第15話 奇妙な襲撃
(ガサゴソ・・)
馬車の人たちから奪い取り
積み上げられた持ち物や品物の一部をガサガサと漁る
義賊を名乗る山賊たち
「ちっ・・しけてるなあ
宝石商とかがいればよかったんだが
こんな
布としなびた野菜を運んでるくらいじゃあなあ
いやだがまだ積み荷の底にでも隠しているだろう じっくりと・・
お、この財布にはまあまあ入ってるな へへ・・」
山賊たちの声が少し遠くから聞こえてくる
山の街道沿いにいると
いずれ人とすれ違って目撃される可能性があるのがいけないらしく
(ガラガラ・・)
今は使われていないらしい旧道の脇道に
馬車は2台とも移動させられている最中だった
・・
「回り道などしてはそのうちメーリスの山の霧に巻かれてしまうぞい・・」
ぶつぶつと小言をつぶやく馬車の御者のおじいさん
(・・・)
この旧街道はこの辺り一帯の土地を何度も折り返すように大きく迂回していて
山を真っすぐ突っ切るには非常に使いにくいため
今の道が後の時代に整備された後に放棄されて荒れたままらしい
途中から分岐していた旧道の古い道は
リズから見ても整備が長い間されていなくて
辺りには草や木が茂っていたものの一応道幅はちゃんとあって
平たく切り出された古い石の板が先の方までずっと敷き詰められており
何故かその山裾側には植物の根に覆われた石垣が高く積まれていた
だけど
「は、はて・・、
こ、この道にあった石垣は確か外へ持ち出されて崩れておったはずだが・・
道も土に埋もれた石畳がここまで奇麗に見えていたか・・
どうも気味が悪い 悪いことは言わん、引き返さんか・・?」
(え・・・?)
「馬鹿が!奇麗なら直したに決まってんだろ! 適当ぬかすな
こっちで合ってんだよ 言われた通りに進め」ビシイ
「ひぎい」
・・・
移動をする馬車の中
「ガタ、ガタン・・」
もうだいぶあたりの空は薄暗くなってきた
辺りが日没で暗くなるにつれて 少しずつ空の星たちの輝きが増してくる
(今日は・・星が多いわね・・)
旧道の道筋は今出ている星の天の川に沿うように森を分けて拓けていて
その星の川の先に進んでいっているみたいだった
移動をしているけど
その間に魔法で抵抗されないようにそういう魔力を抑え込む簡易な道具が
縛られている魔法が使えそうな大人の人には付けられているようだった
「 」
この世界では世間一般の人でも簡単な魔法くらいは使える人もいる
リズも財布を盗られて
代わりに腕にそういう妨害縄を括りつけられていた
けど特になにか妨害されているような感じはしない
(まあ私は器具がなくても魔法なんか全然使えませんけどね)
「・・・」
(いや 待てよ・・、)
そう 妨害されているはずなのに
不届きにも使えそうな手ごたえの魔法があった
「(ス・・)」(ポワン)
それは・・リズの唯一使えたあの魔法
あのセミの抜け殻であった
縛られている手元に密かに私が作ったセミをひとつ取り出す
やはりなぜか問題なく使えるこの魔法
正確には使うんじゃなくて もう作ってあるやつを出すだけだからだろうか
ここでリズは思いつく
(おお・・!全然役に立たない魔法なのかと思ったけど
取り置きだから
しっかりこういう時に使える魔法だったのね・・!)
このセミの鳴き虫君を使って
非常時に咄嗟にリズが思い至った事、それは
「(さあ 適当に選んだ抜け殻よ 私の腕の拘束を解くのよ・・!)」
リズの作ったセミの幼虫は例によって前肢が「鎌」のようになっている
だからきっとこの腕の拘束だって断ち切れるはず・・!
が しかし
・・
「カシュ、カシュ・・」
(ええ・・)
セミの幼虫についてる鎌は土を掘り進む用であって
カマキリタイプの鎌のような鋭い感じではなかったのだった
全然かみ合ってないし
セミがちっこいので力も弱くて全然きれていない
しばらくはリズの命令にちゃんと従って
拘束を断ち切ろうとチャレンジしていたセミであったものの、
「あっ・・!」
途中でリズに無断で もう俺はやり切った・・!みたいなアピール仕草を見せた後
「バッ」
セミは一瞬の隙をついて
馬車の窓の隙間から外に逃げるように飛び出していくと
「ザッザッ・・!」
そのまま役目を果たして下の地面に潜っていってしまった
逃げる時だけ超素早い
(ちょっと・・!そんなあ、逃げられた・・!)
