【No. 110】あの作品と再会したい! キャッチコピーから探す匿名コン参加作品~No.1からNo.30まで~

佳久子(以下、カク):「皆さん、こんにちは」

詠務男(以下、ヨム):「こんにちは」


カク:「で、今回はどういう企画なの?」

ヨム:「最近、中の人筆者がキャッチコピーの作り方を勉強しているらしくて」


カク:「キャッチコピーって、カクヨムだとタイトル横に色付きで表示されるあれ?」

ヨム:「そうそう。中の人筆者曰く、“自分はあれを書く実力が足りないから、実践練習を積みたい”んだと」


カク:「それで、匿名コンに?」

ヨム:「うん。匿名コンは、その性質上1つ1つの作品内容は違うのに、それらに個別のキャッチコピーはついていないだろう?」


カク:「そうね。匿名コンのキャッチコピーは“百者百様の「再会」の物語で匿名短編バトル!”となっているけれど、これは全ての作品を包含した表現だものね」

ヨム:「だろう? だから、キャッチコピーを書く練習にはちょうどいいんじゃないかって」


カク:「中の人がキャッチコピーを書く動機は分かったわ。でも何でそれをコンテストに投下したのよ? 言わば、他者様の作品ふんどしで相撲を取るようなものじゃない」

ヨム:「いや最初はそのつもりはなかったんだよ。twitterでの告知にでも使おうかなって。でもさ、“【No. 071】三年S組 板野先生”を見て思ったらしい。“これ、そのまま作品として出せるんじゃないか”って」


カク:「まあ、作品が公開されている時点で、レギュレーション違反じゃないと見做されたんでしょうけれど」

ヨム:「そういうこと。とはいえ、中の人筆者はかなり緊張しているらしい。参加されているのは著名な書き手の方ばかりだからね……中の人筆者から言伝がある。“ここに掲載するキャッチコピーから、改めて好きな作品を見つけていただければ、至極光栄に存じます”だって」


カク:「固いわね。こっちまで緊張してくるわ。まあ、こんなにガチガチだから、文章の巧拙に差はあっても大目に見てもらえると嬉しいわ」

ヨム:「人間だもの。同じクオリティを維持し続けられる実力を求めて中の人筆者は修行中だからね。じゃあ前座はこれくらいにしようか」


カク&ヨム:「「それではどうぞ!」」


――――――


 【No. 001】私の彼はあなたに染まり【性描写あり】

  ――在りし日の彼はみんな、わたしのもの。


 【No. 002】Imprinting

  ――僕の記憶は、君の記憶で刷り込みされる


 【No. 003】帰巣本能【ホラー要素あり】

  ――捨てられたモノにだって、主を選ぶ意思はある


 【No. 004】金木犀と鱗雲

  ――貴方が知っているわたしと、わたしが知らない貴方が出逢う


 【No. 005】那義と永実の冒険

  ――世の中に真実をもたらした俺たちの、あの日できなかった最後の選択


 【No. 006】追想のローズガーデン

  ――薔薇が似合う美しいひとは、ずっと誰かを待っている


 【No. 007】アーベルとエラと森の魔女【残酷描写あり】

  ――女を拐う森の魔女は、彼女らの男をも惑わせる


 【No. 008】甕に乗った悪役令嬢【残酷描写あり】

  ――たとえどんな境遇に身をやつすことになったとしても、私は決して再会を諦めないわ


 【No. 009】束の魔の邂逅

  ――離ればなれになったとしても、主従の絆は決して消えない


 【No. 010】10年振りに再会した幼馴染が実は凄腕催眠術師だった件

  ――最強コンビの頭いい担当、ユウちゃんには秘密があった


 【No. 011】お帰り、私の初恋

  ――あの夏一緒に遊んだ晃くんは、私の初恋相手だったはずだった。


 【No. 012】この再会は運命!?!?

  ――「「「あぁーっ! あなたはもしかして!」」」


 【No. 013】立場

  ――新入社員に怒ってばかりの日々。反省すべきは俺の方だったのかもしれない


 【No. 014】三つ編みと裁ち鋏

  ――美しいあの人は、自分の姿を裁ち切ってもなお、美しいままだった


 【No. 015】四人のだいじな話し合い

  ――さっさと天国に行くために必要なこと


 【No. 016】じゃせつりんめいかくさつ!!!

  ――それは、あの頃の僕にとって何よりもかっこいい技だった


 【No. 017】再会×死んだはずのレノー【ホラー要素あり】

  ――花木が狂い咲くように、それはルノーの生命を宿した


 【No. 018】『 10年後の私へ 』

  ――奇怪! 恐竜になりたかった少女は10年後、とんでもない事実に気づく


 【No. 019】あのカレーライスをもう一度

  ――カレーの味を探す旅は、妻の面影を探す旅でもあった


 【No. 020】言祝ぎ

  ――感情を奪われた幼馴染、だが心はいまでも通じあっている。あのころから、ずっと


 【No. 021】さいしょのおつかい、さいかわいちかさんさんさいのかい

  ――あなたはいくつの「さいかい」をみつけられましたか?


 【No. 022】再かい発中、立入歓迎区域

  ――この区域は、再会を受注してくれる?!


 【No. 023】もう決して会えない誰かがいるあなたのための再会マニュアル

  ――このマニュアルが、あなたにとって不要なものであればと願っています。


 【No. 024】表裏一体の暴風域

  ――2つの人格と、私。お互いの存在が、私たちの唯一の居場所。


 【No. 025】Bボタンは押しっぱなしで

  ――あの日の君を超えるため、今日も僕はゴーストを追いかける


 【No. 026】上野発カシオペア~2つの再会~

  ――ヒロキがアルバートとの再会を祝していたころ、真壁は……

 

 【No. 027】上野発カシオペア~思い出~

  ――寝台特急カシオペア殺人事件 容疑者は乗客と従業員全員


 【No. 028】初めての再会【残酷描写あり/暴力描写あり】

  ――君に出会うために、僕はここまで生きてきた


 【No. 029】佐浦さんの奇行に付き合わされる身にもなってください

  ――奇行に意味があるかなんてわからない。それでも彼女は愛おしい


 【No. 030】過去に向き合えず、逃げられもしない。【残酷描写あり】

  ――あの罪を償うには、何もかもが遅すぎた


――――――


カク:「お楽しみいただけたかしら?」

ヨム:「文字数の関係でここまでしか紹介できなかったけれど、たぶんまだ続くよ」


カク:「皆さんの作品探し、あるいは“思い出し”の一助になっていれば嬉しいわね」

ヨム:「そうだね。では皆さん、またの機会に!」


カク&ヨム「「さようなら!」」

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