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目次
略奪愛
例えあなたが
他の誰かを想っていても
例えその誰かが
同じように
あなたを想っていたとしても
あなたが欲しい
あなたを奪いたい
例え世界を
敵にまわしたとしても
あなたの都合など
考えられない
気にしてなどいられない
狂おしいほど
その誰かを忘れられないと言っても
わたしは人生をかけて
この命をかけて
その記憶を上書きしてみせる
苦しいほど
心がちぎれそうなほど
あなたが愛しい
そう、あなたのことが、、
そんなものじゃないでしょうか？
そんなものでしょう？
まともにいられるほど
理性が保てるほど
余裕があって
それで本当に
それでも本当に
「愛してる」って言えるのでしょうか？
あなたを愛している
例えあなたを
傷つけたとしても
例えそれが
歪んだ愛だとしても
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