幸か不幸か、同じ時にコロナウイルス陽性となり自宅療養している友人が何人かいる。

みんな一様に待機期間後半。

体は元気になっているのに、外には出られない。だから人と話せていない。体内になにかが有り余っている。

喉から症状が出た人が多いから、負担をかけぬようあまり電話はしない。その分、同じ時に同じテレビ番組を観るのが乙でいい。

ドラマ、映画を同じ時間に観る。

なんだか家から出てもいないのに、空は繋がっているんだなあ、みんな同じ空の下で暮らしているんだという気持ちになる。

その合間に定期的に交わす、「体調どう？」という言葉もいい。こんな風に日々、気遣いあっていけたらいいのになあ、ベランダから月を探しながらふと思う。

そんな今日の1曲。

槇原敬之で『遠く遠く』

少し疎遠になっていてもそんなのを感じさせない関係性に安心します。

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