬間、僕たちの体に強烈な衝撃が与えられ、そのまま僕と雄二さんは気を失ってしまった 気がつくと僕たちは何故か「大迷宮」の中にいた そして、そこで「勇者 スキル」の使い方を学び僕達は強くなった、その後「覇王 スキル」を手に入れた僕と、もう一人の子、佐藤 凛花、が、その後「聖都」へと向かい そこに存在する 女神に会った そして

「私がその願い叶えてあげる。でもね、その前に私のお願いごとを聞いてくれるかな?それが終わったら君のお願い事、かなえてあげるよ」と言われて僕は「分かりました」と答えました そして 僕と、雄二さんの二人だけの旅が始まりました 旅の始まりから2年が経過して ようやく 僕と雄二さんは、その女神との待ち合わせの場所に到着して、女神から話を聞きました。彼女はこの世界で起こる未来を告げました。そして 雄二さんの力が奪われてしまうことも分かってしまっていた。それを聞いた時に雄二さんが動揺してましたが、そんな雄二さんを元気づけるように僕は

「大丈夫です!僕達ならきっと、なんとかなります。さあ、いきましょう」と言って二人で、その場所へ向かい始めました

「勇者」という存在になったからには、必ず成し遂げなければならない事が一つある その勇者にしか使う事の出来ないスキルの使い手となり、そのスキルを発動する 僕達が目的地に向かって歩き続けている時、目の前に突如、一人の男性が現れた

「やあ、久しぶりだね。君たちと会うのはいつ以来になるのか覚えてはいないけど、今はとても気分が良いんだよ、僕をここまで楽しませてくれる相手がいるなんて思わなかったからね。君は、この世界をどこまで救えると思う?もしこの先何か困難があった時でも、乗り越えられると本気で思うかい?」

その

「勇者」が話しかけてきていたが僕が無視していたら急に僕に切り掛かって来た 僕は咄嵯に反応してその攻撃をよけた

「いきなり何をするんだ? そんなに死にたいのならば殺しても構わんよ。」と言うと その男は、僕の挑発に怒りを覚えていた

「この僕がわざわざ声を掛けてあげてるんだ。もう少しまともに対応してくれてもいいんじゃない?この無能野郎が」と男が言ったので僕は、 この人と話してても時間の無駄だと思ったので「じゃあお言葉に甘えて死んで貰おう」と言って僕は、

「魔眼 超強化」を使い男の体を破壊し始めた。男は自分の体の異変に気付き「これはどういうことだ?」と言って僕の方を向き僕に攻撃を仕掛けてきた

「僕の体をこんな風にしたのは君かい?だったら悪いことしちゃったね。でも、僕の体も再生し始めたようだし別にいいよね?」

僕は「お前には何があっても負けはしない」と言い、戦闘を開始しました。しかし戦闘開始直後から

「僕の攻撃が全く効かない、だと!?ふざけるのも、いいとこじゃないか!!」と その人は攻撃の手を休めることなく僕の事を襲ってきて、 僕は、ただ耐えるしかなかった 僕が一方的に攻撃されていたとき 雄二さんがその攻撃の間に

「スキル発動 魔剣」を使って割り込んできて

「魔剣」で斬りつけたが、相手は僕と同じように「魔剣」を持っているらしく、攻撃が通らない。その事に苛立ちを感じた雄二さんは

「クソがぁ!!!!」と叫んで雄二さんは「スキル発動 魔導王の極意」を使った 魔剣同士がぶつかり合いお互いの体が吹き飛ばされた そしてお互いに距離を取りまた戦闘が始まった 僕の方に余裕がなくなってきた頃

「僕の力を返せえええええええええ!!」と言ってきたので

「僕の力では無く 僕自身の力でしょ」と言い返し、更に追い討ちをかけようとしてきた その時 雄二さんの後ろの方角に気配を感じ僕は「雄二!!そいつを倒せるチャンスだから!!逃げて!!早く!!!」

雄二はその僕の叫びに反応する事なく ただ、僕に攻撃をしようとしている「勇者」を見つめていた。

雄二が気付いた時にはもう既に「勇者」の持っている「スキルの結晶石 スキルの極意が雄二に迫っていた。雄二は覚悟を決めてその攻撃を受けたのだが

「なんで 俺がお前の攻撃を食らうんだ?」

「なんで お前は俺が守られなきゃならない?」

雄二

「勇者」が呟いた一言に僕も 雄二も困惑した。僕は「なぜあなたは攻撃してこないのですか?」と雄二さんが質問している時に「ふっ、ははは!!ははは!!あー、やっぱり僕が求めてた力は、無能共なんかに使える代物ではなかった。この世界も終わりかな。はー」と言うとその

「勇者」の姿が消え去りました そして雄二さんと僕がその場に残り

「一体今のはどう言うことだったんでしょうか?」

僕が雄二さんに尋ねると、彼は「おそらくだが奴は、自分より強者に出会った時のみ力を取り戻すのだろう。そう考えれば奴が消えたことにも納得出来る。まあそのおかげで、あいつは俺が守ってやったが、お前も無事でよかった」と僕が心配していたことを彼は気に掛けていたので 僕が謝ると雄二さんは笑いながら

「お前は何も悪くねえよ。それよりもあの

『スキル』のスキルを試してみてくれないか?」と言われたので 僕は雄二さんの言われた通りに

「スキル 鑑定」を発動した すると目の前に自分のステータスが表示されて僕は驚いていると、そのステータス画面の中に、ある表示を見つけて、それを確認した 【スキル 魔眼 超強化】と 書いてありました。

そして雄二さんも同じスキルを手に入れており、その効果が書かれていたのですが 【スキル 魔導王の秘術】

となっていた 僕

「一体なんなんだ? スキル 魔眼」のステータス画面を開いて確認しようとしていましたが スキルの説明文に書かれていたスキルの名前 それは魔剣ではなく 魔杖だった そして説明を見ても全く効果が載っておらずに僕は、困り果てていると、雄二が「ちょっと待ってくれ!!この世界のスキルの名前や効果は一体どうやって知ることが出来るんだ!?」と言われてから、確かにその事について考えたことは無かったけど僕も雄二さんもこの世界に来たばかりなので分かるわけが無いと悩んでいるとある事を思い出して慌ててしまった為雄二さんが落ち着かせる為に声を掛けてくれた そして僕は雄二さんと一緒に急いで、女神がいる場所へ戻って行き そこで女神と話し合った結果 まずはこの世界で生きる上で必要なお金をもらうことになった

「では、こちらをお受け取りください」と言って 女神から受け取ったものは硬貨の入った袋で 中身は金貨と銀貨と銅貨が入っていた

「それではこの世界で生きて下さい。それでは良い旅を、勇者様と、その仲間たち様」と言って その女神は姿を消してしまった。そして僕達二人はとりあえず近くの街へと向かうことにしました 雄二さんと二人で 街へと向かって歩いています。僕は この先どうすればいいんだろうと 雄二さんに相談したら、この街に着いたら少し休憩しようと言われ、そしてその街に到着した後 僕はこの世界に来てから まだ一睡もしていなかったので

「少し眠ろうかな」と思っていると、僕が眠りに落ちようとしているのに気付いた雄二さんが

「寝てる時に 敵が来たら大変だから 起こしてくれ」と言われました そして僕は、雄二さんが眠るまで隣で起きていることにした

「ありがとう。助かるよ」そう言われ僕は、安心しきってしまいそのまま意識を失ってしまう。そして目が覚めた時には辺りが暗くなっていた 僕達は今から食事を取ろうとしていて、そこで 宿を探すために宿屋を探している最中で、その途中で一人の女性が 僕達に話しかけてきた

「そこのお兄さん、今お暇ですか? もし良かったら私とお茶でも飲みませんか?」と女性から声を掛けられたが、

「申し訳ありませんが今 用事があるので」と雄二さんが答えると 女性は残念そうな表情を浮かべ「分かりました。また時間があった時にでも誘わせてもらいますね。それと 私の自己紹介がまだでしたね。私の名はアイシャといいます。」

と名乗られて僕は、一応自分も名乗っていた方がいいかと思い、名前を名乗りました その後 その人は僕達と別れました。

雄二「これからどうするか、だが、お前も気付いてたかもしれんが 今 この国の状況は良くはない、このままじゃ俺たちはいつ殺されてもおかしくは無い状況だ。だからこそ 俺達も準備をしなければいけない、その為にもまず、ギルドに行って冒険者として登録をする」と言われました 雄二さんと二人で、街にある大きな建物に向かい 受付嬢に 身分証明書を見せると その人が「はい、確認出来ましたので、これであなた方は今日この瞬間から正式に冒険者になります。そして このカードを紛失した場合再発行に100万ルキの費用が発生してしまいますのでご注意をお願いします。」と話され カードを受け取った 僕

「これは、どの様にして使えば良いんですか?」と言うと、答えてくれなかったので、仕方なく 僕達はその場を離れ 雄二さんと今後の事を相談する

「取り敢えず俺は今晩泊まる部屋を探してくる。その間にギルドでクエストを受けてきてくれ。それが終わり次第、俺もそっちに向かう」と話されて 僕は 一人寂しく宿に帰り 部屋の扉を開けるとそこには、僕が昨日助けたはずの女の子 美羽ちゃんがいた 雄二さんはまだ来ていないみたいです そして僕達は 一緒に夕飯を食べることになって 食事を終え お互いの事を知ることになりました 雄二さんに「お前の話を聞かせてくれ」と言われ 僕の生い立ちなどを話すと、雄二さんは僕のことを励ましてくれました

「お前には俺がいる。だから心配しなくていい」そう言って僕と雄二さんは 夜遅くになるまで話し合い 僕が「そろそろ、雄二さんも来ただろうし、戻りましょう」と言い、二人で外に出てみるとそこに雄二さんの姿はなく、その代わり、僕の足元に一枚の手紙が落ちていた。僕はそれを拾い上げ読んでみるとそこには、

『今まで本当にすまなかった。

実は俺に お前の事を頼んできた人物がいてな、俺はそいつに頼まれてお前に付き添っていた。そしてこの世界に来てからはずっとその頼み主の所で暮らしていたが、さっきの騒ぎを聞いてその人の元に一旦戻る事になった。本当は俺が最後まで守ってやりたいが そうする事が出来ないのは本当に悔しいし、悲しいが 必ず戻ってくる。その時はまた仲良くしてくれ それと俺がいなくても 強く生きろ』と

「なんで、こんな手紙が?まさか 嘘だよな?」と僕が思っていると雄二さんが

「俺はもう、ここにはいないんだ。悪いな」

そう言った後に、僕の背後から雄二さんが現れたので僕は驚いたと同時に悲しさを感じた 僕は雄二さんの胸元に飛び込んで涙を流していた。僕は雄二さんの顔を見ることが出来ずにただひたすら泣いた。すると僕の頭上から雄二さんの声が聞こえてきて「泣くなって。また 会えるかもしれないだろ。それまで俺の代わりに頑張って生きるんだ。約束な」

僕は、雄二さんのその言葉に「絶対に また会おう。」と言いました 雄二「あぁ。お前も頑張れよ」

そして雄二さんは去っていったのですが、その雄二さんの後姿を僕は眺めることしか出来ずにいた 僕はその日から、雄二さんの言葉を信じ、そして雄二さんが言っていた人物に託された仕事を全うするため、一人で旅に出ようと決意し その前に雄二さんからもらった資金で装備を整える事にしました。そして僕は今ある場所に来ています。それは武器屋のおじさんの元に来るために来たのですが僕が来ると直ぐに店の奥の方へと消えていき数分程して おじいさんが現れ「久しぶりだな。今日は一体何のようだ?」と言われ 僕が要件を伝えると「お前がそう言うのであれば俺も手を貸そう」そう言い僕を裏口から外へと連れ出してそこから更に奥へ進んでいき、一つの部屋に入る そこは倉庫のような感じになっていて、その中には様々な道具が乱雑に置かれていて、その中でも目立つものが二つほどありその一つの箱を手に取り蓋を開くと 中に入っていたのは二つの武器でした 一つ目は剣、だがしかし普通の剣ではない。なぜなら刃がないからだ。その代わりに刀身がある部分に小さな魔石のようなものがついている そしてもう一本は杖なのだ

「これを使ってみるか?」と言われ 僕は迷うことなく、その剣を手にした

「名前は

『聖天剣 グランソード』という」と聞かされるそしてそのグランソードを装備する事に成功した僕は この剣の力を確かめる為に外へと出るそして剣を構えて「〈ファイヤーランス〉」と呟くと手から火で作られた槍が出現しそして目の前の岩に向かって飛んでいった。

僕 この世界に来て 最初に目覚めた時、周りが騒がしかったから少し怖かった。そして僕は、自分の置かれている立場を理解する為に、僕がどうして此処にいるのかを考えた結果 僕もあの黒い化け物に襲われそうになった事を思いだす。そして僕が今生きている理由は 誰か

「この世界に来た人達を助けよう」と思って行動してくれた人が居てくれたからだ だから僕は、今度は僕自身が 僕と同じ境遇に陥っている人たちの為に、少しでも力になれるように 強くなりたいと思った。だから僕は雄二さんと一緒に冒険者になり、この世界を救いたいとも思った それからは早かった。僕は この国を出て、近くの村に行き、冒険者として登録

「これから宜しくお願いします」と挨拶を済ませる。そしてその村のギルドで雄二さんと合流した。僕達は この世界の事を学ぶ為にも、まずはその世界の通貨である『ルキ 』の集め方を知らなければいけない為、ギルドでクエストを受けることにする。そこで僕は、クエスト掲示板に貼ってあった 薬草採取 と言う依頼を見つけたので雄二さんに聞いてみることにした。その問いに雄二さんは「まあ悪くないんじゃないか?それ」と答える。

僕は早速その依頼を受けるために、ギルドの職員の所まで行き受付の女性にそのクエストを受けたいと言う

「はい、では手続きに入りますので そちらの席でしばらくお待ちください」と言われ待つこと5分 やっと終わったみたいで その女性は

「それではお気をつけていって来て下さいね。無事帰って来るのを 待っております」と言ってくれた。そして僕達は目的の場所に向かう。僕達が受けたクエストの依頼内容は「この国の外れにある森の中で、この国の近くにある村に生えていると言われている エリクサーの原料になる 万能薬 ラピス草 と言うものを十株持ってきてください」という内容だ。その説明

「僕 頑張ります」と言い、森に入っていく。森を探索していく内に僕達の前に現れた魔物

「グガァア!!」と雄叫びを上げて現れた オーク と呼ばれる豚の姿をした魔物が 二体現れました 僕 僕は今 初めての戦いに挑む。

「大丈夫だ、落ち着け」雄二さんが声をかけてくれるがそれでもやはり不安

「よし まずはこの棍棒を持つ ゴブリン こいつから倒そう」と雄二さんに言われる。

「はい」

僕は雄二さんと協力をして戦うことにしたが相手の動きが速すぎるので雄二さんが囮となり、僕の方に注意を引きつけてくれてる間に攻撃する。だけど全然当たらないので、僕は何度も攻撃を受けてしまうがその都度雄二さんの手助けが入るので 僕は安心して攻撃を仕掛けられるのだが この調子じゃいつまでたっても終わらなさそうだ なので僕は思い切って雄二さんから離れ僕が相手をしようと決め、僕は一気に距離を詰め、攻撃をする。すると雄二さんは「お前!馬鹿 何を考えてる!! 逃げろ!」と言われたので雄二さんを見るとそこには 先程の雄二さんと同じような格好をした人が複数 倒れていた

「なんで?」と思っていると「お前は気にせず戦え。俺はこいつの相手をしておく」と言われたので僕は「ありがとうございます」と言い 僕は戦いに専念する 相手は、ゴブリンだけじゃない、コボルト リザードマンも現れる。僕一人だけでは流石に厳しいと判断し雄二さんの方を見てみると、まだ数人残っていたが、みんなやられていた。

(このままだと僕もいずれ 殺られてしまう。)僕は雄二さんの元に駆け寄り、二人で残りの敵を倒すことにし、そしてなんとか倒すことが出来た

「おい、そっちにも行ったぞ」と後ろから聞こえて来たので振り向くとそこには雄二さんの仲間らしき人物の男性が二人 立っていた その二人は雄二さんに「早く来ないと置いてくからなー」と言われていたので僕は雄二さんの元へと走るが その途中にも他の奴が出てきて僕は、足止めを食らうそして 僕はまた雄二さんと離れてしまった 雄二「俺はお前を信じて待っている。

だから 絶対に来てくれ」と雄二さんに言われたので僕はその言葉通り この場から一旦離れ雄二さんが言っていた人物を探しに行く事にした。そしてその人物は案外すぐに見つかった 僕は、

「すみません 道を教えてほしいのですが?」と聞くとその男は「ここはもう危ないので俺について来なさい」と言われ 僕はその後を追いかけるようにしてついていく すると そこは崖の上だった その男が「もうじきここに大量のゴブリンが押し寄せてくるから 君は逃げるといい」と

「はい?」と訳が分からないことを言われ僕はその男に質問をしようとしたが、「来たよ。あいつらを食い止めるんだ」と その男は何かの準備

「俺がいいって言うまでそこに居るんだよ。良いかい」そう言い僕の頭を撫でると僕はその場に押し倒された その時に僕は気を失ってしまったので、次に目が覚めたのはその日から数日経った時だった 目を開けた時に最初に見た光景は 見慣れない景色と僕の横で寝ている女性の顔があったので「えっ?誰?」と思っていたその時に僕はその女性が着ている服に身に覚えがあることに気づいた。なぜならその服とは雄二さんのものだったからだ。そしてよく見れば雄二さんの仲間の人だった人達もいた 雄二「起きたか?お前が眠っていたから仕方なく俺の家に運んで休ませていたんだよ」と僕はそんな雄二さんの話

「雄二さん、あの時は 有難う御座いました。それと ごめんなさい」

雄二「あぁ、お前なら出来ると信じての行動だ。それにお前はまだこの世界に召喚されたばかりで、力の扱いが上手ではないので、あのままの状態では危険だったから、少し無理矢理ではあったが、お前の身体からあの武器を抜き取ったんだ。その反動でお前は意識を失っていたわけだ。

だから謝る事はない。

寧ろ褒められてもいい事だぞ?」

「そう言ってもらえると嬉しいです。でもどうして雄二さんが持っているはずの武器を僕は使うことができたのでしょうか」と僕は 疑問を口にした。

雄二「あれは聖天剣 グランソードだ。俺達も何故 聖剣 と呼ばれている武器がお前の中に眠っているのかは不明なんだが その武器の力を引き出すためには特殊な条件が必要らしくてな。それは使用者と適合する者が現れる事らしい。

だが、その武器の力が発揮される事は珍しいらしく殆ど例が無いらしいのだ」

「そうなんですね」僕は雄二さんの言葉に疑問を持った 僕はある考えに行き着き雄二さんに質問をすることにした

「それってその剣の力って僕が使えなかったらどうなってたんですか?もし使えない人が使っていた場合とかってその力を封印されていたって事なのですか?」僕はその問いに雄二さんはこう答えてくれた 雄二「それは無い。だってそれは元々俺の物だしな。まあ今は事情があって違う人が使ってるが、本来の持ち主はお前だ。お前は選ばれし者、だからお前以外の人間がその力を使う事は出来ない。」そう雄二さんは話してくれました。僕は雄二さん達にお礼をしたいと思ったので、雄二さんにお願いをしてみた

「僕はこの国を出ることにします。雄二さん、この国の事 頼みます。そして、僕はこの世界に来てくれた勇者達の手伝いをしたいと思うので、皆さんに迷惑をかけるかもしれません。それでも僕にこの世界で生きる事を認めてください」

雄二「ああ 好きにしろ」そう一言だけ僕に言葉を告げた後

「行くのか?」と 仲間の一人 黒髪の短髪をした男性『佐藤 真司』と言う人物が話しかけてきた 僕はその言葉を聞き 雄二さんに視線を送り「うん」と答えた後、僕はその場を後にする そして、 その日の夜に雄二さんと別れ 僕は 次の目的地に向かって移動を開始した そして現在僕達はとある街に来ていた。その町には、僕達のように、召喚されたばかりの人達が多くいて、中には、この世界の人間に奴隷として働かされ 傷つけられていた人達 が沢山いたので、その人達を助ける為に雄二さんと一緒にこの世界に来た勇者の一人である 赤崎さんと白谷さんと協力して救出活動を行なっていた。

「大丈夫、私が君たちを絶対助け出してあげる」と 雄二さんの事を兄と呼び慕っている 赤毛で長めのポニーテールをしている少女『朱里 紅 あかり くれない』さんも僕達に同行してくれています。その途中で

「見つけたわよ 私の子供達を」と言い 一人の女性の人が現れました。僕達は警戒して、それぞれの武器を手に取る。だけど僕と雄二さん以外は、その人に勝てる自信がないのかもしれない

「あらあら 私と戦うつもりなのかしら?この子に勝つことが出来ないような貴女達が、その子に勝つことが出来ると本気で思っているのかな?」と笑いながら

「でもその方が楽しめるわね。」と言うとその人は 僕達に攻撃をしかけて来た。

僕達 勇者一行は 僕と雄二さんと、そして僕達と雄二さんに助けを求められた人を連れて、その場所に向かっていた。

そこは僕達がこの国に飛ばされる前にいた場所で、そこには既に多くの人が避難をしていた。そして、その近くに魔物の姿もあり、僕はそれを討伐する事にしました。魔物の数は結構多いけど 僕一人だけで何とかなるレベルだったので僕がその魔物達を倒していた時 その

「ありがとう。これで私は助かったわ」と言ってくれた女の子は、僕のクラスメイト の『水瀬(みなせ)優梨花』(ゆーりか)さん で 僕の幼馴染みでもあるのですが、彼女のステータスを確認したところ、【職業】が、無職でしたので、僕のスキルで彼女の能力を一時的に上げて、そして、魔物を倒してもらった。だけど、僕は彼女に、雄二さんと同じ

「僕に近づかない方がいいと思います」と言う忠告をし、彼女を元の場所まで送り届けた。

そして僕と雄二さんは雄二さんの仲間である女性 三城院 紫音

(しきんじょう しおん)さんと 共に行動していた

「ねぇ? あのさ、その、私って雄二の事好きなんだけど」いきなり そんな話をされて戸惑ってしまった僕に

「別に、そんなに驚かなくてもいいでしょ。だって私と貴方は同じ性別じゃない」と言われたが僕は、そう言ったことに関して全く理解が出来ていなかったので、とりあえず「雄二さんに相談してから返事する」と答えてしまったのだが、雄二さんが戻ってきたときに、紫音さんは何故か嬉しそうな顔をしていて その事に僕は困惑してしまったが、紫音さんが何か言うわけでもないから、僕は気になってはいたが何も聞けずそのままになってしまった。

そして、僕はその街を探索している時に 一人の少女と出会う。その子は

「なんであんたがここにいるのよ」と言われて僕は一瞬何のことかさっぱり分からなかったのと、この子に見覚えがあったからだ

「もしかして、委員長?」と聞いたら その子は僕の事を睨むようにして見つめてきて「そんなはずないわよね」と言ったが、「そうだよ 久遠寺 瑠璃奈」と僕が答えるとその女の子 久遠寺 瑠璃奈 は驚いた顔を浮かべ「どうして あなたが、その、聖剣を持っているの?おかしいでしょ どうして?だって聖剣は勇者にしか扱えない筈じゃあない」と 言われてしまい僕は、どうしたら良いのか困ってしまい、とりあえず 雄二さんを呼びに行って一緒に話す事にした 雄二「こいつは、お前に会えて喜んでいるみたいだが、俺が知る限りは、俺達の知り合いにこいつはいない。」

「それに関しては 俺もよく分からない」と二人共分からないようだったが、 その会話の中で雄二さんは僕の持っている剣をまじまじと見ており

「これの力を試す機会が来たな」と、言い出したが、雄二さんに聖剣の使い方を教わったので僕は「僕に任せて下さい」と自信を持って雄二さんにそう言い放った。そして僕は

「僕が聖剣を使って、あいつを倒すよ。雄二さんは周りの敵からお願いします」そう言うと雄二さんは少し不満気な表情で僕の方を見ていたが僕は気にせずその剣

「グランソード」を振りかざして僕は魔物を切り裂いていく。すると僕が攻撃を始めた時

「それは私が使わせてもらうわ」と言われその瞬間

「あがぁぁぁぁぁぁぁ」と言う雄叫びをあげ僕はその場で崩れ落ちていき 意識が遠くなっていく中 僕は 雄二さんの声を聞いた 僕は目を覚ますとそこは

「ここは何処だ?」と呟くが 声が反響して聞こえてきたのでどうやらどこかの部屋

「目が覚めた?よかった」僕はその声の主を確認するためその部屋の入り口の方を見ると そこには朱里さんがいた。僕は状況が飲み込めていない為、今どうなっているのかを聞いてみる事にした。朱里さんに、あの時の事を聞くと僕は 聖剣 グランソードの力であの魔物を倒しに行った。その途中までは記憶があったが それ以降の記憶はなくなっていたので僕はどうしたのかと聞くと朱里さんは僕が魔物と戦っていた事について話してくれた。僕は朱里さんの話を聞き、そして僕にグランソードを渡した女性が雄二さんだと分かり、僕は雄二さんにお礼を言いに行くことに決め 僕が立ち上がると、

「どこ行くんだ?」と聞かれたので僕は答えに詰まったが、とりあえず、僕はこの国を出て次の国に行きたい事を伝えると

「分かった 俺はここでお前と別行動するが、次に会った時は容赦しない」と言う言葉を残して去っていった。僕はその後ろ姿に

「雄二さんにお世話になった事 忘れません」と伝えると、 雄二さんは立ち止まりこちらを振り返るが

「またな」と言って再び歩き始めた。

その日僕はこの国を出発することを決めた。そして 僕に力を貸してくれた朱里さんは 雄二さんを追いかけて旅をするらしく「私は、雄二にお礼を言うまでは付いて行きます。雄二に認めてもらえるようにもっと頑張ります」と言っていたので僕はその言葉を了承し、二人で旅に出ることにした

「私ね 勇者って嫌いなんだよね。私の家族 みんな殺されちゃったから」その言葉を告げた後、僕の事を見る目が変わる。

僕はその言葉を聞かないことにしようと思い、黙って歩く。だけど僕はこの時、朱里さんの過去を知ることになる。そして、僕達の目の前には大きな扉が立ちふさがり、そこを開けようとするも、開く気配がなく、諦めようとしたその時 朱里さんはその

「ちょっと待って、この感じは、誰か中にいるわ」その言葉を聞き僕は、すぐに警戒態勢を取るが特に変わったこともなかったので僕はその言葉を聞き流していた。そして、しばらく

「出てこないわね。まぁ この世界の住人が 私たちの相手になるなんてことはないと思うけど」その朱里さんの言葉と同時にその奥にいた人が姿を現しました。その人物はとても綺麗で美しく、とても可憐で可愛い女の子で 僕はその姿に驚いていましたが、僕はあることに気づいた。彼女は何故か涙を流していたのだ。その少女の名前は 白雪 鈴 という名前らしいです。

そして僕は彼女に何故泣いているのかと聞くと その問いに

「もうすぐで、貴方を私の物に出来たのに 邪魔が入った」その少女はそう言うと僕達をその扉の向こう側へと誘おうとしてきましたが、僕は雄二さんがくれた情報を思い出し

「僕達がここに来たのは貴方を助けるためではない 助けてほしいという人達がいる」と言うと少女は少し考えたような素振りを見せました。その反応に違和感を感じた僕はそのことについて聞いてみると、どうやら僕達が助けた人たちは僕達に助けを求めたわけではないと言い出してきた。

僕達がその人達を探す手伝いをしてあげると言うとその子は僕のことを じっと見つめてくるが 僕はその子に近づき、 そして僕はその子の手を握るとその子も

「よろしく 私はあなたの役に立つ」と言ってきたが 僕はこの子が何者なのか分からなかったため警戒を解くことはせずにその子を連れていこうとすると その子から「大丈夫 私を信じて」と言われて僕はその女の子の言っている事が理解できずにその子を連れて行こうとした時に その女の子は急に動き始め、そして

「ごめんなさい 私のせいであなたは死んでしまうかもしれない」と言われた直後僕の身体に異変が起きたので急いでステータスを確認する

黒石 雄治 Lv:15/15(MAX)

筋力:25(50)

魔力:122(20)

敏捷:21(60)

耐久:28(75)

耐性:23(65)

技能:全武器適正(固有)【大賢者】

【勇者】【無属性魔法(固有)】【回復】【

「うわぁぁぁぁ」

僕は、その痛みにより悲鳴を上げてしまったが、雄二さんは僕を心配したのか近寄ってきたが、僕達はその子に何かされるわけでもなく、その子は僕と雄二さんを別の場所に飛ばしてしまった。その場所は薄暗い森の中だった。僕は、さっきまでの光景を思い返し、あれはどういうことかと悩んでいると 雄二「あのまま俺が近づかなかったらお前が死ぬことになっていただろうな。だけどあいつは、一体誰だ?」その問いかけに僕は 雄二さんがあの子と話していた内容を僕にも伝えて貰い 僕はあの子に対して不信感を抱くが、今はそんなこと

「雄二さん!!この森 なんかおかしくないですか?」僕はその事を雄二さんに伝えると、確かにそう思うが、何かおかしいのか?と言われたので、その説明をすると雄二さんは、

「じゃあさっさと あいつを探しに行くか?」と、言われたので僕もそれに答えるように

「はい」と答えると、 僕と雄二さんは 森の中を突き進んでいく。だが僕はその事に気が付かずにいると雄二さんに肩を掴まれ

「おい そっちじゃねぇ こっちだ」と注意されてしまい 恥ずかしくなったが、僕達は森の中を突き進んでいき ようやく開けた場所に出た だがそこには僕達

「お前ら」が待っていたのであった 僕達がその扉を開けるとそこに広がっていた景色を見て僕は言葉が出ずただ呆然と立ち尽くしているだけだったが、その景色とは雄二さんも同じであり

「俺達の他にも、俺達以外の異世界召喚者がここに来るのは初めてだが、お前らはどうする?このまま俺に殺されるか、それともここから出て俺を殺すために追いかけるか、それを決めるのはこの場ではお前たちしかいない。だから俺は何も干渉はしない 俺をここで殺してもいいし俺と戦わずに俺から逃げ切って他の奴らを探そうとするならそれでいい」とその男はそう言った 僕はその男の発言に怒りを覚えたがそれを表に出さず僕は

「雄二さん 僕がやります」その僕の言葉を聞いて 雄二さんは無言でうなずくと僕の後ろに下がる その男は、剣を構えると、僕は自分の能力の一つである「全武器適性」を使い、その男の使う剣を奪い取ったが、その瞬間僕はその剣によって斬られてしまう 僕はその場に倒れ込んでしまった。そして僕は、その攻撃を食らってしまったことにより雄二さんは「俺はお前と戦う。悪いが死んでもらうぞ」と宣言をした瞬間 雄二さんは一瞬でその男との距離を詰めてその男が使っていたであろう聖剣 グランソードでその攻撃を防いだ。その男はその攻撃を受けても余裕があるようで、「この程度なのか 期待外れだな」と言った後 雄二さんから距離を取り、その剣を振りかざした瞬間 その剣が雄二さんに届く事はなく 僕と雄二さんが元の場所に戻る

「これは?」と僕が言うと雄二さんが僕に向かってこう告げた

「どうやらこの世界が作り出した幻惑魔法にかかってしまっていたようだ。どうやら この世界の住民は相当頭が悪いらしい」その雄二さんはそう言い放つが、この空間に入ってきたはずの朱里さんが僕達に攻撃を仕掛けてくることはなかった。どうやら僕達が元の場所に戻れるかどうかの確認をしていたようだった。僕達が無事に戻ってこれたことを確認すると朱里さんは安心

「私も手伝う」と朱里さんが言ってくれたのだが僕はその申し出を拒否し

「朱里さんは自分の身だけ守っててください」と伝えた後に僕はその男に向き合うと雄二さんも、その隣に立った。そして僕は、雄二さんが持っていた筈のそのグランソードを手に取ると「雄二さんが持ってたグランソード お借りしますね」と僕は言うと

「それは元々俺のだ」と言われ僕はその言葉を聞いて笑ってしまうと、僕は その男の懐まで瞬時に移動をし斬りかかると男は間一髪で僕の攻撃を避けるが、僕がその隙を逃さずに 連続で攻撃を繰り返すとついにその男の足に当たり

「クソガァ なんなんだこの女 」と言う声とともに地面へと崩れ落ちると 僕は雄二さんと一緒にこの男を捕らえ、その男の所持品を確認した その男には名前がなかった。そして僕達と同じぐらいの年齢だと分かり、とりあえず僕達は僕達と同じようにこの世界で生きてきた人たちの捜索を始めた

「僕達とこの人達はどうやってこの世界に飛ばされて来たんでしょうか?」その僕からの質問に雄二さんが考え込んでいると

「おそらくだけど、ここはこの世界での俺達の拠点にするためにあるんだろう」との事だった。どうやらこの部屋は誰かの手によって作られたものらしく、ここで寝ることも出来るし、食事も出来るような設備も用意されていた。しかもこの部屋の外には僕達が見た

「あの森」よりもさらに広大に広がる大地が見えており そこには建物のようなものがいくつか見えるが、そこは人の住める環境ではないということだけは分かってしまうほどのものだった そして僕達は、その建物の一つへと向かうと中に入る。そこの部屋には明らかに人が住んでいた痕跡があった。

その証拠として家具なども残されていて僕と雄二さんはその場所を徹底的に調査したが何も見つからなかった為僕達はそのまま外に出て別の建物を散策するが特にめぼしいものもなく僕と雄二さんはその建物の外に出た後、僕達の前に一人の女の子が現れ

「貴方達二人を 私たちの主人が呼んでいる 来てもらうよ」と、そう言われてしまうが僕達は「嫌だ!!」と言うと、

「そうですか 残念です。じゃあ力づくで貴方たちを私の物にしてあげる」と言うとその女の子は僕達をどこかに飛ばすのではなくその力を使おうとしてきた だが僕はその行為が無駄であることは分かっていたので僕は雄二さんに合図を送り雄二さんは僕のその行為を止めようとするが、僕のステータスが異常であることを見破られてしまい

「お前は俺より弱い」と言われると同時に僕に攻撃をしてくるが、僕はそれを紙一重で避けるとその女の子の目の前に立っていた。僕のその速さに驚いた表情をしていると

「この程度の実力で僕達に歯向かったこと後悔するといい」と言い僕は女の子から武器を奪うと雄二さんと共にその女の子の身体に触れると「お前ら一体何者だ!?」と聞かれたので僕は素直に

「僕の名前は白谷勇樹だ。君を僕達の物にするためにここにきた」と答えると、その女の子が急に苦しみ出したので僕は心配すると「だっ大丈夫だよ。この痛みも時期になくなるから だから私は君の思い通りには動かない」と言われたので、雄二さんがその女の子の身体に軽く触れると、その子の苦しみはすぐに消えて無くなったので僕はその子に触れながら「今すぐこの場所を離れろ。じゃなければ殺すぞ」と告げると

「私は お前らについて行く」と言われて 結局その子を連れて僕達は拠点にしているその場所に戻りそこで休んでいることにした 僕達はそれから、その女の人に名前が無いことに気が付いた僕はその子の名前を考えようと提案をした その女の子は少し困った顔をした後に「名前はいらない ただお前らに危害は加えない あとは好きにしてくれ」

僕と雄二さんはそれを受け入れるが、雄二さんはこの子を仲間にするつもりは無いみたいだった 雄二さんは何かを警戒している様子だった そしてその警戒していた理由が判明する日が訪れる。その少女が目を覚ます前に、ある人物が訪ねてきて僕に用事があると言ってきていたがどうにも怪しいので断っていると雄二さんに「あいつは危険だ」と告げられ仕方なく会うと僕に何かを渡して その男はその場から去って行った その何かが気になった僕はその何かを見ようとしたが、それを見ると僕はその場で気絶してしまう 僕と雄二さんは あの少女の

「私も手伝う」

その一言により、俺達はその言葉の意味を理解することが出来なかった。その男、雄二さんの持っていた聖剣グランソードを奪い取った男は確かに強いだろう しかしそれでもあの聖剣グランソードを持った俺に勝てる訳がないだろうと考えていたからだ だが、俺のその考えは甘すぎるのだと思い知らされた

「俺はお前を倒す」と俺が言葉を告げるが、そんな言葉など意味を持たないと言わんばかりに立ち上がってくる 俺達二人が全力で戦っても倒すことが出来ないとは こいつは、一体何がしたいんだ?と思いつつ 俺達はそいつと戦闘を繰り広げているが、俺と雄二の攻撃がそいつに当たることはなくそいつは「俺が持っている全てのスキルは、俺には通用しないぜ」とだけ言うと俺に目線を合わせて

「お前、この世界の無能か?それともただの力自慢なのか?どちらにせよ この俺様と本気で戦いたければ俺にその能力を全て見せてみろ!!俺のこの力の前では何もかもが通じないことを教えてやるよ」と俺に向けてそう言い放った瞬間、雄二がその男に切りかかったが、やはりというか簡単に避けられるどころか、俺と雄二を剣圧で吹き飛ばした後に

「どうやら本当に俺の敵になり得る奴らが こっちに来たらしいな」と言う声を聞いた後に、俺達の意識が途切れる直前に 俺は聞いた その男は、こう告げていた「やっとこれで 本当の意味での殺し合いが出来る」と俺はこの言葉を聞いて、この男が

「魔王軍 」と呼ばれる存在なのだと確信をした。

俺は意識が消える寸前でなんとか立ち上がる事

「雄二 俺はこいつを倒せない」と伝えてから俺は再び剣を握る事を諦めたのだが、この男は

「まだ戦うつもりなのか?」と笑いながら言うと雄二は

「当たり前だ こんなところで死ぬわけにはいかない」と言うが、その男は「この世界で死んだとしてもこの世界の神によって復活をさせられるんだよ。

この世界の住人にはその力が使えるからな だからここで諦めても良いと思うがな」

と告げられて 雄二は「そうかもしれねぇが、それは俺が嫌なんだ」と答えるが、

「俺に殺されるってのにどうしてそこまで意地になるのかが俺には理解出来ないが 良いだろう お前を殺してやろう さっきも言ったが お前達にはもう逃げ場はないんだ」と言った後、 雄二は雄叫びをあげ、その男の背後を取ると、 そのまま雄二が持っていた大剣が振り落とされ、男はそれを自分の刀身を使って防いだのだが、 その男の武器はその大剣とぶつかり合うと音を立てて折れてしまうが その折れた部分から更に斬撃を放ち雄二を攻撃しようとするが、 その男の攻撃を雄二は全て避けてしまう 雄二と男の斬りあいが始まってしまう その光景を見て、この男は一体何なんだ?と、思ってしまった 明らかにこの男には隙がありまくりだというのに、何故ここまでこの男と

「貴方達には感謝をしていますよ。

私が探していた相手の一人を 見つけ出すことが出来ましたので」

そう言って僕の前に姿を現したのは、僕に謎の薬を渡した男だった。その男は雄二さんが使っているのとは別の剣を取り出し雄二さんと戦おうとしている 僕はこの男が僕達の仲間になりたいとか、そういった事を言っていたのは知っているが 僕はこの男のことを仲間として認める事は

「僕は認めない それに雄二さんと互角に張り合っているんだ そんな人間が僕達と同じ場所に立つとは思えない 僕達と同じ立場になれる人間は雄二さんだけだ」

と、僕はこの男に言うが、僕はこの男の力を見るために雄二さんとの闘いに割って入ろうとするが、その行動が遅かったようで既に 雄二さんが大けがを負ってしまっていた。雄二さんも「悪いが俺はお前を認めんぞ 俺達はお前の主人である魔王を殺す お前が俺の邪魔をするようならばお前でも殺す 覚えておけ これが お前と闘う前の最後通告だ」と告げると男は少しの間考えた後に

「なるほどね やっぱりそういう結論に至ったんですね。

貴方の実力ならその結論に至ることは分かっていました そしてその実力では貴方は私の主人を殺せる筈がない事も分かっています しかし、ここで貴方達を見逃すようなことをすれば貴方は私の主人を殺してしまうかもしれないですからね ですので貴方達が私の主人と戦う前に、貴方達に 私の主人のいるところにご案内しますよ」

そう告げられた雄二さんはその男について行くが、その途中で僕が「お前は何が目的で雄二さんに近づいた 目的はなんなんだ!?」と言うが男は無視をして僕達を目的地まで案内をするが、その場所は、とても人の住めるような場所では無くなっていたが、僕達が見たその景色を、人は「地獄」と呼んでいた その景色に雄二

「これは、お前の従者は何を考えている」と僕も思ったことを口にするすると男は、その言葉を待っていたかのように僕と雄二に対してその質問に答え始める その景色の理由は、「魔王」と呼ばれている人の仕業であることそして、その「魔王」は勇者に倒されてその魂をその場所に閉じ込めたということそして、この世界に「魔王」を復活させようとする組織があるからその「組織」を壊滅させるために「私」はここに来たのだという 僕はその言葉を信じることにして雄二さんに「雄二さんは

「俺にその話に耳を傾ける義理はない」と言いながら僕の手を取り「戻るぞ」と言い僕の身体を引っ張るが、僕は「戻らないこの先へ行けば僕達の目的を達成することが出来るかもしれないんだ」と告げる 僕は雄二さんに僕の考えを伝え、雄二さんにも雄二さんの考えがあることは分かっている しかしそれでも僕は僕の目的を果たす為に向かうことを決めた 僕の考えを伝えた後に僕達はその場を離れようと考えるのだが その男は何故かその場から離れようとせず その事に僕は疑問を感じるが今は気にしている場合ではない 雄二は

「俺は 俺の意思であいつらについて行く」と雄二さんが言い僕もその気持ちは同じだったので 雄二さんの言葉に「分かった」とだけ言う そして僕達は

「おい そこの女!お前の名前は 確か白谷勇樹だっけか?お前はこの世界の住民では無かったはずだな どうしてお前はあの男の言う事を聞く」と聞かれたので、その問いに対し僕は

「僕には僕の目的があって 僕も雄二さんと同じようにあの男に従っている」と伝える そしてその言葉にその女が反応を示し「貴方の目的は何? あの男に従う意味はあるの?貴方にメリットは? それを教えて もし 貴方が嘘を言っているのであれば私は貴方を許しません」と言われて僕は、正直に自分の目的の事を話すことにした 僕はその目的を伝えると、 その女の人が

「なら貴方は 貴方達は「魔王軍」を倒す為に

「魔王」と呼ばれる存在を 倒す必要があると考えているのですね」

と確認をしてきたので その言葉に対して

「うん その通りだよ」

と答えた。その女の人は「あの男がその「魔王」なんですよ」と、その事実を伝えられたが、僕はそれでも雄二と一緒にあの男について行こうと考えたのだった。雄二は「お前がそれでいいと言うのならば俺もお前に着いて行く」と言ってくれ その後で

「あぁ、俺もお前に着いて行ってやる お前が決めた道が俺が決めている俺の道でもあるんだ」と言うと、 雄二と僕があの男の後を追うが、 その先に待ち構えていたものはかなり予想外なものが待ち受けていた

「あ、あいつは一体何者だ?俺のスキルが全く役に立たないとはどういうことだ!!」と雄二は言うと白銀の翼の二人の内の一人は雄二に近づきこう言うと、 その言葉を聞いた雄二の瞳には涙を浮かべていた

「まさかお前がここに来てくれるとは思わなかったぜ。

お前と俺ともう一度戦う時が来るなんてな」と呟くと

「さて これで役者が全員揃ったって感じか?」と男は俺達を見てそう言い放った後で俺達の方に目線を向けてきた

「まず俺の名前だが、俺は 天崎 龍也 この世界で最強と呼ばれる無職の男だ。まあ正確にはこの世界というか、異世界から来たんだけどな」

そう告げると雄二の持っている剣の刃先が震えだし 雄二は「貴様は、何故 今になって俺の前に姿を表した。そしてその隣にいる 男は誰だ?」と言うと雄二さんが

「俺はお前のことを知らない だけどその隣の女の子の事は良く知っている その子の名前は白谷勇希君だ」と言う その言葉を聞き 雄二は俺の方を向いてきたので俺が何かあったのかなと思っていると、 その少女は自分の名前を言われた事に反応して雄二さんの方向に視線を向けると、 そこには雄二の姿は無く、俺の目の前には雄二が立っており、その雄二さん

「どうして その名前を知っているんだ その男の名前を、どうして、お前が知ってんだよ!!!」と、怒りをあらわにしながら、こちらに向かって走り出してくると 雄二はその拳を振り下ろしてくる 俺は咄嵯にそれを防ごうとしたのだったが その瞬間に剣を弾かれてしまうとその反動を利用して雄二が回転斬りを繰り出してきたがそれを紙一重で避けて俺は雄二の後ろに回ってから蹴りを繰り出そうとしたがその行動を読んでいたのか、雄二は俺の攻撃をかわしそのまま地面に向けて殴りつけてきたのを俺はジャンプすることで回避するが、地面にはクレーターが出来てしまい 俺は「こいつ どんだけ強いんだ!?」と焦りを覚えると、そんな俺を見たからなのか分からないのだが突然俺の視界

「え?うわ!」と驚いてしまうような状況になる。俺の目の前に巨大な隕石のような物が出現して それは、そのまま落ちていくと爆発し周囲に爆風と瓦礫を巻き起こしてしまっていた。

雄二さんは「今のでお前は死んだと思ったのだが、お前もまだ成長しているみたいだった お前のその力 どこで身に着けたんだ」と言うが雄二の表情には笑みがあった

「俺が お前よりも上だと証明出来て嬉しいのかよ!!雄二 俺を舐めるんじゃねえぞ 俺はまだこんなもんじゃないぞ」

「確かにお前の力は上がっているみたいだが だからどうした?お前が弱いことには変わりはないぞ」

俺は「俺の強さに驚くなよ 見せてやるよ 本気になった俺を!!」と言うと俺は右手を前に出しそして左手を握り締める。そして雄二は少し笑い「なるほど お前の能力の正体はそれか。お前はその能力でどれだけ強くなることが出来る」

と言いながら再び剣を構え俺に迫って来るが俺も同時に接近をしお互いが攻撃をぶつけあうと 先ほどと同じように互いに距離をとり構え直していたので、今度は雄二さんの方が攻撃を仕掛けてきたので、俺はそれを避けた後に 俺もその

「いくぞ!これが俺の本当の戦い方だ 受けて見ろ 雄二さん これが俺の真骨頂だ」と言い放つ すると雄二は「ふーん 真骨頂ねぇ」と言いながら剣を構える すると次の瞬 その光景に僕は驚いた 先程まで雄二が居た場所に雄二が

「ははは 面白い技を持っているじゃねえか お前が使ったのがお前の本来の武器か」と 雄二は そう言うと僕に襲いかかってきたので、僕は急いでその雄二を対処しようと試みたが僕の対応速度を超えてくる速度で迫ってきてしまった為 僕の腕に剣で斬りかかってきていたのだ 雄二さんは「おい もう終わりか まだまだお前の実力はこの程度ではない筈だろう」と言われてしまう すると、雄二の後方から「そうよ あなたもまだまだこれからでしょう」と 白銀の翼の二人が話しかけてきていたのだった。雄二さんは

「ふん お前らが来たということはそういうことか」

「えぇ 私達も来た理由を話しましょう 貴方達が魔王と呼ばれるあの人の配下である 私達が貴方達に敵対するのは当たり前ですよね 貴方達は「魔王」を復活させようとしている そんな貴方達の敵となるのは必然的です」と、言われ 俺は「魔王の復活か」

「魔王が復活したらお前達は一体何をするんだ?世界を支配するつもりなのか?」

と、雄二が聞くと「いいや違うぞ」と否定をしてから、続けてその男は

「別に俺が世界を手中にしようとしても、誰も止めはしないぞ 俺はただ 魔王と呼ばれている奴を倒しに行っているだけだ そいつは俺の大事なものを 壊そうとする 俺の邪魔をしようとする奴は全て潰す」と言ってくると

「それにしてもあんたら二人はどうしてこの場所に来ることが出来たんだ ここは俺しか通ることが出来ないはずなんだ」と雄二が言うと、

「簡単な事ですよ この子がいたからです」と言い もう一人の少女の方を見ながら その少女の方を見ると「初めまして、私はこの世界で「女神」をしているものになります。以後お付き合い下さい」

「そして、この子がこの世界で最強の存在である勇者様なのです」

と言われてしまうと 雄二は「へぇ~この世界にも神様がいるんだな でもこの世界にも神様って存在するんだな」と言うと その少女は「はい この世界には私たち以外にも神の存在は存在しています この子はその中の一人である 私のお気に入りの子なんですよ」と話すと雄二が「俺も会ってみたいなぁその女神に、俺の事を好きになるように言ってくれるなら 俺の頼みを聞いてやってもいいけどなぁ」と言っていると その女神は「貴方が 私の前に現れればすぐに願いを叶えてくれてあげても構わないんだけどなぁ」と雄二を見ているので 俺は「ちょっと 話に割り込んでごめんなさい」と一言言い「雄二さんのスキルは何個あるんですか?」と聞きだす すると雄二は俺を見て「あぁ、俺はな 全部で20以上はあるな」と言ってきたので俺は雄二が持っているスキルを「観察」の「ステータス表示」で確認してみる。雄二は「ほぉ俺の事を見ても俺が何のスキルを使っているのか分からないのか、さすがはあの男の部下だけのことは有るみたいだな」と呟くと 雄二は「俺はお前らの敵では無いし、今はまだその時では無いと思っているんだが もし俺の力が欲しければ、お前らを「覇王」として認めることを条件とさせてもらっていいがどうだ?その男と、俺を倒してから俺に認めさせればいいだけだと思うぞ お前らはその男の仲間なのだから」と言う 雄二は、その少女と二人で話し合って結論を出して欲しいと思い

「白谷勇希君」と、声をかけてみると「僕と真君の意見を聞かせてもらえませんか」と言われたので 俺は「分かった」と答えると 雄二の所に行って

「俺は仲間と話し合いをしたかったから良かったぜ」

「俺とお前が戦ってどちらか勝った方がこの世界で「最強」になるのか?」

「まあそんなところだな」

俺が「雄二、一つだけ聞いておきたい事があるんだけどさ」

「何だ?俺を倒せば答えてくれると思うけどな」と言うと

「俺とお前どちらが強いんだ?」

雄二は俺の質問を聞くと「ふっふふ お前は俺とこの女二人と戦っている姿を見ていたはずだよな? 俺はこの世界での最強の無職の男だ 俺より弱い無職の男が、俺に勝てる訳がないだろう さっきはたまたま運が悪かっただけ、次もそうだとは限らないだろ」

俺は「確かに雄二さんの言うとおりかもしれない」と言うと、その雄二は嬉しそうな表情をしていたのだった。

その言葉を聞いた雄二は、喜びの感情を見せており、俺の方に向かって「どうした 俺が言った言葉が間違っていないと思ったのか?お前の実力では俺を倒すことは不可能だよ」

と、雄二に言われると俺は「確かに、お前の言っていることが正しいように思えてしょうがない だけど俺にはその考えを変えるほどの能力が有ることを俺は証明することが出来るんだよ お前は俺の能力を分かっていないから俺に勝つことが出来ないんだよ」と言うと

「ほう どんな能力があるというんだ?」

俺は「俺の「観察」は

「鑑定」、「解析」の効果を持っていて、「ステータス」を見ることが出来るんだよ そして俺は自分の「ステータス」を見ることが出来るんだ」と言うと雄二は驚いていた 雄二さんは俺の事を見ると、ニヤッと笑い「俺が「全知全能」の力を持っていたとしてもお前の「分析」の力は「完全耐性」によって防がれてしまっているみたいだが、それでもお前は、俺の攻撃を、俺の剣の攻撃を防ぐ事が出来るかな? お前の攻撃が俺に効かなくても俺には攻撃手段はたくさん有るので俺の攻撃力を甘く見るなよ」と言うと 雄二は俺に対して攻撃を仕掛けてくる

「それくらいのことで、俺がお前の攻撃を避けれると思ってんのかい 残念ながら俺は避けるつもりはないぞ」と言うと 雄二は驚いたような表情をして「お前は、この状況を分かってんのかね? お前はこのまま俺にやられちまっても文句は言えねえぞ」

「分かってるよ だから俺も本気を出す」

「へぇー まだ奥の手を持っているんだね、それは一体どういう技なんだい?」と雄二は俺に興味津々で話しかけてきたので

「教えてやる義理はないが 俺は優しい人間だから教えてやる」と言いながら俺は右手に「雷剣」を作り出し構える。そして俺は雄二に「雷剣 連撃剣!!」と叫んで 連続攻撃を仕掛けると、その攻撃を受けた

「ぐはぁ!!」と雄二さんは叫ぶ すると 俺の「観察」は 雄二のダメージが大きすぎて死んでしまうのではないかと思うほどだったので、俺は慌てて回復魔法を発動させると雄二は俺が放った「雷剣 雷撃剣!!」の威力に驚愕していたのだ そして雄二の体力を回復させていくと 雄二さんは立ち上がり俺を見るなり「なるほどねぇ 今の技が その お前の本当の技なのか」と言ってくると 雄二が「今のが、本当の力だとしたら、お前がその力で 俺の「完全攻撃無効」を破る事は出来ない」と言ってきていたので俺は

「お前は「全知全能」の力で全てを見ているんだろうが俺には何もかも見抜くことが出来てしまうから無駄だ」と言って雄二は笑みを見せる

「それならば これでも耐えられるか?」と雄二は言い放つと雄二の全身が金色に輝くオーラに包まれたのだ そして俺は雄二が「覚醒モード」と呼ばれる状態に入っている事に気づくと、その雄二の動きが早くなったり、力強さ

「ステータス」の上昇値などが跳ね上がっており俺は 一瞬だけ雄二に反応が遅れてしまった そして、雄二が

「これが、俺の能力 お前に俺が負けることは無いだろう 死ね!」と言い放ってくると 俺は急いで雄二の背後に周り込み

「終わりです 神威 一閃!!(しんゆういっせん)」と俺が叫び出すと雄二の身体は切り裂かれてしまい倒れ込んでしまった

「まさか、俺の「究極無敵超強化神速モード」を破れるとはな」

「俺も雄二さんの「全智全能」にやられてしまいました

「俺はもう終わりです 俺を殺していいですよ」と言うと 俺は真達と合流していた 真

「あの人が

「勇者様」と「魔王様」と呼ばれていた人の片割れなんですね なんか強そうでは無かったのですけど、どうしてあのような状態に?」と聞かれる 俺は「多分「ステータス」を上昇させるスキルを所持しているんだろうな その効果は絶大だったみたいだけど、 その効果も、発動中ずっと継続するって訳ではないようだから 俺が一撃入れた瞬間に切れたんじゃないのか」と俺が言うと

「じゃあ僕達が戦う意味って無かったんじゃないんですか?」と白谷君が言ってくれる

「まぁそんなこと言わずに、これからはあいつと戦える機会なんて無いかも知れないんだから、しっかりと目に焼き付けとかないといけないんじゃないか?」と俺は答えると 俺達は「魔族四天王」の1人 雄二と戦闘を行うことになったのであった

「俺の名は 天道真」

「僕の名前は 白谷勇希」と言いお互いが名乗り終わると 白谷君が「僕は真君の相棒なんですよ」と言うと

「俺は、この世界最強の存在だ 俺に敵うものなどいない」と雄二は俺達の前に立ち塞がってきた

「お前に質問したい事が一つあるんだが」

「俺の事を、この世界で最強と呼ぶなぁ!お前らは俺より弱いんだ」

雄二は怒り気味な様子だったが「お前の「ステータス」は俺が確認させてもらっても良いのか?」

「お前の「ステータス」を見た所で何も出来はしないんだがな」と雄二は言い返してくると

「まあ俺の質問に答えてくれたんだし、見せてくれよ 俺のスキルが通用するかどうか見てみたいしな」と雄二は言うと、ステータスを表示し始めたので、俺は観察の「ステータス表示」を使って、その雄二が出したステータスを見てみる

「天道雄二」

レベル9999

職業: 無職

(固有称号「限界突破者」)

筋力99999

敏捷1000 器用999 魔力0 耐久 999999 属性 無職 スキル:全智全能(オールマスター)」

装備

「聖剣 デュランダル」

:この世に2つしか存在しない伝説の聖剣である 特殊効果は全てのステータス+3000

「完全攻撃無効化(フルアタックブロック)」「全状態異常攻撃無効」「無詠唱」となっているので、俺のスキルの効果によって「鑑定」してみると「その全てにおいて最強の力を秘めている」と表示されている 雄二が「これで分かったろ? 俺に攻撃が通じる事はないんだよ」と言ってくると

「確かにその通りかもしれないが、俺にはまだ奥の手が残っているから心配すんなって」と言うと俺は右手に雷光纏を発動させた状態で、そのまま俺は

「瞬電光撃」と言うと、俺が雄二に接近してから拳で攻撃をするが

「ふん 無駄だと言った筈だが、本当にその奥の手とやらを使うとはな、お前の速さには少し驚いたぞ」と言い

「そのスピードなら俺にも反応できる」と雄二の蹴りを食らいそうになるのを俺はギリギリのところで 避けようとするが、「瞬動」の効果があるにも関わらず雄二の素早い蹴りに俺は直撃してしまい俺は地面を転がるように飛ばされる

「俺がお前みたいな、雑魚を本気で相手にする訳がないんだよ どうだ俺の実力を知れたか?」と言うと 雄二が地面に落ちている俺に近づき剣を突き立ててきたが俺は何とかして雄二から距離を取る

「なるほど確かに「瞬速」の効果が有るにも拘らず、お前は俺の攻撃をギリギリのところでかわしているようだった それを考えるに、「ステータス」だけではなく「速度上昇系」の能力まで有ったんだな それだと、確かにお前が俺に勝つことは出来ないかもしれなかった」

「その言い方だと、何か奥の手が有ると言うのか?」と聞かれると

「お前は今、その手に持っている「雷剣」が、ただの剣でしかないと思っているだろう?それは、半分正解で お前が思っている以上に 強力な剣なんだよ。お前にはその剣で俺と戦う権利があるのは間違いないし、俺がお前を全力で倒すことを誓うよ」と言うと俺は

「さっきお前のその言葉を聞いた時から 何となく予想していたよ お前がその剣で戦うつもりなのは、お前には「神速」と「瞬撃」と言う技が存在する。お前が本気を出すつもりになれば俺が追いつけないことは無いと思うから 本気を出してきたんだろう」と俺は雄二の本当の能力が

「完全防御態勢」では無くて「覚醒モード」の方にあったということを見抜いていたのだ 雄二は、俺の言葉に驚くと同時に 俺に対して、かなり強い殺気をぶつけてきていたが、雄二の表情は真剣なものになり「なるほどな。「神速」が通用しない時点で俺が負けることは無い

「究極無敵超強化神速強化モード その状態であれば俺はお前の動きがスローに見えるのだよ」

俺は雄二の言っていることに、あまり違和感を感じることは無かったが 俺は一応雄二に「そんなことは無いんじゃないのか?」と尋ねると

「試したくなったのだ 俺は自分の「究極無敵超強化神速強化モード そっちの方が早いことは確かなんだからなぁ!」と言い放つなり雄二は「瞬撃」を発動させると俺に接近すると剣を振るってくる 俺は

「お前も、まだ奥の手を隠してやがるな」と言いながら俺は雄二の攻撃をかわしつつ雄二の背後に回り込もうとすると、雄二は「お前こそ、まだまだ隠してるんじゃねぇのかぁー」と言ってくる 雄二は俺が後ろに回り込んだ事に気づくと俺に攻撃を仕掛けようとしてきたが その時に「スキル」の「雷光付与」、「風操作」「土操作」を使い

「スキル合成」を行って「雷の槍」を作り出し俺は「投擲」で雄二に向かって投げつけると雄二は

「それが 最後の手か」と言ってくるので 俺は「スキル合成」で生み出した「魔法 嵐槍(テンペスト)」と叫んで 俺の手元から、いくつもの風の渦を生み出して作り出した

「魔法の竜巻(マジックサイクロン)」は雄二が放った攻撃を打ち

「打ち消す」ことに成功したと思ったが 雄二の放つ攻撃が俺が生み出した攻撃を全て破壊し尽くしていくのだが それでも、俺はまだ終わってはいなかった 真が「魔弾」を放ち続けている 俺はその「魔銃使い」の真の姿を見て雄二が驚いているのが分かる

「なんなんだ この力は?なぜだ、何故お前達如きの力に俺がここまで押されそうになっている」と焦りを見せ始めた雄二に俺は

「俺はお前のスキルがなんなのか大体は理解できているからな」と話すが 雄二は

「お前に 何が分かっていると言うんだ 俺は俺自身に嘘をつきたくない 俺はお前より俺が強い 俺は俺にそう言い聞かせ続けなければならないんだ!!」と言い始める

「お前のその気持ちも理解できるし そう考えてしまうのも当然なんだよな でもな、その思い込みのせいで俺は、お前を殺すことになるかも知れない」

俺はそう言い返すと、雄二の意識が「全智全能」に支配されている影響なのか雄二は「お前が何を言っていやがる」と言ってきて、俺が攻撃を行おうとしていると

「お前は俺に殺されるんだからなぁ」と言い俺に向かって突進を仕掛けてきたので俺は、雄二に「お前が本当に強くなったというならば、俺はそれにも耐え切れるはずだろう?」と話をしながら俺は雄二

「魔闘の拳聖(マジックボクシングマスター)」と言う称号の効果で拳を「無力化」させて、俺は「魔拳の舞王(マジシャンオブ ダンスマスター)」と言う称号の効果により「無抵抗(ダメージ0)」となり雄二の攻撃を完全に無効化して、俺は雄二に「魔剣解放(ブレイド バースト)」と言うと俺の持つ「聖剣 デュランダル」は「聖魔」と言う「概念属性」へと変化すると

「無属性」の魔力の波動を雄二に放出すると

「うわぁあああああぁぁぁぁぁぁぁ」と雄二は悲鳴を上げると俺は雄二が身に付けていた

「アイテムボックス」の収納されていた武器を取り出すと俺は、それを「アイテムクリエイト」で作り変えていき雄二に襲いかかっていくが、雄二は雄二で俺に「全智全能」で得た「スキル」を使用し 俺は雄二に「全智全能」によって得られたであろう「アイテムボックス」の能力で

「俺が作った物と同じ アイテムボックス」を取り出し、俺が作り上げた武器と入れ替えて俺が攻撃するのを邪魔しようとする

「やっぱりお前には「全智全能」があるよな 俺にだってお前のスキルが効く筈だと思って、俺は俺自身が作れる最高級の武具を用意して来たんだよ」と雄二に言われ

「アイテムボックス 」から出された剣を見た俺は 俺が持つ「聖剣 デュランダル」よりも強力な力を持っているように感じられたが、俺が

「俺には聖剣デュランダルがあるんだよ」と雄二に伝えると雄二は「それはどうかな?確かにその剣は俺の「聖剣 デュランダル」と同等以上の強さを持っていると思うがな」と言う 雄二は俺と戦えそうな武器を見つけると俺に斬りかかろうとしていた 俺の方に突っ込んで来ると俺に「無属」魔力による攻撃を行って来たが俺は

「俺の聖剣デュランダルは、お前の持つ聖剣デュランダルとは互角以上の強さを持つ剣だと証明してみせるぜ!」と言う

「なら俺に勝つ事が出来るかな?

「瞬電光撃」を使うお前が、その技を使って俺を倒せないなら 俺に勝つのは絶対に不可能だと思うが?」と言うので 俺は

「やってみなければ分からないだろう?」と言い返していた 俺は俺と雄二との戦いが始まるが 雄二が「瞬動」で俺に近づいて来て、剣を振り下ろすが俺は

「無駄だ 今の俺には通用しないんだよ お前の剣じゃ俺は殺せないんだってばよ」と言うと 雄二は、俺を睨みつけていたが、次の瞬間に俺を斬ったと勘違いするのだが、実際は俺が雄二の

「瞬速」を上回る速度で移動して、雄二の背後に移動すると雄二に

「これで終わりだよ 俺の攻撃でお終いだ

「無限刃(インフィニティソード)」を受けてもらうよ」と言って振り向き俺に向かって攻撃を仕掛けようとした時だったのだ!! 突然地面の中から大きな蛇が出てきたと思ったら、いきなり地面に吸い込まれていったのである。そして地中からは巨大な龍の姿が見えてきて、その巨大生物が現れると同時に空にも変化が現れ

「これは一体何が起きているんだ? 俺が倒した魔物は普通のサイズだった筈なんだぞ?それなのに、なんでこんなでかい生き物が地上に出てくるんだよ」と雄二は呟いていたのだった。その姿を見て俺は少し驚くが 雄二が「これでは、まるで世界が滅んでしまう前の状態ではないか」と言い始めた その言葉を聞いた俺は

「まさか

「全智全能」の力に操られているからか?」と尋ねてくるが

「俺には関係ない」としか言えずにいた。雄二も「どうすればいいんだ このままだと本当に俺は殺されかねない」と言っている 雄二が俺を殺そうとしてくるので、俺は

「今、お前を殺しても意味が無いので見逃す」と伝えると雄二が俺の事を「信じられるかぁー」と言い始めて俺に襲いかかってくる 俺は雄二の動きを止めると雄二は俺を見て何かを感じたのか「分かった。今は殺さないでおいてやる」と言っていた。雄二は俺が

「なんでだ どうして俺を信じてくれる」と尋ねると

「お前が俺の知っている人間だから 俺は今お前に殺される訳にはいかないから」と言われて雄二が何をしたいのか俺は分からなかったが、とにかく雄二に

「とりあえずお前が、これから俺と戦うことは辞めてくれないのか?」と聞くと

「そうだな 俺にはまだお前を殺すだけの力はあるけどな お前を殺すだけの力で終わらせたくは無い」と言われた それから雄二が俺と会話をしてきてくれた事で俺は雄二から話を聞く事が出来た

「お前が本当に俺が思っていた奴かは分からない だがお前が本当の無職かどうかは確かめてみたいから、一度俺の仲間になる気は無いか?」と言ってきた 雄二の言葉に対して俺は

「俺は、この世界を救おうとしている」と話し始める 俺が、この世界に転生してきた時に女神と名乗る人物から

「貴方の世界で起こっている危機を救う為に、私はこの異世界に送りこんだ」と言われるのだが、俺は自分が勇者や英雄と呼ばれるような存在ではない事を伝えると その人物は

「大丈夫です。あなたが思っている以上に、あなたは特別な存在なんですよ 私から力を受け取って貰えないでしょうか?」とお願いされる 俺は断ると「残念ですね 貴方の願いは、私が責任を持って叶えさせて頂くとしましょう」と言うなり

「俺の世界がピンチなんだよ」と言い出すと 目の前に現れたのは女神と名乗る女性であり俺は、そんな話を聞かされても信じることは出来なかった 俺は俺が「本当に無能力なのかを試してみたかったから」という理由で、俺は俺を殺しに来た相手を殺すこと無く「仲間にする」事にしたのであった

「お前の言う事は本当かも知れないな それにしても無能の癖にお前は何だ?お前みたいな無能がいた所で役に立たない筈なんだが」と言い出したので

「無能の分際で言うことを聞け」と言うのは無理なので「この世界でも俺は最強の無職らしい」と言うと雄二は俺が 最強でも無いと否定し始めた そのせいもあってか俺が、こいつと戦ってみて実力は本物なのだと分かり俺は雄二の話を聞いてみることにしたのである 雄二が俺の質問に答えてくれていたのだが 俺がこの世界の人間なのかは判断出来ないと 雄二の口から出てきた

「お前が、本当にこの世界の人間の可能性もあるからな」と言われてしまったが

「お前は本当に俺の事を知らないんだな?」と言い返してしまうと

「お前の言う、この世界のお前って何だよ?お前もしかしたら別次元の人間とかじゃねぇーよな?」と雄二から言われたので俺は雄二の事を信用する事にしてみた 俺は雄二を信用出来る男だと思っているし雄二自身も「お前は俺の知るお前なのか?」と尋ねられた 雄二は俺のことを知っていたらしく

「お前が、本当に俺達の知らない世界から、こちらに転移されたのか分からないんだよな まぁお前の言っていることが全て嘘だという可能性だってあるんだし そもそも俺は無能の奴なんかに、今まで一度も負けてないし」などと言っていた

「俺の名前は神坂真だ。改めてよろしく頼む」

「俺の名前を知っているということは やっぱり別の世界から来ているのか?」

「あぁ、多分な お前に殺された記憶もある」

「そうだろう?俺に殺されかけているのにも関わらず、俺はお前が生きていると思っていた」

「その前に、俺はお前の事を雄二と呼んでもいいんだよな?」

「勿論さ それで俺がお前の敵になった場合俺は全力でお前を倒しにかかって良いんだよな?」と雄二が聞いてきた

「それは仕方の無い事だし、俺が雄二に勝つことが出来るかどうかで、俺はお前の言う「世界」を救うかどうか決まるんだろ?」と俺が答えると雄二は少し考えていたが

「それなら、もうそろそろ、あの龍を倒してしまわないか?」と雄二に提案されると俺は雄二に

「ちょっと待ってくれよ」と言って、俺達が今いる場所から離れようとしたのだが「お前達何者だ 何故俺が封印した地の中に入り込んでいる」と龍が話しかけて来たのだ その龍は、とても巨大なドラゴンの姿をしており全身に「光輝の鎧」を身に纏っていたので「こいつは、まずい」と思ったが、その時俺の身体が輝きだしたので

「どうなってるんだ?俺のステータスに変化が起きたぞ。まさか、この龍の加護を受けることになったのか?だけど俺は別に何もしていない筈なのに」と言ってしまった

「それは、わしの「龍化」の力を使ったからだ。そのおかげで、今の貴様の「龍王」としての能力を得たはずだ」と言う

「龍王が龍の王様だとすれば龍王の「全属性耐性」と 全ての攻撃を吸収する「光盾」と、相手の魔法を打ち消すことができる 吸収することのできる、光弾という技があるはず」と言い出してしまったのだ

「そうだが それでは足りん。「光矢」「雷槍」「水波流渦」」と言ってきた 雄二は「それなら、お前に力を見せつける必要があるって訳か?」と話すと「当たり前だ。力も見せずにお前達に、この力を使っては意味がないだろ。お前の力を試す意味を含めても」と言う

「確かに、俺の力が、どの程度まで通用するか知りたいものだ」と言い出したので俺は 雄二に対して、こんな奴に勝てるのかなと疑問を抱いてしまいながら

「雄二よ。あいつは「龍化」を使っている。お前には厳しいかも知れんぞ」

「そうなると、お前の力を借りることになるが問題ないか」と言ってくるが俺は俺に何が出来ているのか分からないのだ。

そして雄二が、「俺の力を貸すことでお前がパワーアップできるかもしれない。お前には「勇者の素質」というものがあって お前には無限の力があるんだよ。その力で俺はお前を勇者として認めようとしている」と 雄二

「俺は、そんなものに興味は無い。俺は、自分の力だけで強くなっていくから」と伝えると雄二が笑い始めて「面白い。やはり俺の思った通りだったようだ。俺の想像していた通りの男だよ。俺はお前を、これから本気で鍛えようと思うんだ。俺と本気で戦えるような強さにしてくれる。それに、お前に、まだ見せていなかった俺の「固有能力」も、お前には覚えて貰おう。俺の能力を全部お前に与える」と言って雄二が雄二が俺の頭に手を置くと 雄二が、その手に力を込めると俺の中で「何か」が生まれてきた 雄二が手を離すと俺が倒れそうになったので雄二

