秋の訪れ(夏の終わり)

急に秋が来た。寒くて目が覚めた。それくらい突然だった。


それでもわたしは羽毛布団愛好家なので、寒さを一部歓迎しながら(寒いこと自体は苦手なのです)布団を替える。今年はしまっておいた時間が長かった気がするので、出すときに気が急いてしまった。ベッドの下から布団収納袋を引っ張り出す際に、それが破れた。ため息をつきつつも口角をあげて作業を進めるが、ゴミの日が今朝だったことを思い出してまた口角は下がる。ということで出し終えた羽毛布団にくるまってエネルギーチャージだ。そういって気づくと昼寝をしていた。


夏の終わりに『涼しくなったね』と音楽付きのメッセージを送ってきていたあの人はもう遠い存在となった。一年は短いようで長い。人間関係は一瞬で変わる。

今頃、新しい人に同じ曲を送っているのだろうか。いや、一緒に聴いているのかもしれない。

でもまあそんなことを考えていても仕方がないので、シャワーを浴びて髪を乾かして、歯を磨き、羽毛布団に包まる。明日は歯医者だ、と眠る。ふつうがかわっていく。


そんな今日の1曲。

森山直太朗で『夏の終わり』


こちらは元気です。

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