・・
命令一回限りで勝手にいなくなって消えてしまったリズのセミの抜け殻
せっかく苦労して作ったのにコスパもめっちゃ悪い
(もう~何なのよ~ 普通はさあ・・、
不遇に見えた魔法だったけど
密かに知恵と機転で生かしてピンチを乗り越えていくものなんじゃないのお~)
「・・・」
もうこの役に立たないセミどもはずっとしまっておこう
そう思ったのだった
・・・・・
・・
(遊んでたんじゃないからね)
使えるにもかかわらず
全然使えなかった寄生魔法で時間を浪費していた後のリズ
((ズズ・・))
「・・・」
馬車が星の見える古い旧街道にそれてしばらくたった後あたりから
リズは抑えていた腕の血流がさらに一段 強くなってきているのを感じていた
(やっぱり 強くなってきてるよね・・?)
血流が強くなって感覚がはっきりしてくると
なんていうかそれは別の馴染みやすい魔力のような
それはやっぱりさっきのこの腕のイヴの力の・・
(あ、そうだ)
リズは右手にぐっと力をいれてみる
「ブチブチ・・」
って音がした
「・・・」
縛られていたリズの拘束の縄が千切れて緩くなっている
(あっ・・いけてしまったね・・・)
魔法は封じられている・・はずなんだけど
この力もここでセミと同じように普通に発動して
腕をみると魔法封じとは関係なく
リズの腕にいつかの装甲のようなものが浮き出して
邪悪な波動を放っていた
こっちの普通の力押しパワーでいけてしまうなんて・・
さっきの私のセミの小細工のくだりってほんと何だったんだ
やっぱり頼れるのって魔法じゃなくて最終的には腕力だったのね
・・・
拘束が解かれていることを山賊たちに知られるといけないので
縄自体はまだ巻かれているように見えるように
見た目の巻き方に細工をするとリズの腕を変化する前の元に戻す
・・・
(さて・・)
あの時相席していたネロは一緒の馬車の中でリズの近くでしくしく泣いている
そのネロのところまで近づいておく
・・
「ふうう・・お腹いたいよう・・・」
ネロは颯爽と一番に山賊たちに魔法を
腕を周りの人と比べてもがっつりグルグルに縛られており
念入りに魔法は封じられていた
小さい体で丸くなってしくしくしている
(よ、弱いうえに情けない・・まあ まだ小さいからね しょうがないよね)
(だけどこの子
たぶんわたしのこと心配して飛び出していっちゃったんだよね・・
魔法にほんとうに自信があったのかもしれないけど・・)
そう思うと少しは ねぎらってあげてもいいかなと思う
しくしくしているネロの小さい体をリズは少し抱き起こすと
(ス・・)
リズはネロのお腹に手をおいて優しくさすってあげる
「リズ・・?」
「いいの 少しこうしておいてあげるから」
「うん・・・」
しばらくリズはネロにそうしていた
・・・
その様子を見て
リズが手を使えていることに気が付いたのか
この馬車で布を運んでいた商人のおじさんが音を立てないように
静かにこっちの方までやってきた
商人のおじさんはリズのところに近づいてくるとヒソヒソ声で
「(お嬢さん、手を使えるならちょっといいかな?
俺のこの胸のポケットの裏地にあるものをだしてほしいんだ
中で少し固定されてるんだ)」
山賊たちに聞こえないように
かなり小さい声のやり取りでリズに話す商人のおじさん
「・・・・」コク
(ゴソ・・)
リズは無言で黙って頷くと
指示されたそのおじさんの胸ポケットに静かに手をいれて
引っかかったそれを引っ張って取り出す
(なにこれ・・緑の木の実・・?みたいな)
「これですか?」
「ああそれだよ その実をただつぶしてほしいんだ でも相当堅いから
どこかにクルミでも割るハンマーかなにかがあればいいんだが」
「・・・・」
それを聞いてリズはその実をスッと右手に移し替えると
おじさんの側からは一応見えないようにまた腕に力をいれる
「バギャ・・!」(シュウ・・)
(・・・・。)
あっさり硬い実が割れてしまった
(っていうか割っちゃってよかったんだろうか 実が粉々なんだけど)
その割れた実から何か風の魔力のような波動を一瞬感じて
すぐなにも感じなくなったのだった
(私って 普通の貴族の令嬢よね・・?)
「・・ハンマーありました」
「え?? そうかい 本当だ割れてる・・
ならいいんだが・・ ありがとうね お嬢さん」
「これは何に使う実なんですか?」
「ああ これはね・・」
そのとき外に山賊の足音が近くなって
「!」
おじさんは少し警戒したようだった
「(・・ごめんね あとで話すから)」
そういって静かに布商人のおじさんは馬車の元の位置にもどっていく
・・・・
足元の暗い道を進んでいた馬車
(( ))
「なんだ・・?ここから道がやけにひらけてやがるな・・」
「・・、この広間から先の道は
足元が急になって折り返しながら上へ登らねばならん
あの山嶺の封石の方じゃ
だがこうも暗くてはこれ以上は・・」
「チッそうか、ならまあちょうどいい おら、ジジイここで停めろ!」
・・
「バン!」
それから少しして山賊たちが馬車の扉を乱暴にあけ放つ
山賊リーダーがドスの利いた声で私たちのいた馬車の人たちに命令する
「今日はもう暗くて馬車はろくに動けねえから この場所で野宿だ
1台目の馬車は丸ごと俺たちが接収してつかう
今のうちに目についた金目のものは全部そこに集めておく
1台目の中のやつらはもう外に放り投げた
今からここの2台目の隙間で寝てろ はいらねえやつは外で寝ろ
拘束は解かない 死んでも知らん
心配なら縛られたまま見張りでもしておくんだな」
「・・いいか?逃げようとか考えるなよ
馬車のやつらは全員出したわけじゃねえ そいつらが人質だ
それに俺の作ったすげえ追跡魔力でお前らの位置は全員マークした
逃げ出して離れたやつがいたらすぐに分かる
その時人質がどうなるかは・・いわせるなよ?」
「ひいい・・」
「な、なんとひどい・・」
山賊たちは念を入れるように乱暴にそういい放つと
2台目の馬車の人たちから脅して絞り出した金目の物を持っていったりしていた
・・・・
しばらくして1台目から放り出された人でごった返してスペースがとれないので
私とネロはすすんで広間に停められた馬車の外に出ることにした
(・・・)
そこは道の途中にあるにしては
異様に広くて平らにならされた面積が多い場所だった
半分は山に侵食されて今は何もない場所だったけど
昔はここに何かがあったのだろうか
「 」
旧道の途中で途切れたように見つけたその広間からは夜の空が見えていて
星の他にもちょうど半月の月が出ており
月の光は半分に欠けていたけど妙に明るかったので
山の夜の虫たちがその月の光に集まって飛んでいたりしていた
馬車の外には他にも見張りの土地勘の強い数人の用心棒のおじさんが出ていた
でもそのおじさんたちも魔封じの拘束をされたままだ
「ちっ・・、あいつら・・結局ただの山賊じゃねえか
すまねえなあ
この街道じゃ賊はでなかったから
うちの馬車は魔物の対策しかしてなかったんだ
魔物なら遠慮はいらないが こう人質を取られるとな・・」
「ご、ごめんなさい・・」
名誉人質1号のネロがうつむいている
「いや いいんだ あいつらはどうでもいいんだが・・
見張りはしないといけねえ
道の途中にこんなに広い場所があったとはなあ・・、
さっきもいったが魔物はでるんだ
あまりこの辺りまでは出ないが
だが今日はやけに空が騒がしい
あれは「星屑の涙」・・ここでも何が起こるかわからねえ
だがここまで縛られた状態じゃあ出くわした時
どうなるか・・まあそのときは山賊共のところになすりつけてやる
魔物の簡単な対策だけはしてあるからな」
・・・・
・・・
その頃
「 」
静まり返った夜の闇の中
メーリス山地の森林地帯の入り口やいたる場所にあった、
縦に突き出た黒い石柱たち
「(ズズ・・ン・・)」
妖しく星の輝く夜空の下で
その一部の石が独りでに倒れたり
山の斜面にあった大きなものは倒れた時に地盤の崩壊を引き起こしていた
「ズズ・・ズズズ・・」
そしてその石たちのいくつかは闇の中の山の街道の一部を塞いでいた
・・・・・
・・・
簡易な焚き火の前に座って休んでいる人たち
だけど今日は星の光が多いせいで明かりが少なくても
視界は少し先が確認できるくらいは確保できていた
もう夜になって だいぶ時間は経っていた
「・・・」
(「星屑の涙」・・前にクリスフォード家の使用人さんが教えてくれた
聖ソウル法典旧暦の大滅の日、
悪魔が目覚めて災厄が訪れる日の現象・・
この夜空の星たちはその原初の災厄でできたって・・)
その時
((ズゴゴゴ・・))
座って地面に触れていたリズの手のひらに
気持ちの悪い地面の振動が伝わっていた
(なに、かしら・・?)
