Iris
蒼井泉
設定資料+α
Irisの設定資料。物語が進むにつれて、公開可能な情報を載せていきます。
内容や語句がわからなくなった際にお使いいただけると幸いです。
※最新話で公開した情報も一部含まれます。最初に全て読むと情報が渋滞しかねず、前半の話題に関してはネタバレを含むこともございます。情報の整理におつかいください。
その他はTwitterアカウント→@aoisen_ にて。今後の予定などもそちらにて呟いているのでお気軽にどうぞ。
〈キャラクター〉
各キャラクターの設定をまとめました。
作中において鍵を握るキャラクターには☆をつけましたので、そちらの方々を頭に入れていただければ問題なく読み進められると思います。
【序章】
・☆アイリス:物語の主人公。生きる意味を探す人物。精神に作用する特別な強化細胞を持っている。第三話にてイエローアイリス(後述)を手に入れた。
・☆ルディア:第一話初登場。ある人物から複製された肉体に宿るAIで、製作者は守時。人間に近い構造をしており、脳を破壊されるとAIも停止する。リミッターが内蔵されており、あるきっかけと同時に段階的に解除されていく。
・守時冬樹(もりとき とうき):第一話初登場。アイリスには『オダマキ』と呼ばれており、抜きん出た頭脳を誇る。
・☆ラーヴァ:第三話にて初登場した守時の娘。赤い髪に日焼けした肌、赤い(青い)瞳を持つ。十束の剣という特殊な武器を扱う。緩めな性格だが、その正体は……。かつてアイリスに救われている。
・☆桑水流麗奈(くわずる れいな):第一話初登場。AI戦争を生き抜いた人物で、かなりの武功を上げているらしい。アイリスに先輩と呼ばれており、その実力は確かなもの。
・ロベリア:第四話初登場。苦無や手裏剣、十手に短刀など、様々な武器を扱う。トリッキーな戦い方を好み、閉所及び暗所その実力を発揮する。一見クールなキャラだが、想定外の事態にはテンパることも。作中最年少。
【戦編】
・☆迅雷(じんらい):第五話初登場。戦の幹部。〝雷神〟と呼ばれており、頭脳と実力は確かなもの。暴強化細胞を暴走させ、化け物を生み出すことができる。
彼女なりの正義と目的を抱えており、そのためなら何を捨てても成し遂げようとする執念も持ち合わせる。
・☆辻風(つじかぜ):第五話初登場。戦の幹部。〝風神〟の異名を持つ。メイド服に刀身の長い刀と特徴的だが、その実力はトップクラス。桑水流とは同期。
自身に剣技を教え込んだ父の墓に行くことを〝生きる意味〟としている。
・スタチウム:第六話初登場。皇帝隊第一隊隊長。〝炎帝〟の異名を持つ。その実力は未だ謎に包まれている。
・待井蒼介(まちい そうすけ):第六話初登場。戦の幹部。無強化細胞と思えないほどの実力を持ち、作中ではアイリス・ルディアの二人と戦う。定国に命を救われている。
・黒金ヤスケ:第六話初登場、第七話でラーヴァと戦闘。戦のNo.2にして、黒金定国の右腕。かつて飢餓に苦しんだ孤児だったが、定国によって命を救われた。
・黒金定国(くろがね じょうこく):戦の首領にして最強クラスの戦闘力を誇る人物。かつてXで〝死神〟と呼ばれていた。第三話初登場。九,五話にて過去が扱われる。
・亀卦川貴博(きけがわ たかひろ):守秘義務がない代わりに受けた依頼を100%こなす殺し屋。作中では戦幹部の殲滅にかかるが、アイリスによって返り討ちに遭う。人生で仕留められなかった相手はアイリスのみ。第六話初登場。
【嚆矢濫觴ノ編】
・和倉五鈴(わくら いすず):皇帝隊第六隊副隊長。十二話にて初登場。〝恍惚の和倉〟の異名を持ち、剣術を扱う。聞き慣れない言葉を話し、戦闘中は狐面に身を隠す。戦闘力は未知数。
・榎本海月(えのもと みづき):皇帝隊第九隊副隊長。二十八話にて初登場。メイスという棍棒型の武器に加えて銃を隠し持っている。戦争中に挙げた武功は数知れず、苦しむ民に自分の食糧をあげたこともあり、市民にも名が通っている稀有な人物。
【春和景明の編】
桐崎・ジャック・ルベライト:皇帝隊第九隊隊長。29話にてアイリスたちを追っていたが、本人が明確に登場するのは33話。名前の通り、Xと他国のハーフ。
〈設定用語集〉
・AI戦争:アダムと呼ばれる完全なAIが、人間の体に取り憑いて人類を滅ぼそうと起こした、AIと人類による大規模戦争。
アダムのコピーにして、人類に洗脳されたAI——イブが人類を勝利に導いた。
・強化細胞:イブが作ったアダムに対抗するための力。肉体の大幅な強化や化学変化を起こす肉体を生み出す。
