恋がくれた翼ひろげて

きっかけは

ほんの些細なこと

でもね


とつぜん胸が

トゥンクと鳴ったなら

あなたに恋してしまったの


わたしきっと

恋に落ちてしまったの


今までずっと

引っ込み思案だったわたし

ただずっと

待ってるだけで


でも今なら

きっと走り出せると思うの

自分から……


わたしの背中に

翼が生まれた


今すぐいくよ

翔んでいくよ


あなたのもとへ

今すぐ翔んでいきたいよ


恋がくれた

翼をひろげて


今すぐいくね

翔んでいくね


今すぐ翔んでいくからね


恋がわたしにくれた

翼ひろげて



だからお願い

どうか優しく受けとめて



恋がくれた

翼でクルックー

あなたを抱きしめたいの



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る