抜歯(やさしさで溢れるように)

親知らずを抜いた。


親知らず。

その名前の由来が気になった。

由来は諸説あるそうだが、どうも昔の人の寿命が関係しているようだ。親知らずが生える10代後半から20代にすでに親は……。ということらしい。


知恵のつく頃に生えるからということで、アメリカでは「wisdom tooth」。

韓国語では、生える時期が思春期であることから生える痛みを初恋をするときの心の痛みのようだということで「サランニ(愛の歯)」というらしい。


確かに、生えている時は初恋をした時のようにじんわりと痛んだ。そして、抜いた今は恋が破れた時のように痛い。


この痛みが1日や2日で治るものでないことがまた巧みな表現だと思わせる。


抜歯の痛みに痛み止めがあるように、あの痛みにも何か特効薬があるといいのに。


そんな今日の1曲。

JUJUで『やさしさで溢れるように』


この痛みの対価として、少しでも小顔になってくれと願うばかりです。



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