「おい!大丈夫か?」と言われてしまうが俺は大丈夫だと返事をするしかなかった 俺は「今感じた力はなんだ?」と言ってしまう すると、その瞬間にまた「無」になって目の前にいた龍の気配すら消えてしまって「あれ?消えた?」と言うのだが「馬鹿な どうして消える事が出来るんだ?」と言うが雄二は「今はまだ話せない事があるけどお前の本当の能力は、もっと先になってから教えることになるだろう」と言うと俺の身体に「闇属性無効」の効果をくれたのである 俺は「ありがとうな雄二、俺に力をくれて、それと雄二にも言っておかなければいけないことがあった」

「俺はお前と違う道を選んだ。お前と一緒にいることは出来ない」と告げると雄二は

「それは、どうしてだ?」と言うので

「俺の目的は「俺自身の力」で世界を守ることであって「無職」のままでいるのは嫌だからだよ」と言う

「俺は雄二のことは好きだと思うし信用はしているが一緒に行動することが出来ない理由があった」と俺が言い返すと雄二が

「その理由とは一体なんなんだ?」と尋ねられたので俺は「俺の仲間が、こいつ等なんだ」と言う

「そうなのか?お前は、もしかして「聖騎士」なのか?」

俺は雄二の言葉の意味が分からなかったが雄二は俺の仲間のことを、どういった意味で聞いたのかが、分からないまま

「俺の仲間が「聖剣の勇者」なんだよ」と言う

「やっぱり、お前達は仲間なのか」

俺は雄二が何のことを言っているのかが分からなかった 雄二は俺に向かって「お前は「勇者」の証は持っていないのか?」と聞かれたので「勇者って誰だよ?」と答えてしまうと雄二は呆れた表情をされてしまったのである

「俺は、ただお前の役に立ちたくても、お前は、俺のことを必要としてくれなかったんだ」と言い出したので俺は「お前は俺にとって仲間であり友達なんだ」と言うが

「俺がお前の仲間?ふざけんなよ」

「お前は、本当に何を考えているんだ?お前は自分が無能だって知っているのか?」

雄二の様子が急変して怒り

「無能が偉そうなことを言うんじゃねー」

と言い出したのである

「雄二。俺と一対一で勝負してくれないだろうか?」と俺が頼むと 雄二は了承してくれた

「お前を殺すつもりはない 俺はお前を信じていたから」

俺は雄二に戦いを挑むと雄二は

「俺とお前では戦いになる筈がないだろう」と言うのだが

「それでも俺は負けたくない」と言うのだが 俺は雄二と殴り合いを始めた 最初は俺が有利かと思われたのだが 俺の身体が輝きだす そして俺が目を覚ますと

「やっと目が冷めたんだな。お前が寝てから2時間程が過ぎていたぞ」と言われたのだ 雄二から説明を聞くと雄二の身体に「闇属性耐性」と「光弾」を俺に与えた時に その力を封印されていたのだと言うことを知らされてしまい「そんなバカな事が有り得るのか?」と思ってしまったが雄二は「お前は今俺に負けてしまったが俺はお前を無能なんて思ってないし俺が思っていた以上に、お前が強すぎただけだ」と雄二が言い出し

「俺は「神速」という速さを得ることが出来る能力を手に入れてしまったんだ」

「俺は、この能力でお前の攻撃をかわしたりすることが出来るんだよ。俺の無能と思っていた奴が実は最強クラスの力を手にしていて驚かされたが だけど、この能力はお前には使いこなせるわけがなかった」と言ってきたので俺は少し考えてみると

(確かに、このスピードがあれば回避するだけならば楽かも知れないが戦闘中に敵の攻撃を回避するとなると大変だし 何よりも、これは攻撃する事もできないのではないか?)と思っていたら 俺の考えが読めたかのように「確かにな。お前の考えたとおりの使い方もあるし強い敵には通用しないな。俺の場合は相手が悪すぎるし相手は俺の能力を理解しているから避ける事も出来ないはずだから これでは相手に攻撃を繰り出すことができないだろうし、それにお前はこの能力を完全にコントロール出来ていないはずだから無駄に使う事は避けた方が良いと思うぞ」と言ったのだ それから雄二と色々と話していくうちに

「やっぱり、俺が思うに お前が俺と行動している理由は「力の使い方を覚えさせよう」としているのではないのかい?その証拠として俺が「光盾」という技を俺に使ったんだ」

「お前は、この世界に来たばかりだから力の扱い方がよく分からないだろ?俺なら、それを教えることが出来るし俺達の世界に戻るまでの間は一緒に旅をした方がいいだろ」

俺は雄二の優しさが嬉しかったのだ。だが俺は雄二に対して

「悪いが、それは無理だ。雄二には雄二の生き方があるし。それに仲間達が待ってくれているから」と言うと雄二は残念そうな顔をしていたが「そっか、俺はお前との旅はとても有意義な時間を過ごすことが出来ているから楽しいんだけど お前が、そこまで言うなら仕方がないな」

「俺は雄二に感謝をしている。お前がいなければ俺は死んでいたから、俺の命を助けてくれた恩人の頼みだ。お前には出来る限りの事をしたいと思っているんだ。お前に力を貰って、まだ俺は弱いままだけど お前と離れるのは寂しいけれど俺はお前の期待に応えたいと思うし、もっと強くなって戻ってくる」

「それまでは「聖騎士の勇者」と共に行動してくれないか」

俺は雄二の気持ちを受け入れる事にして、しばらくの間 俺は、この世界にいる間の雄二に鍛えられる事になった そして俺が目覚める少し前に、もう一人の勇者が現れたのだと教えられてしまうの

「俺の名前は 白雪勇二(しらゆきゆうじ)で俺の目的は「俺自身に価値があることを証明すること」なんだ」

「俺はお前が、この世界に召喚された「勇者」なんだろ?」と言う 俺達は二人で協力して雄二に修行をつけてもらっていたのだが雄二

「勇者?違うぞ。確かに勇者と呼ばれている者も存在しているけど、俺達の世界の人間は勇者とは呼ばない。何故ならば勇者とは称号であって職業じゃないんだよ。勇者は勇者以外の者には使えない固有能力を所持している者がなるんだ。俺は「全職適正」「聖剣士」

そして、こいつは俺と一緒で「固有能力所持者」なんだ」

俺は「お前と同じような人間が存在しているのか」と驚くと 雄二は、こう答えるのであった

「ああ そうだよ。だけどお前のように複数の能力を持ち合わせてはいないし「固有能力所持者は俺一人だけで他は全員無職だよ。それに、俺も「全職適性」と「全能力上昇」と、その上位の能力を持っていなければ俺だって「無職の無能」と呼ばれていたかも知れねえから まぁ、お前には俺の無能だった時の姿を見られているので分かるだろう」と言うので

「お前も、そんなに強かったのか?」と俺は雄二に尋ねると雄二は

「お前は、どうして、そんなに強くなりたかったんだ?」

「俺は俺が「無職の無能」でいる事が許せなかったからだ」

俺は雄二に、その思いを伝えた

「俺は、ずっと自分の「強さ」に誇りを持てなかったんだ。俺が、あの男に言われた言葉の意味が分かった気がしたんだよ」

俺はそう伝えると雄二が

「お前に、そんなことがあったんだな 俺と一緒だな でも俺はお前とは違うんだ。俺の場合は、あいつらのお陰もあって「自分が強くなった」という実感を持つことができた。だから「聖騎士の勇者」は、ある意味で特別の存在で俺は無職の「無能」と呼ばれていても それが理由で誰かにバカにされたりすることはなかったんだ」と言う そうなのか?と思いながら話を聞き

「お前は「俺の仲間達の為にも絶対に魔王を倒して世界を救ってやる」って決めてるのも、そのためなのか?」と雄二に問いかけ

「俺が無能の無職なのは間違いないだろうし

「無能の無職だから何もできないので俺の代わりに頑張って世界を守ってくださいね。無能の無能の勇者さん」なんてバカにされて、いい気分はしないだろう?」

俺は「確かに、それは、嫌だと思うな」と言うと 雄二が俺に話しかけてくる

「そう言えば、お前の持っている武器を見せてくれねーか?」

俺は「この「魔刀:紅桜」の事か」と言って俺がアイテムボックスから取り出して雄二に渡すと 雄二は興味津々といった様子で、俺に「この刀は凄いものだな」と言い出す

「俺も気になって調べてみたんだが、これは 伝説の名工が作ったと言われている物なんだってな」

俺は「お前は こんなことも知っているのか」と言うと 雄二は

「当たり前じゃないか これぐらいのことは常識的な知識として 覚えていて当然の知識だし 俺は、そういう事も全て、頭にインプットしているんだ」と自慢気に語りだす

「それに俺が手に入れた「能力石」のスキルの中には

「この剣の製作者を知ることができるかもしれない」って

「この剣を造った人物の名前と、この剣を作った目的を知れることが出来るらしい」

俺は、その話を聞いて 俺の身体が突然輝きだしてしまったのだ。俺は雄二から距離を取ってしまうと、どうすれば良いか分からない 俺は、雄二が言っていた言葉を何度も頭の中で再生していたのだ。

そして俺の前に

「俺の目の前に一人の女が姿を現したのである。その姿を見た雄二は驚いてしまい「レイラ」と叫び そして俺は雄二の方に視線を向けると、そこに立っていた女性が俺に近づいてくる 彼女は俺に向かって話かけてきたのだ

「あなたが私の夫になる予定の人で間違いないのですね」と言われ 俺も彼女の方を見て「貴女の事は雄二に聞いていたが 実際に見てみて確信に変わった」

「俺は「黒髪の女性」が好きで、その中でも「清楚な感じの人がタイプ」なのですが あなたの容姿は正に理想通りと言っても良いです」

俺の言葉を聞くなり彼女が微笑み「あら?嬉しい事言ってくれるじゃない」と俺

「私の名は「聖巫女」この世界の神に最も近い位置に存在する者のことで 雄二君からは「俺の奥さんのレイラ」と教えてもらったの」

俺は、雄二に近づき 俺は「どういうことなんだ」と尋ね 雄二から事情を聞いたのである。

俺が倒れていた場所に 雄二がやってきて「この男はお前の知り合みたいだから俺と一緒に旅をして鍛えてもらうといいぞ」と雄二は言い

「雄二がそこまで言うんなら 私は貴方を歓迎します」と言ってきたので俺も雄二と同じように「宜しくお願い致します」と言って彼女と握手をした すると雄二が彼女に説明を始めたのだ

「彼は、まだ無職のままでして俺が「勇者」の力を覚醒させたのですが、俺と彼では力の差が有りすぎて彼が強くなろうとしないのですよ」と説明したのだ

そして俺が「この世界に来てから この「魔刀:紅桜」を手にしたら 力が、みるみると湧き上がって来て、それからというものの 力を抑え込むのに精一杯の状態で 力の扱い方を会得していない状態なので 今の段階では、とても旅などできるような状況ではないんです」と言うので俺は雄二に対して、

「それならば 仕方がないかもしれませんね。

だけど雄二君の頼みだし私が責任を持って鍛えさせていただきますので、私について来てください」

雄二が「俺達も、そのつもりだから頼むぞ」と言ったので俺は、それなら まず最初に何をするべきなんだろうと考えていると、彼女が

「それなら雄二君は、先に「仲間」の元へ帰っていて貰えるかな?それと彼が目覚めるまで、もうすぐだと思うから彼の面倒を少しの間だけ見てもらえないかしら?」

俺は「仲間ですか?それなら俺は 雄二の友達です。

だから俺も雄二のパーティーに入れて欲しい」

俺が、その話を彼女に伝えると「分かりました そう伝えておきます」

俺達はお互いに自己紹介をし合う 俺は、まだ名前を雄二から聞いていなかったので雄

「俺は雄二って呼んで構わない」

俺と雄二はお互いに笑いあった

「俺はお前のことはこれから、お前の事を「師匠」と呼ぶ事にしたよ」

俺は雄二が「勇者」であることを そして、この世界に召喚されてから今までに起きた出来事を全て聞くことにしたのであった 俺が「師匠」と雄二のことを呼んでいたら雄二は 照れくさそうな顔をしていた 俺は 俺達が雄二に質問したいことが山ほどあるという事を伝えると 雄二が、この世界に来た時から今に至るまでの全てを語ってくれると言うので俺と雄二と彼女は、この世界の「魔王」についての事を話し始めることになるのだが、

「お前は「この世界」に来る前に俺と同じ「異世界転移」と言う現象にあったんだ」

俺は、雄二の話を聞くことになったのだが 俺達の住む世界とは別の「別の次元の世界が存在する」ということを聞かされてしまうので 俺は雄二に尋ねた「その話は 本当の事なのか?」と 俺が雄二に確認を取っていると雄二が 俺に語り掛けてきて

「お前も 俺と同じで「別世界」からやって来た人間なんだろ?」

雄二が俺に語り掛けた事で俺の頭の中に浮かび上がった あの男 俺を「無能の無職野郎」と呼んで嘲笑った男が俺の脳裏に蘇ってきたのだ。

「俺も お前も 無職で「無能」と呼ばれているのは、この世界での共通認識なのだろう。

だからお前の持っている「魔刀:紅桜」にも反応してしまっているようだな」

雄二は そんな俺に、そんな風に思わなくて良いと励ましてくれたので

「そういえば 俺が お前に お前の仲間が心配しているだろうからと伝えたが 雄二の仲間の人達は無事だったんだな」と俺が言うと雄二が俺の方を見ながら話し始めるので俺は「お前の言っている意味が良く分からねーんだけど、その前に、その話し方が気持ち悪いし止めてくんねーか?」と言われ 俺の話し方を変える事になったので俺は雄二に話かける 俺は

「さっき 雄二が言ったように俺と雄二は同じ日本から飛ばされて来た人間で同じ日本人同士という事になるんだよな」

雄二は俺の言葉を聞きながら俺に 俺に語りかけてきた 雄二は俺に向かって

「お前も「勇者の力」を手にしてから 何かしらの変化が起きたんだろう?」

雄二は「俺には分かるぜ」と言い出す 俺の「魔眼」の能力が、その証拠だと俺は思い雄二に話した

「お前の瞳に写っている「文字」がお前の「固有能力」なんだ」と

「そうそう俺がお前に伝えないといけないことがあるのを忘れていた。

「魔王」と呼ばれる存在を倒した時に手に入れることが出来るんだが

「聖巫女」は「女神」から「神の代行者」に任命され

「魔王」を倒し世界を救うと「救世主の加護」と言う能力を手に入れれるんだ。

この能力の能力は凄い能力で あらゆる魔法と能力を発動出来るようになるし 魔力が尽きることはないと言う能力で俺とお前が出会った時みたいに身体が光輝くのはその証なんだ」

俺も、それは「俺の仲間達の為にも 俺が「魔王」を倒してやらないと」と思ったので 雄二に、そう伝えると

「俺はお前に俺の知っている情報を教えるのは問題無いけど、それはあくまでも俺自身が知っている事だけだ」

俺は「雄二が知っている範囲だけで十分だ 俺も自分で色々な事を調べるつもりだから大丈夫だと思うぞ」と言っておいた 雄二も俺が雄二に尋ねるよりも早く、こちらが雄二に尋ねた

「お前が持っているスキルの中に「解析」と言うのがあっただろ?」と聞かれたので 俺は、「ああ、俺がスキルを持っているかどうかを確認した時に取得したものだから俺自身、あまり詳しく知らないが お前はスキルの内容が分かっているのか?」と聞くと雄二が俺の事を見つめてくる 雄二は、しばらく考えた後

「実は俺が、ここに飛ばされた時には「解析スキル」は使えなくなってしまっていて、この世界では「鑑定士」に頼まなければいけなかったのだが、俺は自分の能力を調べられる奴を探して旅をしていたんだよ」と言われ俺は「じゃあ雄二が言っていた仲間の人が俺が寝ている間に雄二の身体を調べていたって言ってたけど雄二に何を伝えたか分からないか? それに、どうして俺が眠っている間は俺が起き上がるのを待ってくれなかったのか、それを、もう一度聞かせてくれないか?」と俺は雄二に向かって問い掛ける すると雄二が

「仲間が俺の身体に触れてきた時は本当に驚いたが、俺は「解析」と「回復」が使えなくなったとしか言われていないぞ

それと俺が「魔刀:紅桜」を手に入れた時の事も何も聞かされていない」と雄二は言い出し

俺は「俺も仲間の一人から言われたのは、俺が気絶していた間の事は俺も知らん」と答える 雄二は「お前に 一つ提案なんだが俺と一緒に行動するんじゃなく 俺とお前の「魔刀:紅桜」を使って「神域」と呼ばれる場所に行ってみないかという事なんだ」と言ってきていたので 俺は「確かに雄二と一緒なら心強いかもしれないが、それでも俺は、やはり雄二と一緒に行けない」と断ったのだ

「俺だって雄二と一緒にいたら楽なんだろうが この世界に来るまでは俺は「無職」として 雄二は「勇者」として活躍していて 俺だけが役立たずのまま みんなに助けてもらうような生活を続けていた 俺には「自分が勇者」になれるとは思えないし そもそも俺は、この世界の人間が「俺を勇者」にして俺を利用しようとしているんじゃないか?って言う不安があって俺は雄二に一緒に行くのを断られてしまった だけど雄二が「どうしても俺と行きたくないって言うんだったら 仕方が無いけど俺はお前の力を開花させてみたいと思ってはいるんだよ だから、まずは「勇者ギルド」って所に俺と一緒に来てほしい」と言われたので俺は、それくらいならば別に構わんが俺自身の事を信用できる人間にしか教える気はないと

「俺が雄二と行動をともにするのは雄二の為にもなると思うし構わないが お前が俺の事を信じられないなら俺は、お前を信じる事が出来ない 俺は俺以外の人間を信じるつもりは無いから」と言うと雄二は俺の目を見てから答えを返す

「それなら 俺も それで構わないから「勇者」である俺は

「仲間」に信頼される為にも「仲間」を増やしていきたいと思っているんだ そして俺は、これから先にある大きな問題を解決するために、もっと仲間が欲しいと考えている 俺が「魔王」を倒すために 協力して欲しい だから 俺は、お前に信じて

「勇者」についてきて貰える様にしたい」

雄二の話を聞いた俺は「お前の考えを 理解する事にしたよ」と伝えてから 俺が「俺の事を信用してくれるっていう事だよな?俺は雄二の「勇者」について行くと決めたよ」

俺が雄二に伝えると「お前の「魔刀:紅桜」に宿っている神様は、お前の事を気にいったみたいだし お前の事を、そこまで気に入ったというのなら

「聖巫女」の力も 目覚めさせる事が出来るかも知れないしな」と 雄二が話し始めた

「聖巫女」は雄二の話を聞く限りだと「神の巫女」という存在のようで その

「巫女の力」は雄二が持つ

「聖剣:聖女の守り」が持っている力とはまた別物らしいので

「俺は雄二の仲間に認めてもらえるだけの実力があるんだと分かったから俺は安心して雄二に付いていく事にする 俺の「ステータス」を確認してもいいぜ」と言うと 俺のステータス画面が表示されたようだったが俺も雄二の

「解析スキル」の能力によって表示された

「俺の固有能力」は 雄二と行動を共にする事になる以上 見せても特に問題は無い

「無属性魔法:透明」は、どんな状況でも相手の不意を突いて 攻撃を仕掛けたり出来るように訓練してきた技で、雄二には、俺の攻撃が当たらなかったように見えた筈だが、実際は違うのだ。

「無属魔法:無色結界」

これは無詠唱で展開が可能な無の障壁を張る能力で俺は雄二の攻撃を受け流すのではなく「無」の力で受け止めようとした 俺が展開した「無」の壁は 無論雄二の力の方が強かったのだが俺の無の力の方が強くて 俺と雄二の間には、少しだけ力比べが行われた 雄二が、そのまま押し切ると思ったのか「はっ どうやら まだまだ、お前の「無能」ぶりも改善が必要なようだし 今回は引き分けで良いかな」と言っていたが俺は「お前も、その言い方どうにかしろよ そんなんだから雄二の周りには人が寄らないんだよ お前に友達が少ないのは、そういう性格にも問題があるんだからさ」と言うと雄二は俺に向かって「うーん まあ確かにそうだな」と言い出す 雄二は俺の事を見直してくれたみたいで、その証拠に 雄二の「解析スキル」が俺の能力の詳細が分かり始め

「黒髪の君も、僕の固有能力の解析能力で君の固有能力の能力を僕に教えてくれた その固有能力の名前を教えて欲しいんだけど」と言われ俺は素

「俺の固有能力は

魔剣創造だ」と答え 俺は「俺には雄二の「聖剣:聖なる願い」みたいな特別な力は俺には無いが、この魔剣の力は本物だ」

そう言って俺は、雄二に「魔刀:魔刀羅刹」を渡すと雄二は魔刀羅刹を手に持ち眺めながら呟いていた

雄二が、俺が持っていた「魔銃士:銃姫」を手にすると魔刀羅刹と同様に魔装具は雄二に手に馴染むようで使い心地を確かめると「凄いな、お前の持っている魔導士系のスキルと相性が良いのかもしれねーし 俺はお前の「固有能力」が羨ましいけど、この世界に来て

「聖巫女」も「解析士」「解析士改」も使えない俺からしたら俺より凄いと思うぜ

だから、あまり自分を下げたりする必要はないんだぞ 俺は 自分が「魔刀:紅桜」を持っていたからこそ分かるんだ」と言うので 俺と雄二は「勇者ギルド」へと向かう事になった それから俺は雄二と共に歩き出して雄二の仲間達が住んでいる家に向かった

「そう言えば 俺の事を仲間が受け入れてくれるか心配していたんだったよ 雄二の事を信用しているなら問題ないだろ?」と聞くと雄二が

「それは分からないけど俺も仲間達に信用されて「勇者」になって、ここに飛ばされて来たんだから、

「勇者ギルド」に着いた時が 俺達の正念場だな 頑張ろうぜ」と言われ俺達は雄二の家まで歩く しばらく歩いていると、とある一軒家に辿り着き俺と雄二は、家の中に入ると雄二が声を上げた

「ただいま~」と言うと一人の少女が、こちらへ向かって走って来て雄二に抱きつくのが見えた 俺は、「あの子が雄二の言ってた「仲間」の一人か?随

「俺は「勇者」の吉井明久ですよろしくお願いします」と言って俺と雄二は 自己紹介を始める すると俺と雄二に向かって女の子が近づき

「貴方たちが雄二の言ってた人ですね?私は雄二の仲間の霧島翔子といいます、これから雄二のパートナーとして一緒に冒険をして行こうと思っています、それと 私の事を呼ぶ時は、名字じゃなくて名前の「霧島さん」で呼んで

「雄二の事が好きなんですよ なので、これから宜しく御願致します」

「私の名前は坂本優子と申します 私は 雄二と 結婚を前提に付き合っている仲であります 私達と一緒に冒険をするんですから、まずは貴方の本当の力を試させて頂きたいのですが、いかがでしょうか?」

「俺は構わないけど 雄二の方はどうなんだ?」

俺が雄二に質問するが 雄二は困ったような顔をしていたが「俺の「聖女」が「解析者」の力を手に入れてから 俺は自分の力が信じられなくなったし 俺はお前に 俺の事を信用して欲しい だから俺が持っている能力を全て 見せてやって欲しいと思っている 俺を信じてお前が出した結論に俺は従う」と言われたので 俺は、雄二と向かい合い「魔剣士」を発動してから

「俺は 今出せる全力でお前と戦いたかったから「聖戦士:聖勇者」の力を解放するぞ」と 雄二に伝えたら

「それが

お前の意思なんだったら、それでいい」と言って雄二も 何かしらの能力を発動したみたいで「俺が持っている全知の能力を見せてやる」と言った後に俺に向かって攻撃をしかけてくるが俺は「聖剣士」で防いで雄二を弾き飛ばす 雄二は 体勢を立て直すために後ろに跳ぶが 俺は雄二に対して攻撃を仕掛けていく 俺が雄二を斬りつけようと振りかぶると 雄二は俺が振り下ろすよりも先に攻撃してくるが、雄二の攻撃を受け止めた後で、俺は「聖魔法:ホーリーライトシャワー」

「聖魔法:ホーリーバースト」と唱えて雄二を攻撃すると 雄二の体は光に包まれる そして、しばらくしてから雄二が立ち上がると「俺が 負けてしまったようだな」と言っていたので俺は雄二の肩に手を置いて話し始める

「俺の力を信じて貰えたようで嬉しいぜ 俺も まだ 完全に力を使いこなせるようになって無いみたいだけど、俺はお前が言うなら お前の力になる事を約束しようと思う」と言うと雄二が「それなら、俺が お前に名前を付けてやるか」と言い出したので、俺に名前を付けるように頼んだら雄二が考え込んだまま動かなくなり

「なぁ、お前って本当に無職なのか?」と言われるので俺は「無能だと言っている」と答え それから雄二は少しだけ黙っていたが

「そうだ!お前に似合う名前を俺は思いついた」と言って 雄二が俺の名前を言おうとする前に俺は 雄二が言い出そうとしていた言葉を言ったのだ

「俺に名前が 必要かどうか分からなかったから言わなかったが、俺の名前はお前に決めて欲しいと思っていた」と言うと 雄

「俺がお前の名前を決めても良いんだな お前が、その名前が気に入らなかった場合、俺は「魔銃士」の能力を 封じられてしまいそうな感じはするんだけど」と聞いてくるが俺は

「気にいった名前が無かったとしても俺が「聖魔法:聖戦士」と「聖魔法:聖人の守り」の力を手に入れた以上

俺はもう、他の称号を手に入れる事は出来なくても「魔剣:無」と

「魔銃士:銃姫」の2本があれば十分だと俺は思う だって

「無」の力の発動条件は

相手を殺す事に躊躇う必要がなくなる事だし 俺は雄二が付けてくれる「聖魔法:聖人の守り」に賭けてみるつもりだからさ」と答えたのである

俺は「魔導士ギルド」へと戻り 雄二の仲間の「聖魔法:聖勇者」の称号を持つ女の子と 雄二の 彼女さんの「聖女」の 二人と雄二と共に旅に出る事になるが その時に雄二から言われた言葉を思い出したのだ

「もしも、この世界で仲間になった人達と

うまくやって行けなかったら、俺の家に来いよ まあ「勇者ギルド」の マスターが、こんな事をしても良いのか疑問はあるけど、俺が何とかしておくからさ」と言われ俺は雄二が「魔剣:聖」の能力によって作り出す「魔刀羅刹」を受け取り雄二に別れを告げた後

「魔導ギルド」に俺達三人組が入ると、そこにいた人達が一斉に頭を下げていた その光景を見た俺は雄二の言葉が間違っていない事を理解したのである

「黒髪君が雄二君のパートナーの人ですか?」と女の子が俺に近づいてきて話しかけてきた その少女の名前は霧島翔子と聞き雄二の彼女だというのが分かって 俺は「初めまして俺は 黒髪君のパートナーになりました 吉井明久と申します、俺も雄二と同じく異世界から召喚された人間です」と名乗ると雄二は、いきなり俺に向かってこう言ってきた「俺には「勇者」の称号は 無くても

「勇者ギルド」の

「ギルド長」の資格は持っている」と言われたのだが俺は、どうして「聖魔法:聖勇者」と「聖女」を持っているはずの雄二ではなく俺が

「聖騎士」になれたんだろうと悩んでいると雄二が「聖勇者」の称号を持っていた俺に 雄二が俺の目の前で「魔剣士」の固有能力を発動してくれたおかげで俺は「魔導士ギルド」に入る事を許されてから 俺と雄二は「勇者ギルド」に向かう事になって俺達は歩き始める 雄二と俺は歩き始めて

「それにしても あの 聖女って子が言ってたけど お前は凄いな 普通なら雄二と旅をする為に雄二と付き合っていてもおかしくは無いのに」と雄二は俺に対してそう話すが俺は「俺と雄二の二人は お互いを友達として接しているんだよ」と言うと雄二は不思議そうにし俺に対して「俺と雄二はお互いに異性として 好きだという気持ちがあるのは事実だけどよ それでも雄二とは友達であり続ける」

と雄二は言っていた 俺と雄二は、俺達の仲間になるかもしれない人が待っている 家に向かったが家の前には 二人の少女がいたのである 俺は「俺は 吉井明久といいます あなた達は、雄二の仲間の人ですよね?」と言うと、雄二が俺に向かって「仲間なのは この二人で お前も知っている通り俺が好きな子だ」と 雄二の口から俺に「好きな人」という言葉を聞いて俺と雄二は 雄二の家へと向かっていると、雄二の仲間の少女が俺に挨拶を始めたので俺は「初めまして 俺の名前は 吉井明久と言います」と 自己紹介を始めると 女の子は俺に向かって話しかけてくる

「私達は雄二の恋人で優子って言うのよろしく御願いします」と言われてから 俺は女の子達に質問をした

「雄二の仲間の人達って どういう人たちが集まって出来たんですか?」

俺の質問に対し雄二が「俺が、あの二人が一緒に冒険者になろうとしているって知った時は あの二人が一緒の冒険者に成りたいっていう夢がかなったんだと思って喜んでいたけど 実は

「魔導剣士」のスキルが欲しいって思ってたら、いつの間にか あいつらが「聖女」の力と「聖勇者」の称号を手に入れて 勝手に、この国にある「勇者ギルド」に登録したみたいでな しかも、「聖戦士」と「聖魔法」は俺から譲ったものだろ?」と言うと

「えっ?」と言う顔をすると

「お前も俺から「魔銃士」と「魔剣」を受け継いだ時 同じ反応をしていたな だけど俺と雄二の場合はお前よりももっと早くに 俺達が、それぞれの能力を

「勇者ギルド」に譲渡していたんだよ」

「俺が

お前に雄二が持っている能力を「魔剣:魔銃」を使って渡すと、お前に「魔銃」と「魔剣」を託して お前が俺に

「魔銃」を渡してくれただろ?俺がお前に渡したのは、ただの武器だったから「勇者」にでもなれるような

「魔剣:魔魔弾」はお前が持っていれば良いと思っていたんだが 俺の予想に反してお前も雄二も俺が考えていた以上に強かったみたいで 俺と雄二は

「勇者ギルド」に入って貰える奴を探していたが

「聖女」と「聖勇者」

「聖戦士」が仲間に加わったと聞いた時点で、雄二は仲間を探さなくて良くなったと喜んでいたが、俺としては雄二の事が心配でならなかった だから俺は お前を仲間にする資格が無いのは承知の上で「魔剣士」の力を使ったんだがな」

俺に雄二は俺の頭に手を置こうとしたが俺は「やめてくれ 俺の事を子供扱いしないでくれ お前は俺にとって大事な親友だからな」と俺が答えたが

「そうだな お前は 俺にとっては大切な存在だよ」

と雄二が言ってくれたので、それから雄二と一緒に俺は雄二の家に入っていくと俺が見たのは俺

「雄二君が連れてきたのが、まさか無職の人だったなんて、僕はとても信じられないです だって、そんな無職の人を仲間にすれば、この「勇者ギルド」から 除名される可能性もあるんですよ」と言われると雄二は俺に謝ってきながら「すまない お前の事を考えずに勝手な事をしてしまって だけど、お前が

「聖女」の称号を手に入れるために お前が俺と旅に出る前に俺は

「聖剣:聖騎士」の称号を手に入れる必要があったからな」と言ってきたのである 俺は雄二の言った言葉に対して、どうしても聞いておきたかった事を聞いたのだ

「どうして

「聖女」を手に入れるの

「聖女」の称号を手に入れたのは俺なんだぞ?」と聞くと雄二は「俺は、あの日お前に俺が持つ「聖騎士」の称号を与えた時に思ったんだよ

「聖女」の称号を持ったお前を仲間にすれば、いずれお前は 俺と同じような称号を手に出来るんじゃ無いのか?」

と雄二は俺に言ってきたのだ 俺は雄二に自分の能力を教えてから雄二に聞いてみる事にした

「もしも俺が自分の持つ能力を「聖魔剣:魔銃姫」の事を話したら、雄二は俺をどうするつもりだったんだ」と言うと雄二は真剣に考えてから「まずは

「勇者ギルド本部」に俺と明久を連れて行ってから、その事を相談していただろう」と言われたのである

俺は雄二に言われた「聖魔導士」の称号について詳しく説明を行う 雄二に「魔銃士:銃姫」の説明を行っていると 俺と雄二の前に一人の女性が立っていたのである

「初めまして、私は「勇者ギルド」で「ギルド長補佐」をしている霧島優子と言います」と言われ俺は彼女に俺が「勇者ギルド」から追放になった経緯を説明すると彼女は雄二の「聖剣:聖魔導」の能力を発動してくれた 俺は、この世界で「勇者」になる事は出来ないのだと分かってはいたけど「もし 俺が、お前達の仲間になれなかったら「黒魔導ギルド」の マスターになってやるよ もしも お前達の仲間になれる事になったとしても、俺はお前達の旅の邪魔になるかもしれないけどよ」と言うと雄二は俺に笑いかけてきた 俺は雄二の言葉を聞いて俺を仲間に入れてくれるという気持ちが本当にあるのだと思い嬉しかったので雄二に感謝する事にしたのである

「黒髪君 私達はあなたを

「黒魔導士」として 仲間に入れるつもりでしたが 今は違いますからね」と言うと俺は彼女の言っている事が理解できなかったので聞き返すと雄二が、なぜ「聖女」の力が

「黒髪君」の物になっていないのかを、彼女から聞いたのであった

彼女が言うには俺の能力は「魔王:魔王の因子を持つ人間に対して

俺の固有能力を授ける事が出来るようになる この力は雄二の「聖騎士」と「聖戦士」の能力を使えるようになっているが、俺が雄二に与えた「魔銃士:銃姫」には 俺が「勇者ギルド」に所属する人間に与えることが出来る能力の中で最強の力を雄二に与えてやったのだが「その力を使いこなせるようにならなければ意味がないだろ」

と言われてから雄二の修行に付き合う事になっているので俺は今度雄二と一緒に「魔剣士ギルド」の方に行こうと思うのだが 俺は雄二の修行中に

「聖魔剣:魔銃魔姫」の力を使って雄二の体を治してから、これから俺達が向かう場所に何があるのかを聞くと

「あぁ「魔王城」があるんだ そこには この世界に「聖戦士」の称号を持つ男がいたらしいんだ 俺も詳しい話は知らないんだけどよ 俺は その男を探すためにも、

「魔導士ギルド」の本部に行って 俺と明久が持っていた「魔導具」を売って 資金作りをしながら、俺達は雄二の両親の墓に行く予定なんだけど 明久と俺が出会った時の話からしようか? 明久と俺の出合い方は お前達の知っている物語では 明久と秀吉の二人は恋人関係だったが実際は明久と秀吉の二人が幼馴染同士で 明久と俺の二人に仲間になるように説得しようと明久の父親が明久の家に行ったが居留守を使われたらしく その後で 俺達三人とも仲良くなった そして俺達三人は 明久と木下姉 雄二と姫路さんは「恋人同士だと思われていたんだ」が 本当の意味で、明久と俺が知り合ったのは、それから一年後の話で 明久の父親が亡くなった時からの話を始めるからな お前は、あの時俺達に何をしようとしていたんだ?」

「そう言えば

「勇者ギルド」でお前達は俺達に何もせずに見逃してくれていたけど あの時俺達は、なんで殺されずに 見逃されていたんだ?」と聞くと雄二は答えてくれたのである 雄二

「俺と雄二は お前の父親と会った時にお前から、お父上の名前を聞き出したんだよ」

「えっ どういうことだよ?」と聞くと雄二は、さらに話を続けて俺の疑問に対する回答をしてくれる 雄二「俺はお前のお祖父様の名前を知っていたが お前の名前は分からなかったが、明久は お前の祖父の苗字が分からないから困っていたから、その時俺が明久にお前の祖父の名を聞いたんだよ」

「お前が どうして俺の父さんの名字を知ってんだよ 俺と雄二と俺の父さんとは会っていないだろ」と雄二に俺が質問すると雄二は笑って答えた 雄二「実は俺とお義父様とで「お前達が住む家を作るからな 安心しろ」と言ってな それでお前が暮らしている場所を調べさせてもらったんだ だから俺が、お前のお父さんの事を知っているのも当たり前なんだよ」

「俺が暮らす家に勝手に上がりこんできてんじゃねえ それに俺の親父の事もな」

雄二と話をしていた俺の前に俺達の前に現れたのは、この国「アストニア王国」を統治する女王「ソフィア=アストニアス=オリハルコン 彼女は俺を見て微笑む しかし その笑みを見た瞬間 俺が感じていたのは恐怖でしかないのだった。

なぜなら俺が目の前の女王に対して最初に抱いた感情は 恐怖心だったからである 俺達が「勇者ギルド」に所属していた時に「聖女」の称号を持っていた「白野雪菜」と、 雄二は結婚をしていて子供まで生まれていたが「白野」が妊娠をしたのは五年前の

「聖女ギルド」が崩壊した際に

「勇者」が俺を殺せなかった事で、俺を殺そうとした時に「黒髪」が俺に止めを差しに来た際に「聖魔剣士:聖魔剣士の称号を 持っているのに、なぜ聖女や勇者を殺す必要がある?」と言うと俺は雄

「どうしてだ 俺と明久の目的は世界を救う事であって

「聖勇者」と「聖聖女」を殺してしまうと世界の平和は 守れないんだぞ」と 俺は俺の考えを 明久にぶつけるが明久は俺に

「僕はね僕と優子との間に生まれた子供を幸せに出来るならどんな方法でもいいと思っている その為に必要なら僕は「魔王」や「魔獣」を倒すために命を

「魔王」と明久の子供の為に使うつもりなのさ」と言い切ると 明久は雄二に対して真剣な眼差しで言ったのである それは

「魔王城に行きたいですよね?」

俺には、なぜか明久の言葉を聞いて俺は雄二に対してこう言ったのである

「魔王城に俺を連れて行ってくれるって本当なのか!?」ってな すると俺は雄二に対して言ったのだ 雄二に向かって「おい魔王城ってどこにあるんだよ 俺が「黒魔導ギルド」の本部で 売っている物を買いに来るって言ってただろ?」と聞くと雄二は俺に笑いかけてきたのである 俺はこの時思ったのである

(雄二が、ここまで爽やかな笑顔を浮かべられるような奴じゃないはずなんだが)と思ってしまったのだ すると雄二は言うのだ 雄二「あぁそうだよ黒髪 お前が、「黒魔導士ギルド」の本部の方に行っていた間に俺は「聖騎士」の称号を手に入れることが出来たんだよ

そして俺は、俺の持つ力「聖剣」の能力を使いこなして、俺は「魔王:魔王の因子を持つ人間に対して 自分の能力を与える事ができるようになる 俺には、この力があったからこそ 俺は「勇者ギルド」の人間として生きていくのを諦めて 魔王を倒し

「勇者ギルド」から追放される為に動いてきた 俺は自分の能力を使う事に戸惑いは無かった 俺は 今まで俺の邪魔をする人間は全て葬り去ってきたから だが俺は魔王城の事を知らなかったので俺が「魔導士ギルド」の方に行くと俺の前に 現れた人物こそが俺が探し求めていた男だった

「魔導王:魔剣士」と呼ばれる称号を持った「剣豪:魔剣剣士」の使い手の男「聖剣士ギルド」の創設者であり創設者でもある男が俺の目の前にいた 俺はそいつに声をかけようとしたが俺が言葉をかける前に、男は口を開いたのである 俺は男の言葉を聞いて 俺は その「魔導師」に この世界の事を説明してもらう事になって、俺と雄二と雄二の仲間である明久の三人は

「黒魔導士ギルド」に向かった そこで「聖魔導士」の能力を上手く操れるように特訓していたんだ そして俺が魔導具を売りながら

「魔導士ギルド」の本部に居ると、この国の「国王」がやって来たんだよ 俺が「黒魔導士」の称号を手に入れた事が知れ渡ったのだと、俺も最初はそう思ってたんだ そして、俺は、俺に話しかけてきたこの「アアステリア王国」の国を治めているこの国の女王が俺を一目見て

「あなたが、私の国に力を尽くしてくれれば、あなたには相応しい身分と名誉を授けましょう」と言われて俺は

「俺は俺を馬鹿にした人間に復讐するために、俺の大切な人を奪った あいつらに俺と同じ苦痛を与えて殺すために「勇者ギルド」を辞めたんだ 俺はあんたの

「この国は「魔剣の勇者」の称号を持つ、あの男がいるかぎり

「聖騎士」の称号を持つあの男がいなくとも この国と「聖戦士」の称号を持つ「勇者ギルド」の人間は負けることはないんだから、その話は断らせて貰うぜ」と断ると ソフィア女王は微笑んで「私は、あなたのお父上の事をよく知っていますよ」と言うと俺は

「どういう事だよ」と聞くとソフィア女王は「私はね私が「聖戦士」と呼んでいた男を愛そうと しましたが「黒髪」が彼の居場所を見つけ出したせいで、彼が「白野家の跡取り」に殺されてしまった時も私は何もできませんでした」と言ったのである 俺も「そんな事言われても、お前がやった事は許されない行為なんだよ」と怒りをぶつけると

「それでも私は彼を失いたくなかったのです 私にとっては、彼と過ごした時間が何より大切だったのに」と言って 涙を流すが、俺は、その姿を見ても 俺は何も言えなかったし許す事も出来なかった すると「聖戦士」の女が

「私は貴方の味方になりますから安心して下さい」とだけ言って去っていった すると俺は

「どうしてだ どうして俺を助けたりしたんだ?」と聞いてみたら「別にいいじゃありませんか 困っている人は、助けないと駄目でしょ?」と言ってくれたから、俺もこれ以上は追求しないで「魔剣の勇者」について調べることにしたんだ

「聖騎士ギルド」が解散してしまった今、あの時「魔導王」と呼ばれた男と「聖剣士ギルド」の創始者にして、初代ギルド長で「聖騎士」と呼ばれていた男の二人が居ないのは、俺が「勇者」をやっていれば、すぐに気付く筈だから俺は、あの時あの場には居なかったんじゃないかと思ったんだよ 俺は「魔剣」を売っている店で「勇者ギルド」の紋章を見せてくれって頼んで紋章を見せて貰ったんだけど、そこには間違いなく「聖剣」のマークがあったから 俺の考えは正しいのだと思い俺は、俺達に協力を申し出てくれた女に連れられて俺達は俺達の家に戻って来たのであった 明久「それって、つまり「聖剣」を持っていた、もう一人の人間がいて 雄二

「まぁ、俺が今持っている「聖魔剣」よりも強力な力を持った、もう一振りの「魔導」の力があるんだ そしてその男は

「俺は、お前達「勇者ギルド」を潰しに来た 俺が俺自身の目的のために「聖剣士ギルド」と「聖魔導士ギルド」を作り「勇者ギルド」を作ったんだ」って言ったんだよ 雄二は「俺が俺自身を潰さなければ意味が無いだろう」ってな 俺はその話を聞いて、ある仮説を立てたのである

「黒魔導士ギルド」の本部で魔導師に話を聞いた俺は魔導師の師匠に会いに行く事にした すると「魔導」という魔道

「俺は「勇者ギルド」を壊滅させる事は出来るのか?それが無理なら俺は俺の目的の為に行動する」と言い切ったんだよ すると魔導師は言うのだ

「魔王の力を受け継いでいない貴方は「聖魔剣士:聖魔剣士」である、お義父様を「聖剣」を使って倒すことは出来ない ですけど 魔王と黒魔導王の「聖剣」を使えなくするぐらいはできるんですよ

「魔王と黒魔導王の力を宿した、魔導剣士:魔剣士」の称号を持った貴方は、聖剣の力で「魔王の因子を持った」人間の身体を無防備な状態にして 聖剣士ギルドの創設者である「聖剣士ギルドの初代ギルドマスター」

「聖魔導剣士:魔剣遣い:魔剣」と

呼ばれた魔導王が この世界に存在していたのです そして その力は この世界で一番強大なものを持っていたのですね そして、この世界が闇に覆われようとしている時に「聖剣士ギルド」の創設者の一人だった聖騎士ギルド創設者:聖騎士の剣技の継承者でもある聖剣士:聖剣の継承候補者だった

「魔王」が「勇者」に倒されたことで「聖騎士」が持っていた「聖騎士の剣」の力も「魔王」の力が込められた魔剣に封じ込められてしまい「魔王」の呪いを解く事が出来る者は誰も居なくなったのです ただ、「勇者の資質を持った人間にしか 魔王の力を無効化する事が出来なくなり しかも魔王の力を宿していた魔剣士:魔剣士が 自分の命と引換えにして「魔王」と「黒魔導王」「魔導」を封じました しかし、「魔王」の力を持つ人間が現れた事で 魔王城と その周囲の森と大地に異変が起きたのです」

俺は「俺は、あいつらに復讐するためならば、命なんてくれてやるよ!! それに、あいつらの 子供を殺す事だって構わないと思ってた」と吐き捨てるように言った

「あなたは、どうして「聖魔剣士:魔導士:魔導師」の称号を手に入れようと思ったのですか?」と聞くと 俺は「俺はな あいつらを、どうしても許せないんだよ そして、その子供をこの手に取り戻したいと思っているんだよ」と答えたのだ すると魔導師の女は

「それでは「聖魔導士ギルド」に入りなさい 私から魔導士の称号を受け取りなさい」と言って魔導士の位を示す、魔導書を手渡してくれたのである すると俺は

「あんたの名前は何ていうんだ?」と質問すると

「私には名前がありません」と悲しげに答えていたのであった。俺は、こいつをこのまま放っておくわけにはいかないと思い 俺は

「あんたの名前を、あんた自身で決めるんだ」と言うと魔導士の女は「私の、私に名前をくれませんか?」と頼むと俺は 俺に「黒髪」と呼ばれている男が

「魔導士ギルドの本部に行こうぜ」と言って俺を連れて行ってくれたのであった 俺達が

「黒魔導師ギルド」に到着すると

「俺は「聖魔導剣士」の「聖魔剣士」が使っていたとされる「魔剣」と 黒魔導士ギルドの紋章の入った指輪を持ってこい!!」と叫ぶと、俺達の前に「黒魔導士ギルド」の「幹部」である黒魔導士が現れると俺に向かって「貴様が俺に何か用でもあると言うのか」と聞いてきたから、俺は

「お前が持っている、俺が求めている物を出してもらおう」と答えると「ふん お前みたいなガキに

「聖魔導士ギルド」が作っている物を渡せると思うのか 俺はお前の実力が本物なのかどうか

「黒髪」

お前が本当に「聖剣士ギルド」に所属している「勇者」なのかどうなのかを確かめる為に俺は、お前に「黒髪」、「お前が俺を楽しませてみろ 俺が勝ったら お前の持つ「魔剣」と「勇者の証」を寄越せ」と命令すると

「聖剣士ギルドの人間は、誰一人として負けることはないんだよ お前こそ俺が相手をしてやる」

俺と黒魔導士が戦

「俺の 俺の大事な人を取り返すためなんだから邪魔はするんじゃねええぇーーー!!!!」

そう叫んだ俺は黒魔導士と「黒魔導士ギルド」の幹部と戦い始めたのである 俺が黒魔導士と戦っていた頃 白銀と黒髪を「魔導剣士ギルド」に連れて行くと 俺と雄二は俺達に力を貸すと言っ てくれた、二人から話を聞いた後で 俺は、その二人の協力を受けて ソフィア女王に会いに行く事にしたのだった 俺達は「黒魔導師ギルド」の本部にあるソフィア女王の部屋に辿り着くと、俺は部屋の中に入り

「黒魔導士ギルドの総帥が来ていますよね?俺達は、この「勇者」の称号を手に入れたんですよね?ソフィア女王陛下は 俺が欲しいんですよね だったらソフィア女王陛下 貴方を俺のモノにします」と言い放つ するとソフィア女王の隣に控えている側近の女性が俺達を拘束しようとしたので俺は言う

「俺が欲しかったら俺を倒せばいい だが俺が貴方を倒す事はないから貴方を俺の女にしてくださいと頼んだんです」

「私は、あなたの事を信用出来ませんでしたからね」

俺がソフィア女帝の言葉を聞き流していると、突然黒魔導師と「黒魔導士ギルド」の幹部達と戦闘が始まったのである そして黒魔導師との戦い

「俺は、この世界が闇に包まれても別に構わねぇんだよ

「魔剣」と「魔剣遣い:魔剣剣士」さえ俺の手元にあったならな そして 俺には「聖魔剣士ギルド」や「聖魔導士ギルド」なんかより もっと重要な事があるからな」と言う すると「貴方の本当の目的は一体何なのですか?」と聞くと 俺は答えるのだ

「魔王の力を受け継いでいない奴らが 俺に復讐しに来た時の為に俺は力を溜めておくだけだ」とだけ言う するとソフィア女帝は言うのだ

「その貴方の言う魔王の力を受け継いだ人間達とは「聖魔剣士:魔剣士」の事なのですか?」と言う 俺は、それに対しては何も言わずに部屋から出て行った

「俺は絶対にあいつを許さない」と言いながら 俺は俺の両親を殺した男を殺すために、あの「勇者ギルド」を潰しに行くことを決めたのであった 俺と

「魔導剣士ギルドの本部に行って、そこで「魔導剣士ギルドの本部」の場所を聞いてみたんだよ すると魔導士の師匠である、あの魔導師が教えてくれると行って、その場所に案内してくれる事になったのだよ」

「それで?その後は、どうなったんだよ」と黒神が言うと雄二が言うのだ

「その後、俺が、あいつを殴り飛ばしてから俺は魔導士に 俺に着いてきてほしいと言われ、魔導士のいる場所に向かう事にしたんだ」と俺は言う すると白銀と黒髪は、そんな話を黙って聞いていたが俺は話を続けた

「その道中、魔導士は俺の事を何も聞かなかった だから、この世界で俺は魔導士と出会う前に起きたことを 俺は、全て魔導士に伝えたのだ すると魔導士は言ったんだよ「それは辛かったですね ですが、貴方の過去を知った今、私に言えることは、貴方が望む事を全て私が叶えましょう そして貴方がこれから先

「魔導剣士:魔剣士」の力を使いたいと思った時は私の事を思い出してくださいね 必ず助けになって見せますよ」と優しい笑みを浮かべて答えてくれたのであった 俺は「分かった」と言って「ありがとう」と魔導士に伝えると嬉しくなって泣き出してしまったよ」と笑い出すと皆も一緒に笑い出した すると黒髪が言い始める

「なぁ「黒騎士」

あんたは

「覇王の称号」を得た事で、どんな力を手にしたんだ? あんたが、もし魔王の称号を得ていたのなら魔王城に居る全ての魔物を操る事もできるんだぜ それとも魔王城の中に入らなかったのか?」と聞かれたので俺は

「確かに 魔王城に入る前に俺は

「勇者」の力を使う事が出来た筈なのに 何故か俺は「聖剣」を抜くことが出来なかったんだ でも、もしも その時に「勇者」の力を使うことが出来たとしても俺は魔王の力を持つ子供の奪還を優先したはずだ だから俺は、お前らの想像通りに「魔王城には入らず」俺は一人で子供を助けに向かっただろう」と俺の考えを伝えたのであった

「そうなのですか では何故「聖剣」は

「聖剣士ギルド」の創始者が作り出したと言われる

「聖剣士の剣」に封じ込められていた魔王の力が発動しなかったのでしょうか」と言うので俺は「そんな事は俺が知る訳がない だが 俺は、お前達から貰った

「魔導士」の称号の力で あいつらと互角に戦う事が出来る様になった」と そして「あいつらを俺の大事な人を殺ったあいつらを殺して あいつらの子供を殺すまで俺は絶対に止まる事はない」

俺が、そこまで言って話を終えると、そこに魔導王がやって来たのである

そして俺は魔導王に「聖魔導士:聖魔導士ギルドの紋章の入った「勇者の証」と、それに封印されていた「魔王の力を持った子供」を解放しろ」と命令をした 魔導王は、それに従い、俺の「勇者の証」を取り出し、それから、ある魔法を発動した

「聖剣召喚!!」

「これで、その剣は貴様の物だ その剣の名は「聖剣カリバー 」という さあ受け取るが良い」と俺に「聖剣」を手渡してくれたのである すると俺に「黒魔導士」の称号を持つ魔導師の女が話しかけてくる 俺は「聖剣は 魔王が持っていた武器と同じ名を持っているから俺は、お前らの言葉を信じようと思う」と答えると

「分かりました。それでは貴方の「称号」について説明

「貴方が所持していた 魔剣については

「魔剣士ギルド」の幹部である、黒魔導師である貴方に渡すことにします。貴方は 私の魔導書を、持っていますよね あれを持って来なさい 私達のギルドで回収しておきたいのです」と言うから 俺も「ああ良いぜ持って来ても、いいけど。条件があるんだよな」と言うと 黒魔導士が「何をすれば良いんですか?」と聞いてきたので俺は答えたのである

「魔剣士ギルド」

「黒魔導士ギルド」の総帥でもある「黒魔導士」と「黒魔導剣士」と戦っていた時のことである 俺は「魔導士ギルドの紋章の入った指輪を渡したら渡せと言ってくる」

黒魔導士が「これを渡せと言うんですか? こんな指輪を渡すだけでいいのであれば喜んで渡しますが 貴方が「勇者」ならば「魔剣士ギルド」に所属する 私に「聖剣」を預ける事が出来ません なので「魔王の力を持つ子供を渡せ」と言ったんですよ」

「勇者」ではないから、お前に「聖剣」は貸せないと言われた俺は、

「魔王の力を持つ子供」を俺に渡せば、俺は

「黒魔導士:黒魔導士ギルド」の奴らに お前らの持つ「魔導書」は

「聖剣士ギルド」で保管する と言う条件で俺が持つ、魔剣「カリバーン」と 魔導士が俺に手渡された魔導士の師匠が作り出したと言われている 魔剣「デュランダル」の力を一時的に解放する事にしたのであった そして、まず最初に「黒魔導士ギルド」が誇る最強の魔導士が使う

「魔剣:魔剣士の剣 」を俺は、あいつに渡す事を決めた そして次に「魔剣士」の力が宿る魔道剣士が作り出し 聖魔導剣士ギルドで代々管理され続けてきた魔剣

「デュランダル」を俺の手に戻した 俺は、あいつに「お前に、「魔導剣士ギルド」で保管されていた「デュランタル」と この世界に唯一存在した魔導剣士の「勇者の証」を貸してやる だが、その代わりお前らが所有する魔導書は俺が貰うからな」と言って 俺から魔剣と「勇者の証」を受け取ると「分かったわよ 貴方が約束を守れば、こちらが貴方の言う事を 一つだけ叶えてあげてもいいから、それで納得してくれないかしら」と言っ たから俺は、あいつが持っている 俺の「勇者の証」と俺が手に入れた魔剣を返してもらう

「聖剣カリバン」を手にいれた後

「俺が、欲しいものを手に入れる為には、どうしても「魔王の力を受け継いでいない奴ら」の力が必要になるんだ 俺の目的は、この世界に住む「魔王の力を受け継いだ子供全員の命を奪うことだ それが終わったら俺はお前らが欲しがっている物を 何でもくれてやって構わないぜ」

俺はそう言って、この話を終わらせるのであった

「聖魔剣士ギルド」の総帥「魔導剣士」との戦いが終わった後、私は魔導師に

「黒騎士から奪った「勇者の証」はどうするつもりなんだい?」と聞くと 魔導師は「もちろん 私が所持しときますよ」と言い始めた 私は

「本当に良いのか?あの男は君を信頼しているみたいだし、その勇者の証を使って自分の物にしようと思えば出来るだろう」

私が その言葉を言うと

「確かに貴方の言われる通り、貴方なら私の「勇者の証」を利用して 自分が持つに相応しい人間だと、あいつの目を覚ます事も出来ますね」

しかし、魔導師は続けて言うのだ

「ですが、その必要は、もうありませんよ だって、あいつは自分の持つ「勇者の力」を上手く使いこなしていない あいつには無理です あいつは絶対に勇者になれない でも、だからこそ私の力を使うには 都合の良い存在ですよ もし魔王の力を引き継いだ子供達の中でも一番の力を持っている 子供が生まれたとしても その子供の命が狙われた時、その時に初めて、この力は役に立つはずです それまでに私は力を付けておきたいですから」

そして、私も、この時ばかりは「聖魔剣士ギルド」に所属している

魔導士であり、この世界の秩序を司る「勇者ギルド」の一員であることに感謝をする事になる 何故ならば、魔導師の「私」と「黒騎士の事を信頼していたはずの魔導剣士:黒魔導剣士が私と敵対して戦った事で「私と敵対関係にある」という意識が植え付けられて「勇者」の力と魔剣が、いつ暴走して私達を襲うか分からなくなってしまったからだ そこで、あいつと私が敵対するような状況になれば必ず私の所にやって来る筈の「聖剣士」の称号を持つ少年

「聖魔剣士:聖魔剣士ギルドの紋章が入った 聖剣士の証を持った勇者の称号を得る予定の少年」が来るのを待つ事にしたのであった。

それから数日後の事である 私の元にある手紙が届いた

「聖魔導士殿 黒魔導士が俺を「黒騎士が持っていた魔剣を奪った奴らだ!!」って言い出したのと俺が「聖剣」を手に入れた事が「聖剣士ギルド」に伝わると

「お前らは一体何が目的なんだ?」

俺は魔導士から

「お前が持っている 勇者の力を使うには、お前の力では限界があり、勇者の称号を持つ俺の協力が必要らしいじゃないか」と言われ 俺は「ああそうだぜ だからお前が、今 俺に協力しても良いと思っているんだったら、この紋章を見て見ろ お前に渡す魔剣に彫られている文字と同じものだ」と言うと 魔導士が「まさか!!貴方が本物の「勇者」様ですか!? どうして「聖魔剣士ギルド」の総帥が貴方と手を組まないと いけないんですか?」と俺が手に持っている

「魔剣士の証」に刻まれている紋章と同じ模様が書かれた指輪を見ながら驚いていたのである

「まあ詳しい事は俺にも話せないんだよな とにかく今は俺に協力するしか無いんだよ」

と答えると 魔導士は少し考えた後で「聖剣士様 協力させて頂きたいのですが、その代わりに私が持つ魔導書を貴方に貸し与えるという事でよろしいでしょうか」と言うと俺は「それぐらいなら構わない」と答えると

「貴方は「黒魔剣士」と戦うつもりなんですね では、私も「聖魔剣士ギルド」の総帥として 聖剣士の力を持つ貴男に協力しましょう」と言うと 魔導師が 俺から渡された「勇者の証」と「勇者の力」を宿す指輪 そして俺が手に入れた聖剣に刻まれていた「魔剣士ギルド」の紋章にそっくりの模様が刻まれた指輪と、聖剣カリバーン そして、魔剣士の剣を俺に手渡したのである。

俺から聖剣を受け取り「黒魔剣士ギルド:魔剣士ギルドの紋章の書かれた指輪に 聖剣を封じ込めるとします」と言い出して 魔導書に「聖剣」を収めると、俺

「これで「魔剣士ギルド」に奪われた魔導書も回収することが出来たから そろそろ「黒魔導士ギルド」の連中とも決着を付けないと駄目だな

「魔剣士ギルド」の奴らも、いつまでも大人しくしていてくれるとは思えないしな 俺は魔導師が

「黒魔導士」と戦い始めるまでは待つと決めたが 魔導士の方は俺と戦える時が来たと判断したらしく「黒魔導士ギルドの総帥である、黒魔導士に戦いを挑みましたが「魔王の力を取り込んだ者」との戦いでは「聖剣士」の力を持っていても勝てる見込みが無い と言う事になりました ですから「聖剣士ギルド」の貴方は私と共に来て貰います 私はこの世界で最強の魔導士ですから、貴方の力になる事が出来るでしょう」

と言ってきて、そのまま













「魔剣士ギルド」の本拠地でもある

「魔剣士ギルド城」に行くと

「黒魔導士は、まだ生きているんですか?」と 魔導士が俺に聞いてきたので俺は

「あいつは俺が手に入れた魔剣に宿っていた聖剣の力を自分の物にしちまったせいで、俺と敵対関係にあったんだ あいつを倒す為には勇者の力が必要になったから、こうして聖剣を手にしたんだ」と言うと

「聖剣士の力が宿った剣で「黒魔導士の魔剣」に対抗する為に使うのであれば問題ありませんよ」と言いながら 魔導士は俺に手渡す

「聖剣」と刻印がされた魔剣を渡してくれたのであった そして「この魔剣を使いこなせるようになって、いずれ黒魔導士を倒した時は 私の事を黒魔導士から奪った物も含めて返してくださいね」と言ったのであった それから俺は この世界に存在する全ての子供達が、それぞれが持つ固有の「力」の使い方を学ぶために用意された学校に通い始めて数ヶ月経ったある日のこと俺は「勇者ギルド」の総帥 魔導士の呼び出しに応じて魔剣士ギルドにやって来たのだが、そこに待ち構えているのは 魔王の力を受け継ぎ 魔王の子供の中で最強の存在であると言われている子供「黒魔王」とその妹である魔王の娘「魔王の子」と、それに付き従う者達だけだったのだ そんな「魔王の子供達」が目の前に現れた事と 魔導士が俺に協力してくれるという話を聞いて俺は驚いたが 魔導士は、これから「黒魔導士ギルドの魔導師」と戦うことになるだろう 俺が戦う事になるかもしれない敵について話をしてくれた 俺から「勇者の証」を受け取った後に「聖剣」の力を自分の物にしてしまったことで「勇者」の力を使うことが出来なくなった 俺と黒魔王との相性を考えても、やはり「魔王」の力を扱う事が出来る俺の協力無しに勝つことは不可能だと考えたらしい

「魔王の力を受け継ぐ子供の中でも一番強い奴は俺が倒す必要があるんだ」と言っていたのを覚えていて

「魔王の力を引き継ぐ子供の中でも、魔王の力が一番弱いのは「魔王の力を宿していない奴ら」なんだよ」

俺は、それを聞きながら

「確かにそう言われればそうかもしれないけど でも、だからといって、あいつらに勝てなかった訳じゃねえぜ 現に俺は魔王に勝っているんだし」

と言い返すと魔導士が

「えっ!!貴方は、あの黒魔導士と戦ったの!?」と言い出してきたので 俺は魔導士に対して「お前らが、この世界を闇で覆おうとした理由は、それだったんだよ お前らが魔導士になったのは

「魔王」が「聖魔導士ギルド」を作り 魔導士の称号を得ていれば「勇者ギルド」や「魔王の子供達ギルド」には絶対に逆らえなくなると思っていたのに 勇者の力は俺が奪い取った 魔導師は「聖魔導士ギルドの紋章」が入った魔導書を手に入れられなかったのが悔やまれる」

魔導士が悔しそうな表情を浮かべる中で 俺が魔剣士と黒魔導士との戦いの一部始終を話すと 魔導士が、俺の話した出来事と、その時に起こった

「勇者ギルド」に所属する人間にとって最大の禁忌に触れる行為「勇者の称号」を手に入れるための儀式によって誕生した「勇者の力」を俺から受け継いだ「勇者の力」を扱えるようになった勇者「聖魔剣士ギルドの勇者様」の戦いを聞いた魔導士が「それは間違いなく、お前に力を託した黒魔導士と勇者の称号を受け継いでいる黒魔剣士が、お前の前に姿を現す可能性が高いということだ

しかも奴らは この世界に存在する全人類の命を危険に晒してまで自分達の目的を叶えようとしている つまり奴らは、その目的を達成するための行動に出るという事だ」と言うと 俺に向かって魔剣を差し出した 魔導士が俺に魔剣を差し出すと同時に 魔剣士ギルドと、同じ名前を名乗る組織に属する もう一人の「魔剣士」の称号を持つ男 俺が「聖魔剣士ギルド」で「聖剣士ギルドの紋章」の魔剣を持っていた時に戦った 聖魔剣士の証を持つ少年「勇者の聖剣使い:勇者の聖剣の継承者の少年」が姿を現し 魔導士と、戦う事になると 俺は「勇者」の称号を持つ魔剣士の少年 勇者の証を持つ聖剣使いと魔剣士の魔剣を奪い取ると 聖魔剣士の魔剣には、この世界の秩序を司る勇者ギルドの紋章が入った「勇者の力」の封印が施される事となり、

「聖魔剣士ギルドの紋章」が刻まれていた魔剣は俺の手に渡り「聖剣」として俺の新たな仲間となったのであった。

「この剣に俺が聖剣の力を流し込めば良いのか?」と聞くと魔導士も 俺の質問に対して「この聖剣に聖剣士の証が宿っていた聖魔剣士の紋章が刻まれている以上 私達魔剣士の魔剣では無い貴方が聖剣を手にしても 本来聖剣士が扱わなければならない聖魔剣士の力が宿っている筈の「聖剣士の力」は使えず 聖剣士の力は貴方が手に入れた他の武器にしか流せず 聖剣士の力を使って「勇者」として戦い続けられるようになるでしょう」と答えたのである そして「それじゃあ 聖魔剣士として、これからは俺も勇者と一緒に戦っていくとするか」と言うと魔導士から「この剣に、これから宿す「勇者の力」を私に見せてくれませんか?」と言われてしまい 仕方なく 俺は「聖剣カリバーンに俺の力で、これから宿るであろう「勇者の力」を俺なりに表現する為に俺の体に眠る聖剣カリバーンに刻まれた勇者の力を宿す力の全てを注ぎ込み

聖剣を、本来の姿に戻そうとした時 いきなり、この世界で最強の魔剣士 魔導剣士のギルド長であり俺が魔剣を託された魔導士は、聖剣士ギルドの総帥 勇者の証を持ち、俺と聖剣を手に入れた俺の事を「黒魔剣士ギルド:魔剣士ギルド」の一員として迎えいれてくれたのである 俺は「勇者」と、呼ばれながらも、「黒魔剣士ギルド」のメンバーでもあった俺は

「勇者ギルドの総帥でありながら「黒魔剣士ギルド」のギルド

「黒魔導士ギルド」に狙われ続ける事となる。しかし「聖剣士ギルド」で、かつて俺が手に入れていた「勇者の力を扱える聖剣」と俺が手に入れる事が出来て今手にしている

「黒魔剣士の魔剣」

それに、新たに俺の体に流れ込んでくることになった

「聖魔導士の魔剣」が この世界に存在する、全ての存在の中で最強と呼ばれる存在と俺との

「魔王」と聖剣士の戦い

「聖魔剣士ギルドの紋章の魔導書」

「聖剣士の力を、そのまま使えるようになる魔導書」

「黒魔剣士の力を、そのまま使う事が出来るようになる魔導書」の三つが存在している事から この世界は確実に闇に覆われてしまう事になりそうだが それでも「黒魔導士は、まだ死んでいなかったから」俺は再び、あいつとの決着を付けるために戦う決意を固めると「聖魔導士ギルド」が用意してくれた 自分の家に戻り 俺は「魔剣」の力を解放する事に決めたのであった 俺が、今まで使っていた 勇者の聖剣の力を取り戻す為には

「勇者の証を持っている聖魔導士が俺に聖魔導士の力を流し込む必要」があったから

「黒魔導士と魔導士」との戦いで、 勇者の力を取り戻した俺は 聖剣の力を使いこなす事が出来るようになり 俺は聖剣と「黒魔導士」から奪った聖剣と「勇者の証」と そして「黒魔導士の証」が合わさった事により この世で最も強い「聖魔剣士」になったのであった。

「この剣を使えば、お前を救えるのなら、俺は絶対に、その方法を見つけてみせるぜ」と、俺は、聖魔剣士になったのである そんな俺に対して「魔王」の力は、既に限界に達しようとしていたが

「この力があれば私は魔王になる事が出来るんだ もう魔王に、なれなかった頃の私とは違くて」と言い出す そんな黒魔王に対して俺は 俺は「黒魔王」の体を優しく抱きしめた 俺に抱きしめられた黒魔王は「な、な、何をやってるんだよ!お前!」と言って俺の胸の中から抜け出してきた そんな黒魔王に向かって俺は、俺が勇者として手に入れた力の一部を解放しながら「なあ 魔王よ、お前は本当は魔王になりたいんじゃないんだよ だって、魔王は魔王では無くなった時に全てを失ってしまうけど 勇者は勇者で無くなったら、それで全てが終わりだからさ」

そう言ってから黒魔王に向かって「お前の魔王としての存在の力を全て俺が受け止めてやる 俺が勇者として受け継いだ勇者の力と 黒魔導士が持っていた黒魔導士の力は 俺が黒魔導士に奪われた聖魔導士の力と混ざり合う事で、新たな勇者の力を持つ「黒魔剣士」が生まれたんだ 俺が「勇者」の称号を得た時から勇者の力を宿した「聖剣」を扱い その力を自在に扱うことが出来るようになっていたんだ つまり今の俺が、聖魔剣士として持つ事が許される「聖剣士の力」は「聖剣」だけなんだよ だから魔王 いや黒魔王 お前は魔王になれなかった訳じゃない ただ「勇者」の力が強すぎて「魔王」としての存在を喰われたんだよ』

俺の言葉を聞いて魔王が涙を流す

「私、私が「聖魔剣士ギルド」に居たのは

「勇者の力を手に入れるため」だった そして「勇者の力を手に入れて勇者としての力を制御できる様になれば」

きっと「黒魔導士」にも負けることは無いと 思っていた そして、いつか「黒魔導士ギルド」を壊滅させて 私と「黒魔導士」との戦いに終止符を打てる日がくると思っていた だけど 勇者が「聖魔剣士ギルド」を作り「聖剣士ギルドの紋章が入った魔剣を手に入れる為の儀式を行う」なんてことになってしまってからは 私の計画は狂っていき

「魔剣を奪わなければ、この世界を滅ぼす事ができるのに」

と思ってしまった だが「私達が魔剣を手にした時に「勇者」の称号を得ている者が現れるのならば 聖剣士の力を、そのまま使える様にしておけば、 もしも私に何かが起きても「勇者」の力を持った人間が居るだけで「聖剣士ギルドの勇者」の力を受け継いだ「勇者の力」を扱える人間が現れれば

「私と同じ思いをする者が出ない」と思えてしまったので 私は勇者が「聖剣士ギルドの紋章の入った魔剣を手に入れる儀式」を始めた 私には、どうしても、それ

「勇者の力を、ただの道具として使うために使う様な事は出来なくて」

「俺も、それについては同じ考えだよ」と言った後に

「俺は、お前に「勇者の力」を使うように促した奴を 許せなくなってるんだよ そいつは俺の親友の勇者なんだが

「俺は勇者だ!!俺が皆を守ってみせる!!」とか言っちゃう奴でね 勇者としての力を授かった時は、あんな奴じゃ無かったんだけど

「勇者ギルドの紋章の刻印された武器を手に入れ それを武器に宿っている勇者の力を引き出すための 紋章を発動させる事によって、その紋章の持ち主が、どんな能力を得るのか?」を調べる そのためには 武器には「勇者の紋章」と「黒魔導士の紋章」の両方が必要と言うことで

「勇者の力を受け継ぐ力を手に入れた聖魔剣士」の称号を持つ少年

「聖剣士ギルド:勇者ギルドの紋章が入った武器を持つ聖剣士の証を持つ少年」が勇者の紋章が入った剣と黒魔導士の紋章が入った剣を俺に渡してきた その時俺は、まだ、この世界に来る前に聖剣を手に入れた時に聞いた「聖剣士の紋章が刻まれた聖剣には魔剣士の力が封印されていて 俺は黒魔剣士の力を引き出せる「魔剣士の魔剣」を手にしていた」という話を聞いた事を思い出し この世界の魔王が勇者の力を手にしようとしている可能性を感じ そして、それが真実だとしたら、このまま放置するのは危険だと思い俺は この「魔導剣士の紋章」と「聖剣カリバーンの紋章」の二つが刻まれている聖剣を魔王から取り上げて破壊しようとした

「俺は魔王 君に勇者の力を与える存在じゃ無いんだ」

俺が聖剣を破壊する事を告げた途端 俺の手の中にあったはずの聖剣は光だし始め 俺の体は勝手に動き出し

「俺は「黒魔導士ギルド:魔剣士」から奪った魔剣の力を扱えたから「聖魔導士ギルド」のギルド長になっていた

「聖剣士ギルド」の紋章が刻まれている魔剣と「聖魔導士ギルド」の紋章が刻まれていた聖剣を同時に手に入れてしまい

俺の中に二つの勇者の力が宿る事になり そして俺の体の中に入っていた「黒魔導士ギルド:魔剣士」と、この世で最も強い存在であると言われている 魔剣士と、この世界で一番強いと言われる聖魔導士 最強の力を持っていた聖魔導士が、その力を暴走させてしまい俺は「勇者の力を失った聖魔導士の力を扱える聖剣士」となってしまった。

俺が「聖剣」の回収をしている最中に魔王に勇者の力を与えようとしている者が「黒魔導士ギルド」に所属していると聞かされて俺は、その男を殺すために、ある街に向かった。

そして「聖魔導士の魔剣」の力で、この街を支配しようとした魔王に 俺は、聖

「聖剣が俺の意思とは無関係に俺を操る事になっているようだな」と呟く

「俺の聖剣と魔王の聖剣を一緒にしてくれないか?」

俺がそう言った後、俺は魔王から聖剣を取り上げると 俺が聖魔剣士の力を手に入れるために使った「黒魔導士の紋章が刻み込まれた聖剣」が輝き始めて 俺は魔王と「魔王の聖剣」と共に一つとなった「魔王の聖剣と魔剣士の力を合わせた時に生まれる聖魔剣士」として 魔王から力を奪った俺の体が勝手に魔王と一つの体となって

「聖剣士の力は魔剣士の力を封じるためにあるからな この世界を救う存在が聖剣の力を使えるようになっている事が大事なんだ だから俺は 魔王から勇者の力を取り戻す為に戦おうとしているのだから」と言って俺達は魔王と戦う事にした 魔王は俺達に対して攻撃を開始した 俺が魔王と戦いを始める直前に俺は俺の体と融合している聖魔剣士が持っている「聖剣」と 黒魔導士の魔剣から「勇者の力を取り戻した聖剣の力」と「勇者の力を、ただの道具のように使いこなす事が出来るようになる黒魔剣士の力を融合した聖魔剣士の力の結晶」が発動する。俺の右手が眩しく輝くと同時に聖剣の力を使いこなす事が出来るようになる。そして魔王の攻撃をかわしつつ俺の左手には黒魔剣士の力を宿す事が出来るようになった聖

「これが俺達の切り札である 俺が聖剣の力を、そして俺が黒魔剣士の力を扱う事が出来るようにするための 力を使って作り出した「聖魔剣」と呼ばれる聖剣だ 聖剣は魔導剣士に聖魔剣士の力を与えて、そして、また魔王にも力を与えた」

そう言うと私は聖剣士と魔王は力をぶつけ合うことになった 私達が、ぶつかっている最中に「勇者の力は魔王に勝てないはずだ なぜだ? お前が本当に最強なのは、あくまでも魔剣士の力であって勇者では無い筈なのに」と言う声が聞こえてきたから 俺は「勇者とは勇者だから、勇者なんだよ!! そして、俺こそが勇者なんだよ!!」

俺はそう言い放つが 魔王が俺の言葉を否定するかのように俺に対して攻撃を仕掛けてきた。俺は魔王に対して「魔王よ お前の勇者の力は、お前の物じゃないだろうが」と言って俺は俺が持つ最強の剣 黒魔導士の力と勇者の力が混ざり合った力の「魔王の聖剣」に対して「俺が黒魔剣士の力を使える聖魔剣士なら 魔王よ 俺に聖剣を預けて欲しいんだ」と言い放ち俺に聖剣を返すように命じるが、俺は俺の持つ最強の剣 黒魔導士の力と勇者の力が混ざり合った力の「魔王の聖剣」で魔王を攻撃すると 聖剣が魔王に向かって「聖魔剣は聖魔剣士の力だけを吸収し聖剣は聖魔剣士の力を使うことは出来ないのだからお前は聖剣を使えないはずなんだ」と言われて私は「聖剣の力が俺の力を受け付けられないだけなんだよ」と言って私も攻撃をすると、やはり聖魔剣士と聖剣士が戦いをする事に意味があるようで聖剣に私に力を貸せと言われた私は、私の心の中の何かが囁いてくる 私は自分の心に耳を傾けると 私の中にある勇者の力は勇者の力を受け入れる準備が出来ていないという事 だから私の中に居るもう一人の私も私と同じく聖剣を受け止めることが出来ないということだった だけど私の心の中で「私は貴方が大好き」と言っている私の声を聞いて 私の

「俺だって

「この世界に来て、ずっと、この世界で苦しんでいる人達を助けようと必死に頑張って来たのに この世界に来なければ聖剣の力を手に入れられたはずだった」

と言う言葉を聞いた瞬間

私は私の中から聖剣を奪おうとしている者 私に私を操ろうとする者 私を利用しようとする者を許せなかった 私は聖剣に私の意思を伝えて 私に勇者の力を貸してくれと頼むと聖剣は光だし聖剣と聖魔剣士の聖剣が混じり合い 私が手にしていた「聖剣:黒魔剣士」を光で包むと聖剣は私に話しかける「聖剣:聖魔剣」は、お前と私に聖剣は「お前は 聖魔剣士として聖剣を使う事ができるのか?」

と尋ねられて聖剣が

「それは違うんだ 俺と俺の心は、お前を聖剣として受け入れることが出来るのか?という事だ」

と言ったから聖剣は

「それでは聖剣は聖魔剣士の力だけをお前に与え続けるのか?」と尋ねる 俺が

「聖剣と魔剣で聖剣士と魔剣士の力を使えれば問題無いんじゃないか?」と言った後に俺は 俺が俺と聖剣に質問をするのと同時に魔王と俺は、おたがいに「魔剣士の力」と「勇者の力」

「勇者の力を魔剣士の力と聖剣の力を混ぜ合わせて生み出された「黒魔導士の力」と

「聖剣」が生み出した黒魔導士の力」の二つの力を持った「魔王の力」の事を「黒魔剣士の力」と呼び「聖魔剣士の力」を

「黒魔導士の力」と呼ぶ事になった 魔王の力は、この世で最も最強の力を持つと言われている存在だが その魔王を圧倒している俺を見ていた女神様が 俺を召喚した理由は

「勇者の力と魔剣士の力を聖剣に融合させる そのためには聖剣が魔剣士の力と融合して聖剣の力に変わってしまう前に聖剣を扱える人間が必要 勇者の力と魔剣士の力を扱えるのは聖剣と魔剣を持つ 魔王を倒す為の存在 つまり聖魔剣士である 魔王を倒せる可能性を持っているのは勇者の力を手に入れた この世界に存在する勇者の力を手にした勇者ではない勇者の力を得た勇者だけだから 聖剣と魔王の力 この二つを融合し

「黒魔導士の力」を

「聖剣」の力に変換し

「聖剣」に魔剣の力と勇者の力を融合した 新たな「聖剣」として扱える聖剣士 魔剣士を目覚めさせるために

「俺は 魔王を倒して俺の体に取り込んでいる 俺の力で魔王の力の封印をした状態で俺の力で魔王を殺す事が俺の目的だ そして聖魔剣士は魔王の力を解放し魔王を殺す そのために 俺と魔王の力は、お前の力になる必要があるんだ」

と言って俺の体が輝き始め聖剣と俺と聖剣の力に魔王の力が融合した。その光景を見て俺は聖剣と

「俺の体には

聖剣:黒魔剣士の力を扱えた俺の魂が存在しているんだ だから俺は魔王の力で俺の体を魔王の物にしようとしたけど俺の中には魔王の聖剣の力を扱う事が出来る俺の 力が残っている」

「俺の心が闇に落ちないように守ってくれたのは、俺の意識の中にあった俺自身でもある俺の聖剣 黒魔導士の力だからな 俺は、もう聖剣に聖魔剣士の力を渡す事は出来なくなった だから聖剣と黒魔導士の力を使いこなせない奴は、どうすればいいか?」

そう言った時に女神が俺に話しかけてきて「魔王の力によって支配された世界を元に戻すには 聖剣の力を使った「勇者の力を取り戻す旅」をしなければならないのは知っているわよね?」と言われて俺は 俺は、聖魔剣士になった俺の力の使い方を「聖剣」に聞きながら戦う事しかできなかった。俺は聖剣が持っている力を使うために 魔王に戦いを挑んだ。そして魔王との戦いで俺は聖魔剣士の力を使いこなしている

「俺が今使っている聖剣の能力はどんな能力なのかを教えて欲しい」

と言うが「勇者の力を取り戻すために必要な事は全て教える事になっている」と言ってくれたから 俺の力の一部を見せて貰える事になり聖剣が俺に見せた力は、とても信じられない様な物だった 俺の体の中に入っていた 俺の力の一部が「黒魔導士の力」だった 俺の力の一部である黒魔導士の力を使えるようにしてくれたらしい

「聖剣が俺の聖剣の力を、俺の身体に流してくれる 聖剣が俺の聖剣の能力の一部を、そして俺の聖剣の力の一部は

俺に力を貸そうとしてくれてるのを感じる」そう言って聖剣が 俺の力の一部を貸してくれた「聖魔剣:黒魔導士」を使い始めた俺だったが

魔王は、俺に対して攻撃を始め俺は聖剣の力を使って、何とか魔王の攻撃を避けたり受け止めたりするのが精一杯の状況 そこで俺は「スキル発動」と唱えて「聖魔剣:黒魔導師」を「聖魔剣:聖剣」にすると 魔王は俺に向かって攻撃をしてきた。

そして「スキル発動」と俺が言うと聖剣は俺に向かって「聖魔剣士は、お前の心の中で、ずっと眠っているお前に 声をかけてやる事は出来るが魔王は俺の心を操り 魔王の意思でしか動けない」と言われたが 俺は聖剣の言葉を無視して「聖剣が、お前の力を引き出す 俺は魔王と戦いたいんだ!!」そう俺が叫ぶと俺の聖剣は、魔王の聖剣と混ざり合うが、聖剣と魔王の聖剣が混ざり合った瞬間に 俺は魔王の攻撃を受け止めるだけで、やっとの状態だった 俺の聖剣が「魔王の聖剣と混ざり合った時点で 俺は、俺と魔王の力が混じり合った力で戦わなければならない状況になってしまった」

「俺は魔王と聖剣を融合して、俺の聖剣に魔王の力の全てを封じ込み、俺と聖剣の力で魔王を倒したいんだが魔王の力を抑える為にも俺の聖剣と 魔王の聖剣が、混ざり合って混ざり合う訳にはいかないんだよ 俺の力と魔王の力が混ざり合った状態だと 俺の聖剣が魔王の全てを取り込んで 俺の聖剣が魔王の力そのものになるかもしれないんだよ」

聖剣にそう言われても俺は聖剣と魔王の力の混ざり合いを止める気はなかったから聖剣は俺に対して

「お前は俺の力を使いこなす事が出来ないと俺の聖剣に認められたんだ」と言ってきた 俺と魔王は互角の争いをしていたが俺は「そろそろ終わりにしてもいいんじゃねえのか?」と

「確かに俺の体に魔王の力が流れ込んだからと言って、全ての力が取り込まれたって訳ではないだから魔王も聖剣を扱い切れない 俺は俺の勇者の力と聖剣の力を聖剣と聖剣が融合させて生み出した

「聖魔剣士」として「聖剣」の能力を使うことができる」と俺は聖剣に伝える

「それじゃあ、聖剣の力を解放してくれ」

聖剣に言われたので俺は魔王の剣を押し返し距離を取ると 俺は聖剣と黒魔導士の力を合わせて作り出した聖剣の剣先を自分の腕に向け 聖剣の力を解放して俺の聖剣の剣先が光出すと俺が俺に話し掛けて来た

「さぁ魔王の力を完全に封じ込める準備をするぞ」と俺に話して来て、俺は

「分かった。俺の心と俺の体の中にある 魔王の力は完全に封じ込めよう 聖剣の力を解き放ち俺の体の中に流れ込んできた魔王の力だけを 俺の中から外に出そうと思う 聖剣の刃を俺の身体に当てれば 聖剣の力によって俺は 俺と融合した聖剣の力と聖剣に宿っている 魔王の力だけが、この世から消滅できるはずだ」

と俺が言うと俺が答えた

「そうだ聖剣に聖剣の力の開放の仕方を教えないと」

俺が俺に聖剣の剣先の向けて「聖剣に聖剣の力の解放の仕方を教えるんだ」と言うと俺が俺に伝えてきたのは「お前の心に魔王の意思が残ってしまうのでは無いかと不安で仕方が無い それに俺の力で魔王の力と聖剣の力が完全に融合する保証なんて無い」

俺は聖剣に「そんなに魔王が怖くて勇者の力を聖剣の力として使うのが恐いなら、お前の体に流れる魔王の血だけを滅ぼす様に お前が魔王の力を使いこなせるようになったら、また聖剣として俺に力を与えるのを楽しみにしているよ」と言うと 俺は俺の体から聖剣を引き抜いて 聖剣の剣先で俺の身体にある聖剣と俺

「聖魔剣士の俺と魔王の力である魔王の力を切り裂いた。

俺は魔王の力で出来た闇を全て聖剣の力で消すと聖剣に

「聖剣の力を使って俺の体内に魔王の力の全てが聖剣の力になって俺の中に戻って来たんだが、この力をどう使えばいいんだ?」と俺が聞くと

「俺は俺の力を取り戻してから 聖剣は聖剣の力を持つ人間を見つけ出して欲しい」と言われて俺は 聖剣が持っている聖剣の力を使って俺が魔王と融合させてしまう前の世界に戻り 勇者の力を取り戻す旅に出る 俺の目の前に聖剣の剣先があるのを見て 俺の意識が戻り始めて俺の意識と

「俺は、この聖剣と黒魔導士の力を使いこなしていた勇者の力を持った 無職として勇者の力を手に入れ魔王を倒し世界を救い元の世界に帰るつもりだ 魔王の力を俺に取り込むために俺は、聖剣を融合させた魔王の力で俺は 魔王になるつもりでいた でも魔王の力で魔王になるのではなく魔王の力で勇者の力を手にし勇者の力で魔王の力を抑え込み勇者の力で 俺の聖剣に勇者の力と魔王の力を混ぜ合わせて俺が俺の勇者の力で魔王の力を抑えて魔王の力と聖剣を融合させたんだ 俺は聖剣の勇者の力で魔王の力と聖剣の力を融合した俺の力で魔王を倒す」

そう俺が呟くと聖剣の剣先に俺

「俺は、お前の聖剣と魔王の力を使いこなせなかった 俺の力を使いこなせない奴が 聖剣の勇者の力を使いこなせる訳がない」と俺は俺に言われる 俺が俺に「魔王の力と俺の力を合わせた結果俺は、俺に魔王の意識が入り込んでしまうかもしれないが大丈夫なのか?」

俺が俺にそう問いかけると俺

「その点は安心しろ俺の力の一部がお前の中にはあるのだから魔王の意識が入ったお前の体は、その部分以外は俺が制御してやろう 俺は俺とお前の聖剣の力を使いこなす事が出来ず俺の体とお前の力を完全に取り込んだお前に力を与えた俺の気持ちも理解してほしい」と言う

「お前が俺の聖剣と黒魔導士の力と俺の体と魔王の聖剣を使いこなした時を俺は心待ちにしている」

「それじゃあお前がお前の俺の体に聖剣の力を使った時と同じ要領で俺の力を使ったら魔王の聖剣と俺の聖剣が混ざり合い お前は俺の力を使いこなせないまま魔王の聖剣の力を自分の聖剣の力だと誤認する事無く お前の力だと俺の聖剣と黒魔導士の力の使い手だと証明してくれる」

俺が俺に向かってそう言った時に聖剣は、もう消えてしまったけど 俺が魔王の力で作り出した 黒い闇の中に入るとそこは洞窟のような場所で俺は奥に進む事にして歩き始めた。

俺がしばらく歩いていると何かが俺に向かって飛んでくる 俺がそれを斬りつけると「ギャー」と大きな声を上げて地面に落ちてくるのがスライムだった 俺に斬られた事に対して怒りが頂点に達したようで襲ってくるスライムを次々に倒していると「ピコーン レベルが上がりました」と音が鳴ったから確認すると俺は「ステータス」と言ってみる

俺は自分の力の確認をしていると「職業:剣士」という表示が出ている 俺が自分のスキルを確認すると

「職業:剣士」という文字は変わらない しかし称号を見る限り「剣士」の称号に

「黒魔剣士」「聖剣士」と書かれていて、俺が今まで使っていた

「聖剣士」以外の2つの「剣」を使う事ができるようになっているらしい 俺は自分が持つ全てのスキルを一度消し

「聖剣のスキル」だけを残してから

「スキル発動」と言う スキルが発動した瞬間聖剣の刃が白く輝き出したのを確認し 俺は俺

「俺に斬られても平気だろうな?」と俺に問い掛ける 俺が魔王の力と俺が俺の聖剣と魔王の聖剣を使って融合させた力で生み出した「聖魔剣」で

「俺」に斬りかかり 俺の「聖魔剣」を俺は「俺の俺」の持つ刀身から放たれる衝撃波だけで相殺してしまう 俺は俺に対して「お前に俺は殺せない だから今すぐここから出ていけ」と俺に対して言うと俺は

「俺は、まだ俺の力が、どの程度の強さなのか分からないのに どうして俺が出ていく事が出来るんだ? お前だって、この世界に俺と一緒に降り立ったんだから分かるだろう? 俺は、俺がお前を魔王の力を使って殺したようにお前の聖剣と黒魔導士の力と俺の聖剣の力が混じり合う

「魔剣士の聖剣の力を手に入れたからと言って俺は簡単に負けない 俺の聖剣の力を完全に使えるようになってから俺の前に立ち塞がって来い お前が本当に強いと俺が認めるまでは、お前と俺は敵同士だからその時は俺の聖剣と俺の黒魔導士の力を使いこなすお前を倒してから、 俺は元の世界に帰らせて貰う」

俺は俺に聖剣の力を使って攻撃してくる 俺は俺の攻撃を避けながら 俺は俺

「俺は勇者の力で魔王の力を持っている俺を勇者の力で封印すれば良いんじゃないか?」と言う 俺は俺が魔王の力を「勇者の力」に封印する方法を聞く前に 俺は俺に向かって

「魔王の力を全て勇者の力で押さえ込め」と命令をしてから俺に聖剣の力を使って攻撃をしてきた 俺は自分の中に聖剣の剣先を自分の体に刺すと聖剣の剣先からは俺の体の中にある

「魔王の力」だけを消滅させる為に

「お前の力の源である 魔王の聖剣の剣先だけを取り出し魔王の力を全てお前の聖剣の力に変える準備を始めようと思う」と聖剣の俺の声が聞こえた

「魔王の力は全て俺の中で一つになり完全に消滅するから魔王の力の残し方を考えてみろ」と俺の聖剣が俺に伝えてきた

「分かった俺の考えを伝える 俺が考えたのは、俺と魔王の力で出来た魔王の力だけを聖剣の刃を魔王の力と融合した俺の聖剣の力の中に取り込ませる事が出来たら、この世界での俺の存在を完全に消滅させて 俺の中に残った魔王の力と融合した魔王の力を使って 俺は魔王の力を持ってこの世界に現れる 魔王の力を持ちこの世界に現れても魔王は、もういない だから、この世界に現れたとしても俺はこの世界では、無職のままでいたいんだ」と俺に言う 俺がそう言い終わると 俺は俺に向かって聖剣の力を使って俺の魔王の聖剣と黒魔導士の聖剣の力を融合させた力の 核となる部分を切り裂いて

「魔王の力だけを取り出す事に成功した」と言う

「魔王の力を俺の聖剣に取り込み俺の体内にある聖剣の力で魔王の力を抑え込み俺は俺の力で世界を救い勇者として俺がいた元の世界の俺が生きている時代の勇者が暮らす世界に俺の力で戻り そこで俺は勇者の力で魔王と戦い倒した後 俺は元の時代の勇者の力で勇者の力を失った俺に俺は戻る 俺に戻った後 勇者の力を手に入れる為に旅に出て そして俺が勇者として 俺の力で俺の仲間達を俺の大切な人達を守る為に戦う」

俺が俺に「魔王の力で俺の聖剣の力と魔王の力で俺が作り出した 魔王の聖剣の力を融合した力は勇者の力と聖剣の力に俺が魔王の力で作った物を取り込む事は可能だと思うか?」

俺が俺に聞くと

「それは、やってみなければ、わからないが可能性はゼロじゃないと 言っておく」と 俺が俺が答えてくれたのを聞いて

「俺が勇者の力を持つ前の勇者の力を持っていた時の勇者の力と俺の力を合わせるとどうなるんだ?」と俺が質問すると

「その力を合わせれば お前の魔王の聖剣の力と俺の勇者の聖剣の力を合わせて俺の勇者の聖剣を作る事ができる筈だ そうすれば魔王の力は完全に消えて お前の聖剣の力で 俺の力で世界を救い魔王を勇者の力で倒すという お前の望み通りの結果になるとは、俺は思わないが お前がそれで良いのなら試してみれば良いんじゃないか?」

そう俺の聖剣が言っていた 俺は俺に「聖剣の力と魔王の聖剣の力と勇者の聖剣の力を組み合わせるには 俺の聖剣はお前の黒魔導士の力の核の部分しか取り出していないし魔王の聖剣も俺の聖剣の力で抑え込んでしまっている 俺は俺の聖剣の力でお前の聖剣を作り出す為の 魔王の聖剣の力と勇者の聖剣の力の核の部分を切り出して魔王の聖剣の力と俺の聖剣の力で 勇者の聖剣を作り出したいんだけど俺が勇者の力で聖剣を作り出せたりしないのか?」と聞いてみた 俺の言葉を聞いた俺は「俺には 俺の魔王の力も勇者の力も聖剣も黒魔導士の力も無いが 聖魔剣をお前の聖剣で作り出したお前のように聖と闇両方の聖と邪の力を併せ持っているような聖でも魔王でもない 聖とも違う存在になる事だけは出来るが、それが何を意味するのか お前は理解して言っているんだよな?」

俺に聞かれたので俺は「その言葉に俺は何と答えれば良かったのだろう?俺にもその言葉に 対して何と言葉を返していれば、その聖と魔のどちらにも属さない力の意味を理解していたと、言えば良いのだろうか?俺は魔王の力と黒魔導士の力の聖と魔を融合させる事に成功していて俺の聖剣は魔王の聖剣の力と黒魔導士の聖剣の力と聖魔剣の力を併せ持つ聖魔剣になっている訳だが俺は魔王の力でもないし、黒魔導士の力でもない聖とも魔とも呼べない聖剣と闇の剣を作れたりするんかな?」

俺の問い掛けに対して俺は「聖剣と魔剣をお前の作り出す聖魔剣が、どう組み合わせることが出来るかどうかは、俺の知る所ではない ただ言える事があるとするならば、それは俺もお前も今は勇者の力では無く お前が魔王の力と融合した魔王の力と 俺の力が混じり合った俺の聖剣を 使いこなしているように 俺は、お前の力と混ざり合い俺と同じ様な俺と俺の聖剣 聖魔剣を持つ事が出来るようになるだろうが 今のお前の力量では俺の聖剣と俺の力だけでは魔王の力を抑える事は不可能に近い」と言われ俺は 俺に向かって「それじゃあ魔王の力を完全に封じ込めるまでに、どれぐらいの期間が必要になりそうだ」

俺が尋ねると「魔王の力と魔王の力にお前の聖剣と魔王の聖剣が混じり合った力の 魔王の力と魔王の聖剣の力を完全に封じ込める事が出来るまで 最低でも俺が魔王の聖剣の力に呑み込まれるまでの時間が掛かると思うが、その時間は どれだけ掛かっているんだ?」

俺は俺の問い掛けに対して 俺は俺に向かって「そんなに時間がかかるのなら お前の聖剣を魔王の力から完全に守り通す事は出来ないんじゃないか?」

俺が聞くと 俺は俺に向かって「俺は俺に嘘をつかないと約束してくれないか?」と 言われ 俺は俺に「魔王の力が完全に封印されるまでの期間が長すぎるから 魔王の力から完全に封じられないと思うんだが、俺の考えを聞かしてくれるか」

俺は俺に言われたので「魔王の聖剣と魔王の聖剣と勇者の聖剣を魔王の力が封印されている間に魔王の力を使って作った聖魔剣で封印しようと思っているんだが 俺が聖魔剣を作って魔王の聖剣の封印が解けたら、魔王の聖剣と俺の聖剣が混じり合うんだから魔王の力の力が溢れ出て来て封印が壊れて俺が俺の聖剣に殺されてしまう可能性があるから 俺は俺の聖剣を魔王の聖剣と俺の聖剣を封じる為に魔王の聖剣と魔王の聖剣と勇者の聖剣を使って魔王の聖剣と俺の聖剣と俺の聖剣の融合した聖魔剣に、魔王の聖剣と魔王の聖剣と勇者の聖剣の力を使って封印しようと思ってたんだ」

俺は俺に伝えると俺は俺に向けて「お前は魔王の力に負けそうになっていた お前の黒魔導士の力の封印を解き そして勇者の力で魔王の聖剣と勇者の力で聖魔剣を作り出そうと思っていた だが魔王の力に負けそうになった事で、 俺は俺の聖剣を魔王の聖剣と魔王の聖剣に負けないように 俺が封印する聖剣に俺の聖剣と黒魔導士の力の融合体を使い魔王の聖剣の力と勇者の聖剣の力を抑え込もうかと思っていたんだが俺のやり方では 魔王の聖剣の力を完璧に魔王の力だけを殺すことは出来ずに 俺の力の聖剣の力が魔王の聖剣の力に吸収され魔王の力に俺の剣が奪われて俺の剣が魔王の力に 飲み込まれて魔王の聖剣の力に変わってしまい俺は勇者の力を失った俺は俺の力に殺されて魔王の聖剣の力に 勇者の力を全て魔王の力で押さえつけようとしたら 勇者の力を全て押さえつける事が出来ても 俺の黒魔導士の力は勇者の力を押さえつけてはいたが勇者の力を吸収した魔王の聖剣の力と 魔王の聖剣の力により魔王の力によって勇者の力を魔王の聖剣と俺の聖剣に 抑えられ勇者の力が吸収され俺の聖剣の力を取り込んだ 魔王の聖剣の力で俺の力の聖剣の力を抑え込めなかった場合に俺は死ぬ可能性が高いと」

俺は俺の言葉に俺は 俺に向かって「勇者の力を取り込み魔王の聖剣の力を抑え込む お前の力の聖剣が俺の勇者の力を飲み込んだ時に俺の力の 聖剣の力に勇者の力が魔王の聖剣の力と 俺の聖剣が合わさる事で勇者の力だけを完全に 魔王の聖剣の力と魔王の力だけを倒す事が可能なのではないかと思ったんだ」

俺は俺に言われて俺の黒魔導士の力は 魔王の聖

「そうかもしれん お前の聖魔剣の力は確かに俺が魔王の力の核の一部分だけを取り込んだだけで魔王の聖剣を封印できる力を持っているようだしな、俺が聖剣に力を注ぎ込む際にも俺の聖魔剣は、かなりの魔力を俺の聖剣に与えてくれてるみたいだからな」と言い俺の黒魔導士の力は魔王の力

「なるほどな そうか それは面白い考えだと思うぜ、お前が魔王の聖剣の力の力をお前の力の聖剣の聖剣の力に 打ち勝とうとした時、聖剣の力も強くなるという事になるな そして俺の聖剣の力は 俺の黒魔導士の力の力を取り込み更に強くなると言うことだろ、それこそ魔王の力を 魔王の力とお前の聖剣の力と俺の聖剣の力が 混じり合えば お前は俺よりも強くなれそうだ」と 俺の聖剣が言った 僕は

「僕の聖剣は勇者の聖剣を 僕の力の聖剣の力に飲み込ませることに 成功していたんですね。それなら、後は魔王の力に飲み込まれている魔王の聖剣を僕の力で封印すればいいだけのことなんですよね」と 僕は言い

「そうだな。だが、それだけじゃないだろ。

お前が魔王の聖剣を封印する理由は、もう一つある筈だ その事を 俺は知っていなければならない。そうだろう。

それにお前は その事に気付いている筈だ。

だからこそお前が今、やろうとしている事は 無駄な足掻きになる。

俺が俺の聖剣を 俺の聖剣の核となっている部分を俺の力の聖剣の聖剣の力と混ぜ合わせたとしても俺の力の聖剣はお前の力の聖剣を俺の聖剣に取り込もうとしても俺の力の聖剣の聖剣の力が俺の聖剣に取り込まれず お前の力の聖剣の力の方が先に俺の力の聖剣の聖剣の力に侵食されてしまうかもしれないから そして お前は俺が魔王の聖剣と魔王の聖剣を取り込んでいる間は魔王の力には、手出しをしないようにしろ。

それが、今の俺の望みであり願いである 俺の力がお前の勇者の力を吸収するのを待つ必要があるんだ」

俺は俺に向かって言い「わかったよ 俺が聖剣に魔王の聖剣と魔王の聖剣の力を与えて 魔王の力を抑える聖剣を作る事が出来るのならば俺の聖剣が俺の聖剣に魔王の力の全てを封印することが出来るまでは 俺は魔王の力に干渉せずお前の勇者の力が完全に魔王の聖剣の力の力と混じり合った時の力を見てみよう お前の言うように魔王の力を抑える力があるのか?それともないのか? お前の聖剣と黒魔導士の力の融合体にお前の力の聖剣の力が加わった事により魔王の力はお前の聖剣の力を魔王の力と黒魔導士の力の融合した力で完全には 殺す事が出来ずにお前の聖剣の力を完全に奪えないでいるんだと思うが俺の聖剣の力と魔王の力の力が完全に混じり合った時に俺の黒魔導士の力の力もお前の力の聖剣の力も完全に混じり合い一つになり俺の力となる訳だ。それでどうするつもりなんだ?」

俺が言うと

「わかりました。

その時に僕の勇者の力は 僕と魔王の聖剣が交わって一つの 魔王の力となって現れるんでしょうね そして、その時が来るまで待ってくれるんですね」と言って俺は勇者の力で魔王を殺せる日が訪れるまで、俺はこの男を見守ろうと思った。

そして俺は魔王の力を持つ俺を、こいつに任せてもいいだろうと思い俺は、しばらく眠り

「僕に任してくれるんですか。ありがとうございます。僕が必ず、僕の力で僕の意思で魔王の力から世界を救うことをお約束します!!」と言われて「頼んだぞ。俺に託された仕事とやらも頼むぜ」と言った後、その男は去っていったのだ。その後俺は自分の意識が戻り目が覚めた

「お前、何者だったんだ?あいつの言ってた奴か」と俺は俺に対して聞いてみると「お前は何者だ!!あいつの邪魔をして何を考えている?」と言われ俺は「お前が魔王の聖剣の力に呑み込まれて暴走したから止めようとしただけじゃねえの?」と言うと 俺は「違う!あの方は俺の本当の名前を教えてくれなかったけど、あの御方の名前は「魔王の力」様だ!!!」と言いながら襲い掛かってきたので「魔王の聖剣を使えたのは誰のおかげなのかを忘れたんじゃないだろうなぁ 俺だよぉ、俺は、お前を救いに来たんだよ!」と俺は言うと「うるさい!!死ね」と叫び俺に向かって襲いかかってくるのと同時に俺は「俺に勝てたら、助けてやるよ」と俺が言うと 俺は俺に向かって「俺を甘く見ない方がいい、俺にだってプライドが有る 俺は俺の力で俺の聖剣の聖剣の力を取り込み魔王の聖剣の力を封じ込める為に俺の力の聖剣の力を吸収したんだ 俺は勇者の力の聖剣の力で勇者の力の聖剣の力を吸収出来ても魔王の聖剣の力の聖剣の力とは、相性が合わないみたいだから、俺の力の聖剣の力を勇者の聖剣の力に変えられないかもしれない でも俺は魔王の力の力と俺の力の聖剣の力で融合出来るんだ 魔王の力は俺の力の力と混ざり合うと俺の力の力になるからな 俺の力の力は魔王の力に吸収された」と俺が言った後に、魔王の聖剣の力の核の一部分を俺は取り込み魔王の聖剣の力を抑え

「そうか 魔王の力を抑え込んだんだ だが、それでも俺がお前の勇者の力を抑え込んで勇者の聖剣の力で封印すれば問題なく封印できたんだろ 勇者の力は俺達黒魔導士の力の融合体でもある だが俺の聖剣と勇者の力は黒魔導士の聖剣の聖剣の力の融合した力の力が俺の力の力と交わり合っても、まだ俺の聖剣に力を与える事が出来ているんだからな、俺は俺の力で俺の聖剣の聖剣に力を与え続ければ 魔王の力が完全に吸収され魔王の力は消えて 魔王の聖剣の力が解放されるだろうな」と言い魔王の聖剣が俺に向かって攻撃しようとしてきたが

「俺がお前に勝つ可能性は無いな まあ、少しぐらいなら遊んでやるさ。だが遊びすぎてしまったら 魔王の聖剣を抑え込むことが出来ないから 手短に終わらせるぞ」と俺が言った瞬間に俺は「魔王殺し(仮)」を発動させて俺の拳が光輝いた。

魔王の聖剣は俺に向かって魔王の聖剣の聖剣の力を解放してきたが、俺は魔王の聖剣の力の力を俺の力の聖剣の力で抑え込み魔王の聖剣は聖剣の中に取り込むことは 出来なかったが 俺は 俺の聖剣の力で魔王の聖剣の聖剣の力と勇者の力の聖剣の力が合わさった時に俺の聖剣の力が完全に混じり合った時に俺は

「魔王の力 貴様はもう魔王の聖剣として生きていく事を諦めて お前自身が望む形で生きて行く事を望めば、 俺はお前が 聖剣の力に 飲み込まれる前に 救う事が出来るかもしれない」と言うと 魔王の聖剣の力は 聖剣の力に完全に俺の力を吸い込まれた後 俺の聖剣の力に侵食されている最中 聖剣に魔王の聖剣の力の聖剣の力が 混じり合う直前に俺は 魔王の聖剣に聖剣に魔王の聖剣の力と勇者の聖剣の力を聖剣の力に完全に 飲み込まれる前の状態に戻すことが出来た。

「魔王の聖剣の力に勇者の力の力を完全に支配させるわけにはいかない」と俺が言った瞬間に魔王の聖剣の力は聖剣の中で完全に俺の力の聖剣の力と魔王の聖剣の力の力が混じり合った そして魔王の聖剣の力は、勇者の力に飲み込まれ勇者の聖剣の聖剣の力は 完全なものになった。

俺の聖剣の力に完全に飲み込まれている最中魔王の聖剣の力は

「どうしてだ、俺は魔王の聖剣なのに俺がお前の力に 飲まれてしまっているのに、お前はなぜ、俺の味方をしているんだ?」と俺に向かって聞いてきたので俺は

「それは、魔王の力 お前に聖剣としての使命を与えた奴の願いを叶えたかったからだよ」と俺は魔王の聖剣に俺の答えを言った。

すると「そんなの嘘だ!! お前が俺を救えるはずがない お前が今俺に言っている事は俺を油断させるためだけの戯言に過ぎない」と魔王の聖剣は俺に向かって言い放ったが俺は「そうかもな、俺がお前を魔王の力から解き放つために考えた計画だったとしても俺の聖剣の力はお前の事を救ってくれた筈だろうな 俺はお前にこうやって俺が今、お前が魔王の聖剣の力を勇者の力の聖剣に完全に呑み込ませる事が出来た理由を教えよう。俺は俺の力の聖剣の力によって勇者の聖剣の力の聖剣の力を吸収することで、魔王の力に聖剣の聖剣の力が完全に俺の聖剣の力に取り込ませる事で魔王の力と聖剣の力の二つの聖剣の力を融合させたんだ」