・X:物語の舞台となる島国。X王を中心とした国家。アイリスはこの国に住んでいる。
・皇帝隊:X王が所持する軍事兼国家統一機関。十の隊で構成され、それぞれが大きな戦力を所持している。AI戦争の際に前線に立った部隊でほぼ全員が強化細胞を搭載。現在はあまり機能していない。
・十神皇:皇帝隊隊長の総称。作中において呼称されることは少ない。
・戦:X王の殺害を目的とする組織。黒金定国を頭領とし、四人の幹部が存在。人数が多く強力な組織。
・暴強化細胞:アダム製の強化細胞を人間が取り込んだ際に発生する変異細胞。搭載した人間は強化細胞を遥かに上回る力を得るが、数年の間に死亡してしまう。
・マジリティ王国:マジリティ王を中心とする物語現在でも政府が機能している国家。Xの友好国。他の国にはない特殊な力が存在している。
・Y国:十二種の力を持つ家が国を分断し、それぞれで統一している国家。場所によって環境が大きく異なっている。
・YMX大戦:マジリティ王国をY国が侵攻し、それを友好国であったX国が守る形で始まった戦争。大規模な戦争として、周辺国をいくつも巻き込み滅ぼした。
AI戦争以前に行われた戦争。
【嚆矢濫觴ノ編 登場語句】
・神帝会議:皇帝隊の隊長格が出揃い、有事の際に会議を行う。開催形式はその都度変化するが、敢えてオフラインで開催することも。
・細胞転換:強化細胞搭載者が何らかの出来事をトリガーに暴走してしまうこと。青く染まっている体の一部が赤に変色し、戦闘能力が格段に上昇する。
エネルギーの消耗が激しく、過去に制御できた人物はただ一人。
【春和景明の編 登場語句】
・神帝裁判:重罪を犯したものなどを裁く際に設けられる、同名の会議の大規模なもの。隊長格全員の出席は強制されないが、原則として、法を司る第三隊の隊長は出席が強制される。
〈武器の名称〉
・イエローアイリス:第三話にて登場するアイリスの武器。半径十メートル以内で相手に刺すと必ず殺すことができる。但し、四輪のみ。
・蜘蛛の糸:第五話にて登場するアイリスの武器。視認できないほどに細かく変幻自在。強化細胞を搭載した人間の体を拘束し、ダメージを与えることができるほどの強度も併せ持つ。使い慣れれば身代わりとしての使用も可。
・十束の剣:ラーヴァの使用する武器。滅んだ国の天才が打っており、何か異様な力を秘めている。その全貌は明らかになっていない。
・羅刹:黒金定国の持つ刀。
・紫吹:待井蒼介の持つ刀だが……。
〈各隊の情報〉
本編にはまだ登場しない隊の情報も含む(随時追加予定)。後のイメージを掴む手助けにぜひ。
・第一隊
隊長:スタチウム
副隊長:不明
十神皇三人の皇帝のうち〝炎帝〟の名を持つ者が隊長をつとめる、皇帝隊最強の実力集団。X最後の砦にして武力の象徴とされる。
・第二隊
隊長:守時冬樹
副隊長:ラーヴァ
技術研究を主とし、頭脳と実力を兼ね備えた隊。山奥に耐衝撃金属で建てられた隊舎を構えており、隊員たちは研究三昧の日々を送っている。頭脳においてこの隊の右に出るものはいない。
・第三隊
隊長:?
副隊長:死亡
法皇の名を持つ者が隊長を務める。かつて機能していたXの法を作った。
・第四隊
隊長:アイリス
副隊長:ロベリア
死神の名を持つ者が隊長を務める。隊員それぞれが多種多様な武器を使用し、皇帝隊の中でも抜きん出た戦闘能力を誇る。行方不明とされるアイリスのほか、忍術を使うロベリアなどがいる。
・第五隊
隊長:?
副隊長:不明
Xの西端に拠点を持つ。西端〜南端に蠢く実験の失敗作を掃討する役割を担うが、実際の活動数は不明。
・第六隊
隊長:桑水流麗奈
副隊長:?
水神の名を持つ者が隊長を務める。桑水流の所属する隊。肉体強化による近接戦闘を得意とするが、隊員ごとの実力差が激しい一面もある。警察的役割を担う。
・第七隊
隊長:辻風
副隊長:和倉五鈴
風神の名を持つ者が隊長を務める。普段は隊員が救護の役割を持つが、有事の際には国を守り、他の国を攻めることも。
・第八隊
隊長:迅雷
副隊長:?
雷神の名を持つ者が隊長を務める。隊の概要についてはわからないことの方が多い。
・第九隊
隊長:桐崎・ジャック・ルベライト
副隊長:榎本海月
戦争中に機能する部隊。平常時は他の隊の代わりを務めることも。
他の隊員として、韮沢や黒瀬などがいることが作中ではわかる。様子を見る限り、最も平和な隊。
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