一番疑うのはその職業だった。

　「…え？…お、おい！ちょっとこれ見てくれ！」

石神家にいた皆を、パソコンの前に集合させた。

　「お兄ちゃんどうしたの？」

　「これを見て欲しい」

　石野竜夜の職業、殺し屋と書いていた。それには皆も驚きが隠せないでいた。

　「え？……殺し屋？！何故、殺し屋が私を狙ってるのよ」

　何が、なんだかわからない彼女は悲しむしかなかった。

　「石神さんが命をかけた情報全て、見ないと浮かばないだろ？」

　俺は次へ進むと、2017年3月5日の事件が、文字にてこう書かれていた。

　[これから話をするのは、2017年3月５日の事件と……俺の正体について話をしよう！！]

　全員の顔を見て、マウスを下に動かすと、そこには、1~3という数字が書かれており俺は、1番をクリックすると、石神悟史の声で、話が始まる。

　「美春ちゃんの妹が学校から帰ってこないと、美春ちゃんが俺に、相談してくれた。俺は直ちに、パソコンで駅周辺から、20㎞圏内の監視カメラで妹さんを探していると、殺し屋の石野竜夜が小さな女の子発見する。石野竜夜は監視カメラに気づいたのか、監視カメラのない道を使い美春ちゃんの妹を誘拐に成功した石野だった。監視カメラのことは、秘密にし、それを警察へ連絡する。しかしそれ以降、石野竜夜の足取りがわからないでいた。そして誘拐され１日が終える。」