すると遠くで森の大きな木々がメキメキと倒れるような軋んだ音も
夜の闇に混じって微かに聞こえてくる
周りの人もその異様な音に気が付いたようで不安そうな顔をしていた
「なんだ?これは山の地滑りか・・?」
「遠くだな・・」
「ここも危なくないか・・?」
「ここからも念のためすぐに避難はできるようにしておけ」
「・・・」
さっきの用心棒のおじさんの一人がつぶやく
「 「山鳴り」だな・・
山が星に呼ばれてやがる・・
メーリスの山々の古い黒石が震えて何かを抑えつけて覆い隠しているんだ・・
何かが起こる前兆だ・・、
だがこれだけ大きいのは初めてだ・・!」
(・・、前兆・・)
その地鳴りはしばらくすると収まって
また静かになったけど馬車の人たちの不安は募っていく
それを落ち着いて馬車の前で牧師さんが励ましたりしていたけど
人々の不安は拭いきれない
寝転がっている人もいるけど大抵のひとは眠れていないようだった
私も目がさえていた
というのも強くなっているからだ
今度は地面の振動じゃなくて全く別の物
「「 」」
闇の波動が・・リズの右手の肌から感じる魔力
空気にその影の気配が近づいてきている
いつの間にか森には白い霧が若干出ていて 辺りはシン・・として
それまで聞こえていた夜の虫たちの鳴き声が
全く聞こえなくなっていた
・・・
・・
そしてそれからそれほど待たずして
野宿している馬車の少し開けた場所の奥から
何かの音がヒタヒタと近づいてきた
「 」
それはまず最初に
音と共に霧の中の遠くに小さい
それを見つける見張りのおじさん
「おお・・!これはしめた・・!
他の野宿の行商隊かもしれねえ・・!今なら山賊共もあの馬車の中だ
ひそかに応援を頼もう・・!ちょうどこっちに来てるぞ」
「やったぞ・・!」
思いがけない救援に静かに湧き立つおじさん達
「え・・?」
まあでもこれで助かるのならいいのかもしれない
でも・・
(そうかしら・・)
リズはその近づいてくるぼんやりとした明かりの方を見つめる
・・・・
やがて音は近づいてくる
しかしそこから聞こえてくる音は人間の声ではなかった
暗い森の中からその前兆の正体はユラリ・・と姿を現す
「「ギャビイ・・!」」
小型の猿のようで小鬼のような異形の姿
でもそれはけして野生の猿とかそういう類のものではない
「・・・!」
「(魔物・・これが・・?)」
リズは図鑑の本の中でも人が飼いならした使い魔でもなく
実際には初めて見る、
この世界の野生の魔物というもの
ふつうの生態系とは違う
魔力を根源に持つまるで異なる生き物
周りの人もその魔物の存在に気が付き始める
「に、人間じゃねえ・・」
「うわあ・・でやがった 「山岳ゴブリン」だ・・!」
(ザッザッ・・)
出てきた魔物は1匹どころではなかった
最初の1匹が現れた後ぞくぞくと現れていた
全てその山岳ゴブリンという魔物のようだった
「この近辺にこんなに山岳ゴブリンの群れが・・?
わざわざ山地の奥から下ってきたのか・・?ありえねえ
魔物が活性してるって噂は本当だったのか・・!」
「だがもう大滅の日はとっくに過ぎたぞ
まだうろついていたのか
なんでこんな時に・・」
「こうなったら俺たちにできることはそんなにない・・!
とりあえず外にいる連中は 馬車の中へ
戦える男は外に出てくるようにいってくれ
山賊どもに俺たちの拘束を外すように言ってくる
・・今はあいつらに向かってゴブリン共をなすりつける」
そういうと用心棒のおじさんは
ゴブリンたちがぞろぞろと近づいてくる中 山賊のいる馬車に向かっていき
片足で靴を脱ぎ 靴に仕込んでいたなにかを起動させたようだった
そしてそれを山賊のいる馬車に蹴りつける
「ブシュウウウウ!」
・・
馬車に靴がぶつかるとその靴からは煙がでて
少しするとそれに驚いた山賊たちが馬車から飛び出してくる
「!」
そして山岳ゴブリンたちの襲撃にも気が付く
この煙にはモンスターの誘導作用があるみたいで
するとこの馬車にゴブリンたちが
鼻をひくつかせなから
「な、なんじゃこりゃ めったに魔物はでないんじゃなかったのかあ」
迫ってくる魔物たちを見て
だいぶ慌てた様子の山賊たち
「おい 山賊ども、俺たちの拘束を解け ここで死にてえのか!」
「うるせえ!義賊だっていってんだろ!
この誘導煙・・お前らがやったなあ~・・
ちっ、ゴブリンか・・
お前らなんてなあ・・縛られたままゴブリン共に襲われればいいんだ
せっかくいざとなりゃ おとりにできると思ったのによお・・!
それになあ ゴブリン程度、俺達は討伐なんざ余裕なんだよ
かるく討伐した後は お前らも痛い目に合わせてやるからなあ!!」
「お前らはそこで縛られてイモムシみたいにしておとりになって
ゴブリン共に食われてろ!」
「うおおおお!」
山賊たちは腕を縛られたおじさんたちの要求を無視してそう叫ぶと
馬車にあった自分たちの武器の棍棒をもって
寄ってくる山岳ゴブリンたちに威勢よく突撃していった
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