憧れのホテルに泊まった。

プロポーズだとか、記念日だとかを過ごすホテルだということはあとから知ったが、子どもの頃からの憧れの建物。それなのに「泊まった」と友達に言うと、彼氏できたの？？と聞かれて、そうではないと答えるとわかりやすく落胆されて、笑われた。

だが、笑われたことに少し疑問が浮かんだ。

友達とちょっと贅沢に過ごそう、と言って決めた今回のプチ旅行。ただやっぱりお値段が高いので、月曜日に有給を取って、日曜の夜から宿泊することにした。

日曜日に集合し、街を散策。夕方のチェックアウト後に少しうたた寝をしてから、気になっていたスパ施設へ。景色と広い湯船を堪能した後は、いつもは憂鬱な日曜の夜から食べて食べて食べっぱなしの晩酌を。毎週1人で見ているドラマを友人と観る幸せと、次の日も休みだという優越感でなかなか寝付けない幸せがあった。（寝てしまって終わらせたくないというどうしようもない感情）

月曜日、目が覚めるともう9時で、太陽が強い日差しで今日も休みであるわたしを羨み攻撃してくる。ゆったりと朝食ブッフェを楽しみ、占いをし、お寿司を食べてそれぞれ家に帰った。満ち足りている、としか言いようのない休日だった。

これでも、彼氏やパートナーとのお泊まりではないことは笑われてしまうことなのだろうか。固定観念や価値観が人それぞれあるということはわかってはいるが、少し寂しいと感じてしまう。

それにしてもこんな幸せな3連休のあとの出社は気合いがいるものだ。

そんな今日の１曲。

Mrs.GREEN APPLEで『Magic』

マジックで日々を楽しもう、と謳う新曲です。