加島優菜

恋桜2章


 [私の名前は、加島優菜(かとう ゆな)。このお話の主人公であり、同時にヒロインである私、はとても大切な人がいます。そんな私達のお話を、これからよろしくお願いします。では始まります]


 「先輩~雪~おはようございますっ!」

 「おはよう。今日も加島は元気だな」

 「おはようございます。優菜ちゃん。」

 

 元気がある彼女名前は、加島優菜、俺の妹山西雪菜の親友にして、俺の友達である。


 「先輩は根倉な、私の方が好きですか?それとも雪と同じようにお兄ちゃん呼ぼっか?お兄ちゃん」


 加島優菜は、俺に対し、たまに警戒心もなく接することがある。それを見た妹雪菜は、少し嬉しそうに彼女を見る。


 「そういえば、二人にお知らせ、それは新たに女子生徒が入ることなったから、夕方までのお楽しみに」


 部活の部長である加島は、部員の入部希望を認め、発表する。そして学校へついた。


 「ではでは妹は、預かった!返して欲しくば、夕方に部室へ来るんだな!」


 怪盗少女の台詞で、答える加島は俺の妹、雪菜をがしっと腕を組立ち去る。俺も教室へ行くと、雪島美春の席には、いつもより人が集まっていた。


 「皆おはよう。雪島さんに集まって、どうしたの?」

 「山西君、おはよう。雪島さんの妹さんが、この学校に入学すると噂なってるらしい」

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