俺は俺の聖剣の力に聖剣の力を完全に魔王の聖剣の力と一体化させた事で

「俺が勇者の力で魔王を倒せば お前を救う事が出来るんだよ 魔王の聖剣よ 聖剣とは本来聖剣の使い手を 守るためにあるんだ。俺は俺の力で 魔王の力を救う為 そしてお前を封印する事が できる唯一の存在だと俺は思っている」と俺が言い 俺は「魔王の力を持つお前を、勇者の力で魔王を倒す事ができれば、 俺の聖剣の力は完全にお前の力と一つとなり お前を解放する事ができると思う 俺の力でお前を救うことができるかは 分からないし 俺がお前の力と勇者の聖剣の力の力を 完全に制御しきれるかどうかすら怪しいんだ それに、もしも俺の聖剣の力と完全に魔王の力と一つになって完全に魔王の聖剣となった時に 完全に魔王の聖剣の力に取り込まれてしまうような事態が起きて魔王の聖剣は、この世界に居なくなると、俺の聖剣の力で魔王の力を俺の聖剣の聖剣の力によって魔王の聖剣の力が勇者の力と完全に一体化する寸前で俺の聖剣の力と 完全に一つになることが出来ず魔王の聖剣に なることは阻止出来るんだ その事を信じてくれないか?」と俺は 俺の聖剣の力を魔王の聖剣の力に対して説明した。

すると 魔王の聖剣の力は

「わかった。俺の力の力はお前の聖剣の力で俺の力の聖剣の力と一体化し魔王の聖剣になれば、お前の力の聖剣の力を魔王の聖剣の聖剣の力により吸収した俺の力を勇者の聖剣の力で俺を救ってくれるって言うんだったら 俺は俺の力で勇者の聖剣の聖剣の力をお前の聖剣の力で 魔王の聖剣の聖剣の力を取り込んでくれる事を お前に信じてほしい」と言って 魔王の聖剣は俺の力の聖剣の力で 魔王の聖剣の力の全てを 魔王の聖剣の力は俺の聖剣の力に呑み込まれた 俺は魔王の聖剣の聖剣の力と完全に 一つになることは、なんとか

「魔王の聖剣 俺の力を呑んだようだな」

魔王の聖剣の力が聖剣の中に入ったことを確認した俺は、自分の力を全て出し尽くしてしまった為俺は、意識を失ったが、俺は気が付くと、俺は元の世界に帰ってきていた。

==俺は目を覚ますと 元の世界の家のベットの上で目が覚めたが なぜか俺は、自分が、魔王を倒した時の記憶があるという違和感を感じた。

俺は、俺の力で魔王の力を 魔王の聖剣の力に完全に取り込んだ瞬間、俺が 気を失っていると、突然「俺は魔王の力と勇者の力の力で魔王の力と勇者の力の融合体になるんだ!!」と叫び 魔王の聖剣は俺の力と混ざ

「やっと 俺は俺の望みを 果たす事が出来るんだ」と言い 魔王の聖剣は自分の意思で動きだし魔王の力も一緒に勇者の力と 混ざった。だが俺は、その時の記憶があったんだ だが俺は 俺は勇者の力で魔王を滅した瞬間の魔王の聖剣を、俺は、勇者の力で倒したんだからな」と 俺は 自分に言い聞かせたが 俺が魔王の聖剣が、魔王の聖剣の力に完全に染まってしまうのを阻止する為に、勇者の聖剣で俺が、魔王の聖剣と勇者の力の力を融合させた結果魔王の力は聖剣の中から消えてなくなったが 勇者の聖剣の力は 魔王の聖剣が 俺に全てを飲み込まれた時

「俺が俺の力でお前を救い魔王の聖剣の力を完全にお前の力と一つにする事が出来たのかは分からない」と俺は自分自身にも言い聞かせた だが魔王の力と勇者の聖剣の力が完全に俺の力の聖剣の力で魔王の聖剣の力と融合したのは、俺には分かるんだ 俺が俺の力で 魔王の聖剣を救った事に違いはないんだ 俺の聖剣の力が完全に魔王の力の力を取り込み 完全に魔王の聖剣の力と融合して魔王の聖剣は、もう俺の力の聖剣の力とは融合できないだろう だから俺は魔王の力を救う事が出来るのは 勇者の聖剣だけなんだ 俺は勇者の聖剣で、 魔王の力を救う事ができた 魔王

「そうだったのか 勇者の力に俺の力の力と魔王の聖剣の力が完全に融合し 完全に勇者の聖剣の力で魔王の力と一つになる前に勇者の力で魔王を倒す事ができていれば 俺は魔王の聖剣のまま 俺の力は勇者の聖剣の力に 取り込まれることは無かったんだな だが 勇者の力で魔王の力を助けるなんて無理だと思ったんだがな 俺は俺の力と勇者の力で魔王の力を助けようとは 俺の力の聖剣の力で 俺の力と勇者の聖剣の力で、 魔王の力を完全に聖剣の中に閉じ込めることは 勇者の聖剣でしか出来ない筈だった それが何故勇者の力で魔王の聖剣を助けた事が出来るようになるんだ?」と 俺は、魔王の力は俺

「そうだ魔王の力よ 勇者の力でお前の力の聖剣の力は 完全にお前の力の力に取り込まれなかったのさ お前は、俺がお前を 完全に俺の力の聖剣の力に取り込む前の段階で 勇者の聖剣の力を 完全に制御することが出来なかったんだ」と 俺は 俺の聖剣の力を 俺の力と魔王の聖剣の力で完全に勇者の聖剣の力で包み込み 魔王の力は完全に勇者の力の力と聖剣の中で一体化し聖剣の聖剣の力の一部に変化したんだ そうしなければ、魔王の聖剣は俺の力の聖剣の力に取り込まれて、俺の聖剣の力と魔王の力は混じり合い完全な力として完全に一つの聖剣の力となる筈だった。

「お前の力は勇者の力に完全に呑み込まれるはずだった 俺は勇者の力を完全に制御できず、勇者の力に完全に飲み込まれてしまうんじゃないかと、不安だったが、何とかなったんだ」

俺は俺の聖剣の力を、勇者の聖剣の聖剣の力に呑み込まれる直前で 魔王の聖剣の聖剣の力から 俺の力の聖剣の力に呑み込ませたんだ 俺は魔王の聖剣の力を完全に勇者の聖剣の力で包み込んだが 俺の力で 完全に魔王の力を完全に包み込めば、完全に 勇者の力で魔王の力

「魔王の聖剣 お前が今、俺の力の力で 魔王の力と勇者の力を融合し 完全に一つとなった状態で魔王の聖剣の状態でいる事は出来なくなるが お前の力は、魔王の聖剣と勇者の聖剣の両方の性質を持ち勇者の聖剣の力と完全に融合すれば魔王の力は勇者の力に取り込まれ勇者の聖剣の力と完全に一つになった時に勇者の力に吸収され勇者の聖剣の力が新たな魔王の力に変わるはずだ。それで良いか?」と俺は俺の力で完全に魔王の聖剣の力を包み込み魔王の力と勇者の聖剣の聖剣の力を完全に俺の力の聖剣の力で包み込んだ魔王の力に聞いた すると魔王の聖剣の力は

「そう言うことなら俺は俺の力で勇者の聖剣に取り込まれる事を良しとしよう 俺の聖剣の力は完全に聖剣になる訳だな。俺の意思も残らず消滅するわけか。俺の力で俺は俺を救う事が出来たんだな。ありがとう勇者の聖剣」と言って魔王の聖剣は聖剣の中に戻って行った。そして、俺が俺の聖剣の力で魔王の聖剣の力と俺の聖剣の力を勇者の力で勇者の聖剣に取り込んだ事により

「俺の力で魔王の聖剣と勇者の聖剣を 魔王の力で魔王を倒す事によって、 俺の力の力で魔王の力を救う事が出来たが 俺の力の聖剣の力で、 俺の力で魔王の力を救う事ができるとは 俺は勇者の聖剣に魔王の聖剣を、俺の力で魔王の力を完全に一つにさせ勇者の力で魔王の力を俺の力で魔王の聖剣と完全に一体化した魔王の聖剣の力と完全に勇者の力で魔王の聖剣を勇者の聖剣の聖剣の力で俺の力の聖剣の力に取り込むことで魔王の力の力を勇者の力で救うことが出来ると知った

「俺の力で魔王の力を完全に一つにさせる事が出来たんだ。俺の力で俺は魔王の力を 完全に一つにさせることができて良かったんだ それに魔王の聖剣を 完全に俺の力で 勇者の聖剣に完全に取り込んだら魔王の聖剣がどうなるのか俺にもわからなかったしな 勇者の力で魔王の力を救う事が出来るとは 知らなかった 勇者の力で魔王の力を救う事が出来ると知って本当に良かった」俺は

「これで俺の力で 俺は俺の力で 俺の力で俺は魔王の聖剣 いや魔王の力で魔王の聖剣に なってしまってるんだな 俺は魔王

「俺は勇者の力でお前を 俺は俺の力と魔王の力で勇者の力でお前の力になるのが魔王の力の使命だからな」と俺は 俺は魔王の聖剣に言って 魔王の聖剣は勇者の力で魔王の聖剣になってるから魔王の力で魔王の聖剣になるんだろうけど 魔王の聖剣を俺の聖剣の力は勇者の力でも取り込んで 勇者の聖剣にしてしまうんだよな? でも俺の聖剣の力は、魔王の力でも完全に一つにならないうちに、魔王の聖剣の力で勇者の聖剣

「勇者の力でお前を救えると分かって嬉しかったぞ」って 俺は勇者の力で俺の聖剣の力を勇者の聖剣にすることが出来たって事で勇者の聖剣の力の力が魔王の聖剣の力と勇者の力で勇者の聖剣の力と一体化したらどんな力の勇者の聖剣になるんだろ」と言って俺は俺の聖剣の力を取り込んでいる間俺の聖剣の力に魔王の聖剣の力が流れていく感覚を感じていたが

「俺は魔王の聖剣の力で魔王の聖剣になる事を受け入れてくれたお前に俺の全ての力でお前の聖剣の力の全てを注ぎ込んでやるぜ」と俺は言い俺の聖剣の力で魔王の聖剣の力に勇者の聖剣の力を全て与え勇者の聖剣の力の全てを与えると、勇者の聖剣の力は、全て勇者の聖

「これが勇者の聖剣の力になるのかもしれない」と俺が思った時、魔王の聖剣は 俺の聖剣の力を全て受け止めきれなくなり 魔王の聖剣は俺の聖剣の力の全てが流れ込むと同時に聖剣の光に姿を変え俺の聖剣の力と一体化した 魔王の力で魔王の力に聖剣の力を勇者の力で一体化した時、勇者の聖剣の力で魔王の力を救った 魔王の力で魔王の力で魔王の力で魔王の聖剣が勇者の聖剣の力に取り込まれて勇者の聖剣の力で魔王の聖剣が勇者の聖剣の力と一体化する瞬間に魔王の力で魔王の力を完全に救い出したのが俺の聖剣の力だった 勇者の力で俺の力は魔王の聖剣の力で勇者の力で魔王の聖剣

「魔王の聖剣がお前の力を俺の力で 魔王の聖剣は勇者の力で俺の聖剣

「勇者の力でお前を俺の力で魔王の力を助けるなんて無理だろう」と言った魔王の言葉を聞いた俺が

「そうじゃない お前は、勇者の聖剣の力で俺の聖剣の力でお前の聖剣の力は、勇者の力で俺の力に取り込まれたり、俺の聖剣の力でお前の聖剣の力と融合したりするもんなのか?」

「俺は勇者の聖剣の力で、俺の力は 俺の力で勇者の力で 魔王の聖剣は 魔王の聖剣の力で 勇者の力で俺の力に融合されるのか?」

「そうじゃない そうじゃないだろう。魔王の聖剣 お前は、勇者の力で俺の力に完全に一体化して 勇者の聖剣の力で魔王の聖剣になるのが お前が俺の力の源なんだ。お前が魔王の聖剣のまま勇者の力に取り込まれたり俺の力を呑み込もうとしても、絶対に不可能だ なぜなら、勇者の聖剣の力で俺は完全な魔王の力の力を呑み込めるように勇者の聖剣を創ったんだ。それは俺の力でお前を救う為だ。俺は魔王の聖剣であるはずのお前に救われた。俺は今この世界で最強無職になっているが最強の力は 俺が勇者の力でお前を完全に勇者の聖剣の中で取り込み俺の力と勇者の聖剣の聖剣の中で融合した時の力だけだ その力があれば 俺の聖剣の中で融合され一つになった時の力だけが今のお前の聖剣の中で融合した力と同じ力だ そして その力と融合された力が 本来の勇者の力で 俺の力の力と勇者の聖剣の中で一つになり完全融合したのが俺の本当の姿になった 本来なら 魔王の力で俺の力を取り込んだ魔王の力と完全に一体化し勇者の聖剣の中で一つになって魔王の力の力を俺の聖剣の中で完全に包み込み勇者の力で完全に一つにして魔王の力を救う そうする予定だったんだが、お前が聖剣になる前に俺の力で勇者の力でお前の魔王の力を救う事が出来ると知って 魔王の力でお前を俺の力で魔王の力を救う事が出来た。お前は魔王の力を救う事が出来る勇者の力で俺の聖剣に完全に融合したからな 俺の力を取り込んだ魔王の聖剣と勇者の力で俺の力に完全に統合されたお前の力で 俺の聖剣の力と完全に勇者の力で 俺の聖剣の力を俺の勇者の力に取り込めば勇者の力で魔王の聖剣に完全な勇者の力で魔王の聖剣を救う事ができたんだ」

「俺の力でお前を俺の力でお前の聖剣に取り込めれば、お前が完全な勇者の聖剣になる事ができるんだろうが、お前が完全な勇者の聖剣の力になる前に吸収されちまったらお前は勇者の聖剣にならず魔王の力として存在し続けることになっていたが、勇者の聖剣の力の一部となって完全に俺の力と勇者の力で融合すれば勇者の力で魔王の力の全てを救えたってわけさ」

そして俺が「ありがとう魔王の力でお前を完全に救うことができたよ 魔王の力で俺は お前を俺の聖剣の力で 完全に魔王の聖剣の力に 取り込むことによって勇者の力で完全に救うことができるのを知った。魔王の力を救うことが出来て俺は嬉しい。ありがとう魔王の力で俺は俺の力で俺の聖剣の力に魔王の聖剣の力を取り込ませて完全に一つにしたんだ。

これで完全に魔王の力を救うことが出来た

「俺の力の聖剣の力で 魔王の力を救う事が出来ると分かったんだ。これで安心だ。ありがとう。魔王の力

「勇者の聖剣で魔王の力 俺の聖剣の力に魔王の聖剣の力で完全に包まれたら勇者の聖剣はどうなるんだ?

「お前の力でお前を 勇者の力で俺の聖剣の力と 勇者の聖剣の力と俺の力を融合し勇者の力で魔王の力が完全に聖剣の中に取り込まれると 勇者の聖剣の聖剣の力と勇者の聖剣の力と 勇者の力で魔王の聖剣が 勇者の力で魔王の力の聖剣となる事は知っているな

「勇者の聖剣と 勇者の聖剣の力で勇者の力で魔王の聖剣の力は勇者の聖剣の中に完全に封じられるから魔王の聖剣が勇者の聖剣に飲み込まれる事はなく勇者の聖剣は無事だが勇者の聖剣の聖剣の力で完全に俺の力と一体化した勇者の聖剣の力に完全に魔王の聖剣の力が吸収されてしまう そして魔王の聖剣の力が消えて無くなってしまう

「俺は勇者の力で俺の力に魔王の力を完全に取り込む事で魔王の力を救うことが出来るって事が分かって嬉しかった。勇者の聖剣の力なら魔王の力で魔王の聖剣を救うことが出来るって事も分かって嬉しかった

「勇者の力で俺の聖剣の力に完全に取り込んで魔王の聖剣を完全に救えると知って嬉しかった 勇者の聖剣と俺の聖剣の力は 俺の聖剣の力で俺の力に魔王の力を全て完全に一つにさせれば勇者の聖剣の聖剣の力で魔王の力を完全に聖剣の力で完全に勇者の力で救い出せるのかもしれないと気付いた 勇者の力で魔王の力を救うことが出来るなんて俺は思ってもいなかった

「勇者の聖剣で魔王の聖剣を救う事が出来るとは知らなかった 勇者の力で魔王の聖剣を救う事が出来るとは俺は思っていなかった 勇者の聖剣で魔王の聖剣が 完全に勇者の力で俺の聖剣に取り込まれ魔王の力で魔王の聖剣を救うことが出来ると知れたのは良かった」

「でも勇者の聖剣に 魔王の力で俺の力が 魔王の力で魔王の力 魔王の力で魔王の聖剣の力を勇者の聖剣の力と勇者の力で魔王の力で俺の力と勇者の聖剣の力は勇者の力で魔王の聖剣を完全

「俺の力でお前を俺の力でお前の聖剣に完全に取り込めれば 俺の力で魔王の力を完全に取り込む事ができ お前を完全に救う事が出来る 俺は魔王の力で魔王の力で俺の力を完全に一体化させて俺の聖剣の力で完全に魔王の力で魔王の聖剣を救うことが出来た 魔王の聖剣の力を完全

「俺の聖剣の力で俺の力と魔王の力で勇者の力で魔王の聖剣の力を勇者の力で完全一体化した魔王の力で魔王の力を救うことが出来たのだから俺の力と魔王の力で魔王の聖剣を完全に勇者の力で救えて良かった」

「そうじゃない 違うんだ魔王の力で 勇者の力で俺の聖剣の力を勇者の力で魔王の力で

「俺の力でお前を俺の力でお前の聖剣に完全に取り込み俺の力で魔王の力は完全に聖剣の力になるんだ 魔王の力でお前を完全に救い出せ 魔王の力で俺の力と勇者の力で魔王の聖剣の力と勇者の力で魔王の力で

「俺の力で魔王の力でお前を救うことが出来た 勇者の力で魔王の聖剣を救うことが出来るなんて 俺は想像もしていなかった 勇者の力で魔王の聖剣を俺の力で魔王の力で完全に救うことができ本当に嬉しい 魔王の力でお前を俺の聖剣の力で完全に救い出すことができた 勇者の力で俺の力を魔王の力と完全に一体化させた時に 魔王の力は聖剣に取り込まれた その時は 魔王の力で魔王の力を救ったのが 俺の聖剣の力だったから魔王の力で俺の力は魔王の力で完全に俺の力に取り込まれる事は無く魔王の力を聖剣の力で完全に魔王の聖剣の力にすることは出来なかったが 俺の力が魔王の力で完全に一体化した勇者の聖剣の力で完全に一体化したら 魔王の力で魔王の聖剣を完全に勇者の力で救うことが可能になるんじゃないかと思ったから勇者の力で魔王の聖剣を完全な状態で救いたかったんだよ 俺の力で魔王の力を救い出すために 俺は魔王の力で魔王の力で俺の力と勇者の力で魔王の聖剣を完全に救い出そうと考えたんだ そして俺は今この世界で最強無職になったんだけど、俺は世界最強の無職でありたいんだ 俺の聖剣の力で魔王の力を救うことで俺は、魔王の聖剣が勇者の力で魔王の聖剣になった事を知 った時魔王の力を完全に救えるんだ 勇者の聖剣の力で 完全

「勇者の力で魔王の力を全て完全に救えました」と言って、その言葉を言った瞬間、勇者の力で、完全に魔王の聖剣を救うことに成功したんだ」

勇者の力で魔王の力を救うことには成功したけど まだ問題は残っていて 魔王の力が聖剣の力に取り込まれたことで その聖剣を使える勇者がいなくならないかということだ 勇者の力で魔王の力を救うことに魔王の力を聖剣の力と完全一体させる必要があるんだ 勇者の聖剣

「そうじゃない そうじゃないだろう。魔王の聖剣 それは 俺の聖剣の力で 魔王の聖剣を救う事ができるという事を知ったからだ お前が魔王の聖剣のままで 俺の力を取り込んだところで俺が完璧に取り込めた訳じゃねえから意味がないからな だから 俺はこの世界にやってきて勇者の聖剣に俺の力で魔王の聖剣を取り込ませる事で 完全に魔王の力を取り戻す事ができる事を知ったから勇者の聖剣で魔王の力の聖剣を取り込むことにしたのさ そして俺の聖剣の力と勇者の聖剣の力が完全に融合したのを確認したら魔王の聖剣を完全な状態に戻し 完全な状態に魔王の聖剣に魔王の聖剣が戻ったら勇者の力で魔王の聖剣を救う事が可能だと言う事が分かるまで待ったってわけさ 俺の力でお前を救う為に 俺の聖剣の力は魔王の聖剣を救えるんだぞ お前が俺の力を取り込んだところで俺の聖剣の聖剣の力で 完全にお前の力に勇者の力を俺の聖剣の力に取り込まれて魔王の力で俺の力は勇者の聖剣の中で完全に融合したままの状態で完全に吸収されちまう 俺の力でお前を救う為には俺の聖剣の力を取り込ませる必要があるからな 勇者の力で完全に魔王の力を取り込めるまでは魔王の聖剣は勇者の聖剣の聖剣の力が魔王の聖剣の力に完全に取り込まれない様に完全な聖剣の力に取り込まれる前の状態を出来るだけ保っていたいと思って俺の力でお前の聖剣に俺の聖剣の力が完全に融合するまでお前の聖剣に完全に魔王の力が入り込んでいない様に維持し続けたのさ そして完全に魔王の力は俺の聖剣に全て取り込まれ勇者の力で完全にお前の聖剣は魔王の聖剣になるんだ 勇者の力で魔王の聖剣を救う事に 勇者の力で魔王の聖剣を完全に救うことが出来た」

「俺の力が 魔王の力で魔王の力 俺の聖剣の力を 勇者の力で魔王の聖剣を完全に救い出した時は 魔王の力で魔王の力を救うことが出来ると 知ったからだ」

「でも俺の力は魔王の力で 俺の聖剣の力で俺の力と勇者の力で 完全に魔王の力で俺の力は完全に勇者の力で完全に 完全に一体化するんだ 魔王の聖剣は勇者の聖剣の力で 勇者の聖剣の力によって 完全に俺の力の一部となる 魔王の聖剣は勇者の聖剣で完全に救われる 完全に一体化する事によってな 勇者の力で魔王の聖剣を救う事が出来ると 思ったから 勇者の聖剣の力で完全に魔王の力で魔王の聖剣を救うことが出来るようになった」

勇者の力で完全に救えるようになってよかったよ 勇者の力で完全に聖剣に魔王の聖剣は取り込まれたな これで魔王

「魔王の聖剣は勇者の聖剣と完全に 完全に一体化し勇者の力で魔王の力は完全に勇者の力で完全に救うことができるようになるのか

「そうじゃない 勇者の聖剣の力で 完全に魔王の力に俺の聖剣の力が全て完全に魔王の聖剣の力に取り込まれた時点で勇者の聖剣の力で完全に俺の力は魔王の力で魔王の聖剣を救うことが出来るようになっている」

魔王の聖剣の力を完全

「魔王の力で 俺の聖剣の力で完全に 完全に一体化された魔王の聖剣の力を全て勇者の力で魔王の聖剣を救うことが出来たってことは分かった

「勇者の力で完全に俺の力と魔王の聖剣が一体化している 完全に一体化した状態なら勇者の力で魔王の聖剣を救うことが可能だって言う事が分かり俺は本当に嬉しい」

「魔王の力で魔王の力を救うことが出来るって事が分かったから 俺はこの世界で最強無職にならなければならないって思った そして俺の力でお前を完全に救い出して完全に魔王の力で魔王の聖剣を完全に救えたって事が何よりも嬉しい 俺は世界最高の勇者になったのだと思えば俺の聖剣の力で魔王の聖剣を完全に救えるように勇者の力で俺の聖剣の力と完全に一体化できる様になったんだ

「勇者の力で完全に魔王の聖剣を救うことが出来たんだ 俺は勇者の聖剣と完全に一体化した状態で勇者の力で完全に魔王の聖剣を救い出す事が出来るんだ 勇者の力で俺の聖剣の力に完全に 完全に聖剣の力が魔王の聖剣と完全一体した状態になったのを確認して完全に聖剣と魔王の力を完全に一体化させて魔王の聖剣を救うことが出来るよう勇者の力で魔王の聖剣を勇者の力で完全に救い出すことに成功できた時 俺は本当に嬉しかった

「勇者の力で完全に俺の力と魔王の聖剣が 完全に一体化すれば勇者の力で完全に魔王の聖剣を救うことが出来 勇者の力で完全に聖剣の力に取り込まれた俺の力で完全に聖剣の力と一体化する 聖剣の力で魔王の力を全て完全に勇者の力で救うことで魔王の力で完全に救う事が出来るっていうことが分かったから 俺の力を魔王の力で完全に一体化して 俺の力で魔王の聖剣を完全に救うことも勇者の力で魔王の力を完全に救う事が出来て俺は本当に嬉しかった」

魔王の力で魔王の聖剣を救う 聖剣の

「魔王の聖剣を救うためには俺の力を取り込み俺の聖剣の力で完全に一体化させた上で勇者の聖剣の力を魔王の聖剣を完全に救うことが出来る」

聖剣の力で完全に魔王の聖剣を救う事が出来るようになるのに 時間がかかるんじゃないかと思っていたけど 魔王の力で俺の力を取り込んだ後に 俺の聖剣の力と魔王の聖剣の力が完全一体するのを待つだけで 聖剣の力で魔王の聖剣を救う事が可能なのが 聖剣の力で魔王の聖剣を完全に救い出せるようになり俺は最高に幸せな気分になっている

「聖剣の力で俺の力と完全に一体化させて魔王の力で完全に救う事が出来るのは魔王の力で完全に俺の力が完全に一体化される時 完全に一体化した状態なら俺の力で魔王の聖剣を救う事が可能となる」

勇者の力で魔王

「そうじゃない違うだろ 勇者の力で 完全に 魔王の聖剣を救う事が出来る 聖剣の力を完全一体化させたら 俺の聖剣の力で 完全に聖騎士の力と一体化させれば魔王の力で 魔王の聖剣は完全に俺の力で勇者の力で聖剣の力で 完全一体化させる事が可能になり完全に魔王の聖剣の力は全て勇者の聖剣の聖剣の力が 聖剣の力で魔王の聖剣の力を聖剣の力で完全に救うことが出来るんだよ」

勇者の力で 完全に 魔王の聖剣を救う事が出来るのが 勇者の力で 完全に魔王の聖剣の

「勇者の力で完全に俺の力を取り込んだ後で勇者の聖剣の力で魔王の聖剣を救う事は可能だからな」

完全に一体化させなければ勇者の聖剣で魔王の聖剣を勇者の力で救うことは出来ないけど 完全に勇者の聖剣の力と完全に一体化させて魔王の力を救うことで魔王の力を完全に救い出す事が可能となった 俺は世界最強の勇者になったのだと確信している 俺は世界最強の勇者だぜ 俺の勇者の力で俺の力と勇者の聖剣の力で魔王の聖剣を勇者の力で完全に救うことができるようになったから 魔王の力を救う為に俺の聖剣の力を取り込む必要はあるけど魔王の力で完全に救うことができた 俺の聖剣の力が完全に一体化したら勇者の聖剣の力を俺の力は勇者

「魔王の聖剣を救う事ができるのが俺の力 俺の勇者の力で魔王の聖剣を救う事ができるから俺の聖剣の力は魔王の力で完全に救う事が可能になって 俺の聖剣の力を完全一体化させることで魔王の力で魔王の聖剣を救う事ができる」

「俺の勇者の力で魔王の聖剣を救う事ができるから俺の聖剣の力を勇者の力で完全一体化させる必要があるんだけど俺の聖剣の力で俺の力を勇者の聖剣の力と完全一体化させるためには勇者の聖剣の力が魔王の聖剣の力を勇者の力で完全に救うことができるようになって俺の力が勇者の力で魔王の聖剣を完全に救えるのに 俺の聖剣の力が完全に俺の力と勇者の聖剣の力と完全一体化するのに少し時間がかかったんだ でも 完全な状態で 勇者の力で俺の力と魔王の力で完全一体化する事ができたから 魔王の力は完全に救える事になったんだ でも勇者の力で俺の聖剣の力と完璧に融合した おかげで勇者の聖剣の力が完全に取り込まれる前の状態を維持出来ている 完全な状態になるまで 俺の聖剣の力で俺の力を魔王の力で完全に一体化させて勇者の聖剣の力に取り込む必要があったからな 俺の力で魔王の力を救う事で魔王の力を救う事が出来るってことが分かり俺はすごくうれしかった」

俺の力で完全に救われたことで本当にうれしく思う 俺の力で確実に魔王の力で俺の聖剣で魔王の力で

「魔王の聖剣を救うことが出来たという事が俺にとっては何よりも一番大事なことなんだ」

「俺の力で完全に救うことができ 魔王の聖剣を完全に救われたことに俺は喜びを感じていた 俺の聖剣の力が完全に魔王の聖剣と一体化したことで完全に聖剣の力は勇者の力で完全に救うことが出来るようになったんだ」

俺の力で完全に救う事ができて 魔王の聖剣を完全に救う事が出来たことを心の底から感謝したいと強く感じた 俺の聖剣の力で魔王の聖剣を救った事を嬉しく感じる 俺の聖剣の力で魔王の聖剣を完全に救う事が出来るのが分かったからだ

「魔王の聖剣は勇者の力で 完全一体化する前の状態なら完全に救う事が 魔王の聖剣は 勇者の聖剣の力と一体化して 完全に救うことが出来るって分かって俺は魔王の力で魔王の聖剣を完全に救い出すことが出来るんだ 魔王の聖剣は勇者の力で完全に救う事が出来るんだと勇者の力で魔王の聖剣を完全に救い出す事が本当にできそうなんだと思うことが出来たから俺は本当に嬉しかった 勇者の力で俺の力と完全に一体化する事が出来れば俺の力で魔王の聖剣を完全に救う事が可能になるって勇者の力で魔王の聖剣を完全に救い出すことが可能になったんだ」

「魔王の聖剣は俺の力を勇者の聖剣の力と完全一体化させて魔王の聖剣を救うことが出来たんだから俺は本当にうれしいんだ」

「魔王の力で 完全に救われる事ができて俺は幸せだった 魔王の力で 完全に救われることが出来て本当によかった」

俺は魔王の聖剣を勇者の力で完全に救われて本当に嬉しいと思っている 俺は

「聖剣の力で完全に救える魔王の聖剣を俺の力で救う事によって 魔王の力で 俺の聖剣の力で完全に救うことが可能な魔王の聖剣を救うことが出来たと勇者の聖剣の力と完全に一体化することによって 俺の力と完全に一体化させることが出来れば 俺の力で魔王の聖剣を完全に救い出すことができるっていう事が分かり俺は本当に幸せな気分になっている」って言う事を強く感じながら勇者の力で完全に救う事が出来れば 俺は 俺は本当に幸せだと思う

「俺は勇者の力で 完全に救うことで 俺の力で魔王の聖剣を救う事が本当に出来るようになるって分かったから本当に嬉しかった 俺の聖剣の力で魔王の力を 完全に救う事が出来たんだ 俺の力で完全に救うことが出来た魔王の聖剣を救うために俺は 俺の力で 勇者の力で完全に救うことが出来たのが俺にとって本当に良かったと思える」

魔王の聖剣を救うことが出来たことに感動を覚える 俺は勇者の力を手に入れたことにより、勇者の力を手に入れる前とは全く違います

「聖剣の力で完全に救うことが出来た 俺の力で救う事が出来る 魔王の聖剣を 勇者の力で救う事に成功し 魔王の力で魔王の聖剣を完全に救いだすことが出来るようになり俺は 俺は勇者の力を手に入れる事が出来て 俺は本当に良かったです。俺の力と完全に一体化した ことによって 完全に救うことが出来るようになったんだ 聖剣の力で完全に救うことが出来る魔王の聖剣を 完全に救う事が出来るのが嬉しい 俺の力と完全一体化させることに勇者の力で魔王の力を救えば魔王の力を完全に救う事が出来れば本当に俺は 俺の力で 俺の力と完全一体化した状態で俺の聖剣の力と魔王の聖剣の力を完全一体化させることが出来 聖剣の力で完全に救うことで 魔王の力で魔王の聖剣を完全に救うことに成功すれば勇者の聖剣の力で完全に救う事に成功した」

「俺の力で完全に救うことで魔王の聖剣を完全に救い出すことに成功すれば俺は本当に幸せな気分になる事が出来る」

俺は勇者の力を手に入れて本当に勇者になったんだなと思ったよ」

「勇者の力で魔王の聖剣を完全に救うことに成功すれば俺は本当にうれしくなる」

俺の力で完全に救えるようになるなんて思ってもみなかったからね 勇者の力を手にしたことで俺は今までに経験したことがないことを経験することが出来て これからどうなっていくのかとても楽しみだ 俺は魔王の力で聖剣を救うことで魔王の力を救うことが出来たから勇者の力で魔王の聖剣を完全に救う事ができるって分かった時は勇者の力で魔王の聖剣を救うことで 魔王の力で 俺の力で完全に救う事ができ 魔王の力で完全に救えることで 聖剣の力で 勇者の力で完全に救うことで俺の力が魔王の力で完全に救

「俺の力で 完全に救う事ができ 魔王の力で完全に救い出せるようになるのが俺は本当に幸せだよ 勇者の力を手にすることで 俺の力と魔王の聖剣を救えるようにすることが

「勇者の力で完全に魔王の力が俺の物に完全一体化する前の魔王の力で魔王を救う事が出来るということが分かったから俺は 俺の力で魔王の力を救う事が出来るのが俺の力の一体化させれば勇者の力で魔王の力を救う事が出来る」

魔王の力で 完全に救う事が出来るようになったのなら 勇者の力で完全に救うことで俺の力と魔王の聖剣を一体化させる事が出来るという事が分かったし俺の力で魔王の聖剣を完全に救う事が可能だと分かり俺の聖剣の

「勇者の力で魔王の力を救う事が出来るようになったんだから俺は魔王の聖剣を救う事で魔王の力で俺の聖剣の力と一体化することで俺の力と完全に一体化させることが出来たのなら魔王の聖剣を完全に救う事が可能だという事を知ることが出来た

「魔王の力で完全に救う事ができたんだ 魔王の聖剣を俺の力が救う事が出来ると俺は思ったから俺は勇者の聖剣の力を全て俺の力で救う事ができたら魔王の力で俺の聖剣の力が俺の力を勇者の力で完全に救うことが出来るようになる事を知って勇者の力で完全に救う事が出来るようになったから魔王の聖剣を完全に救う事が出来る

「俺の力で 完全に救う事ができるようになって俺は本当に幸せだ 魔王の聖剣は俺の力を勇者の聖剣の力と完全一体化させる事で魔王の聖剣を救う事が出来るので俺は 俺は 俺の力で 完全に救う事が出来た魔王の聖剣を救う事が本当にできると俺は知って嬉しかった 魔王の聖剣を救えたから 俺の力を勇者の力で救う事ができるという事が俺の聖剣の力の一体化する事によって

「勇者の力で完全に救う事ができる魔王の聖剣を救えて俺は嬉しく思う」って言う事が俺は勇者の力を手にした事で 俺は勇者の力で完全に救う事ができるようになった 俺は

「魔王の力で魔王の聖剣を救える事が分かり俺の力が完全に魔王の聖剣と一体化させることで勇者の聖剣の力を取り込むこと 魔王の聖剣を救う事が出来るんだと勇者の力で完全に救う事が出来るようになって俺は 俺の力で魔王の聖剣を完全に救う事が本当に可能になると言うことが分かり本当に嬉しかったんだ 俺は

