ヒロイン(青春狂騒曲)
小中高と、少女マンガが私のほとんどの時間を占めていた。
いつか必ず好きな人と結ばれる、といまだに信じているのはあの頃の影響が大きいのだろうと思う。
大学生の時、そうじゃないことがわかったにも関わらずまだ諦めきれていない。“いつか”は信じる者にしか来ないと、だから“いつか”に必死に縋っている。
いや、よくない。
こうしていつも何かのせいにして逃げている。少女マンガオタクを一緒にやっていた友達が、彼氏との楽しそうな写真をあげているのに気がついていないわけではない。だからわかっている、私の問題だと。
追いたい私が、追われたくない人を好きになっているだけなことに。
そして私も追われたくない、ということも。
だから結局、私はまた少女マンガを読む。
筆が進まなすぎて、自分に嫌気が刺したここ1週間、多くの時間をそうやって過ごした。
新しい作品から昔好きだった作品まで読み漁った。結果、1番こころ震わされたのはあの頃はまっていて、いまだに実家にとって置いているものだった。
常々、作家は過去のことをよく覚えている生き物だなあ、と思う。そしてこの頃のことを思うと、きっと趣向も過去から変わらない人が多いのかもしれない、と。
まだ自称作家ですが。
そんな今日の1曲。
サンボマスターで『青春狂騒曲』
長編を書きまくれる力が降ってこないかなあ…
p.s. 湯木のじんさんの『藤代さん系。』というマンガの久世くんが永遠のタイプです。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます