ぼんたんあめ(ハルノヒ)

仕事の関係で突然ぼんたんあめの話になった。おいしいですよね、と言ったが周りはポカンとしていた。ぼんたんあめは全国区だと思っていたが、自分に九州のルーツがあるということを改めて認識できた瞬間だった。


ぼんたんあめは南国特産を謳っており、ぼんたん風味のグミともちの間のようなお菓子。そして1番の特徴は、それをオブラートに包んでいて、そのまま食べるところだと思う。わたしは“オブラート”という言葉をこのお菓子で学んだ。


その会話をした日からどうしてもぼんたんあめが食べたくなった。しかしなかなか見つからない。あのぬちゃっとした食感が懐かしい。そして少し諦めかけていた四軒目のスーパーで再会した。一箱一気に食べた。


ぼんたんあめを遠足に持って行って、誰にもお菓子交換をしてもらえなかったと悲しそうに帰ってきた弟のことを思い出した。


そんな今日の1曲。

あいみょんで『ハルノヒ』


思い出し笑いは幸せです。

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