ねえお姉様、あの男が淫靡な視線を私に向けているのですが。

人称代名詞

そ、其方は人間か？

妾は人間だ。

も、ももももしかしてあなたは人間ですか？

某は人間だ。

彼は人間ですか？

彼女は人間です。

キミは人間かい？

もちろん僕は人間だよ。

あっしはにんげんだい！

わたくしは人間でしてよ。

あんた人間なん？

てめﾞえﾞ人間かァ？

奴は人間だ。

彼女は人間ですか？

わたくしめを人間にしてくださいまし！！

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てか日本語の人称代名詞って多くないですか？

基本的なもので言うと、一人称が「わたし」「ぼく」。

二人称が「あなた」「きみ」。

三人称が「彼」「彼女」。

それだけでも成立しなくはないだろうが、日本語にはもっとさまざまな種類がある。

例えば、英語での『Ｉ』は、日本語では「私は」や「僕は」などといろんな風に訳せる。どちらにするかは文脈で決まるだろう。

『 y o u』でも同じ。「きみは(を)」とか「あなたは(を)」とかいろいろある。

なぜ？

実は、日本の人称代名詞が世界で最も多いらしい。

日本語には謙譲語や尊敬語などの様々な敬語や、方言など、話す相手や話している場所などによって細かい使い分けをする。

それらを区別するときに人称代名詞の変化があるとわかりやすい。

つまり！　日本人は他人に気を使っていろんな言葉使いやがったり地方によって全然違う言葉喋ったりするから自然と増えるのです！

でも！

妾とか拙者とかそんな言葉でしゃべっている人を見たことがありますか？

二次元キャラならともかく、現実で使っている人なんてほとんどいません。

そういうのは昔使われていたり、一部の地域で使われていたりなど、普通の人には浸透していない人称代名詞。

ですが……！

日本語ならではの面白い人称代名詞です！

ここ『カクヨム』では、小説のキャラの一人称に使ってみたりしてみてくださいね！

では、まろは寝てまいろうぞ。