ジンパパ感想20-T-24 どこまで行っても消えない業を、俺は斬る
20-T-24 どこまで行っても消えない業を、俺は斬る
https://ncode.syosetu.com/n7342in/25/
の感想を書かせていただきました。
#ジンパパ感想
#ジンパパ感想20
#書き出し祭り
#書き出し祭り20
感想遅くなってすみません。
荒々しさと勢いを感じさせる作品でした。どこか前回(19回)の「アフターライフ」を思わせる作品です(別の作者さまの作品だったら、ごめんなさい)
一話丸ごと使ってアクションに全振りしてるのが潔くて良いですね。設定や世界観は二話以降で語るから、まずは主人公の格好良い活躍を見てくれと。アクション物の漫画やアニメにも、そういう立て付けの作品ってありますもんね。
であれば、読者側としても、そういうスタンスで読んでみましょう。面白い。百足の妖怪の繰り出す攻撃の禍々しさ。それを逆手に取って反撃する主人公の格好良さ。作者さまが狙った一話目になっていると思います。
その上で、一筋縄ではない主人公の設定が垣間見えるラスト。引きのパワーも申し分ないです。恐らく、その設定こそが、主人公の背負う業であり、それを断ち切りたいというのが、主人公の目的なのでしょう。一体全体、どんな業を背負っているのか。興味を掻き立てられます。
ここからは二点ほど指摘を。作者さまの意図したところとズレているようでしたら、どうぞ無視してください。
一つ目は、言葉選びについて。一話目では具体的な世界観こそ描かれてはいませんが、和風ファンタジーという枠組みの中での作品なので、ならばこそ、雰囲気を匂わせる言葉選びも重要になるかなというものです。
「ピンク色の肉質」
「腸の中にいる様なグロテクスさ」
「敵の本拠地な上にアウェーで」
「チェスト」
どうしても外来語が混ざると異質な感じがします。わかり易さや演出とのバーターなので一概に駄目というものではないのですが、折角なので
「朱鷺色の肉質」
「腸の中にいる様な不快感」
「敵の本拠地な上、地の利もない」
「
などはどうでしょうか。こちら、指摘というよりも提案ですね。尚のこと作者さまの描こうとされている世界観と異なるようでしたら、バッサリと無視してください。
二つ目は、「てにをは」の誤用や誤字です。作者さまが勢いを大事に書かれているためかとは思いますが、読み手としては残念ながら引っかかりを覚えてしまい、折角のスピード感が削がれる一因になってしまいます。勿体ないなと思うのです。これについては修正は比較的容易です。「てにをは」の誤用や誤字の可能性のある箇所をハイライトして教えてくれるエディタに一度流し込んでみてください。無料でお手軽に使えるもので言えば、たとえば、Googleドキュメント。
先ほど言葉選びで例に出した「グロテクス」にも赤いアンダーラインが引かれて、「グロテスク」の誤字だと気付くきっかけになるかと思います。同様に「てにをは」の誤用かと思われる箇所にも灰色のアンダーラインが引かれますので、これを頼りに見直してみてはどうでしょうか。マイクロソフトのWordのように、修正候補までは示してくれないのですが、それでも見直しのきっかけにはなるかなと思います。
丁寧に説明しようとしたために、指摘の方が分量多くなってしまいました。ごめんなさい。でも、面白かったです。自分で書くのは苦手なんですが、アクションシーンって読んでてワクワクするので好きなんですよね。存分に楽しませていただきました。
読ませていただき、感想依頼くださって、ありがとうございました。
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