【Ex- 165】あの作品と再会したい! キャッチコピーから探す匿名コン参加作品~No.160からNo.176まで~

佳久子(以下、カク):「皆さん、こんにちは」

詠務男(以下、ヨム):「こんにちは」


カク:「それにしても、匿名コン最終日は大盛況だったわね」

ヨム:「ホントにね。まさか一日で16作も投稿されるとは思わなかったよ」


カク:「火事場の馬鹿力って、小説書きにも適用されるのね……」

ヨム:「他の作者さまを馬鹿っていっちゃあいけないよ。この16作も例にもれず、クオリティも高くて面白い作品ばかりだったからね」


カク:「そうね。先ほどの発言はもののたとえということで、ご容赦いただきたいわ。でもさすがに、1日で16作分のキャッチコピーを考えるのもなかなか骨の折れる作業だったんじゃない?」

ヨム:「まあね。主催者さんのtwitterで投稿作品数を知った時、中の人筆者は一瞬、画面の前でフリーズしてたからね」


カク:「でも、きっちり翌日にあげたのね」

ヨム:「エキシビジョンとはいえ、内容は本選の作品に対するキャッチコピーだからね。間を置かない方がいいと判断したみたい」


カク:「なるほどね。中の人筆者にも火事場の何とやらが発動した、と」

ヨム:「そういうこと。ま、0から1を生み出さんとする他の作者さまに比べれば、1を10にすべく頭を捻らせる中の人筆者のほうが執筆ハードルは低いと思うけどね」


カク:「書いている文字数も段違いだものね」

ヨム:「うん。こちとら1作品20文字前後しか使ってないけど、皆さん1,000~2,000字で意味のある文章を書くんだもの。やっぱり一日そこいらで考えたのだとしたら、すごすぎるよ」


カク:「中の人筆者とは頭の作りが違うわね」

ヨム:「中の人筆者は、短編でもアイデアだしに3日とかかけるからなぁ……どっちがいいとは一概にはいえないだろうけど。ともかく今は、180作弱もの作品が匿名コンの場に集ったことを祝おう」


カク:「そうね。多くの作者さまから、多くの魅力ある作品が生まれたことを祝し」

ヨム:「今回の匿名コン、最後の作品紹介に行くよ」


カク&ヨム:「「それではどうぞ!」」



――――――


 【No. 161】ふたりでひとり

 ――ネットの世界で、僕たちは繋がっている


 【No. 162】最大限の感謝を込めて

 ――匿名コン最終日に寄せて。板野さんと参加者の皆様に会えて、嬉しく思います


 【No. 163】神の導き【残酷描写あり/ホラー要素あり】

 ――彼が正しくあるために、今日も神の裁きが下される


 【No. 164】ヤツは死なない。何度でも蘇る。

 ――表計算ソフトが友達だった俺の前に現れる相棒といえば、アイツしかいない


 【No. 165】あの作品と再会したい! キャッチコピーから探す匿名コン参加作品~No.151からNo.160まで~

 ――投票期間に向けて、あなたの推し作品を見つけよう


 【No. 166】あの電車に乗れていたら

 ――ローカル線のホームで、どうやって待ち時間をやり過ごせばよいのだろう


 【No. 167】さよなら三角、また来て四角

 ――消えるわ私の帰り道


 【No. 168】胸の炎は何度でも

 ――私はもう一度、この場所から咲き誇る日を目指す


 【No. 169】蒼天【残酷描写あり】

 ――聡明な友は、政の様相が見えすぎていたのかもしれない


 【No. 170】サービスエリア

 ――なぜ、俺と父はサービスエリアに立ち寄ったのだろう


 【No. 171】君は優秀な招き猫。

 ――君は想い人を招いてくれる


 【No. 172】ピアス

 ――すこしだけ変わった私にもう一歩、前へと進む勇気をくれた


 【No. 173】隣の芝は青いのか

 ――私のもとには芝すらない、空虚な空間がただ在るだけ


 【No. 174】きみが生きてることは知ってた

 ――同じ空のしたにいる。そう言い聞かせながら、彼との再会を期待しているわたしがいた


 【No. 175】キャロルなんかに絆されて【BL要素あり】

 ――俺のちっぽけな堤防は、キャロルをせき止めるにはあまりにも脆すぎた


 【No. 176】ハッピーエンドは自らの手で

 ――ハッピーエンドになるためには、自ら行動しなければならない。そうだろう、結依


――――――


カク:「お楽しみいただけたかしら?」

ヨム:「中の人筆者のちょっとした思いつきで始まった企画だけれど、少しでも作品の“思い出し”に役立てていれば嬉しいな」


カク:「参加者の皆さんに楽しんでもらえて、そのうえ中の人筆者がキャッチコピーを書く練習にもなって、一石二鳥の企画だったんじゃないかしら」

ヨム:「そうだね。“キャッチコピーマラソン”と呼んでくれる人もいたけれど、中の人筆者の感覚からすると“キャッチコピー176本ノック”って感じだったらしい」


カク:「いまいち違いが分かりにくいわね」

ヨム:「一つ一つの作品を受け止めて、適切な言葉キャッチコピーをつけて打ち返す営みが、野球のノックっぽいと思ったらしいよ」


カク:「なるほどね。……そろそろこの枠もおしまいのようだわ。皆さん、中の人筆者のキャッチコピー企画と、わたしたちの会話に付き合ってくださり、ありがとうございました!」

ヨム:「ありがとうございました! ではまたいつかの企画まで」


カク&ヨム:「「さようなら!」」

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