幸福の犠牲
突然だが、僕は幸せ者だと思う。
衣食住に困ったことは無いし、学校にも通えているし、友達もいる。
親から虐待されていたりする訳でもないし、やっぱり、幸せだと思う。
でもそんなありふれた幸せな毎日のなかでふと、考えることがある。
この世界には、ありふれている幸せに触れていない人だって沢山いる。
人それぞれ幸せの違いはあるだろうが、自分の思う幸せに触れられない人は沢山いる。
衣食住に困る、いじめにあっている、虐待を受けている。
そういった人だってこの世に沢山いる。
そして、近くにそういったことがあっても人は助けようとはしない。
誰かがないていたって気にとめない。
この世界にあるいじめや虐待が無くならないのは、お手本になるはずの人間が行っているから。
そして、それをわかっていてなお、自分がそれを解決しようとする人間は少数派だ。
所詮、自分には関係ないから。
無関係だから。
自ら関わろうとはしなかった。
そんな、誰かを犠牲にして成り立っているような世界をとても醜く感じた。
だが、僕も、その一人だ。
そんな努力もしないような人間に、幸せになる資格はあるのだろうか。
わかっていながら、行動できないような偽善者の僕に、幸せになる資格はあるのだろうか。
誰にも見られず消えた赤い涙は今日も心を蝕んだ。
━━━あとがき
(読まなくても支障はありません)
あとがきとか書くとあれですが、最終回とかじゃないですからね。
短いからなにか書けないかな...と思った結果ですからね。
どうだったでしょうか。
ちなみに私的には文章が途中で破滅して伝えたいことが伝わらなかったような気もしますが...
見てくださる人も少ないし自己満足のようなものなので...ま、いっか!ぐらいの感覚で載せました。
もうちょっと文章が上手くかけるよう頑張ります...
では、最後に
まだ未定ですが5月上旬に1話から2話更新出来たらと考えております。
更新遅いのに短くてごめんなさい...
その分、いいものができるように頑張ります!
読んでいただきありがとうございます。
では、また次回
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます