第5話 お菓子とジュースは取りたくなる

 外せない用事? もちろんある訳ないだろ。いつも暇だよ俺は。


 そんなことより今は居間でゴス子と疑似クレーンゲームゲームをしている。


 クレーンゲームマニアックスというゲームだが、これが面白い。


 普通じゃない様子が見て取れる。俺たちはモンスターの見せる幻想空間に放り込まれてしまったようだ。なんだかゲームしてて思った。


 モンスターは夢のようなドリームドリィだ。


 俺は目覚めた。ゴス子も目覚めた。ドリームな夢の狭間に囚われている。だがゴス子がすぐに看破した。


 それでもそのような不自然な動きがあるのを見過ごさなかった。


 ドリームドリィは眠っているだけで普通の羊のように穏やかでない。


 とにかくドリームドリィはなんとか討伐した。


 ゴス子は大げさに驚いていたが俺は無邪気に笑った。


「そうだなゴス子は後悔する生き方をしていないんだな」


 原始的な攻略方法でスムーズに敵を捕縛するにはアームを使うのが良い。


 原始的だがゲームセンターではアームの力が強い方が良い。


 なんの話をしているんだろう? 俺はあまりにも自身のもっともらしいハイテンションのクレーンゲーム魂に火がついてしまった。


 街中にいたゴブリンはいつの間にかいなくなってしまった。


 どこにいってしまったのだろうか? 不思議だいないのだ。実際いないのだからそこまで普通じゃないかな。


 そうして次の日俺はゲームセンターに来ていた。ゲームセンターではいつも通り俺はお菓子を取ろうとしていた。お菓子はグミだ。美味しいグミだだからこそ取りたい。通常バウンドのやつだ。キャッチして穴に入ったら終了というやつだがなかなかない入らない。それはものすごく集中していた。そして穴に入る瞬間を狙ったわけではないのだが、重なっているボールのカプセルのグミが入ったカプセルを救おうとしたのだがカプセルが剛速球で穴に入った。なんだこれこんな動きをするなんて、だが俺はこの力を得ていたのかもしれない。俺の直前まで研ぎ澄まされた集中力により俺はサイキックを発動していたようだ ゴス子がゲームセンターに来た。


「やはりあなたは特殊な能力を持っているようねその力があれば敵からのモンスターからの襲来もなんとかなるわね」


 俺は自信を持つわけではなかったがなんか力がみなぎる。そのような頭がおかしくなるようなそのような有意義な時間を取っていた。だがクレーンゲームの世界で俺はランキングをあげたかった。この世界ではクレーンゲームをすればするほどランキングが上がる。 この店ははランキングという制度があるのだ、そして景品を獲得する数が多ければ言うほどランキングが上がる。それだけ強くなればもっといい景品がもらえる。このクレーンゲームゲームセンターは、すごい景品がある 北神のお菓子。有名な料理人が作った美味しいレトルトパックの料理、などがある。超高級アイスクリームなどすごく魅力的な景品がある。それだけやる価値はある。そして俺はゲームセンターで色々な景品をとっていたところモンスターが話しかけてきた。魔族である。見た目は小ぶりだが知性がある「おいお前俺と景品取り合戦をしようじゃないか」


「景品取り合戦? なるほどそういう平和的な戦いもあるのかいいだろ戦ってやる」


「俺はゴブリンじゃない、インプである」 「なるほどインプお前を倒す必ず」


「最終的には魔族が勝利するのだ」


 このクレーンゲームで、アキトとインプの戦いが始まった。

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