現実逃避(雪の華)
転職して、晩酌をしなくなった。
家に着いたらとりあえず飲む。
その習慣は、とりあえずシャワーに変わった。
すぐにシャワーを浴びると気楽な自由時間が伸びていい。逆にとりあえず飲むとシャワーが億劫で、枷でなんだかんだ気が休まっていなかったことを覚えている。
現実逃避。
絶対に明日は来るのに、すこしでもそれを遠ざけたくて飲んでいたお酒。
わざわざ集まって愚痴を言いながら飲むお酒。
お酒が可哀想。
隣の席の人が突然そう言ったのを覚えている。
今ではたまに飲むお酒が本当に美味しくて沁み渡るのを感じられる。
この上ないことだ。
そんな今日の1曲。
中島美嘉で『雪の華』
冬が来ますね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます