夏の徒競走(だから僕は音楽を辞めた)
背中を伝う汗を感じながら、目の前のテレビを食い入るように見つめる。
夏の競馬界の風物詩「新潟千直」
1000mを1分もしない内に走り抜ける、まさに馬による短距離走だ。
「瞬き禁止!!」
アナウンサーが高らかにそう宣言するのを聞くと毎年、夏の盛りを感じる。
自分の置かれた状況に引け目を感じることなく、馬を応援することができる。そのことが改めてわたしの胸を熱くした。
“9月までに働き始める。
だからそう明確に目標を決めた。
そうすると、逆算して残りの6月と7月あたりが正念場になることがわかる。
さらに、10月には中編小説を公募に出したい。” −なんでもない私の日常 想定外(Go Now)からの引用
日記を振り返っていると、ある時決めた目標にぶつかった。
6,7月の正念場を乗り越え、手にした9月1日入社。少し自分を誇らしく思った。
あとやるべきことは、このまま熱を冷ますことなく小説に注力するだけ。大丈夫、きっとできる。有言実行でいこう。
そんな今日の1曲。
ヨルシカで『だから僕は音楽を辞めた』
考えたってわからない。
7月の終わり。
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