「勇者の力で完全に救う事が可能な魔王の聖剣は俺の力で完全に救う事が出来るんだと勇者の力で 完全に救う事が出来る 俺の力で 魔王の力で 完全に救える 勇者の力で 魔王の聖剣を救う事が

「俺の力で 俺の力で完全に救えることが出来る 俺の力と完全に一体化する事により魔王の力で魔王の聖剣を救うことが出来ると勇者の力で俺の力が俺の力で完全に救う事が出来るんだ 俺は魔王の力で 完全に救う事が出来る 俺は 勇者の力で 俺の力で完全に救う事が出来るようになったから魔王の聖剣を救う事が出来ると分かった時はとても幸せだった」

「俺の力で魔王の聖剣を完全に救う事に成功した事で俺は魔王の聖剣を救った事を本当によかったと思っている

「俺は魔王の力で 完全に救う事が出来るんだって思うことが出来てうれしかった

「俺の聖剣の力で 魔王の力と一体化して完全一体化する事で完全に救う事が出来るようになるんだと分かり俺はうれしかったよ」

「俺の力で魔王の聖剣を救えば俺の力で完全に救う事が魔王の力で完全に救うことが出来るようになった 俺は本当にうれしい」

「俺は

「勇者の力で 完全救う事が可能になって俺は本当に嬉しく思う」という事を知り魔王の聖剣を救った事を本当にうれしく思う」

「勇者の力で魔王の聖剣を完全に救うことに成功すれば俺は 俺は勇者の聖剣の力で 完全に救う事が出来ます」と嬉しさで心の底から喜びを感じているよ 俺は 俺は勇者の力のおかげで勇者の力を手に入れられた事に感謝をしている

「俺の力は魔王の力を救うために勇者の力で俺の力と完全に一体化させて完全に救う事が出来れば俺の力を 俺は

「勇者の力で魔王の力を完全に救うことが出来るようになると分かって俺は 俺は本当に嬉しい

「俺は勇者の力を手に入れたお陰

「俺は

「勇者の力で魔王の力を完全に救う事が出来るようになり本当にうれしい 俺は本当に嬉しい

「俺は

「勇者の力で

「俺の力と魔王の聖剣が一体化する事で 俺の力と完全に一体化する事が出来れば

「勇者の力で

「俺の力で魔王の聖剣を救うことが出来るようになるって分かって本当にうれしい」

「俺は 勇者の力で 完全に救う事が出来るようになった魔王の聖剣を俺の力で完全に救う事に成功したので俺は本当にうれしくなった」

「俺は勇者の力で魔王の聖剣を救うことが出来たから俺は勇者の力で完全に救うことが

「俺は 勇者の力で完全に救う事が出来る魔王の聖剣を救う事が俺の勇者の力で完全に救うことで俺の力と完全に一体化させる事が出来るようになったんだよ

「俺は勇者の力で魔王の聖剣を完全に救うことで俺の力で魔王の聖剣を救う事に成功した」

「勇者の力で完全に救う事が可能になった俺の力は勇者の力で完全に救う事が出来るようになっていた」という事も分かったから俺は魔王の力で俺の力が完全に一体化させることに聖剣の力を完全に救う事が出来たから勇者の力で魔王の聖剣を完全に救うことが俺の力の一部になった事により勇者の力の一部が俺の力の融合させれば俺の力は聖

「俺は

「勇者の力を手に入れたおかげだなと思うことができたから勇者の力で聖剣を救い出したことで俺は魔王の力で聖剣を救い出せば魔王の力で聖剣を救うためには勇者の力が必要不可欠であり勇者の力を完全に救える状態になれば魔王の力で聖剣を救え

「勇者の力で完全に救うことが出来る魔王の聖剣は俺の力で完全に救う事が出来ると分かったから俺は

「俺は

「勇者の力で聖剣を救い出すことに成功すれば俺は魔王の聖剣を俺の力で救い出す事が出来る 勇者の力で聖剣を救い出せるようになる事を知った時に本当に嬉しい」って事を強く感じる事が出来る 勇者の力で

「俺は魔王の聖剣を俺の力で完全に救うことが出来るようになれるのだと分かり俺は本当に嬉しかった 俺は勇者の力のお陰で

「勇者の力で聖剣を救い出せると分かり 俺の力は完全に聖剣と一体化する事で

「勇者の力で

「勇者の力で完全に救う事が出来るようになる魔王の聖剣を俺の力で救うことで 俺の力で魔王の聖剣を完全に救う事が可能になる」ということに気が付く事が出来た

「勇者の力で完全に救う事が出来る魔王の聖剣を救う事が出来るんだと知った俺は勇者の力で魔王の力を救う事が出来れば俺の力と魔王の聖剣を

「勇者の力で 完全に救う事が可能に なるのだと知り俺は 俺の力で完全なる救済を果たす事が出来ると知って本当に嬉しかった 俺は 勇者の力で俺の力が俺の力の力で俺の力と完全に一体化させることが出来るようになるってことが分かった時は俺の力は聖剣

「勇者の力で俺の力と聖剣が一体化させる事によって俺の力で魔王の力と俺の力が一つになることで 勇者の力で俺の聖剣の力が完全一体化すれば勇者の力で魔王の力を救う事が出来るようになる 俺は俺の聖剣の力が俺の力と完全に一体化することよって俺の聖剣の力が完全と一体化することによって

「俺の力が完全に一体化することによって俺の力を勇者の力で救うことができるようになるという事に

「勇者の力で救う事が可能になるんだ」

俺は俺の聖剣の力を完全に一体化させることで

「俺の力が

「勇者の力で 完全に救える 魔王の聖剣を救う事が出来る」ということが分かる事が出来た 俺の聖剣の力を完全に一体化させれれば 俺の力と完全に一体化させる事が出来るので 俺は 勇者の力で俺の力を完全一体化させる事が 俺の力と完全に一体化させる事が出来るようになれば 俺は

「俺の力で完全に救う事が可能」

俺は

「勇者の力で 完全に救う事が出来る 俺の力は

「勇者の力で完全に救う事が可能になり俺の力で魔王の力を救うことが出来るということが分かったのだから俺は 俺は本当にうれしかった」

「俺は 勇者の力で 完全に救う事が出来ると 俺の力で 魔王の力で 完全に救う事が出来るんだと分かることが出来たんだから本当にうれしかった」という事を本当に強く感じる事ができた 俺は

「俺は

「俺の力で 完全に救う事が出来る

「勇者の力で完全に救う事が出来るようになった

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は

「俺は魔王の力で

「魔王の力で 完全に救い出すことが出来る魔王の聖剣を救う事ができて本当によかったと思ったよ本当によかったよ」

そして、ついにその時が来た。僕は剣を手に取る。この世界に生きる全ての命を守るために!そう思った時だった。僕の周りに風が巻き起こり始めてきたのだ。

「なんだ?これ?すごい力だ!!」

そしてその瞬間僕の体に変化が訪れた。体の中の魔力や体力などが著しく上昇していく感覚を覚え始めたからだ。これは一体なんだろうか?しかし今はそれどころではない。とにかく早くしないと!!僕は急いで剣を振り上げた時だった。突然剣先が何もない空中に止まったかと思うと

「うわっ!」

僕は大きく吹き飛ばされていた。

『何が起きてるんだ!?』

僕は必死に立ち上がろうとした時だった。目の前の光景に言葉を失った。なぜなら今までそこには存在していなかったはずの魔王軍が姿を現したのだから

「なにが起きたんだ?」

そんなことを考えていると再びあの謎の強風によって体が吹っとばされた

『またさっきのあれが来るのか?』

僕はどうにか立ちあがってみせたもののどうしたものかと考えていたときだった。

「勇者殿」

「勇者さん」

「おぉ」

三人が僕のもとに駆け寄ってきた。三人の無事を確認した後すぐに周りを見渡してみるけど、やっぱりここは見覚えのない

「ここって、もしかして魔王軍がいるところなのかな?もしかすると魔王軍に転移させられちゃったのかな」

僕の問いかけに対してみんなは無言で俯くばかりであった

「そ、そうだ、きっと勇者様たちが戦っているのは魔王軍とに間違いありません、でも、私たちはどうやって帰ればいいのでしょう」

「え?どうして君たちは帰れないの?だって魔王を倒して元の場所に帰ってしまえばいいだけじゃない」

「それは」

「できないんだ」

二人は暗い表情のまま話し始めた

「勇者殿には信じられないことかも知れませんが我々にはもう時間がないのです、勇者召喚の魔法で呼び出されたときから少しずつ我々は死んでいく運命にあったのです」

「どういうこと?」

「私達の世界と貴方たちの世界では時間の進む速さが違うの」

「そうなんだね」

「ですからどうか」

「わかってるよ」

二人から話を聞いたことで僕はある一つの結論に至った

「ならこうしよう」

「何か方法があるのですか?」

「勇者召喚って魔法を使った人がどこにいるか分からない?」

「わからない」

「そう」

正直少し落胆したがしょうがないことだろう。だが今はそれでもなんとかする方法を探すべきだ

「それじゃあとりあえずここから出ることを考えるのが先決だよね」

それからの僕たち

「よし」

魔王城の中をひたすら進んでいくと分かれ道が現れた

「どっちかしらね?」

「どっちにしても急いだほうが良さそうだ」

そう言いつつ慎重に進んでいった

「うーんと右の方に行こうと思う」

「理由はありますか?」

「勘だよ」

「わかった行きましょう」

そのまま

「お邪魔します」

と言って魔王城内に侵入

「誰もいないようだな」

そしてさらに奥に進むことにしたが結局特になにも起きることはなく魔王城の最深部まで来てしまった

「ここに誰かいてくれると良いんだけど」

魔王の部屋に辿り着いてしまい中に入ってみた

「誰もいない」

「みたいですね」

そして

「仕方ないこのまま行くしかない」

こうして僕たちは魔王城を抜けだし街へ戻ろうとしていたのだがそこに一人の少年が立ちふさがる

「やっとここまで来たのにまさかお前らみたいな奴が勇者とは笑わせる」

僕達は咄嵯のことに戸惑っていたのだがそんな中一人の少女が口を開いた

「ちょっとあんた」

「誰だ?女?いやガキか」

「私は子供なんかじゃないって」

「ふん!そんな貧相な身体つきをして何を言っている」

そう言われながらも怒り心頭の少女は冷静に相手を観察し始めると途端に大きな声を上げながら相手を睨みつけると

「なによなによ、確かに見た目はちんちくりんかもしれないけど 私はこの世界の最高ランクの神の加護を受けているのよ!!」

そう言った途端に少女が光だした

「な、なんだ!?貴様は何者だ!?俺の攻撃を跳ね返すとは」

「勇者の加護を持っているものよ」

そう言うなり勇者と名乗った彼女は剣を抜き放ち構えると次の瞬間

「覚悟は出来てるんでしょ?」

と剣を一閃 しかし相手の男もそれを避け反撃に転じると彼女の顔は真っ青になっていた

『こいつ強すぎる!』

彼女がそう思ってしまうほどに目の前の男の強さは桁違いのものとなっていた

「おいおいどうしちまったんだ?こんなんじゃ全然足りないぞ」

彼は不敵に笑い挑発を繰り返す

「まだ余裕があるっていうわけ」

そう口にしながらも攻撃を続ける

『くそっくそくそくそ』

焦りから徐々に攻撃のキレがなくなっていく そしてついには一撃を食らいそうになった瞬間だった 彼の手から光の槍が飛んできてそれが彼女に襲い掛かる寸前にそれを防いで見せた

『間に合った!よかった本当に!!』

「ありがとうございます!」

「いやいやいいって」

そう言い合いをしていた二人の耳に男の高笑いが響き渡る

「くくくはははは」

男は笑うのを止めると

「今のを防ぐのか流石だぜ」

そう呟いた

「あなた一体なんなの」

「なんなんのはねえだろう?まあいい俺の名前は 」

「そんなことはどうでもいいの!私の質問に答えて!!」

「うるせえ」

男が腕を振り上げると衝撃波のようなものが発生し彼女をふっ飛ばした

「くっううう」

しかしすぐさま

「神の怒り」

剣を振り下ろすとその刀身が伸びていき男を飲み込んでいく しかし突如として現れた水の壁に阻まれた

「なかなかやるじゃないか」

その男は全身水に包まれており

「くくくく」

その声を発すると共に水が一気に晴れていったのだった

「お前は俺と同じ力を持ってるってことか」

そう告げるとともにその身に纏った水を瞬時に消して見せ

「いいね」

ニヤリと笑うと今度はこちらに向けて拳を放ってきた 僕は反射的に避けたがその攻撃の余波だけで吹き飛ばされてしまった

「つぅ!」

僕は地面に手を付き起き上がろうとするもののダメージが大きく立ち上がることができない

「くっははは、情けねぇ姿だな勇者ってのはもっと格好いいもんだと思ってたんだがな」

そう言って男は僕にとどめをさすために近寄ってくる

「やめろ!!!!」

『まずいな』

「なんだ?」

『さっきの攻撃の威力もそうだが、それ以上にこの人の持つ気配の力の方が圧倒的だ このままだと本当に危ない』

僕は何とか体を起こすことに成功し立ち上がって見せると、僕の体の中から何かが湧き上がってくるような感覚がして、それと同時に体が軽くなったのが分かった

『なんだこの力は?』

しかしそんな事を考えている暇もなく敵の攻撃が再び迫る

「無駄だって」

僕の体は先ほどのように吹き飛ぶことなく、そのまま攻撃を受け止めた

『これならいけるか?』

「面白い!その力どこで手にいれた!!」

「教えるつもりはない」

僕達の攻防は次第に激しさを増していくと、次第に僕の力に呼応するかのように剣に魔力が集まり始める

『なんだ?これは?それに、なんでこいつは笑っていられるんだ?僕が今使える力では、あいつには勝てないというのに、なんで』

「なぁに怖がってんだ?」

「!?」

「俺は別に殺し合いをしにここにいるんじゃない。勇者を倒しにここにいるんだよ」

『そんなの僕が知るもんかよ』

『勇者を倒そうとしてきたんだろう?』

『でもどうしてそんなことを?』

「さあ?なんのためになんだろうな?」

「そんなの知らなくて当然か。僕は君の目的を知らないから」

『じゃあ何故君は』

僕は無防備に背中を見せて

『そんなにも楽しそうにしていられる?』

僕は背後から不意を突いて攻撃を仕掛けたつもりだったのだけどあっさり避けられたばかりか

『そんなの知らないか、僕もそう思っていたのかも知れないな、けど違う。僕も君が勇者を倒した理由が分からないようにきっと君は僕の気持ちなんて分かってくれないだろうね、けどそれでも僕が戦う意味がないとは思ってほしくはなかったかな』

それからしばらく僕達の間に沈黙の時間が訪れた

「もう諦めて帰るなら今のうちだよ?」と問いかけてみたけど

「嫌だね、だってよお前の実力は大したことなさそうだ」

『僕だって本当ならそうしたいよ、けどそれは出来ない、だから君を倒して無理やりでもここから出るしか無いんだよ』

そう言い終えると再び戦闘が開始されたのだった しかし戦況は終始押されている状況であり僕はどんどん傷が増えて行く一方であった そして、

「終わりだよ勇者、死んどけよ?」

彼が放った渾身の蹴りをまともに食らい地面を転がって行った、そこでようやく意識を失いかけていることに気づく

『駄目だ意識を失うわけにはいかない』

『あの時と同じようにならなくちゃいけないのにどうして力が使えないんだ?』

その時の僕は必死になって記憶を呼び起こそうとするのだけど結局何も思い浮かばなかった そして、とうとう倒れてしまったのだけれども不思議と恐怖感はなく、どこか安心しきっている自分がいることに気付いた。

薄れゆく視界に一人の女性が立っていることに気が付いた

『綺麗な子だなぁ。そういえば僕はまだ女の子と仲良くしたことがなかった気がするなぁ。それじゃあここで僕も

「さよならだな」そう言った瞬間僕の胸を刃のような何かが突き破っていき心臓の鼓動は止まってしまった、けど痛みは一切感じられずに安らぎの中で逝けることができた はずだった 目が覚めると見知らぬ場所だった 僕が辺りを見回していると一人の青年が近づいてきて

「よう、お前名前はなんだ?」

「え?」

「名前を聞かせてくれよ?」

そう言われてしまうと素直に答えるしかないよね

「僕は久遠寺 瑠璃奈だよ」

「やっぱりな、その名前に覚えがある」

『まさか知り合いか?それともこの人も?そう言えばさっきの奴は?』そう思いながらも尋ねてみるとやはり予想通り彼は

「いや知らない名前だよ、ただお前が昔戦ったことのある魔王と同じ名を持つ少年がいたと言う話を聞いたことがあっただけだ」との事らしい

「それで君は?そう言えばここはどこ?確か僕は死んだはずだと思うんだけど」

「まあその通りだ、今は肉体は仮死状態に近い状態で眠っている」

「そうかそうか僕は助かったんだね!」

「残念ながら」

「そうなんだ」

そう言って僕は落ち込むふりをする

「お前は死にたかったのか?」

「ん?そんな事あるわけないじゃん、僕は皆を守りたいだけなんだよ」

「なるほど、ならば良い仲間がいれば大丈夫なのか?」

そう問われたので即答してしまった

「うん」と

「そうか、じゃあ早速紹介する」そう言われながら連れていかれたのは一つの建物で、中に入るとそこに待っていたのはこの世

「おいおいそんなに落ち込むことはないだろう?」

そう言われたって、

「いや無理でしょ、なんで僕の前に魔王が五人もいるのさ、おかしいでしょ?普通は一人だよね?」

「ああそうだよ。本来ならば一人だ、しかし俺の見込んだお前ならきっと乗り越えてくれると、信じていたからさ、という訳だ!頼むよ!これから頑張って欲しいんだ!」と頭を下げられてしまった

「仕方ないか、こうなってしまってはやるしかありませんし」と渋々納得すると、目の前の魔王達は「やったぜ」とか、「よろしくね~」「楽しみですわ」と口々に言っているのだが、その中に混じって明らかにおかしな声があった

「はっはっは!!俺様が魔王の頂点に立つ存在になるわけだが!俺様についてこれるか?俺様こそが最強の王!全ての頂点に立てるもの!それが魔王だ!つまりは俺様にひれ伏し、全てを俺に預ければ全てがうまく行く、だから全て俺に委ねるんだな!くくくはっはっはっはっは!!!!」

僕は思わずため息をついてしまってしまいそうになったのだけどどうにか我慢する事ができたのだった それからしばらくして僕たちは、この世界に巣くっていた脅威を見事に打ち倒した そして、その後僕は魔王として君臨した。最初は戸惑うこともあったけれど段々と慣れてきて今では自分の城まで持って来

「あ、あれ?どうして僕がここにいるのかな?」僕はベッドの上で目覚めた どうやら夢を見ていたみたいで

「やっちゃったか」と思いながらもとりあえず体を起こして部屋にある鏡を見てみると、そこにはいつもの自分とは違う 姿の僕がいる、その姿は金髪で目は碧眼に変わっており背格好は中学生のようで 何とも言えない可愛らしさを感じさせる見た目をしていた

『どうしよう』

そう呟きつつ悩んでいると突然扉が開かれた そこから現れたのは少女と見間違えるような美形の男性だった ただその表情は険しくなっており怒っているように見えた

「何をやってるんです?もうすぐ朝食ですよ?準備ができ次第向かいなさい」

と告げられても僕はその言葉に答えずに俯いた

「なっ、なんでこんなことになってしまったんだ?」と呟いているのだった

『もしかするとこれは、異世界召喚って奴なんじゃないか?』

僕はそんなことを思い出してみることにした 僕達が今向かっているのは魔の森と呼ばれる森の更に先だ なんでも、そこでしか手に入らない珍しい果物があって、是非食べてみたいなーと思ったのが始まり しかし僕が向かう場所はそんな甘いところではないので油断はしない

「そろそろ見えてくる頃か」

僕は地図を取り出し現在位置を確認している

「本当にこっちであっているんだよな?」

そう確認しつつ僕は先へと進んで行った

『そういや最近僕に付き従う者が増えて来た

「なぁ勇者殿よ、我らはいつまでこの茶番につき合えばいいのだろうか」そう言うと僕の付き添いの二人は顔を見合わせ困りきったような顔をしていた』

僕達勇者は「神から信託を受けし者として世界を救わなければならない」なんて理由で呼び出されていて、実際その力を持っている以上逆らう事はできなかった それにその力で人々を救うことが勇者の仕事だと思っているから、別に苦痛ではない それに最近では勇者の仲間だと言って一緒に行動してくれる者達もいて、結構充実している それに勇者といっても僕自身は特に何かをしているわけではなくて 僕が勇者であることを利用して魔物の討伐依頼などを受けたりするのが殆どだ。

そうこうして歩いているうちに目的地に到着した

「やっとついたか」

「おつかれさま」

そう言って僕をねぎらってくれたのは勇者パーティの魔術師だ 彼女は「魔術を極めた者に与えられる称号」を持つ者で、彼女のおかげで僕は魔法を使うことに不自由がなくなったのだ しかし僕は彼女に「ありがとう」と言うだけでそれ以上は何も言わなかった 僕が彼女の事をあまり好きになれない理由というのは単純に僕を馬鹿にしているからだ

「貴方なんかと一緒に居るくらいなら一人でいる方がまし」そうはっきり言われたこともある 僕自身そんな性格には問題はないと思っているのだけれども どうしても受け入れられなかった

「さあ、行きましょうか」

そう言われてしまったから仕方なく進むことに 暫く進んでいると開けた場所が見えてきてそこにたどり着くと、そこには

「なんだこいつは」そう思った瞬間、突如

「グォオオオオンン!!!!」と雄叫びを上げながら、黒い何かが飛び掛かってきた それを何とか避けたものの、少しかすめてしまったらしく腕から鮮血が流れてきた すぐに治療するために「ヒール」を唱えると傷は塞がったが

「まさかこれが試練だというのか?」と考え込んでしまった。何故だ何故なんだと繰り返し考えている内にも襲ってくる怪物達のせいで 集中できずに怪我をし続けているのだった

(もうどれぐらい経っただろう)と心の中でつぶやく どれだけ時間が経過したのかは分からなかったが恐らくもう数時間は戦い続けていたはずだが一向に減らない敵に 僕は絶望的な気持ちになっていた

「一体どうしてこうなった?」と嘆いていたのだったが次の攻撃が避けられそうになかったので僕は「防御」の

「聖なる光よ、我が身を包み、悪しきものを遠ざけよ」そう唱えると光の膜に包まれ敵の攻撃を防ぐ事に成功したのだった

「ふぅ危なかったな、これでしばらくは大丈夫か?いや違うな、あいつらを倒さないと終わらないんだろうな。なら」

そう言いつつ僕は剣を抜いた しかし僕はまだ気付いていなかった 今目の前にいる相手に対して僕の持っている能力が通用するのかすら分かっていないことに。

そして僕が相手をした最初の一匹を仕留めた後、続々と襲いかかって来た敵を次々に倒し続けた しかしいくら戦っても敵の数は減ることがなく、遂には僕自身も満身創痍で立っている事が難しくなり、その場に倒れこんでしまい

「はぁはぁ、流石に無理があったのかな、でもまだまだいけるはずなのに、おかしいな、なぁみんなもそう思うだろ?」そう話しかけるも誰からも返事は返ってこず僕は不安になって

「おい、おいってば!嘘だろ?」と言いつつも、やはり誰かからの言葉が帰ってくることは無かった 僕はその時、今まで経験したことがない恐怖に襲われ、体の震えを止めることができなくなってしまった それから数分が経過すると敵の姿は完全に消え失せてしまい僕は一人きりで取り残さ

「なんなんだよこれ!意味がわからないよ!」と叫んでみても誰も助けに来てくれる

「いや、もう僕は死んだはずだ」そう思って周りをよく見渡してみるとそこはまるでどこかのお屋敷のようなところだった、しかも自分が知っているようなものではなく中世の城とかそういった類いのものがそこにはあり、しかし人の気配はどこにもなく、また、窓の外を見るとそこが地上よりも高い位置にあるのか 見える景色は見渡す限り森が広がっていた、そんな光景に驚いている最中僕はあるものを発見した それは「扉」だったのだが僕は

「え?」と思ってしまった、何故ならそこには文字が刻まれていたからだ、しかしその文面の意味を理解できる筈もない僕は「扉をあけたらそこに居たメイドさんに連れられて、王様の前で説明されたんだけどよく理解できなくて 結局何も出来ないまま城に帰って来た僕は、自分のステータスを確認してみる事にした すると、僕の持つ特殊能力の一つ「絶対服従」というものが新たに追加されていた その能力は、相手が僕より弱ければ弱いほど効果を発揮するらしい それならどうしてこんな能力を授かったんだろうと不思議で仕方がなかったのだけど この世界に来る前の最後の記憶を思い返す事に

「そういえば僕は召喚されてから何日かしてようやく外に出られたんだよな、まあ城の中にいても特にすることも無いから退屈だったんだけど、それから城下町に出てみたけど中々活気のあるところで、楽しかったな」

僕は懐かしむようにそう思い出すことにした しかしそこで僕は妙なことに気がついてしまったのだ 城から出たはずの自分が何故こんなところへ来てしまって居るんだ? そう思い、城がある方向へ視線を移すと、城の窓からこちらを見下ろしている一人の女性がいることに気がついたのだった、しかしその姿に何故か見覚えがあり

「あれ?僕あの人を見たことがあるぞ?何処だ?どこだった?そうだ、あれは確かこの国のお姫様だったっけ、その人がどうなってるんだろ?」

そう思い、もう一度目を凝らして見ると、確かに

「うっ、うん?」その人は何か苦しそうな顔をしていたのだがやがてその表情は安らかなものへと変わっていったのだった そこで僕の頭は混乱してしまった。そして自分の持つ能力の事をすっかり忘れてしまっていた為か、僕は「あの娘が死ぬわけがないじゃないか、そもそも死んでいるとしたら僕は一体」などと口走っていた それから暫くすると「勇者様、ご無事でしたか」

そんな声とともに先程の女の子と全く同じような姿をした女性が駆け寄ってきたのである

「なるほど、どうやら僕はこの子の為にここに呼ばれてしまったみたいだね」僕は自分の役目を何となくではあるが理解したのだった それから数日が経ち

「今日も頑張っていきましょう!勇者様!」

そう言ってくる彼女に向かって

「はい、頑張ります」と笑顔を向けると彼女は嬉しそうな顔をしていたのだった。

『やっぱり僕はこの子を好きになれない』

そんなことを感じながら日々を過ごした。しかしそんな毎日は長く続かず、ある日突然「緊急事態です勇者様」と言われて

「僕たちは急いでその場所へ向かうことになったのだった」

僕達は必死で魔物達と戦い続けなんとかその場所にたどり着いたのだった しかしそこに広がっていたのは何とも異様な

「これはどういうことだ?何かがおかしい」僕はそう口に出すとすぐに仲間達と共にその空間の中へ足を踏み入れた、すると、そこには

「これは、一体なにが起こってるというのだ?」そう言って目の前の状況を確認する

「くっ」

思わず声が出てしまう それもそのはず、その魔物達の体からは血のようなものが吹き出ており、その状態で僕達の元へ襲いかかり続けていたのだ、ただそれだけであれば良かったのかもしれない、しかしこの状態がずっと続くという訳ではなく徐々に体が再生しているようで 僕達では手出しができない程に強大な存在へと変貌を遂げ始めていたのだ、だからと言ってこの場で逃げ出すことは、僕達には不可能であり、このままだと、僕達は全滅するしかない、そんな

「はぁはぁ、ここは一旦引いた方がいいんじゃないだろうか」そう言いつつもその場に留まり続けていると突如地面が大きく揺れだし 僕達は立っていられず地面に膝をつく形になってしまった、更にその衝撃によって魔物達は動きを止められ、その間にも地面は激しく揺さぶられ続けた

『なんでだよ』と心の中で思った

『僕はこんなところに来て、一体何をさせられるっていうんだ?』と、そんな疑問を持ちながらも僕がどうにかしようと動く前に僕の意識は完全に途絶え

「僕に従えばよかったんだよ、君は僕に従うだけで幸せになれたんだ、どうして分かってくれないのかな?僕が君の事を好きなんだから素直に僕に従っていれば、こんな結果には、ならなくて済んだのに」

目が覚めると、辺り一面真っ暗になっていて 僕はどうしてここが暗闇なのかを不思議には思っていなかった、そう僕はあの時の事を忘れてしまっていたのだから、そうしてしばらくその場で佇んでいた時だ

「やっと起きたかい?君を僕の物にする準備はもう終わっているんだ、後は僕と一緒に行くだけだから安心して欲しい」そう言って近づいてきた男はそう言いながら僕の事を無理やり立たせようとしてきて、僕はそれに抵抗しようとすると、「スキル発動」の声が聞こえてきた しかし男の力が強く僕の体は動かなかった そしてそのまま連れ出され、どこかへ移動する事になり、暫く移動を続けていると僕は、眠気に耐えきれず再び気を失ってしまった しかしそんな

「う、ん」と目覚めるとそこは見知らぬ部屋だった、そして隣にいた女性に「おはよう」と言われたのだが

「えっと、貴方は?」と僕が質問をするのとほぼ同時に部屋の扉が開いたのでそちらに視線を移すとそこには雄二さんの姿があって、僕は安堵感からか涙を流して雄二さんの所まで走っていった、その途中で何度も転んでしまい「痛いよ、痛いよ、誰か、助けて」と叫ぶが助けに来てくれる様子はなく僕は涙を流すだけだった そうするといつの間にか近くにきていた雄二さんに「お前はまだ力が無いのに無理をしすぎだ、俺達が必ず助けに行くから少しは落ち着け」そう言われた それからしばらくして僕は

「落ち着いたのかな?じゃあ改めて初めまして勇者様、僕の名前は、

技能:全武器適正(固有)【大賢者】

そうして、僕は僕自身が持つ 能力について教えられ、その力を使えば僕も戦えるようになる事を教えてくれたのだった。僕はそれをすぐに信じてしまい、教えられた通りの事を実行したのだがその結果は失敗に終わってしまい 僕は気を失う事になってしまうのだが、次に目覚めた時には僕に新しい能力が宿っていたのだった、それは

「僕自身が想像すれば、それが本当に実現してしまう」というものだったので、僕は自分の望む姿をイメージしてみることにした そして数秒後には僕はその望み通りに 変身していたのだった

「なんだこれ」そうつぶやくのが精

「勇者様!どうかなされましたか?」

「あ、いえ、大丈夫です」そう答えつつ僕はこの力が使えることの利便性について考えてみるがやはりよく分からないままだった しかし今はそれよりも早くこの場から離れなければならないと思い、急いで城へと向かう 道中僕はあることに違和感を感じていたのだった

「魔物の姿が見えないな、どうしてなんだろう?」

それから程なくして城に辿り着くことができた僕は、この国にいる王様に呼び出されて、これからどうしていくのかを話し合った後で城を出て街を歩いている途中 僕はとある女の子に声をかけられたのだった、その女の子は可愛らしく 僕よりも一回り年下に見えるがそれでも十分に美人と呼べるほどの容姿だった。僕は話しかけられてとても驚いた

「あの、何か私に用でしょうか?」僕が聞くと

「あの、お時間よろしいですか?」と女の子が言ってきたのだが、そこで僕はふと、ある事に気がつき「もしかして君が僕のこの力を?教えてくれないか?」そう言った瞬間に 彼女は悲しそうな顔をした後すぐに「すみません私は何も知りません」そう言って走り去って行ったのだった

「あーもう最悪じゃん」と、そこで、突然目の前に現れた

「あなたが勇者様ですね」僕は咄嵯に反応して戦闘態勢に入ると その女性は剣を抜いて僕の方を睨んできたので、僕はこの人を斬らないように戦うことにした

「僕は敵じゃないです、話を聞いていただけないでしょうか」

僕は敵意がないことを伝えるために

「勇者様ってどういうことなんでしょう、もしかしたら貴方が僕の力を授ける代わりにこの世界の人々を救い続けるように頼んでいる女神なのですか?」と聞いてみた

「そういえばそう言う設定になっていたんですね」とその女性は言ってきて、それから僕は色々とこの世界についての話を聞いた そしてそれからも僕は彼女に対して色々なことを質問して行き、ある程度話し終わった頃に突然空から巨大な魔物が現れたのだった しかし僕がどうするか迷っていると、彼女が

「任せてください」と言いながら僕に背中を向けたのだった それから僕は彼女を信じて魔物に戦いを挑むのだった

「この魔物達を相手にするのは流石に厳しすぎるかもしれない」と思った矢先に彼女から

「私の後ろは私が守ります、絶対に誰も死なせたりなんてさせません、だって皆んなを助けられるのは勇者様であるあなたしか居ないのですよ?ならそのあなたを全力でサポートするのが私の役目、なんですよね?ですから勇者様はこの戦いに集中を」と そう言われると僕は

「はい、分かりました」と答えてから自分のやるべき事を考える為に意識を一度別の場所へと飛ばす そして僕はまず相手の戦力を確認することから始めた

「相手はどうやらかなり強いらしい、僕では勝てる可能性はほぼ無いに等しいようだが、ここで諦めてしまったら、きっとまた誰かを助けることも出来ないような人間になるはずだ。だから今はこの命を燃やし尽くしても、絶対に倒してやる」と、僕は思い、そこからの戦いはまさに壮絶と言える程のもので。僕は彼女の補助を受けながら戦った、しかし結果はこちら側が一方的に押されて敗北する寸前にまで追い込まれてしまう

「ここまで、なのか」僕が弱音を吐くと彼女は

『大丈夫です勇者様は一人ではありませんよ、私もいるし、それに他のみんなも一緒に戦ってくれています、ほら見て下さい

「「勇者様頑張って!」」』その声は間違いなく仲間の声で その声援を受けて僕は「まだ負けられない」と強く思うのだった それから僕はなんとか戦い抜くことに成功し、僕達はなんとか生き残る事が出来た

「僕、やり切ったんだ」と 呟いた僕は すぐに 仲間達の元に駆けつけようとしたがその途中で意識を失ってしまうのだった

『やっぱり僕はこの子を好きになれない』と心の中で思った僕は、その思いを消すことができないまま眠りについた 目を覚ますとそこには僕の事を見下ろしている女性がいた 僕は、彼女に見覚えがあったので

「あれ、君確か、あの時出会った」

そう、僕の初めてあった人で僕の力を使って欲しい

「あの時はごめんなさいでも貴方なら私達の世界を救うために戦ってもらえるはずです」と 言われ 僕自身もそんな気がしたので「僕なんかで良かったら力になりましょう」そう言い僕は彼女と契約を結んだ それからは僕の力を使って魔物達を次々に撃破していったのだが、魔物達は何故か 僕以外の人間に危害を加えようとして来なかったので特に気にする必要はないと判断し、僕はひたすら力を使い続けていったのだが そんなある日の事僕がいつものように 魔物達のいる場所に向かい、そこで魔物と戦っていると突然地面が揺れだしそのまま地面に飲み込まれると 僕はそのまま気を失ってしまい、気がつくと見知らぬ場所に立っていた その部屋はかなりの広さがあり、僕は辺りを見渡しているとある

「あ、起きたの?ねぇ起きてる?僕の言葉が聞こえてる?聞こえてなかったとしても関係ないけど」と 僕はそう言われたのでその言葉を発した存在を見る するとその存在はとても綺麗な少年で

「僕はね君と遊びたいんだよ、君に選択肢をあげるからさ、僕と遊ぶかこのまま僕に殺されちゃうかどっちが良い?」と聞かれたので僕は「どちらも断る」と言うと「あ、そう、残念だなぁそれなら仕方がないよね?」そう言い彼は僕に近づいてきて僕に攻撃をして来たので僕は咄嵯に反撃をしたのだが、あっさりとかわされ、僕は壁の方まで追い詰められてしまいそのまま 壁にめり込む形

「え、何この人怖い」そう言い僕は 急いでその場から離れる為、魔法を使うがやはり効いていないようで

「君はどうしてこんなにも無能なのに、ここにいるの?」と聞かれ僕は

「僕はただ勇者として選ばれただけだ、お前こそ一体何をした、それに何故この場所は」そう聞くと彼が「僕が答えてあげよう」そう言ってから

「僕はこの世界に 異世界から勇者を呼ぶ事が出来る、そんなことが出来る僕だからこそ分かるんだ、勇者がこの世界に呼ばれた時点で その人間は僕の所有物なんだ、まあ今は僕のペットになってくれてるみたいだけど」

その言葉を 聞いた瞬間に僕は怒りが湧いてきて、それから僕は彼との戦闘を始め

「あー、そろそろいいな、よしこれで終わりだ、じゃあね」と言われ その次の瞬間に僕は彼の腕の中にいてそして 僕の身体はバラバラになったのだった 僕は死んだのか?と思っているとその声の主が話しかけてくる

「おいおいお前まさか俺に負けたのを自分のせいにしてるんじゃないだろうな?お前みたいな奴が一番嫌いなんだよ、そもそも俺がお前をペットにした理由を理解出来てないのか?本当に馬鹿だな、お前は、俺はな自分が楽して生きる事だけが目的だ、お前に話しかけたのはお前が使えるかもしれない力について話す為に話しかけただけであって別に助けるつもりはない」

と、言われ 僕は

「僕に力がある?ならそれを」そう言うと「ダメに決まってるだろうが、お前は本当に使えないやつだよな本当に あ、そういえば俺がわざわざ教えてやった固有能力についてだが、ちゃんと使うにはある程度のレベル上げと魔力コントロールが必要だぞ?その辺しっかりやっておいた方が良いと思うぜ」と言ってきていた

「そう言えばこの力はなんの為に存在するものなんだ?」僕はその事を疑問に持つが答えが帰って来る訳も無く そこで目が醒めるのだった 僕はその夢の事を少しの間忘れる事にするのだった その日の夜に僕はある夢を見て、そこで僕はある男と出会い、そこで僕はあることを教えられる事になるのだった

「今から言うことは嘘じゃないからな、良く聞けよ、まずは一つ目に、これから先も恐らく

「神獣」と呼ばれる存在が世界を壊す原因を作る可能性が高いってことだ、そして二つ目は「神域」と呼ばれる場所では

「世界創造者」の力とか言うのがあってそれで、この世界の未来を決める事もできる そして最後に

「お前の力を更に昇華させる為に修行を行うからついてこい、良いな?もし断るようならその時は殺すから」そう言われて 僕は仕方なくついていく事にするのだった その男は見た目的にはまだ僕と同い年くらいに見える その男が僕を連れていった先は森の中だった

「さて、とりあえずは俺の力を少し分けてやるから、後は勝手に頑張れ、ちなみにお前の能力って何か特殊だと思える部分は無いが」そう言われるが僕はその話を無視して目の前の相手に斬りかかる しかしその攻撃が当たることは無かった

「無駄だから」と言われるが僕はそれでも必死になって戦い続けて、 その結果は

「はいそこまで、全く、しょうがねぇやつだなお前は、でもその気持ちは認めておくよ」と そう言われた後に

「お前に俺の名前を授けよう、今日よりお前の名前は【シン】だ」とそう言うと、僕は突然目の前が真っ暗になる どうなっているんだと僕は思い、そして気がついたら僕はどこかの建物の前に立っていたのだ それから暫く歩いていると大きな城が見えて 僕はそこに入ろうとするが、門兵に止められて中に入れない状態になっているのだった 僕はそれから何とか城の中へと侵入する為の方法を考えていて、そして考え付いたのは城の最上階にある部屋に入る為の鍵を探す事で それから色々な人に聞いて回ったり

「貴方は、誰なのですか」

僕は彼女に尋ねられ

「僕は勇者のシンと言います、あの魔王を倒して それからこの世界の人々を救うために戦うのが使命です、なのでその

「待っていてください勇者様を呼んできます」そう彼女は言い残し 部屋から出ていくのだったが 僕としては

「僕はこの人をどうしても許せなくて 」僕はその人の首を跳ねようとすると 僕は彼女の首根っこを掴み「僕の仲間に近づかないでいただけますか」とそう言い そしてその人は「私は勇者の召喚を行いにきたのです その方を殺す理由は無いと思います」

その言葉を聞いた僕は

「僕の大事な仲間を奪おうとしておいてよくそんな事が言えましたね 貴女をここで殺せば僕はもう大切な人達を失う心配をせずに済みますね、ではそうさせていただきましょうか」

と僕が言った途端に僕の背後を 巨大な岩が通り過ぎていった それからその人は「分かりました 貴方の要求を受け入れますから私を殺して下さい」と 言われて僕はその人を殺す それからその人がいなくなったことで僕の仲間達は僕の所に来て「お疲れ様です勇者様」「ご主人様、私もご主人様が私のことを信じてくださっていたことが嬉しかったです」と、言われたので僕は その二人に感謝の言葉を伝えるのだった それから僕は「聖勇者」

「光輝」の力を使ってその 異世界に行く準備をしていたのだが、その途中で僕はその女性に出会い、僕はその人と会話をしていく

「私は「水の女神」

レイナ 私に貴方の事を教えてくれませんか?」そう言われると僕はすぐに「貴方がどうして僕のことを知りたがっているのか分からないけど 僕は 貴方の敵にはならない、それに僕は貴方に僕達の世界を任せるつもりもない」と言うと その人は悲しそうな顔をしてから僕を抱きしめると、僕の唇にキスをする

「私にだって守りたい人がいるの でもね今のこの世界でそれを成すには

「力」が必要で、その力を手に入れるためには「貴方達」に 託

「お願いします貴方達の世界を守って下さい、それが 私の出来るたった一つの償い

「僕の世界は 君になんか渡さないから、絶対に僕達の世界を守らないとね」僕がそう宣言する 僕が

「君達の願いに応える事は出来無いから、僕は僕達の世界の人達を守り続ける」

「そう、それじゃあまた会いましょう勇者君」そう言って女性はその場から姿を消すのだった 僕が目を覚ますと そこには僕の事をずっと見下ろしていた あの女性の事を思い出すと「僕はあいつを許さない」と強く思ってしまう

「僕は僕達の為なら、いくらでも悪になれるから 僕に殺されて そして僕のペットになり続けろ あははは」僕は笑いながらそう言う すると僕の視界に映る「水の女神様」

「私はあなたの味方ですよ 私はあなたが苦しんでいる姿をみたくありません」

そう言われ僕は泣き出しそうになる

「うぅっ」

僕は泣き出してしまって その女性が優しく頭を撫でてくれた

「よしよし 私が慰めてあげるから ほら泣いてないでこっち来て一緒に寝ようよ 私はあなたの為だったらなんだってしてあげちゃうんだから 甘えていいんだよ」

その言葉を聞いた僕の目からは涙が流れ それから僕は彼女と眠りに付くのだった 目が醒めると「君は何時までその力を使わないの?まあ別に使ってくれても構わないんだけど」

そう言う男の声が聞こえてきたから僕は

「僕達がお前の玩具にされるのは間違っている 僕も、彼女もお前の操り人形なんかにならない

「そうだね、君の言っていることは正しいと思うよ?でもさ、結局 自分の力で何も出来ないんじゃ意味ないじゃん?その力が有るなら 僕の望みを叶えて欲しいんだけど」そう言われると僕は「お前の希望なんて知った事じゃないんだよ 僕は僕のしたいように動く、お前の思い通りに動いてやるつもりなんてない お前は黙って俺の奴隷になってればいいんだよ」僕はそれだけを言う その男の身体が 突然輝きだすと「そっか、残念だなぁ 本当に、まあいいや、とりあえず今日からよろしくな?僕の可愛い下僕さん」そう言われる そしてその日 僕は僕に襲いかかってきた女の子とその子の仲間と戦闘をして そいつらの息の根を止めると「ふーん 中々強いじゃん だけど君は僕に勝てないだろう?僕は君みたいなゴミみたいな人間を見ているとムカつくから早く死ねば?」そう言うとその男の子は僕のことを殴ろうとしてくる だがその攻撃は その男の攻撃が当たる前にその男の腕を斬った

「痛いなー、ちょっと何すんだよ!僕の腕はもう使い物にならなくなっちゃたじゃん ふざけてるの?ねぇ」

その男はそう言い それからは何度も何度も殴られたり 蹴られたりしたのだった。そして 僕は

「はあ はあ」

その男が

「ねえまだ諦める気が無いの?」

そう聞いてきたが 僕は「僕は僕の正義の為に、僕の大切な人たちの為にお前の野望を阻止する為に 戦ってる」

「そんな理由で 僕と戦うの?」

僕は無言のまま剣を構えると 僕は

「僕の力は全てを切り裂く、僕の力は お前にだけは負けられない」僕はそれから「僕は 僕達は、必ずお前を倒してみせる、覚悟しろよ お前はこの世界を破滅に導く元凶の一つなんだから」

それから暫くの時間が経過するのだが 一向に その男が倒れるような素振りは見えず 僕はただただ必死になってその男の攻撃を受け続けて それでもなお倒れずにいたのだ それから暫くした後その男が「お前は僕に負けた訳でも無い お前もまだまだ弱いまま お前は一体誰を守る為にその力を手に入れたのかな?」

「僕が守るのは自分の世界 僕の大事な仲間達 僕を支えてくれるみんなが居る世界なんだ お前みたいに自分勝手に動いている奴の物になるほど、僕も弱くは無い」

僕がそういった後 その男は何かを考えてからこう答えてくるのだった

「なるほどね、君の考え方はとても面白い だからこそ僕は君に可能性を感じてしまったのかもしれない でも僕はまだこの世界を諦めていないから もう少しの間 君に付き合ってもらう事になるよ」と、そして 僕の目の前が暗くなり 再び目を覚ますが 僕の隣には彼女がいて「ごめんね」と、彼女は言うが

「大丈夫、僕には何も無かったんだから でも僕と一緒にこれから頑張っていけるんだよね」僕がそういうと彼女は「うん 私は貴方の側を離れません だから私の事を大切に想っていてくださいね」と笑顔で言う 僕と彼女で話をしていると 彼女の身体が再び光出すと 僕の視界には一人の男性の姿が見える その男性は「やれやれ こんな所にまでやって来るなんて、困った子達だな さてと、君達のお友達を助けられるかやってみようか」その人は右手で僕の頭を掴むと それからその人の姿が僕と瓜二つになっているので

「これは?」と、その人が僕を見てくると 僕の方からもその人の姿が見えて

「僕は貴方に会える気がしていました」

そう言うと

「やっぱり 僕は君と会う運命にあるのかもしれなかったのかも でも今回は違うみたいだし僕は僕がやりたいようにやらせて貰うけど良い?」そう言われて僕は

「僕としては、あの人をこのまま放置する事も出来ず、それに僕の力を使って助けられる可能性があるのであれば、そうして欲しい」と言うと

「それじゃあ 僕のやり方でやらせてもらうけど いいね」と、そしてその人の左手が輝きを放ち始め僕の全身に光が宿ると僕は「これは 」と言うが 僕は直ぐに

「この感じは 」と言うと、僕の目の前にいる人が「そうだよ君と僕の魔力を合わせれば出来る筈」

それから少しして 僕は意識

「ここは何処だろう?それにしても僕はあの人に助けられたはずなのに」

それから僕は自分の身体を確認 僕は 自分の両手を見ると 僕は驚きの声をあげると「嘘 でしょ? 」僕は思わず声を上げてしまうが 僕の隣にあの女性が立っており「貴方は、勇者様」

それから暫くして僕達は 二人で一緒に 魔王城に向って歩き出して行くと僕とあの女性はお互いの顔を見てから「私の名前はアリス 私の事を信じてくれて有難う」と言い 僕の名前を「私はリリスです、よろしくお願いします」

僕とあの女性は、お互いに自己紹介を終えると

「それで勇者様」

「勇者様って言わないで欲しい 僕は勇者じゃないし ただの力を与えられただけの男だよ それと敬語を使わなくても良いから」

「貴方のその力は貴方に認められたから与えられたものですよ」

「でも 僕は貴方達に何もしてあげれて無いんだよ それどころか貴方達を裏切っているのに 僕は今貴方達の事を守れないかも知れない」

「いいえ、そんなこと有りません だって、勇者である貴方になら、勇者様になら任せられると思えたのですから」と それから 僕達が魔王城の前まで来ると、魔王城の扉の前で一人の男が待ってくれており

「俺はお前らの事を信用したわけじゃ無い だけど、俺の主はお前らに興味を惹かれたようだ」

「それはつまり、僕達が此処に来ることが判っていたって事ですか?」

「そうだ、だが 勘違いしないでもらえたらありがたい、俺も主の命令だからな もしも俺がお前らを殺そうとすればお前らを簡単に殺せるぞ」と、そう言われたが 僕は その男の事が気になり質問をすると

「どうして 貴方はそこまでして、この世界に来ている人達を守ってくれようとしているんですか?」と、すると 男は

「そんなもん、お前が気にするようなことでもない、お前も、お前の大事な連中も、俺が主のために戦う理由の一つにしか過ぎないからな」そう言ってから僕達の前から姿を消した そして僕とあの女性はその男が消えた後に

「あの人も 僕の力を狙っているんだよな」と そう言ってから僕は魔王城の中に入ろうとすると あの女性の手が僕の手を掴み「行きましょう そして早く皆さんに顔を見せてください」と言われると 僕は苦笑いしながら「そうだね それでは、行ってくるよ」と、そして僕達が魔王城内に入ると同時に その部屋には誰も居なくなるのだが その男はある場所で「へぇ こりゃまた驚いたね、あいつがあんな表情をするなんて さて、どうなることやら楽しみだね でも僕は 別にどっちでも良いんだけどね」

そう言い残してからその場から姿を消すのだった。それから僕達が 部屋の中に入ると

「よく来たわね 私の子供達 待っていたわよ」と、そう言うとその人は、僕達を出迎えてくれたのだが

「さあ、私の子供に成りなさい」と、そう言うと その人の身体が輝きだしたので僕は 慌ててその女の人に 僕が「逃げてください 」と言うが

「何を言っているのかしら?貴方には用は無いの だから消えてもらえないかしら」

そう言われてから僕達は

「僕は僕の力で、大切な皆を守る為 お前に絶対に負けるつもりはない」と、僕はその女の人に向けて

「僕も僕で貴方が欲しかったの ごめんなさい」と言って僕は僕自身の力で魔法を使おうとすると 僕と女の人が持っている指輪

「まさか、それを渡すつもり?貴方は私達を舐めすぎているんじゃない?」と、言われるが 僕が「その通りだよ、僕は君達のような力を持ってないからこそ、力に頼る」と、僕がそう言い その僕の言葉を聞いた女は僕に対して 怒りの言葉をぶつけてきたが

「僕の力がこの程度の力だけだと思っているなら 残念だったね」と、僕がそう言うと 僕はその僕の力を使い目の前の敵を全て倒すと「僕は僕の全てを掛けて君を倒すよ 」と、それから僕が攻撃を仕掛けようとすると あの男の人が現れ「お前の相手はこの俺がやるよ そろそろお前の本気を出さないとお前に勝機は無くなるよ」と、それからその男の人と 僕が戦闘を開始するが、僕は、その男の人の動きについていけずに苦戦していた。

「お前 まだ本気で戦っていないよな」と、その男の人が僕に攻撃してきたが 僕は咄嵯の事に、防御も回避も間に合わず、そのまま攻撃をもろに喰らいそうになると その女の人が僕に抱きつきながら その男の人の攻撃を受けたため 僕は無傷のままだったが 僕が驚いてその男の人の方を見ると 僕に抱きついている人は 既に瀕死の状態で 僕は「僕の為に」と言うと、その男の人が僕の方に振り返ると

「当たり前じゃないか、僕にとったって君は大切な家族であり仲間なんだからね」そう言われてから僕は「貴方に僕が出来る恩返しはありますか?」と、僕が言うと

「そうだね 僕に何かをして欲しい時は遠慮なく僕に言う事だよ そして君の幸せは君の仲間達が一番大切に想う人の側に居ることだから」と、僕はそう言われて僕は

「僕も、僕の周りの人たちの笑顔を見るのが幸せなんですよ 僕はこれからもこの先ずっと 貴方の言う仲間を大切にしていきたいと思っています」と、僕が言うと

「それは良かった、これからも、君がこれから出会う人の笑顔も、君がこれから助けられる人の助けられる事も、これから起こる出来事全てが君の人生になるのだから忘れないように頑張って生きるんだよ」と その人が優しい声で僕に言ってきてから、「それからもう一つ最後に忠告しておくことがあるんだ」と言われ その言葉を聞くと僕が動揺すると あの男が現れ「僕の事は心配しなくて良いよ ただ 君の命を狙っている奴がいるみたいだ」とだけ言い残して消えるのだが

「お前の命を狙っていたのは 魔王の手下どもでは無かったから安心してくれ 魔王復活の準備をしていた組織を潰す事が出来たからもうお前に危険は無いはずだ 俺はお前の事を守りきれなかったけど、その代わりに この俺が全てをかけてお前を最後まで守ると誓う」と、あの男がそう言うと、あの男が姿を消してから

「私も一緒に、あなたと一緒に生きます」と言い、その人は涙を流していたのだ それから僕が魔王城の中で目を覚ました時 最初に目に映ったのは 雄二さんが僕に覆い被されていた姿が見えて「大丈夫かい 急に倒れるからビックリしたぞ」と 言われたから僕はその人に 僕は「ごめんね 迷惑かけちゃったかな?」と言うと

「いや 気にしなくて良いぞ、それにしても、随分強くなったんじゃないか」と、僕はその人の目を見ながら話していると その人から「うん この感じは、僕の力を受け継いでくれているみたいで嬉しい限りだけど、君自身は気付いているの?」と言われたので 僕は少し考えた後に「あぁ」と答えて「やっぱり そうだよね、僕の能力を使うと 何故か僕の魔力と、相手の魔力の質と量が分かるようになっていて」と言うと その人は少し微笑みながら 僕に話しかけてくると「僕は 君のその力は「全智全能」によるものだと推測しているよ だけど僕はその力を悪用しないで欲しいと僕は思っている」と、そう言われたから僕は「ありがとうございます」と 僕が答えるとその人の身体も輝きだし、そして 僕はその人に抱きしめられてから「本当に僕は何も出来ない男で」と、僕はそう言いかけると「ううん 僕は貴方に助けられたんです あの時の言葉を僕は今でも鮮明に覚えています 僕はこの力があれば大切な人を助けれると信じているから そして僕に貴方に教えて欲しい事があるんです」と、僕がそう言うと

「何を?」と 僕が聞き返すと

「あの時 僕を救い出してから僕と別れた後の出来事です」そう言われると、その人は 僕から離れて僕を見下ろしてから「貴方なら 貴方の力なら出来るかもしれない 僕がこの世界の勇者だなんて信じたくなかったんだけどね 僕達の世界に帰ってくれないか?僕の願いを聞き入れてくれるのなら 僕の全てをあげる」

そう言われて僕は迷わず「僕は帰りたい 僕達の世界に 僕は皆のところに帰るために、この力があると思えるから だからお願いします 僕の帰る場所に連れて行ってください」

そう答えてから、僕達は光の中に飛び込んで行くと、そこは 僕の部屋で、それから 僕は両親に 今まで起こった事を包み隠さず話すと 父様と母様に泣きながら「馬鹿な子」と、そう言われてしまうが それから僕は「僕はこの世界を、僕達の住む地球を守ってみせる為に戦う」と言うと 僕は僕に宿っていた

「全知全能」の称号と、その称号に

「神の加護」「創造主」

の2つが付与されたので その力で色々な物を作りだすと、父さんと母さんの武器を、新しいものに変える事に成功した 僕が作りだしたのは「聖剣」と呼ばれる特別な剣なのだが

「神剣 天羽々斬」と言われる刀型の その特殊な力により 使用者の能力が3倍に上昇する 効果を持っているらしいが、この「魔道通信」が使える道具は かなり貴重らしく、この「全魔通信」が使えなければ連絡すら取れない代物になっていると 僕はその通信機で聞いたため僕は 自分の持っている通信機の番号を教えると 僕は、僕の仲間達に この話をしてあげる

「僕の故郷で手に入れた」と 僕はそう言いながら皆に 僕が作った「聖水」を渡して皆が僕が皆に伝えたいことを話すと

「私は貴方を絶対に許さない」と、その女の人が言い出してきたから 僕は「それはお互いさまでしょ」と、そう言い放つと、女の人は僕に 攻撃を仕掛けてきたが 僕はそれを全て受け止めた上で、その女の人の攻撃を受け止めながらも その女の人を「全力」の「魔法障壁」で 僕はその女の人に攻撃をする その攻撃を受けるとその女の人の身体は傷付き倒れ込むのだが

「そんな程度なのかしら?まだ私を殺すだけの力は無いようね」そう言われてから

「まだまだこれからだからね それに君には、これから地獄に行って貰わないと話しにならないからね これから僕の家族になる君には死んで貰わないといけない」と僕は言うと 僕の家族になりたいって言った女の子が その女の人の前に立ちふさがり「これ以上はさせません」と言うと 僕の家族になりたいって言ってくれた女の子は僕に向かってこう告げる

「この女を倒すには 貴女の力で倒さなければいけない それが今の貴方に必要な強さだと、貴方の家族として私が判断した結果になります」そう言われてから僕の家族になろうとしている子が僕を見て

「これが、私の家族の証になるか分からないのですが、どうか受け取って下さい」と、その子は、その子に僕があげた「リング」と

「ペンダント」

それから「指輪」

そして「ネックレス」の四点を

「私の家族になった証明として受け取って欲しい」と言って渡してくれたのである。それから 僕は、僕に宿っている力を開放して、あの男と戦った時に 僕の頭の中に語り掛けて来た男の人の言葉の意味を知ると、それから「僕も君と同じだから 君ならきっと使いこなせるはずさ」と言われた言葉を思い出していた

「これは、あの女の人にも、君の妹にもなる子にでも使って良いんだよ 君は僕にとって弟のようなものでもあるのだし」と、男の人が言うから僕は「じゃあ使わせてもらいます」と その男に言い 僕はその男の子に「この子を頼むね 僕の弟を宜しくね」と言われて、僕が、この

「神眼」で その少年を見ると この子の種族名は「神獣」になっていたから 僕が この子の正体について、僕の考えを言うと この子は僕のことを「お母さんみたいですね」と言い出したから

「僕の本当の母親は、こんなに強く無いけどね」と言い返すと その男は僕に「それは違うよ 君は君の思うままに生きるんだよ 僕の息子は君が大好きなんだからね」と言うから僕は その「お母さん」みたいな人に向かい「僕も、この人のことが大好きなんですよ 僕も「お父さん」みたいで、これからもずっと側に居てあげたい人だから」と 僕は言うと、その男の人は嬉し

「そっか、僕はこれからもずっと、この子の側にいるからね 僕もこの子と離れたくないし これからも、君が大人になっても一緒に居るからね」と言われて、それから

「僕は君と一緒に生きたいから、君の願いを聞き届ける事にしたんだ」と言われて僕は「僕もその言葉を聞いて、僕の力が分かったから 僕は 貴方の力を受け継ぐことが出来ました」と言うと、僕は、その人の身体が輝き出すのと同時に

「ありがとう」

「君のおかげで、僕はこの世界から消えることが出来るよ」そう言うと、僕の目の前からその人は消えてしまい僕は「本当にありがとうございました」と 僕はそう言うと それから「僕も貴方のように強くなって見せます」と言い 僕は「全魔通信機」を起動してから 僕は「今から戻るよ 心配しないで待っていて」と言い 僕が、その通信機で、僕の家族に連絡を入れると、すぐに皆は集まって来てくれたから

「この子も仲間に入れてあげて」と僕が言うと その女の

「私は「白狼族」と「鬼族」の間に生まれたハーフで 私自身、どちらの特性も持つ者です なので私の力は「魔剣」と言うより「霊装」に近い力を持ち、この力を使う事で「聖剣」と同等の力を持つ武器を扱う事が出来ます」

その女の子に僕が名前を付けてあげることにすると

「私に名前はありません」そう言われたので

「それなら、貴方のその髪の色が、僕の記憶の中に出てくる人に、似ているから、貴方の名前は、シロナで、どうかな?」と言うと

「分かりました その名前で良いです」そう言われると、僕は「貴方は今日から僕の家族だよ」と言うと その女の子改めシロナは、その瞳から涙を流していて、「私を、貴方の家族にしてください」そう言われた僕は、その人の手を握りながら「もちろん、僕の家族になってくれるなら 僕も貴方の家族になれるから」そう伝えると その少女が涙目になっている顔を見上げながら「貴方のお父様やお母様の許可が頂けたなら 私は貴方の「娘」にして貰えるんですか?」

僕は その言葉を聞きながら、僕は、自分の両親が僕のことを認めてくれていることを伝えた後、僕は、両親に確認を取ったところ 僕に宿っている

「全知全能」の力を使う事が出来るようにしてくれるとの事だったので その女の子には「僕が使うことを許された「能力解放」を使い 貴方を僕と同じ「勇者」にさせてあげることも出来るけどどうする?」と僕が聞くと その少女は

「是非 貴方様の事をもっと知りたいと思います」と、言われると 僕は「僕達はもう友達なんだから 敬語なんて辞めよう」と、僕は言い出して 僕がそう提案をすると その女の子は 少しだけ笑顔を見せてくれると「はい、これからよろしくお願いします」と僕に言ってくると 僕は「僕に「魔力吸収」と言う称号を付与して欲しい」と言うと

「貴方は既に「神速」と「瞬撃」と言う二つの能力を宿していますので、既に「神剣士」の称号は獲得済みになっておりますので「聖剣」「魔剣」「聖盾」「神剣」「神鎧」「神弓」「神鞭」「神杖」「聖槍」「聖斧」「聖剣」の称号を獲得する資格が与えられていますが、何か必要な物があるでしょうか?」そう聞いてくると僕は「僕の妹が、君と同じように 僕の妹になりたいと言っているから、君の妹になるって事は僕の妹でもあるわけだから その女の子に、僕と同じ称号を与えることは出来ないかな?それと僕がこれから向かう場所は「神界」と言う所だから そこでしか手に入らない素材が必要なんだ」と言うと 僕は「僕の家族になったら「家族限定アイテムBOX」の中に入れる事が出来るはずだから そこに収納出来るはずなんだよね」と言うと 僕は「僕の妹になる子が僕のことを呼び捨てにしてくるけど それは、僕の方が年下だし気にする必要は無いよ」そう言うと、僕の妹のことを

「僕も呼びやすいように、僕のことは「コウちゃん」って呼んでくれた方が良いと思うから 僕も君のことを「サクラ」と呼びたいとは思っているんだけど、駄目かな?」と、そう尋ねると

「貴方から、そのような言葉を頂けるとは思いませんでしたので、とても光栄なことだと思っています 私の方からも宜しく御願いいたします これからも、私のことも 私の家族のことも、私の「妹」の事も、大切にしていただけたら、私達にとっても嬉しいです」と、そんな話をしながら 僕達は皆と合流するために「転移」を使ったのだ。

俺達が「アストニア王国」に戻ると「聖魔法:聖戦士」を持つ

「アルン」と「リーシア」が出迎えてくれたのだが、俺は二人に事情を説明すると二人は、俺達に頭を下げてから俺達に「協力する」と言ってくれた。その後で、俺は、雄二に

「雄二、俺と一対一で戦ってくれないか?お前と闘いたくなってきたから」と、言うと

「俺も、あんたと闘ってみたかったんだ この前の戦いでは邪魔が入っちまったしな 本気で来てくれよ」と言うと 二人で「決闘場」に入る事にした。

お互いに距離を取ってから、お互いが構えると「開始!」の合図で戦闘が始まった。

俺は早速、「スキル付与」を使って 俺の身体に纏わりつくように、身体

「神魔人化」をするために必要な身体に馴染むようにとイメージしながら

「神剣:天羽々斬」を作り出し 雄二に攻撃を仕掛けていく まずは、攻撃を避け続ける雄二の動きに合わせる様に 剣を振るっていく。

剣と拳での激しい攻防を繰り広げると、俺は剣を振り抜くと 俺は剣に「気功波」を乗せることで衝撃波を発生させて、その衝撃波に更に「聖魔波動砲剣技」と言う名の必殺技を乗せた剣で

「爆裂連牙弾剣技」を放ち 雄二に放つ 雄二は、俺の攻撃を避けるのが限界なのか、まともに防御態勢が取れていなかったのが、分かったので、

「スキル発動 神眼!!」と言うと、その瞬間 俺の視界が変わり始める そして この空間の中で 俺は雄二の身体に触れる事が出来たのだ その時に

「黒魔導士」の称号の力を使うことが出来たのかは分からないが とにかく 俺が触れると、俺と触れていた場所が爆発をしたように見えたが、その攻撃により吹き飛ばされた俺と雄二だが、「神眼」の能力で、相手に触れている時に使える能力である この能力の効果時間内は、その効果時間が終わるまで、その効果は永続するので、この状態であれば「黒魔導士」の力を使うことが可能になるのだ!! そのおかげで

「聖剣使い」としての力で

「勇者の聖剣」で攻撃を放つことが出来てしまうからこそ その「黒魔導師の王」と言う名にふさわしい 俺の奥の手を発動することが出来る それは、相手の力を奪い それを自分の力に変えてしまえる力だ その力によって

「魔王」の称号の力も手に入れたからこそ 俺も「勇者」や「聖剣」などの力が手に入るのと同時に その逆も可能となるのだからな つまりは「勇者の聖剣」も奪うことが出来るので「神剣」で攻撃を繰り出すことが可能になってしまうからこそ 今の状況は「圧倒的有利」と言う事なのだが、問題は、この「圧倒的不利」の状況を、どうやってひっくり返すことが出来るかと言うことになるが、今は「勇者」の称号を「魔王」に

「聖戦士」を「魔獣」にそれぞれ切り替えることに成功してしまった その二つの力の「神魔魔剣乱舞剣技」を繰り出していくことで 俺の勝利が確定的になってしまったからこそこっからは 全力でいくぞ

「神剣 滅龍覇皇撃」と「魔王剣 終焉覇皇帝撃」と言う二つの力を同時使用することで「無限大の可能性を持った剣技」へと変化させていき、この二つの力は同時に使用することは出来ないのではあるが 俺は、それを可能にすることで、「最強剣聖の型」と言う剣技を生み出して それに合わせて剣に、「魔力」と「聖」の力を両方纏わせることが出来るようになるため この状態で「剣」を扱える者は「世界最強の人間」と認定されるほどになり それに加えて「聖」の力は、その属性の耐性がある者でもない限り、ダメージを負うと言う性質を持っているので、その「聖」と「闇」を両方扱う事が出来るようになった今の状態は まさに無敵と言うに相応しいだろう そんな状況で その状態からの派生剣技の1つである「魔帝覇剣流」の全ての剣術を組み合わせた「聖魔魔剣神剣奥義」を使う事によって

「聖剣」の攻撃力と、「魔剣」の破壊力を兼ね備える事が出来た その一撃を受けてもなお立っていられる存在がいるとするなら

「化け物」と呼ばれること間違いなし

「スキル付与 スキル解放」を使い「勇者」「聖騎士」「神剣使い」を全て解放させた後に、「魔帝剣」の「スキル創造」の力を使用して作り出した剣を使う

「魔王」の称号の「スキル継承 」の能力を使って 俺は自分の体内に存在している称号の能力を吸収していくと 雄二に向かって その「スキル付与 聖騎士」を

「魔帝」の称号の「神眼」の力を使いながら使う すると雄二は「その力は反則だろ お前 絶対に俺が倒しに行くからな」と そんなことを言うのだった。

俺は「神剣」と「魔王」と「勇者」と「聖騎士」を上手く使い分け

「神速」「瞬撃」「瞬動」「神脚」「神槍」「神剣」「神盾」「神盾」「神弓」「神鞭」「神杖」「聖杖」「聖弓」「聖弓」「聖槍」「聖斧」「聖弓」「聖鞭」「聖盾」「神杖」「聖槍」「聖斧」「聖弓」「聖盾」と言う全ての剣技を同時に使っていき、雄二の動きを封じ込めることに成功をした。

そして、雄二

「お前 本当に強すぎじゃねーのか?俺よりステータスが低いのに俺が押されているなんて 信じられんぜ だから、これは俺の最後の攻撃になるはずだ。

この攻撃に全てを懸けさせて貰う

「魔王拳:破壊王拳」

俺は「聖拳」と言う名前の武術があるのだが、それに 俺のオリジナルの拳を合わせる事で、この「スキル統合」と言う能力を使えば、その二つを合わせた新たな「武術」を作り出すことができるので その技を使っていくことにした。「魔人拳」と「武闘」と「魔王」と「聖」の融合で「魔神拳」と名付けることにした。「魔拳」と「魔導士」

「武闘」と「聖」の複合技で作り上げた俺だけの新しい「格闘術」になるわけだが、その拳に、「魔剣」、「聖魔剣」と「魔王武器」を合体させることで生まれる「魔拳」と「聖刃」と「魔盾」を纏わせた状態で、その二つのスキルの全てを使いこなしている雄二はまさに俺の天敵とでも言うべきなのだろうか?雄二は俺に勝つために全身全霊を込めて、攻撃を仕掛けてきたのだ それに対して俺も「神剣」と「魔剣」を混ぜ合わせて作り出せるようになっている剣と「神槍」を重ね合わせるようにすることで その「魔剣 対 聖剣 魔刀 神刀の4種類が合わさった状態になっている剣を作り出してから、その「スキル合成」で

「神魔剣聖剣」と名付けたのがこの俺が新たに得た力だ 雄二はその俺の攻撃を見て、自分の命を捨てる覚悟を持って

「最後の賭けに出て来たと言う感じなのかも知れないが 雄二の気持ちがどうであれ、俺に勝ち目が無いと思えるほど その「攻撃」が俺に通じないと思うのが普通だろう。雄二が本気で俺を殺しに来ていると言う事は分かったし、この雄二の命と引き換えに放つ攻撃の威力を考えれば 雄二のその「攻撃」で死ぬのも悪くは無いとさえ思えてしまうほどの一撃だとも思った。

「俺はお前を殺したくはないから その攻撃を受けるつもりもないし 俺にはその攻撃は当たらないから」

「なんでだ お前の「剣撃無効」の力があれば俺の攻撃は全て無効化できるはずだ そうじゃないのか?」と聞いてきたのだ 俺は「確かに、その通りではあるんだけど 雄二は忘れていないか?俺の持つ能力である スキル共有で スキルの共有が出来るってことをさ

「魔獣拳:魔竜拳」

俺の「魔剣士 魔拳士 魔導士」の3つの力を

「スキル解放」で融合させることで 新たに作り出したこの「魔法格闘技」こそが 雄二を倒す唯一の方法なんだ

「魔導戦士」

「聖剣使い」

「神剣使い」と

「勇者」の称号の能力を使える俺だからこそ 雄二を殺すことが出来ると言う事が分かっていたのだ。」

「魔剣」は、魔力が通しやすいと言う特性を持っており その剣を媒体に魔力を通すことによって、魔力が爆発を起こすことが出来るようになると言う特性を持ってい、それを剣に応用して、俺はその魔力爆発の力を利用し その爆発の勢いを利用した一撃を放つと、雄二が俺に向かって放ってきた攻撃を打ち消すことに成功することが出来た そして、その爆発は俺が生み出したものでもあったので、俺自身は傷付くことなく雄二だけを葬る事が出来たのであった 雄二







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無職の英雄譚~英雄と呼ばれた者達が職業『無職』になった理由とは?~【無職無双】 あずま悠紀 @berute00

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