制服が邪魔をする

興梠司

第1話 制服が邪魔をする

私の家は貧乏だった、高校生の頃から私は援助交際を始めた。

自分の生活費は自分で稼げと親に言われていたので援助交際をするしか無かった、私は体を売ることに抵抗が無かった、処女は知らないおじさんに30万で売った。高校生ブランドで一回6万で体を売っていた。6万以下は断っていた、金のないお客さんは私は興味ない、ちゃんとホテルでも先払いをしていたから逃げられる心配も無かった。おじさんたちは制服で来てくれというが制服だと警察にバレる可能性があるのでホテルで制服に着替えることにしていた。


私は一体なにをしているんだと思うこともあった、おじさんと騎乗位してる時に涙を流したことも何回もあった、同級生はコンビニや居酒屋でバイトしているのに私だけ体を売っている事実に涙が出てくる。


22:00

私は制服で街を歩いていた、援助交際帰りだった。家に私服で帰るわけにはいかないので帰るのは制服と決めている。

「お姉さんちょっといい?」

ナンパかと思って無視をしたら警察官で私はやばいと思った、補導されたら終わると思った。案の定私は補導され親を呼ばれた、もちろん親は援助交際をしていることを知らない。母親は泣きながら警察官に謝っていた、私は惨めな気持ちになって涙が出てきた。「生活費は自分で稼げ」と親が言ったのに警察に涙流しながら謝る。

私にはよくわからなかった、交番に出た私は親に叩かれた。

「なんてことをしてるの」


「うるせーばばぁ」と言って自宅に帰り自分の荷物だけまとめて自宅を出た

母親は「何処に行くのよ」と喚いたが泣きながら無視をして自宅を出た。

私は体を売りながら生きていくしかないと思い高校にも行かなくなった、高校からは「退学しろ」と言われたので「わかりました」と言って中退をした。


私の最終学歴は中卒になった、18になった私は風俗を始めた、風俗よりも援交のほうが稼げると思い風俗をすぐ辞め、援交に戻った、私には援交しかできないと自覚をした。

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制服が邪魔をする 興梠司 @asahina0606

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